イン・ザ・ハート・オブ・ザ・ヤング(紙ジャケSHM-CD)イン・ザ・ハート・オブ・ザ・ヤング(紙ジャケSHM-CD)
(2009/09/23)
ウィンガー

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やっと、我が愛車の修理が終わって今日帰って来た。
今まで代車を借りて10日間使ってたんだけど、ディーラーの試乗車だったヤツなのでほぼ新品。加速もスムーズで乗り易いし文句の付け様が無いのだけど、それでも自分の車が戻ってくると一番しっくりくるなあ。
その代車期間、車内でCDを聴いて通勤していたけど、今の車の付属しているコンポは重低音がイマイチで、ボリュームを上げてもスッカスカ。コレには参った。次回車購入の際にはコンポも考慮しなきゃイカンなあ。

今週は夜勤週なので、日中こんなに晴れた日も久々だし、我が愛車も戻ってきて少し浮かれた気分(修理費¥14万を考えるとイカれた気分だけど)なので、ちょっと明るめな楽曲を...と思い、今久々にウィンガーの2ndアルバム「IN THE HEART OF THE YOUNG」を聴いている。

デビューアルバムは、当時ホントに散々聴きまくってアルバムジャケのTシャツ買ってボロボロになるまで着続けたくらい(勿論カットTですぜ!)大好きだったので、この2ndアルバムには物凄く期待度が高かったなあ。
で、リリース当日に買って聴いてみたトコ、期待に応えてくれたのが半分で意外な展開だったのが半分という、何とも微妙な評価になってしまった。

まず「RAINBOW IN THE ROSE」「IN THE DAY WE'LL NEVER SEE」「UNDER ONE CONDITION」あたりは、前作からの路線を継承してくれていたので、満足度はかなり高かった。「YOU ARE THE SAINT, I AM THE SINNER」や「IN THE HEART OF THE YOUNG」も悪くない。
しかし、意外な展開だったというのはその後のバンドの命運を決めた楽曲のポップ化で、シングルカットされた「CAN'T GET ENUFF」や「EASY COME EASY GO」は如何にも当時のアリーナロックを象徴する様な楽曲だったし、大ヒットしたバラード「MILES AWAY」も良い曲だけど、大ヒットしたお陰でナイトレンジャーと同じくバラードバンドの印象を与える結果になってしまったし。

当時のBURRN!のインタビューで、収録曲についてレコード会社と散々揉めたという話があったけど、バンド側は「DEMO ANTHOLOGY」に収録されている「NEVER」「ALL I EVER WANTED」の2曲がこのアルバムからオミットされ、代わりにシングルカットされた2曲が収録されたという話は、売れる為に妥協したと思われても仕方ない話だと思う。この一件のお陰で次作があんな風になったのは皮肉な話だと思う。

まあ、今通して聴いてみると悪くはないのだけど、やはりもうちょっとヘヴィな路線で統一されていればバンドの方向性も安定してたのではなかろうか?必ずしも時代の移り変わりだけの問題じゃなかった気もするけどなあ...

「CAN'T GET ENUFF」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=5PnDcjtYGzI&feature=PlayList&p=F78DD23BE6492B4E&playnext_from=PL&playnext=1&index=40

「MILES AWAY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=JMKPQKU61QI

「EASY COME EASY GO」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Xn7rSQCHoKc&feature=related
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Demo AnthologyDemo Anthology
(2007/05/01)
Winger

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今月はセーブしながら...なんて書いておきながらも、先日のポイズンを聴いて以降80'Sメタルばっか聴いており、このアルバムも以前から興味があったのでタワレコのポイントを使って購入。ウィンガーの1st~3rdのデモ音源集「DEMO ANTHOLOGY」。

私は復活作「Ⅳ」を聴いていないので、現在のバンドがどの様な変化を伴ったのかはよく知らないのだけど、このアルバムで聴ける彼等の音はデモ音源という事もあってかなりラフな音であり、その生々しい音がバンドのアグレッシヴ度をかなり高めているので、普通のオリジナルアルバムを聴いてるよりもハードに聴こえるのが面白い。

私的には、やはり思い入れの強い1stアルバムからの楽曲に興味が惹かれるのだけど、「HEADED FOR A HEARTBREAK」のデモだけは以前、キップ・ウィンガーのソロ作のボーナストラックで聴いた事があり、その時にオリジナルも勿論良いけど、デモもなかなかイケるなあ...と感心した覚えがある。
しかしデモといっても、デモにしては気合入り過ぎじゃないの?と思うくらい演奏力はかなりしっかりしており、ここにボー・ヒルがオーヴァープロデュースを重ねると思うと、かなり興味深い。
ライナーノーツでキップ本人が語ってる通り、「WITHOUT THE NIGHT」のデモが存在しないのが非常に残念...凄く良い曲なのに。

ちょっと残念なのが、2ndアルバムの楽曲はギターのリード部が入っていないのでかなりスカスカに聴こえるのがキビしい(特に「UNDER ONE CONDITION」)。まあデモだから、この後にレブ・ビーチがソロを入れたんだろうなあ...と聴くのがベストなのだろう。
3rdアルバムの楽曲に関しては、デモ段階でありながらも十分クオリティは高く、ちょこっと色付け程度で普通にリリース出来るんじゃないの?と思ったくらい。またオリジナル盤には無い曲の出だしがカッコ良かったりと、不発に終わったアルバムは再評価が欲しいところだと思う。

また、当時お蔵入りしてしまった未発表曲が10曲も収録されているのも魅力の1つで、特に2ndアルバム時に話題になった、楽曲差し替えによってオミットされた「NEVER」「ALL I EVER WANTED」の2曲が収録されているのが嬉しい。もし収録されていたら、アルバムの色合いも随分と変わっていたと思うけど、ここで日の目を見たのは非常にありがたい。未発表曲の中では、AORっぽい雰囲気の「SOMEDAY SOMEWAY」と、如何にも当時のメタルっぽい「SKIN TIGHT」が素晴らしい。
これで「ビル&テッドの地獄旅行」のサントラに収録されていた「BATTLE STATION」が入ってたら文句無しだったのだけど、サントラとかの権利関係は結構複雑なんで入れられなかったんだろうなあ...

それにしても全38曲収録、うち未発表曲10曲という大判振る舞いで、バンドの何たるかを知らしめるには十分過ぎる内容かと。ただデモなので、ウィンガーを聴いた事ない人には普通にベスト盤から入るのが良いのかな。

「HEADED FOR A HEARTBREAK」クリップ(私の中ではホント、ベストクリップの1本!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=1knO1Ip9oEg

「MILES AWAY」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JMKPQKU61QI

「WHO'S THE ONE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1jPsU4DkjSs&feature=related

PullPull
(1993/05/18)
Winger

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先日のドッケンにも一時期在籍していたレブ・ビーチの本業(?)バンドでもあるウィンガー。以前デビューアルバムをレビューしたけど、このアルバムは通算3枚目。

まず、このアルバムを最初に聴いた時はかなり驚かされた。前2作の作風から大きく離れて、かなり骨太なサウンドになっていたからだ。キーボードのポール・テイラーがバンドを離れたからといっても、このサウンドの変化は全く想定外で、それでもポップなアルバムなのだろう...と思っていたのだけど、それもあっさり否定されて(笑)結構シリアスなアルバムに仕上がっていた。
だからといって、出来が悪いのかというとそーいう事ではなく完成度は過去2作よりも高い。ただ、いきなり作風を変えて「新作です」と提示されても、それまでバンドを追ってきたリスナーは戸惑いしかないだろう...といった感覚だと思う。前2作を手掛けたボー・ヒルからマイク・シップリーに変わったのも、ゴージャスな音を作る人から装飾を削り取る人の様な印象を受けたし。

そんな訳で、今久しぶりに聴いてみるとエッジの効いたかなりカッコ良いHRなんだけど、発売当時は結構複雑な感覚だった。それでも「IN MY VEINS」や「JUNKYARD DOG」は普通に良い曲だと思っていたし、前2作のバラードが全て好きな私でも今作の「SPELL MY UNDER」「WHO'S THE ONE」にも満足出来た。

単にこの時期のバンドは、様々な変化を受け入れていかなければならない状況だったのだろう。前作から3年経ってるその間にも音楽シーンはグランジ/オルタナティブに席巻されていたし、そんな世界に80年代のバンドがどの様にして生き延びていかなければならないのか?という問題に対しての答えがこのアルバムだった訳で。
結果、残念ながら一時的に解散してしまう訳だけど、この時代に無理にアルバムを作り続ける事を避けたのは賢明だったと思う。
メタリカのビデオで、ジェイムズ・ヘッドフィールドがダートの的にキップ・ウィンガーの写真を貼って「死ね」とかやってる姿を見て、世間的にはそのテの対象となっていたのだろうから、そりゃ幾ら音楽的に良い作品を作っていても「ああ、あのベース持ってクルクル踊りながら歌うルックスの良い人のバンドね」ってな感じで、必ずしもセールスに結び付くとは思わないし。つまり「植えつけられたイメージを払拭するのは大変」だったという事だと思う。
今でこそ冷静に評価出来る作品だけど、私も当時はそのイメージでウィンガーに期待していたのだから何とも皮肉だな...と、今更ながら思っていたりする。

「IN MY VEINS」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=f_1wdxkPXnM

「SPELL MY UNDER」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=n-f_go0KNfg&NR=1

ウィンガー(紙ジャケSHM-CD)ウィンガー(紙ジャケSHM-CD)
(2009/09/23)
ウィンガー

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このアルバムは当時ホントによく聴いたなあ。
当時はバイトに明け暮れていた日々で、結構肉体労働だったので夏は殆どTシャツで仕事していたのだけど、その頃はHR/HM系のアルバムがバカ売れした時代。それに呼応する様に、私の生活もかなり影響されてHR/HM系のTシャツを買い漁っては、バイトに着て行き仕事をしていたモノだ(笑)。このアルバムジャケのTシャツも、染料部分が擦り切れるくらいまで着てました。
今思うと、とても当時の自分が、今の自分と同じ人とは思えないくらいド派手だったなあ...と(爆)。同じ事を今やってみろと言っても絶対に真似出来ないだろうな...と、このアルバムを聴きながらふとそんな事を考えてしまった。

当時、TBSで朝から「MTV HEADBANGERS BALL」が毎日(!)1時間放送していて、それで観た「MADALAINE」のビデオクリップにやられてしまった。
カメラ目線で踊りながらベースを弾くキップ・ウィンガーはそりゃモテるだろうなあ...と、同性の目から見ても思ったし、こうも不精ヒゲが似合うモノか...と真似して伸ばしたら、ただの疲れた人になっちゃう始末(爆)。
ただ、この人の強みはルックスのみならず、アリス・クーパーのバックバンドでの経験を持ち合わせて楽曲も素晴らしく「コレじゃ売れる訳だわ」と。
私はパワーバラードの「HEADED FOR A HEARTBREAK」が大好きで、当時のお好みテープを作る時には必ず入れていたモノだ。当時惚れていた女の子の事も、この曲聴くと思い出してしまう事だし(笑)。

ジミヘンの「PURPLE HAZE」とボーナストラックの「HIGHER AND HIGHER」はそんなに良いとは思わないのだけど、デビューアルバムとしては十分に及第点のアルバムでしょう。

キップ・ウィンガーのソロアルバムのボーナストラックだった「HEADED FOR A HEARTBREAK」のデモヴァージョンも結構良かったので、発売される(された?)デモ集CDも買ってみるかな?