ワン・ライフ、ワン・ソウル(ベスト・オヴ・バラッズ+1)ワン・ライフ、ワン・ソウル(ベスト・オヴ・バラッズ+1)
(2002/01/23)
ゴットハード

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今年はロニー・ジェイムズ・ディオやスリップノットのポール・グレイなど、著名なミュージシャンが次々この世を去っているけど、また一人...しかも不慮の事故というのがホントに悔やんでも悔やみきれない、スイスの国民的バンド・ゴットハードのVoスティーヴ・リーが亡くなってしまった。
ロニーは胃癌で、ポール・グレイはドラッグの過剰摂取とそれぞれに全く違う理由だけど、今回のはスティーヴには全く過失が無いのが悲劇的ではないかと(強いていれば、その場所に運悪くいただけの事)。今頃はスイス全体が悲しみに暮れているのでは。

最近ゴットハードはたまにしか聴いていなかったんで、これを機に少しこの世界観に浸ってみるのも良いかと思い、このアルバム「ONE LIFE ONE SOUL」をチョイス。
ハードなアルバムでこそゴットハードのイメージなんだけど、バラードでもその歌唱力を十分発揮しているし、また彼等のバラードはホントに良い楽曲が揃っているのを改めて実感した。

私がこのニュースを知った翌日、会社の出勤時に「HEAVEN」を聴いて追悼したのだけど、このアルバムの冒頭が正しくこの曲で、彼等のバラードの代名詞と言っても過言ではない名曲。
他にもアルバムのタイトルにもなっている「ONE LIFE ONE SOUL」(今となってはかなり重要なタイトル)、「OPEN」に収録されている「LET IT RAIN」、デビューアルバムに収録されていた「ALL I CARE FOR」、「HOMERUN」収録の「REASON TO LIVE」あたりが特に好きだ。

他にもローリング・ストーンズの「RUBY TUESDAY」、英国のバンド・ホリーズの「HE AIN'T HEAVY」のカヴァー曲や、「D FROSTED」でのアコースティックナンバー4曲、ラストに「HOMERUN」製作時のアウトトラックでハードナンバーの「TIME」で締めるという構成。
でも正直な話、沢山聴けるのは嬉しいけど、全部で18曲はさすがに多い気が。もっと曲数削ってまとめた方が余韻が残って良いと思うけど、それは贅沢というモノか。

しかし、バンドの今後はどうなってしまうのだろう?個人的には、スティーヴ以外の声が全く想像出来ないのでバンド名変えて活動して欲しいと思うのだけど、スティーヴほどのボーカル探すのがホントに大変だろうから、焦らず納得のいく人選をしてもらいたいなと。

「HEAVEN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ID2JLhztCWM&feature=fvst

「LET IT RAIN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tJ-jbHuUAdc&feature=related

「ONE LIFE ONE SOUL」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=011--GqhV7E
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メイド・イン・スイス~ライヴ・イン・チューリッヒ(初回限定盤) [DVD]メイド・イン・スイス~ライヴ・イン・チューリッヒ(初回限定盤) [DVD]
(2006/05/24)
ゴットハード

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なかなか書けなかったのだけど、最近またDVD観直して感動したのでそろそろ書いておこうかと。ゴットハードの2006年発表、DVDプラスCD2枚組である「MADE IN SWITERLAND: LIVE IN ZURICH」を紹介。

買ったのは結構前で、いつぞやのネットショップの閉店セールにて新品を半額以下で購入。店頭で見掛けてはずっと欲しいと思ってたけど、金額の高さがネックでDVD単品版もあるのだけど、マニア心を擽るのはやはりCD2枚付いてる方でしょう。
しかし仮に店頭で買っていても、このジャケットをレジに持っていくのは如何なモノかと?(笑)まだ人じゃないから良いとして(人ならまず発売されないって!)女性ファンは絶対に躊躇すると思うなあ。

それはともかく、このライブはバンドの8枚目の作品「LIPSERVICE」発表後の地元ライブの模様を収めたモノで、さすが地元だけあってノリが良い...というより、日本との温度差が確実に分かるDVDで、まず観客の入りがハンパない。日本じゃ絶対にこの動員数は無理ではないかと。

肝心のライブの方は、この時点で既に8枚のオリジナルアルバムを発表しているだけあって、実に安定したパフォーマンスで安心して聴いていられる。やはりスティーヴ・リーの歌唱に耳が反応してしまうけど、ライブのラストまで声が出ているのは良いボーカリストの証明ではないかと。バックの演奏陣の動きも実にライブならではの激しさで、ホントに良いバンドだなあと感じさせてくれる。

選曲も実に上手いバランスでチョイスされており、欲をいうとキリがないけどかなりベストな内容だと思う。私的には「MOUNTAIN MAMA」「LET IT BE」「ONE LIFE ONE SOUL」「SISTER MOON」「MIGHTY QUINN」が入ってるのがツボだった。逆に「HUSH」や「IMMIGRANT SONG」みたいなカヴァー曲は入れないで、オリジナル数曲入れた方が良いかな、と。十分、オリジナルで勝負出来るバンドなんだから。
オマケに「ANYTIME、ANYWAY」「LIFT U UP」「DREAM ON」の3曲のクリップ付き。なかなかバンドのPV観られないからこうして入れてくれるのは嬉しい。

しかし、ホントに優れたライブバンドだと知らしめてくれる好作品。ちょっと値段が高いのがネックだけど、CDに拘らなければDVDだけでも十分観る価値はあると思う。

「LET IT BE」
http://www.youtube.com/watch?v=hz1oEyceeg8

「MOUNTAIN MAMA」
http://www.youtube.com/watch?v=mqW8p5EnwEA

GG
(2002/04/29)
Gotthard

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久々にCD屋でチェックしていたら、最近やたらと多い新品格安セールにまた遭遇してしまった。何と運の良い..(笑)。
で、そこでは輸入盤1枚¥300、5枚で¥1000という事なので血が騒いだのだけど、残念ながら大したモノは発見出来ず、後はもう既に持っていたりするモノ(マリリオンの「AFRAID OF SUNLIGHT」なんかが置いてあった!)だったりで諦めかけたその時、このアルバムを発見。
以前、umeさん某音さん御2人共このバンドでの最高傑作はこのアルバム...というのを思い出し、ホントは国内盤を...と思ったけどまあ¥300だし、レーベルが変わったから国内盤は廃盤なハズだし、中古で探していたけど全く見つからないし...という事で見事捕獲(後で調べたら、アマゾンでは国内盤がまだ売ってる事が判明)。

で、早速聴いてみたけど、なるほど、この完成度は並ではないですね。メロディアスなHRという基本的な路線は今でも変わっていないけど、この頃の方が若干ブルージーなスタイルで、スティーヴ・リーの歌唱もデヴィッド・カヴァデールにそっくりな雰囲気もあって、最高傑作に挙げる理由が直ぐに分かりましたよ。

楽曲も最近のアルバムみたいによりメロディアスにならず、エッジを強調させた古き良きHRというスタイルで好感が持てるし、何よりこのアルバムのギターの音が最高に良い。「MOVIN' ON」や「LAY DOWN THE LAW」のイントロのリフなんて最高だし、「HOLE IN LINE」や「RIDE ON」あたりではハモンドの音が異様にカッコイイし、相変わらずスティーヴ・リーの歌の上手さが光るバラードの「LET IT BE」「FATHER IS THAT ENOUGH?」「ONE LIFE, ONE SOUL」なんかも絶品。

このオーソドックスなスタイルとプレイが上手くブレンドされた楽曲が全部聴き終わった後、FMやサンダーといったやはり歌を聴かせるバンドを思い出させた。ホントに素晴らしいアルバムで、暫くはヘヴィローテーション決定っす。¥300で手に入れた私はガチで幸せ者ですな。

「LET IT BE」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=oMFiZOnyUqc

「SISTER MOON」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=xKwtFtXyz60

ドミノ・エフェクトドミノ・エフェクト
(2007/06/06)
ゴットハード

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最近はレトロな作品ばかりレビューしてたので、ホントに久々の新譜感想ですね(苦笑)。
某音さんとumeさん、お2人から既に前評判の高かった、バンド名を訳するとかなりエロい(笑)ゴットハードの新作「DOMINO EFFECT」。CD屋4件目にして、やっと手に入れました。

前評判も高い、しかも地元スイスでは国民的英雄(な彼等のバンド名って、やはり皆で連呼するのだろうか?/爆)なのに、何で我が国ではこんなに知名度が低いのか?レコード会社のプッシュが足りない??それにしても、CD屋に新譜がロクに置いていないというのはちょっと問題ではなかろうか?

ともかく、アルバム2周聴いての感想。やはり前評判の完成度の高さは本当だった、と。
BURRN!のレビュー通り「最高傑作」というワケではないけど、以前レビューした「HUMAN ZOO」よりもエッジさとへヴィさが増した感覚が、如何にも「HRを聴いてる」と感じるアルバムだと思う。

楽曲に関しては、曲順番に一捻り欲しかったな。正直「MASTER OF ILLUSION」も良いんだけど、私的にはもっとガツンと来る楽曲が掴みとして欲しかったかな?疾走感のある激しい「NOW」とかボーナス曲である「SUPERMAN」(何故にボーナス扱いなんだ?この曲が??)、タイトル曲でもある「DOMINO EFFECT」あたりで始まると印象がかなり変わると思うんだけどなあ...
演奏に関しては、もう言うことはないくらい安定していて、Voもいつも通りの素晴らしい歌唱を披露してくれてるので、全く文句はないし。

お気に入りは、殆ど魅力的なんだけど強いていえば「THE CALL」。この泣きの哀愁路線は良いですねー。またタイプの違うバラードの「TOMMOROW'S JUST BEGUN」も素晴らしい。この2曲だけでご飯三杯行けますぜ!

しかし、全体を聴いて改めて感じたのはホントに良い曲を書いてるという事。ここ日本では、もう長年活動しているのにも関わらず殆ど報われていないので、コレでブレイク果たしてもっと盛り上がってもらいたいなあ。

ヒューマン・ズーヒューマン・ズー
(2003/03/21)
ゴットハード

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先日のCOCCOの欄にも書いたけど、近所のTHUTAYAで新品CD¥980セールが未だに続いているので(笑)性懲りもなく、また2枚ほど仕入れてきた。
今日はそのウチの1枚、GOTTHARDの「HUMAN ZOO」を紹介。

GOTTHARDは「DIAL HARD」が注目されていた頃に知って、買って聴いたら好みの音なんだけどジャケが変だよなあ...とか、歌が上手いんだけど全体的に地味だよなあ...とか、余計なトコばかりが目に点いてしまい、肝心の音楽をじっくり腰を据えて聴く事がなかった様な気がする。
で、先日のBAD HABITのコメントでumeさんが語ってたのを思い出し、久々に聴いてみたくなったトコにこの激安盤を見つけてしまったので、コレ幸い...と(笑)。

「DIAL HARD」の頃に比べると大分落ち着いた雰囲気になって、アコースティックの音を効果的に使ってるので随分と爽やかな感じになったというのが第一印象。この路線、なるほど確かにBAD HABITの雰囲気に似ている。
それと、やっぱココのVoのスティーヴ・リーは上手い!ブルージーな雰囲気の曲にはピッタリの声質だと思うし、アンプラグドでも感動的に歌える人だと思う。
楽曲は、アーシーな雰囲気の「WHAT I LIKE」、感動的なバラード「STILL I BELONG TO YOU」「WHAT CAN I DO」、ブルージーな 「NO TOMORROW」、 爽快感が心地良い「WHERE I BELONG」 などがお気に入り。アルバム全体のバランスも物凄く良い。今更だけど、ライブが物凄く観たいぞ!

しかし、不覚だ。こんなに良いバンドだったと今まで見抜けなかったとは...まだまだ修行が足りんな(←何の?)。