All Those Wasted YearsAll Those Wasted Years
(2001/06/12)
Hanoi Rocks

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何となく思い出した事だけど、数あるライブ盤の中で一番大好きなライブ盤は?と聞かれると、私は間違いなくこのライブ盤を上げる。

ハノイ・ロックスはリアルタイムで聴いた訳ではなく、ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズが好きなバンドとして彼等の名前を出していたのを聞いて、それなら聴いてみようか?と思い聴いたのだけど、コレが見事にツボ直撃(確か、この時期にCD再発やらマイケル・モンローの2ndソロが発売されて再評価の気運が高まったと思う)。

グラマラスなんだけど何処かチープ感が漂うルックス、音もスカスカでチープ、だけど何処か惹き付ける魅力があった。
何でだろう?と思ってた時に、このライブビデオを観て確信した。彼等は本気でロックしていた。マイケル・モンローが派手派手しいケバい格好したって、アンディ・マッコイがどんなにダサいスタイルでプレイしようともそんな事はどーでも良い。それがホントにカッコイイのだ!
ポイズンのお陰で、化粧してるバンドはポーザーに括られるイメージが多いのに、ハノイだけは何故かそんなに叩かれていないのも不思議に思ったモノだけど、このライブビデオを観て”なるほど”と納得したモノだ。

このビデオの冒頭で、ベンチャーズの「パイプライン」で夜のチャイナ街を闊歩するメンバーがめちゃくちゃカッコ良く、そこに間髪入れずマイケル・モンローのカウントで「オリエンタル・ビート」が始まるトコが、本当に心底痺れまくり。
またこのビデオの観客の荒れっぷりが最高で、曲なんか聴いてないでシャウトしまくりのバカとか(笑)いや実に爽快。このライブ会場に居たら絶対にこのバカの一人になってると思う(爆)。
日本だと会場でバカになってるヤツなんて匆々見られないし(大体は周りの目を気にして声も上げられない人が多い?)ホントに「これぞライブ!」と言わしめるモノだと思う。最後は観客がステージに傾れ込んで終了だし。
スタジオ盤の音に比べると、このライブ盤の方がよりアグレッシブでバンドの本質が浮き彫りにされているのがまた最高。このライブビデオ観る度に、ホントにこの時代のライブを観たかった...と切に思う。

CDも聴き過ぎてボロボロなのでそろそろ買い直したいトコなのだけど、このライブ盤に関してはリマスターは不要。だって、この荒々しい音に綺麗な音なんて望んでないし!
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ラプンツェルラプンツェル
(2000/06/14)
Cocco

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今日は、このブログで初の邦楽。
何でこの人の曲を聴こうと思ったのか、未だにはっきり覚えていないんだけど(汗)覚えてるのは、このCDが初めてCoccoを聴いたアルバムだったって事。
そして、見事に心を奪われてしまった事。それは後追いでアルバム全部聴いてもこのアルバムが一番素晴らしいと今でも思っている。

それにしても、女性の感情主体で歌われる歌詞なのに何でこの人の曲に惹かれるんだろう?そして、何でこんなにも魅力的なんだろうか?

Coccoの歌唱も素晴らしく、演奏もそこらのハードロックバンドよりも重々しくてHM/HR好きの私には好みの音だし。
ただそれ以上に思う事は、歌詞の所々に「痛み」を感じさせる言葉が多い事。誰もが心に一度は負った事のある「苦悩」や「傷」を想起させる言葉が多い。
この人の歌詞って、ホントに感受性が強くなくちゃ普通は書けないんじゃないかな?そこなのかな?惹かれる理由って。

童謡っぽい楽曲がアルバムに1曲は必ず入ってるのだけど、歌詞だけ取り出すと結構残酷だったり、驚かされる表現を使っていたりと一筋縄ではいかないトコも面白い。

残念ながら、この「ヘヴィな音像にキワどい歌詞」的なアプローチはこのアルバム以降成りを潜めてしまうのだけど(それでも相変わらずアルバムのクオリティは高いけど)もう一度くらい、このアプローチでアルバム作ってくれないかな?と思うけど、本人にとっては過ぎた事だから、もうやらないんだろうなあ...

Paradise LostParadise Lost
(2005/10/17)
Paradise Lost

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今年も残り2ヶ月弱、晩秋のこの時期になると何故か聴きたくなるバンド(笑)それがパラダイス・ロスト。言うまでもなく、ゴシックメタルの雄。このちょっと肌寒くなりかけの時期にピッタリの音楽だと私は思っている。

ゴシックの独特の暗さが結構好きだったりするのだけど、いわゆるヴィジュアル系のやってるゴシックはそんなに好きではなかったりする(某音さんゴメンなさい/詫)。ヴィジュアル系のそれは、私には独特の暗さが足りなくて物足りなく感じてしまうのだ。

パラダイス・ロストの最高傑作と謳われる「ドラコニアン・タイムス」も、私にとっては中途半端な暗さで「ゴシックといっても、そんなに絶望的な暗さではないし、この程度ならアリス・イン・チェインズの方がよっぽど絶望的じゃないか?」と思った時期もあった。
この最新作のアルバムでも、終始「中途半端な暗さ」と捉えられても仕方のない作りなのだけど、「ドラコニアン・タイムス」との決定的な違いはそれまで辿ってきた経緯にある。
「ドラコニアン・タイムス」以前はゴシック一辺倒でアルバムを作ってきたのに対し(1stは殆どデスメタルだけど)、このアルバム以前には音楽的変化があって「ホスト」というアルバムで私は完全にこのバンドを見放していたので、このアルバムで以前のゴシック色を取り戻した事には大いに歓迎した。

音も以前と比べてヘヴィーなだけではなく、「ヘヴィーな音でなくとも暗さを表現出来る音」を確立した様な感じで好感が持てる。この路線なら次作も期待したいトコなんだけど、「ホスト」の二の舞いだけはゴメンだな(苦笑)。

Earth Vs. the WildheartsEarth Vs. the Wildhearts
(1994/02/22)
The Wildhearts

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今月初旬にジンジャーのソロ?新しいバンド??の来日公演があった。
今年出たソロ名義のアルバムに伴うツアー...との事だったらしいけど、今までワイルドハーツの存在を知ってからのライブは欠かさず観てた(フェス形式は除く)のに、何故かピンと来ないし、不透明な活動が続いているな...と感じてる。そんな感じなので、それまでは大好きなバンドだったのにだんだん興味が薄れていってしまったのだ。

そもそもワイルドハーツは現在どーなってるのだろうか?もう存在してない?それとも休業中??
今まで何度も解散騒動を起こしているので(笑)ジンジャーが活動する時がワイルドハーツの復活なんだろうけど、シルバージンジャー5や今回のソニックサーカス、またYAHOOのニュース欄でまた新たなバンドをやるみたいだし(今度はベース&B.Voだとの事)一体何がしたいの?と聞きたいくらいだ。

ワイルドハーツを初めて知ったのは実はこのアルバムじゃないのだけど、このアルバムがワイルドハーツとして一番良かった時期ではないであろうか?とにかく全体的に流れが凄くスムーズで、アッと言う間に聴き終ってしまうのだ。特に「MY BABY IS A HEADFUCK」~「SUCKERPUNCH」の流れが大好きで、ホントに何度聴いたか判らないくらいハマった。
ザクザクしたリフなのにメロディアス、ポップな雰囲気なのに音はヘヴィー。当時、ありそうでなかったバンドで、ホントに大好きだったな。

余りライブでも演奏されていない曲「LOVESHIT」「THE MILES AWAY GIRL」なんかも秀逸で、ライブで演奏してほしい曲も多い(それはこのアルバムだけに限った事ではないけど)。

...しかし、エアロスミスじゃないんだからライブアルバムでお茶を濁さないでワイルドハーツ名義で新作作ってくれないかな?それで、この頃のクオリティに戻ってくれれば文句なしなんだけど...

パープル・レイン(紙ジャケ SHM-CD)パープル・レイン(紙ジャケ SHM-CD)
(2009/07/15)
プリンス&ザ・レヴォリューション

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プリンスのアルバムは多数あれど、何のアルバムが好みか?と問われると、人によって様々な意見が分かれると思う。
知っての通り、このアルバムがプリンスの歴史の中で最も商業的に良かったアルバムで、同時にヒットしただけあってプリンスを聴いた事がない初心者にはうってつけのアルバムだとも言える(私的な最高傑作は、また別のアルバムだけど)

私はこのアルバムでプリンスを初めて聴いたのだけど、最初は「気色悪い」(笑)。当時ベストヒットUSAで、「ビートに抱かれて」(この邦題は、原題と全く関係ないけど楽曲のイメージには合ってると思う)のビデオクリップを観た時のインパクトはかなり絶大。花の散りばめられたバスタブから、プリンスが全裸で上がってくるのには気色悪い以外、何モノでもないでしょ?

でも、次のシングル「LET'S GO CRAZY」のノリの良さ、そしてアルバムのエンディング「PURPLE RAIN」の素晴らしいバラードで、プリンスの外見はともかく(笑)ミュージシャンとしては最高の部類だって事は初心者の私でも十分に判った。
当時はマイケル・ジャクソンが天下を取っていた時代だったけど、プリンスは同じ時代に出て来てもマイケルとは音楽に対するアプローチが全く違うトコも新鮮で良かった。それは、この後のアルバムでも十分に証明されている。

まだプリンスが無名だった頃に、ミック・ジャガーに才能を見出されてストーンズのオープニングに使われたのだけど、ストーンズファンからはかなり毛嫌いされてステージに物投げ付けられて酷い有り様だったらしい。今のプリンスからは想像付かないけど、当時からあんなパフォーマンスやってたんだから観客の言い分も判るな(笑)。

映画も観て、それまでのプリンスの半自伝的内容は判るんだけど、それよりも脇役のレヴォリューションのメンツがまた良い味だしてる。ウェンディ&リサもカッコイイんだけど、この頃にシーラ・Eがいたらもっと良かったんだけどな。

ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド(紙ジャケット仕様)ウェルカム・トゥ・ザ・リアル・ワールド(紙ジャケット仕様)
(2009/08/05)
MR.ミスター

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「BROKEN WINGS」がいきなり当時のチャートに駆け上がってきて、最終的にはNo.1取ったのかな?知らない名前のバンドがこんなにあっさり取っちゃって、このバンド何者だ?と思い、聴いてみると切なさ炸裂の曲で『こりゃ売れる訳だわ!』と納得。
後からマイケル”ヤキソバン(古いっ!)”富岡とセーラがVJやってたMTVでモノクロのビデオクリップ観て、ルックスも良い事が判明。『そりゃ売れる訳だわ!』とまたまた納得。
その後、アルバムを聴いてどの曲もシングルカット出来るクオリティに舌を巻き『売れなきゃおかしい訳だわ!』と確信に変わった。

調べてみると、元々メンバー全員がセッションミュージシャン出身なので演奏は門題無し。また当時の噂話で、モトリー・クルーの1stアルバム製作時にヴィンス・ニールの影武者でこのMR.ミスターのリチャード・ペイジがボーカルを務めた...という噂があるけど真相は不明。でも、このアルバム聴く限りではヴィンスの声質とは全然違うんだけどなぁ...

このアルバムのお気に入りは全部!と言いたいトコだけど「UNIFORM OF YOUTH」の派手派手しい音や「TANGENT TEARS」の変拍子とかもカッコイイ。
今思った事だけど、当時のアルバムって曲数少なかったけど楽曲が絞れて集中して聴けたのは良かったな。今の曲数って多くて最後まで集中して聴けなかったりするモノで...

このアルバムの大ヒットのお陰で次作も多いに期待したのだけど、この後の話は次作を語る時に取っておこう。

OnceOnce
(2006/06/22)
Nightwish

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このアルバムを最初に聴いた時は「こんなのアリ?」ってな具合で驚かされた。
だってオペラですよ。バックの演奏はモロにメタルだけど、ボーカルがオペラ。しかも演奏はかなりドラマティックでシンフォニックだし。そこらへんのメロスピを聴くならコレの方が私は好みかも?

オペラ的歌唱はずっと聴くには結構キビしかったりするけど、この「ONCE」に関してはナイトウィッシュの全アルバムの中ではオペラ的歌唱は押さえられている感じがする。そして、全アルバムの中でダントツに大好きなアルバムでもある。
よりドラマティックに、より演奏に聴かせドコが多くなり(ギターのザック・ワイルド化が良い!)よりメロディアスという文句なしの名盤だと思う。

「YOU TUBE」にこのアルバムからのライブ映像がアップされていたので観てみたけど、よりアグレッシブな演奏でメタル寄りだったのも良かったな。

私的には「DARK CHEST OF WONDERS」「WISH HAD AN ANGEL」「NEMO」「PLANET HELL」「GHOST LOVE SCORE」が最高。それに「LIVE TO TELL THE TALE」がボーナストラック...って一体何なんだ?(笑)
ジャケットも秀逸。でも国内盤の淡い色使いよりも、輸入盤の濃い色使いの方が好きなので、ジャケットの為だけに輸入盤も買おうかな?と思ってる始末...(下の画像は輸入盤のモノ)

ボーカルのターヤが脱退(解雇?)してしまったので、ターヤ在籍時最後のスタジオアルバムになってしまい「ターヤに代わるボーカルを探すつもりはない」とバンド側は言うけど、新ボーカルがこのアルバムから歌う時にはどーするのだろう?アレンジを変える?男性なのか女性なのかまだ分からないけど、間違いなくこのクオリティを超える事はまず不可能だと思う。ターヤだからこそ、ここまでの名盤を作れたと思ってるので、新ボーカルが入った時点で既にナイトウィッシュの音楽性も変わってくるんじゃないかな?
でも、これだけの名盤を作った後の作品なので期待して待っていたいと思う。

ワンス・ビトゥンワンス・ビトゥン
(2005/10/26)
グレイト・ホワイト

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またまた”1987”年作品(笑)...いやホントに、狙った訳じゃないのでご了承を。

...しかし、もうそんなに経つんだ?ホントに時の流れは早いなぁ。
私がグレイト・ホワイトを知ったのは次のアルバム「...TWICE SHY」からで、この「ONCE BITTEN」は後から聴いたモノだけど、こっちの方が若干メタル寄りかな、と。

とは言っても、それまでLAメタルの派手×2しい音ばかりの中でこのバンドの位置づけってどんなモノだったのだろう?どー考えても、他のLAメタルの連中よりもアダルトな雰囲気が漂う楽曲だったし、メタルバンドというよりはロックバンドのの方じゃないの?と思ってたくらいだし。

それに、ジャック・ラッセルの歌唱力には驚かされた。キンキン声ではない、甘いハイトーンの声はホントに凄いと思う。それは後に来日公演を観て確信しましたね。
あとマーク・ケンドールのギターもツボを押さえたプレイで、弾き倒すトコがガンガン弾くのがカッコ良かった。

私がこのアルバムに思い入れがあるのは、「ROCK ME」と「LADY RED LIGHT」、そして「SAVE YOUR LOVE」の3曲。一般的には「ROCK ME」なんでしょうが、私は「LADY RED LIGHT」の方が大好きですね。アルバム冒頭でいきなりハイライトかよっ!?ってな具合で(笑)。

しかし、このバンドはライブが感動的だったのでまた観たいライブの一つなんだけど、さすがにもう日本は無理かな?アンプラグドとか目の前で観たら普通に凄そうだよなぁ...

モトリー・クルー(紙ジャケット仕様)モトリー・クルー(紙ジャケット仕様)
(2005/10/26)
モトリー・クルー

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何なんだろう?このアルバム聴く時って、いつもこんな感じで手にする事が多い。
発売当時は忘れもしない、約5年振り、そしてヴィンス・ニール解雇後初のアルバムとして非常に注目したアルバムだったけど、一通り聴いた感想は正に「期待外し」の一言。

このアルバムを聴くにあたり、ちゃんと予習でザ・スクリームのアルバムも聴いていて、その音が結構好みだったので(「OUTRAW」や「FATHER,MOTHER,SON」なんか大好きだった)「あ、この路線ならモトリーと合うかも?」と期待していたのだけど、実際届いた音はかなりヘヴィで時代に沿った音作りだったので、よく大物バンドにありがちな「寄り道」かな?と、当時は思ったな。

しかし、その後のライブのレビューとかを読むと、そのジョン・コラビが「全然歌えていない」という酷評が...この当時のライブには行かなかったので詳細は分からないけど、こりゃ致命傷でしょ?しかし今聴くと、CDで聴く限りは普通に歌えてたりするんだよね。

結局、メンバーチェンジで音楽性まで変えたのがこのアルバムの不運だと思う。ニッキー・シックスも認めてる通り「モトリー名義で出すべきじゃなかった」と発言してるけど、ホントにそう思う。何せ、あの「Dr.Feelgood」の後にこれじゃあ...

でも、今では一番よく聴くアルバムになってしまったのは皮肉な話(笑)。「HOOLIGAN'S HOLIDAY」は当時から好きだったけど、他にも「POWER TO THE MUSIC」「UNCLE JACK」「POISON APPLE」とか今聴くと普通にカッコイイ。

要は、このアルバムって「世に出るのが早過ぎたアルバム」だった...って事なんでしょう。Voをヴィンス・ニールで再録音したらどんな感じになるのか聴いてみたい気がするアルバムでもあるなあ。

ワン・ウェイ・ホームワン・ウェイ・ホーム
(1988/07/21)
フーターズ

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あらら、このCDもまた”1987”だったのかー!?(爆)

先日、YOU TUBEであれこれ検索してチェックしてたトコ、このバンドの観た事ないビデオクリップ「Karla With a K」を発見して、観ていたら久々に「良いバンドだったな」と感慨深くなってしまい、アルバムを引っぱり出して久々に聴いてしまった。そして、その思いは今でも全く変わらない。

フーターズのエリック・バジリアンとロブ・ハイマンが、シンディ・ローパーの「TIME AFTER TIME」の作曲者だと知って興味を持ち、そしてラジオでたまたま掛かってた「JOHNNY B」の何処か物悲しいメロディで惹き付けられて、CD屋でモノクロのジャケット写真を目にした時に曲とイメージが合っていたので、買って聴いてみたら全曲イメージそのまんま...というのが最初の出会いでした。

当時はモノ凄い勢いの人気で、当時のライブビデオの冒頭で、シアトルでのライブのチケットが2分でソールドアウト(!!)という驚異的な売れ行きを見せたとか、かのライブエイドでアメリカ側ステージのオープニングを務めたとか、華々しい活躍してたこの頃がフーターズの絶頂期だったと思う。

今まで出した4枚のスタジオアルバムの内、私の中では文句なしの1枚だと思う。残りのアルバムもそれぞれに良い感じなんだけど、このアルバムの泥臭い土着的な音と楽曲のセンスにはちょっと及ばないかな?と思ってたりする。

前作の「AND WE DANCE」のビデオクリップのエンディングにある様に、ロブとエリックがフーター(ピアニカ)とマンドリンを高らかに奏でるシーンを観て、当時は「アメリカの田舎街に行ってみたい」と本気で思ったりもしたモノだ(笑)。

そーいや、そろそろリマスターでアルバム再発してくれないかなー?もう私のCDは聴き過ぎてボロボロなモノなので...(何せ、CDが¥3200の時代のモノだし...)

ソー・ロング、アストリアソー・ロング、アストリア
(2003/10/22)
アタリス

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こうして今までの挙げたミュージシャンを見直すと、その殆どが80~90年代のモノばかり。今世紀に入ってからのミュージシャンを一つも挙げていない...しかも、アメリカのバンドを一つも挙げていない(笑)。

そんな訳で、今世紀に入ってからのアメリカのミュージシャンを挙げてみた。アタリスのメジャーデビュー盤「SO LONG, ASTORIA」。
このアルバムは、地元のタワーレコードの視聴コーナーに入ってたの聴いてみたのがきっかけだったんだけど、これも一聴して惚れてしまったCDの一つ。

帯には「オフスプリングスの後輩、ゼブラヘッドの兄貴分!?」と書かれてるけど、この2つのバンドとは余り関係ない感じで、ブライアン・アダムスあたりの何処か懐かしい雰囲気な曲調のメロコアバンドだと思う。
歌詞の内容も昔の青春映画に出て来そうな雰囲気だし、かなりの私好み。この年のベストアルバムに数えられる1枚である事には間違いない。

お気に入りは「MY REPLY」「IN THIS DIARY」「THE SADDEST SONG」。何処か切ない雰囲気を醸し出してるのが、他のバンドには無い、このバンドの良いトコだと思う。
それと80'Sファンには堪らない、元イーグルスのドン・ヘンリーの曲「THE BOYS OF SUMMER」のカヴァーが秀逸。オリジナルも勿論大好きだけど、このカヴァーもほど良い早さと激しさで聴かせてくれる。

そろそろ新作の話が聞こえてきて良い頃なのだけど、メンバーが何人か離脱したり、バンド名を改名するかも知れないという話があったりと、余り良い近況ではないけど、逆境をバネにしてこのアルバムを超えるモノを作って欲しいと願う。

BubblegunBubblegun
(1999/02/09)
The Merrymakers

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この時期になると聴きたくなるアルバムでもある、メリーメーカーズ。私の友人からのお薦めを受けたのはかなり前になるけど、軽い気持ちで聴いたらコレが私のツボ直撃の音楽性で、一度聴いただけでお気に入りのアルバムとなってしまった。

このメリーメーカーズ、出身は北欧スウェーデンからで宣伝文句が「北極圏のジェリーフィッシュ」(大笑)。しかもプロデューサーが元ジェリーフィッシュのアンディ・スターマー。そりゃ、ツボ直撃な訳ですよ!

1stアルバムの方は、あからさまに元ネタが分かる楽曲が多いのでちょっとクオリティが...と思わせるけど、既にこの時点で方向性がはっきりしていたので、2ndに本家が加わった事により格段にスケールアップした良い例だと思う。

でも、あからさまに本家テイストが入ってるのは、曲作りにも参加した「APRIL'S FOOL」「SAD」のみで、他の曲は余り本家に近いとは思わない。表現的にはスマートなポップソング...ってな感じだろうか?北欧ならではの、何処か爽やかな雰囲気が漂っていて、もしかしたら装飾過多の本家よりもこっちの方が好きな人も多いかも?

残念ながらこのアルバムの後、ポール・マッカートニーのトリビュート盤に参加した後(曲は「NO MORE LONELY NIGHT」)奇しくも本家と同じく2ndで消えてしまった模様。解散した...とも何とも聞いてないんで、もしもまだ存在してるのなら早いトコアルバム作ってくれよ...と願いたいなあ。

因みに、ジャケット写真は東京の地下鉄で撮影されたモノ(赤坂あたり?)。ちょっとサイバーな雰囲気で結構カッコイイ。しかし、何で外国人の人が日本を撮るとこんなにカッコ良くなるのだろうか?

焔
(2009/12/23)
U2

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U2自体、暫く聴いてなかったなー。私的には90年以降のU2はちょっと抵抗があって(新作の「HOW TO DISMANTLE AN ATOMIC BOMB」は例外)U2というと80年代の、まだボーノが主義主張を声高らかに歌っていた頃が一番好きなのだけど、中でもこの「THE UNFORGETTABLE FIRE」あたりからスケールが大きくなってきて、徐々に音楽性も変わっていった様に思う。

前作の「WAR」や次作の「THE JOSHUA TREE」の方がアルバム全体としてのコンセプトが明確なので好きなのだけど、このアルバムには「A SORT OF HOMECOMING」や「PRIDE」「BAD」などの大好きな曲が多いので、このアルバムも外せない。

元々、私がU2好きだった理由はメッセージ性の強い歌詞にあって、青臭い主張にも感じられる部分もあるけれど、ボーノの力一杯歌い上げる姿勢や真面目な主張には大いに感銘を受けた。
だけど、それが「THE JOSHUA TREE」の成功によって徐々に失ってしまった感があって、90年代に関してはほぼ無視してしまう事に...(ボーノがライブで筋肉の絵が付いたシャツ着たり、悪魔の格好したりして『何でこんな事やってんだ?』と、何だか悲しくなったりもした)そー考えると、「LOAD」以降のメタリカに近いモノを感じるかな?

でも、この80年代のU2に関しては、この時代の彼等にしか出来なかった事をやっていた事実を評価したいと思う。またこの頃に戻ってもらいたいけど...さすがに無理だよなあ...

あ、そーいえばこの3日間ってアイルランド特集か?(笑)

ワイルド・フロンティアワイルド・フロンティア
(2002/10/30)
ゲイリー・ムーア

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昨夜はシン・リジィだったので、その続きといっては何だけど、今日はそのリジィにも在籍していたゲイリー・ムーアのアルバム「ワイルド・フロンティア」をチョイス。

間違いなく、私の中でゲイリー・ムーアの最高傑作。それまで彼が辿って来た道のりを総括した音楽性で、自身の故郷であるケルティックなサウンドを強く想起させるサウンドは、どのアルバムよりも魅力的だと思う。

このアルバムでは、やはり「THE LONER」が特出すべき点でしょう。元々はジェフ・ベックの為に書かれた曲らしいけど、ゲイリーならではの感情的なプレイがあってこその曲であると思う。コージー・パウエルのソロにも収録されていて、アレはアレで良いんだけど『感情的』という点では、間違いなくゲイリーverの方が上でしょう。

ここまでの名盤になったのは、色んなトコで書かれてる盟友フィル・ライノットの死にかなり影響されたというのは、まず間違いない事実でしょう。典型的なロッカーとしての生き様を体感したフィルと、真面目で職人気質なゲイリーが友人同士というのも面白いけど、彼等が競演した楽曲には力があるというか魅力があった(私的には「MILITARY MAN」なんかが、その典型的だと思う)。

殆どの曲が大好きなんだけど、よくumeさんともネタにしている「FRIDAY ON MY MIND」の妙な明るさだけはどーも好きになれない。正直、この曲が収録されてなかったら、間違いなく私にとって文句なしの100点満点のアルバム。ホントに惜しい...

しかし、先日のホワイトスネイクの「1987」といい、ホントにこの時代のアルバムは傑作が多かったよなあ...

BBC Radio One Live in ConcertBBC Radio One Live in Concert
(1994/11/29)
Thin Lizzy

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シン・リジィのアルバムは、沢山ありすぎてどれをチョイスしようかホントに迷うのだけど、無難なベスト盤とか代表的なアルバムを普通に挙げても良いのだけど、私は迷わずこのアルバムをチョイス!

ライブ盤といえば「LIVE AND DANGEROUS」が超有名で代表作でもあるけど、このライブ盤の方が私は好き。私的なポイントは「A NIGHT IN THE LIFE OF A BLUES SINGER」。コレに尽きますね!渋い、渋すぎる!!
フィルの書く、このテのブルーズソングって何処か物凄く切ないんですよね。ツェッペリンなんかも素晴らしいけど、フィルも負けてない。

それと選曲がまた良い。欲を言えば完全版で出してもらいたいモノだけど(笑)代表曲は殆ど網羅されているし、私の大好きなアルバム「THUNDER AND LIGHTNING」からも4曲入ってるのが良い(特に「THE HOLY WAR」)。

以前、スコット・ゴーハムのインタビューで、このアルバムでの最後の曲「STILL IN LOVE WITH YOU」の演奏中、フィルと互いに『早くライブ終わらないかな』と思ってた...ってな事を読んだ事があるけど、そんな事考えてた割りには結構熱い演奏だったりするし、やっぱリジィはただ者ではなかった...ってな事ですね。

しかし、リジィの長い歴史の中で一番フィットしていたギタリストって誰だろう?各人それぞれ良い味出してたと思うけど、個人的な思い入れの点ではやはりゲイリー・ムーアなんだけど、やっぱブライアン・ロバートソン&スコット・ゴーハムがベストなのかな?何実にスノーウィ・ホワイトも好きだったりするのだけど(笑)。

Seasons EndSeasons End
(2000/03/07)
Marillion

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私が一番最初に手にしたマリリオンのCDがコレでした。

中古CD屋で偶然見つけて、それまでバンド名しか知らなかったので「試しに買ってみるか」と、軽い気分で買ったのだけど...これが大当たりで、見事ツボ直撃でした。
「美しき季節の終焉」という国内盤の邦題もイメージにあっていて、見事このアルバムの本質を表してると思ったなあ。

後に知った事だけど、このアルバムは当時賛否両論があったらしく、それはVoの交替劇があったからでもあるけど、それ以上に音楽性の変化も取り上げられていたんで、このアルバムが大好きな私がフィッシュ時代のアルバムを手に入れるのに少し躊躇する事になってしまった。

「SEASON'S END」というタイトル通り、季節の変わり目に合うアルバムだと思う。淡々と歌い上げるスティーヴ・ホガースがまた楽曲を活かしきって、ホントにこの人がVoでこのアルバムが魅力的になってると思った。
シングルになった「HOOKS IN YOU」はそんなに好きではないのだけれど、「EASTER」と「BERLIN」、「SEASON'S END」は秀逸。何度聴いた事か分からないくらい聴きました。

PrestoPresto
(2008/01/13)
Rush

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早くもブログを再開してから1週間が経とうとしているけど、このブログも含めて各ブログ(他にも「日々の雑談系」と「映画版ブログ」を作成)のタイトルを決めるのに、今回はちょっと悩んだりした。

まず、基本は『楽曲のタイトル』から取ろう、と。
そして、ブログの内容と噛み合うタイトルを...と。

そう考えた時、私の「人生のサウンドトラック」と言えるバンド、ラッシュが浮かんだ。
確か、前回もラッシュの曲名から取ったっけな...と思ったけど(苦笑)このバンドの曲名は結構意味が含まれているモノが多いので、こういう事に関しては狙い目だったりするのだ。
で、映画版は「MOVING PICTURES」(そのまんま/笑)
雑談系は「TIME STAND STILL」
そして音楽版は「SPIRIT OF RADIO」ですよ。
ま、この音楽版のタイトルに関しては当時ラッシュ自身が皮肉ってた内容をそのまま引用して、逆の発想もあるんだよ...と意味で付けたりしたんで、ちょっとタイトルと趣旨とはズレてしまうのがイタいトコでもあるけど...

さて、何でラッシュのアルバムの中でも地味な部類に入るこのアルバムをチョイスしたのかというと、私のラッシュの初アルバムがこのアルバムだったから。
『プログレと騒がれてる割りには、随分とシンプルじゃん!』
コレが私の第一印象。そりゃそーですよ、この時期のラッシュは例の「アルバム4枚ライブ盤1枚で新機軸を打ち出す」方程式の、正に新機軸なアルバムだった訳ですから。
でも普通にすんなり聴けたので、コレでラッシュに興味を持てた事は非常に良かったと思う。コレが「鋼の抱擁」だったら絶対に好きになってなかったと思うし(笑)。

このアルバムでは「SHOW DON'T TELL」「CHAIN LIGHTNING」「THE PASS」「ANAGRAM」「HAND OVER FIST」などが好き。全体的に音が軽めなのが好きではないけど(コレはリマスターでも改善されてなかったのがイタい...)まあ、楽曲が良いので大目に見よう。

また、アルバム全体が今の時期にもぴったりな雰囲気も好きな理由の一つだったりする。

ティアーズ・ロール・ダウン~グレイテスト・ヒッツティアーズ・ロール・ダウン~グレイテスト・ヒッツ
(2002/09/21)
ティアーズ・フォー・フィアーズ

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プログレ寄りのハードポップ、HM/HR系ときたので、ここいら辺で普通のポップソングなどを...と思い、いきなり出すのもどーかな?と思ったけど出してしまいましょう、ティアーズ・フォー・フィアーズのベスト盤。

昨日書いた通り、元々は80'Sのヒットチャートから洋楽に入ったので、この頃聴いた音楽にはかなりの思い入れがあって、今でも聴くと当時の思い出が甦ってくる。

今みたいに、仕事で毎月ある程度の収入があるとアルバム1枚買うくらいどうって事ないのだけど、学生時代は小遣いなんてたかが知れてたし、アルバム1枚どころかシングル1枚買うのに悩んで、買ったシングルやアルバムを何度もリピートとして聴いたモノなので思い入れもハンパじゃない訳で。

このティアーズ・フォー・フィアーズもその一つで、最初は「EVERYBODY WANTS TO RULE THE WORLD」がチャートを駆け上がってるのを見て『早くシングル出ないかな?』と思い、結局12インチシングルを買ったんだよね。
その後、何かの同時上映で「トップシークレット」だか「天才アカデミー」だったか、どっちかの映画のエンディングにこの曲使われてたの思い出した(笑)。
で、アルバム「SONGS FROM THE BIG CHAIR」は、友人がカセットで買ったのでそれをダビングしてもらったのを覚えている。そーいや、スズキのカルタスだかのCMにも「SHOUT」が使われてて、「夜のヒットスタジオ」にも出てたなー(笑)。

このベストアルバムは、初期3枚のアルバムから非常に良いチョイスで楽曲が選択されていて、こういうのを本当の「ベストアルバム」と呼ぶにふさわしい内容だと思うね。
私的には「PALE SHELTER」「HEAD OVER HEELS」「ADVICE FOR THE YOUNG AT HEART」「SOWING THE SEEDS OF LOVE」なんかが今でも好きだな。このベスト盤、リマスターで出してくれないかな?

白蛇の紋章~サーペンス・アルバス(紙ジャケット仕様)白蛇の紋章~サーペンス・アルバス(紙ジャケット仕様)
(2008/04/23)
ホワイトスネイク

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昨日のイット・バイツは、今まで聴いた全アルバムの中で一番好きなアルバムだけど、じゃあ一番好きなジャンル「HM/HR」系のアルバムで一番好きなアルバムって何だろう?と考えると、コレがなかなか決められなかったりする。
楽曲単位では幾らでも出てくるけど、アルバム単位となると甲乙付けがたいので、よく色んなトコで目にする「HM/HRの名盤」的なアルバムになってしまう訳で。

という訳で、このアルバムが一番かな?
元々、全米ヒットチャートをチェックして洋楽を聴いてた頃にボン・ジョヴィの大ブレイクがあり、HM/HR系がチャートを賑わせた時代の決定的なアルバムでもある本作のポイントは...

まず、アルバムジャケットがカッコイイ!
そして、MTVで死ぬ程掛かった「HERE I GO AGAIN」のプロモクリップ!!
極めつけが、次のシングル「IS THIS LOVE」の切ないバラード!!!

この怒濤の3連続攻撃に痺れまくった訳ですよ(笑)。それまで名前すら知らなかったバンドに一気に心奪われてしまったのだから、思い入れもあるし大好きなアルバムにもなりますって。

このアルバムは、国内盤じゃなく2曲多いUK盤のCDを買ったのだけど、この日本盤から漏れた2曲が(「LOOKING FOR LOVE」「YOU'RE GONNA BREAK MY HEART AGAIN」)これまたカッコイイ!何でアウトテイクなのかさっぱり判らないし、曲順もこのUK盤の方が統一感がある気がするし。

そーいや、このアルバムを発表した頃のデヴィッド・カヴァデールって、今の自分と同じ歳だった様な...(苦笑)

ワンス・アラウンド・ザ・ワールド(紙ジャケット仕様)ワンス・アラウンド・ザ・ワールド(紙ジャケット仕様)
(2006/02/01)
イット・バイツ

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何故、そんなにこのバンドにこだわるのか?答えは簡単、だって私が今まで聴いてきたアルバムの中で一番大好きなアルバムだから。
このアルバムが出た当時はバイト真っ最中の時代で、洋楽もガンガン聴いてCDも片っ端から何でも買ってた頃。当時TVで放送してた「ベストヒットUSA」で「KISS LIKE JUDAS」のビデオクリップ観て即一聴惚れして、CD屋でアルバム買って聴いたらこれまた全曲素晴らしい。暫くの間、このアルバムしか聴いてなかった時期もあった程、散々聴いたし、今でもたまに手を伸ばすんだよね。

「プログレ」だの「ハードポップ」だの、ジャンルなんかどーでも良い程、完成度の高い楽曲。演奏もめちゃくちゃ上手いし、ルックスも良い。しかし、何故かブレイクしなかった...何で???

「知る人ぞ知る」的バンドだったからこそ、尚更好きだったのかも知れないけど、それを抜きにしても私にとっては普通に名盤。このアルバムを超えるくらい好きになるアルバムは今後出て来ないかも知れない程、衝撃度は高かったな。ああ、この当時のライブがホントに観たかった...

アルバム中、好きな曲は全部!と言いたいトコだけど「YELLOW CHRISTIAN」「BLACK DECEMBER」「OLD MAN AND THE ANGEL」「ONCE AROUND THE WORLD」が中でもお気に入りかな。