ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ [DVD]ベスト・オブ・デヴィッド・ボウイ [DVD]
(2005/09/14)
デヴィッド・ボウイ

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先日、CD屋で色々とチェックしてた時にヤバい事に欲しいモノがまた発生(笑)。デヴィッド・ボウイの紙ジャケ盤である。
ボウイに関しては、好きなアルバムとそうでないアルバムがはっきり分かれるので、別に全部コンプする必要はないし、聴いていないアルバムはまずレンタル屋でチェックしてからでも遅くはないので、そんなに焦って買う必要はないのだけど、それでも好きなアルバムだけは手元に置いておきたいモノだ。

そんな事を思いながら久々にこのビデオクリップ集を観た。
私は音楽は勿論のこと、MTVが隆盛を極めてた頃にビデオクリップも一つの参考としてレコードやCDを買う基準にしているのだけど、その洋楽を聴き始めた頃に出会ったのがボウイの商業的に大ヒットを飛ばした「LET'S DANCE」だった。
洋楽初心者の取っ掛かりとしては大好きでも、この頃のビデオはそんなに好きではなく、むしろその前作で以前レビューも書いた「SCARY MONSTERS」からのクリップの方が好きだった。

しかし、それ以前のクリップは基本的にはライブやTVだけの収録だし(それでも「LIFE ON MARS」みたいなクリップがあったのは驚いたけど)それ以降90年代のクリップは、私自身「TONIGHT」でボウイに失望した時期もあってチェックしなくなってしまったので(それでも「NEVER LET ME DOWN」までは一応チェックしたが、前作以上に失望したがイタかった/爆)こういう初期から現在に至るまでの映像集はかなり有難い代物なのだ。

で、その失望した90年代のクリップを観ていると、コレが結構イケてたりするのが面白いトコで(苦笑)ボウイにアタマ下げて謝りたい気分。それらの映像や音楽をチェックしてCDが欲しくなったのである。
「EARTHRING」は以前図書館で借りてチェックはしてたのだけど、映像で観たのはDVD買ってからだし、他の映像や曲は全くの未見。中でも「THE HEART'S FILTHY LESSON」は、映画「セブン」のエンドロールに流れる曲だと思い出してから、この曲が収録されている「1 OUTSIDE」が聴きたくなったし、このDVDが発売された時の最新作だった「...HOURS」の楽曲も、既に実験的ではなくなった風に思えるけど、ボウイがこういう曲を演る事自体が”実験的”だったのでは?と余計な勘繰りをしてしまうくらい、何故か今の自分にハマってしまった。

お気に入りのクリップは「大勢のファン(取り巻き?)引き連れて夜の街を闊歩する「D.J.」、当時のビデオクリップに最高額を投資して作られた「ASHES TO ASHES」、ちょっとゴスっぽい「THE HEART'S FILTHY LESSON」、如何にもサイバーっぽい「LITTLE WONDER」、ナイン・インチ・ネイルスのトレント・レスナーが異常者としてボウイに付き纏う(ハマり役/笑)「I'M AFRAID OF AMERICANS」。

そんな訳で、お陰様で、最近は殆どボウイばっか聴いている事に(笑)。
...しかし、これほどまでに音楽的に色々と変貌を遂げて未だに現役でいる事自体、物凄い事だと思う。あと何枚アルバム作るのか分からないけど、本人はまだまだ隠居するつもりはなさそうだな(笑)。

「ASHES TO ASHES」のクリップ↓

http://www.youtube.com/watch?v=r44OFO-MNPo
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In RequiemIn Requiem
(2007/06/05)
Paradise Lost

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ホントに待ち侘びました、この時を!

ホントは5月下旬に手に入るハズだったのだけど、知っての通りHMVに予約したのが結構遅かった為にLIMITED EDITION盤が手に入らなかったという、何たる不覚。
しかもHMVのサイトでは大々的に予約受付してたわりには、全世界で2000枚限定などという超プレミア盤だったという要らぬオチまで付いたくらいで...
しかし、捨てる神あれば拾う神ありとはよく言ったモノで、このバンドの音楽同様、失意の底に落ちていたある日何と国内盤のリリースが決定。しかも、ボーナストラックも収録されるという、正に「目からウロコが」状態。

で、昨日はCD屋5件も回ってようやくゲット。で、聴いてみたトコ、さすがに前評判の高さは嘘ではなく、前作を踏襲した内容に更にラウドとなった音像+凶暴性が増した、非常に攻撃的なアルバムだと。それでいてゴシック風味も健在という、正に「待ち侘びた新作」を堪能した。

前作での完全復活の意味は、このバンドにしか出せない「世界観」にあって、低迷期に出したアルバムでの「単にサウンドをへヴィに戻しました」とかいう意味では決してないと思う。そういった意味で前作は、このテのジャンルのパイオニアとしての力量をまざまざと見せ付けられた。

オープニングの「NEVER FOR THE DAMNED」の歌い出しは、何処となくメタリカのジェームス・ヘッドフィールドかと思わせる。「REQUIEM」での曲構成の素晴らしさ、「THE ENEMY」でのキャッチーなメロディなど1度聴いただけでも耳に残る。今朝も通勤時に聴き帰宅時に聴くという感じで、ホントに長い付き合いになりそうだ!(ジャケットも、如何にもゴシックっぽくてカッコイイけど、最初は「山海塾」かと思ったくらいだ.../爆)

今のトコ、今年発売されたアルバムの中で(私が聴いている範囲での)かなり上位に食い込むモノだと断言しましょう!(今年聴いたアルバム...となると話は別だけど)ラウドパークに来ないかな?

孤独な影(紙ジャケット仕様)孤独な影(紙ジャケット仕様)
(2008/07/02)
ジャパン

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春から続いている”新作大量リリース”もやっと一段落着いた感じで、まだまだチェックしていないCDも多いのだけど、それと同時に旧譜のリマスター盤や紙ジャケなども結構リリースされて、特に紙ジャケ関係は「初回完全限定盤」などと銘打ってるので、今のウチに抑えておかないと手に入らなくなってしまうので早めの対応をしているのだけど、こうも欲しいモノが多いとそうもいかないのが現実である(ロリー・ギャラガーなどは、いつCD屋を見ても店頭に置いてあるので余裕ありそうだけど...)。

そんな中、どーしても抑えておきたかったCDがこのアルバム(邦題:孤独な影)。リマスター盤が発売されたのは昨年の話で、以前書いたデヴィッド・シルヴィアンの「BRILLIANT TREES」もリマスター盤を買ってその音の良さにエラく感激したので、同時期に出たジャパンのアルバムも色んなレビューを見て評判良かったので購入したのだ。

レビューでも言われてた通り、以前のCDよりも音がクリアで凄く聴きやすいので、トータル的に印象が大分変わった感じがする。以前はもっと篭った感じだったので取っ付きづらく、聴いた回数は次作にしてラストとなった「TIN DRUM」の方が多かった(コレはリマスター盤聴いていないけど、リマスター前でも全然音が綺麗だった)。

人によっては「ジャパンの最高傑作」として挙げる本作だけど、確かにクオリティは高い。タイトル曲の「GENTLEMEN TAKE POLAROIDS」や「SWING」、「METHODS OF DANCE」などは、デュラン・デュランに代表されるニュー・ロマンティック系のミュージシャンに与えた影響は大きかったハズだし(そう考えると、ジャパンは出てくる時代を間違えたバンドだったよなあ...)、次作の布石とも受け取れる「BURNING BRIDGES」、後にシルヴィアンと多くコラボする事となる坂本龍一が参加した「TALKING ISLANDS IN AFRICA」、幻想的な雰囲気を醸し出す「THE WIDTH OF A ROOM」など聴き所満載だ。

このアルバムのタイトル曲(映像は「OIL ON CANVAS」から)

http://www.youtube.com/watch?v=lKojaaH3r8E

しかし、相変わらずミック・カーンのベースの唸り具合は物凄い!これを独学で覚えてステージに立つのだから凄いというか何というか...(因みに彼は譜面が読めないらしく、ジャパン解散後での様々なプロジェクトで相当困惑したらしい)

ナイトフライ<SHM-CD>ナイトフライ
(2009/01/21)
ドナルド・フェイゲン

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私が今まで音楽を聴いてきた中で、このアルバムほど手に入れるのに時間の掛かったアルバムはないと思われる。実際に手に入れたのは、かれこれ3年ほど前の話だけど。

何故か?と言われると大した理由ではないのだけど、ジャケットが超有名なクセして肝心な音楽がどんなモノなのか?という事を、手に入れるまで全く知らなかったのである(笑)。
なので、当時は「素性の分からないモノに冒険する余裕はない」という考えと、他にも欲しいCDが山ほどあったので、そのまま気にも留めずに年数だけ経ってしまったのが実情である。

しかし、手に入れる切っ掛けは案外身近なトコにあって、隣町の百貨店(というのが、如何にも田舎町)のCD屋が、どーやら「こんな田舎町に洋楽CD置いても誰も買いに来ねー。なら、処分価格で売ってしまえ」的なセール(爆)を、たまたまチェックしてたトコ、半額でこのアルバム3枚も置いてあったのだ(3枚も仕入れるなよ.../笑)。

まず音質の綺麗さに驚かされた。1982年当時、こんなに木目細かい音質で録音されたのは間違いなく最高レベルなのではなかろうか?今販売されてる現行CDでも十分今の時代でも通用すると思うし、ちょっと前に噂があった”紙ジャケ、リマスター盤”なんて出たら一体どんな音になるんだ?ってな具合に、既に完成されていると思う。

楽曲に関しては、アダルトな雰囲気が漂う”大人のポップス”で、やはり10~20代に聴かないで良かったと思う。バスローブ着て、ワイン片手にシャム猫抱いた気取ったヤツに成りかねないからだ(注:あくまでもイメージです、念のため)。
そもそもスティーリー・ダン自体、最近まで知らなかった訳でumeさんに教えてもらったくらいだし、後でスティーリー・ダンを聴いてみて思ったけど、何ら変わりない音楽を演っているなあ...と(そりゃ、片割れだから当然と言えば当然か)。

「I..G.Y.」みたいにリラックス出来る曲や、夜の街をドライブするのにピッタリな「GREEN FLOWER STREET」や「THE NIGHTFLY」、ライトな感覚の「NEW FRONTIER」は結構お気に入り。今日みたいな「一週間の疲れを癒す、土曜の夜にピッタリ嵌まる」アルバムだと思う。

しかし、どーして「紙ジャケリマスター盤」は中止なのだろうか?音質が完璧過ぎてリマスター効果がさほど分からなかった、とか?(笑)

街角の詩街角の詩
(2001/12/05)
スザンヌ・ヴェガ

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最近、新作が発売されたばかりのスザンヌ・ヴェガ。
そして、その新作をプロモートする日本公演も来年1月に決まり、一度生でライブを観てみたいとずっと思ってたのでかなり心が揺れていたりもする。前回の来日は確かブルーノートだった気がするけど、今回は国際フォーラム。大分、雰囲気が変わるとは思うけど、肝心の音楽自体は何の変わりもないのだから、会場のデカさなどは気にする事はないと思う。

今回は、そんなスザンヌのデビューアルバムをチョイス。
...しかしこのアルバム、もう22年前ですかー!?(驚)「LUKA」のヒットで存在を知ったので、このアルバムは唯一「後追い」で入ったアルバムだけど、作り込みがしっかりしている「SOLITUDE STANDING」と比べると、どーしても「未熟」というイメージが付きまといがちなのだけど、そこはスザンヌ・ヴェガ独特の「素朴感」が前面に表れていて、デビューアルバムから既に自分の立ち居地をわきまえていると思う。

その後の音楽的変貌(笑)を考えると、アコースティックでバンド形式っぽくないので実に生々しく、ノイズやエフェクトなどで過剰に演出している訳ではないので楽曲の骨組みがはっきりして、メロディが実に際立っている。
「MARLENE ON THE WALL」「SMALL BLUE THING」「UNDERTOW」などは今でもベスト盤などに収録されたりする代表曲でもあるし、当時のライブの模様を収めたビデオなどを観るとオープニングに「SOME JOURNEY」(ホントに良い曲だ!)を持ってきたりする所にこのアルバムの自信を感じ、エンディングに「NEIGHBORHOOD GIRLS」の様な曲を使うあたりは、只者ではないセンスも感じる。

前作「SONGS IN RED AND GRAY」で、それまでの自分自身の音楽的な”旅”をひとまず終えて「原点回帰」の様なアルバムを作りあげたけど、当然歳を取ればそれなりの経験が反映されるもので「円熟」の様なモノを感じたけど、その原点となるこのアルバムでは真っ白で素朴な「純粋」なモノを感じる事が出来ると思う。


メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー [DVD]メタル ヘッドバンガーズ・ジャーニー [DVD]
(2009/01/28)
ドキュメンタリー映画

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観たい×2と思いながら、ここ最近の”新作大量ラッシュ”の波に飲まれ、いつの間にか忘れかけた頃、近所のヤマダ電器に別件で買物に来た際、ポイントが¥4000以上付いていた事を知り(遅い!)「コレなら何かCDかDVD買えるな」(と、思い付くトコが結局そこだと.../笑)と思い、色々物色してたら、このDVDが目に止まり、速攻購入。

古くは「メタル・イヤーズ」「ウェインズ・ワールド」などと、メタルを題材とした映画はあった事にはあったけど、このDVDで監督自身語ってる通り、メタルというジャンルをかなり軽視してる部分が多く、シリアスには捉えていなかった。ポール・スタンレーやオジー・オズボーン、デイブ・ムステインがインタビューに応じている「メタル・イヤーズ」はともかく、「ウェインズ・ワールド」は「ただのおバカ映画」だったのでホントに失望させられたくらいだ。

で、早速鑑賞。
監督が人類学の博士号を拾得した人物という事で、ちょっと敷居が高いのかな?と危惧していたのだけど、至って題材はシンプルで「メタルは何故嫌われるのか?」というモノ。他にもメタルに関する様々なイメージにポイントを当てて(悪魔崇拝や検閲、宗教など)様々な角度からメタルを検証しているのが面白い。
出てくるミュージシャンも、アリス・クーパーやロニー・ジェイムス・ディオ、トニー・アイオミやブルーズ・ディッキンソンなどの大御所の中にも、アンジェラ・ゴッソウやスリップノット、意外なトコではメイヘムやヴォイ・ヴォドのメンバーなどが出て来て、中々興味深い事をそれぞれ語っている。

観終わって思った事は、海外と日本のメタルの認識がかなり大きく異なってるいる事。DVDの特典映像で、日本のHMに携わる人達と監督の対談集が収録されているけど、これが非常に面白かった。やっぱ考えてる事は皆同じなんだな、と。
日本では宗教観とかそんなに反映されないけど海外じゃ大アリだし、世間の認識も日本でのHMは一部のマニアの音楽程度しか思われていないだろうな。「バカがやる音楽」とか言った人間もいるくらいだし。
ロブ・ゾンビの語った「メタルの世界はめちゃくちゃデカイのに、殆どの奴らはその存在すら知らない」というのは確信を突いているな、と。

あと、ノルウェーのブラックメタルにはマジで驚かされた(苦笑)。ホントにこいつらマジなんだな、と。音楽的には自分の求めるモノと大きく異なっているので全く興味ないのだけど、その存在に関しては興味あるかな?

でも、結局はこの監督のメタル愛が大きく感じられる。じゃなかったら、こんな映画なんか撮らなかっただろうし、ドイツのヴァッケン・オープン・エア・フェスティバルで自ら楽しそうにヘッドバンギングしている姿が何よりも語ってる。

何でも「パート2」の製作も開始しているとの事なので、次回作も非常に楽しみだ!

ブリード・ライク・ミーブリード・ライク・ミー
(2005/04/13)
ガービッジ

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これは復活の狼煙なのか?

何と急な話で、今月下旬に新曲を含むベスト盤が発売されるとの事。アルバム全部持ってる身としては新曲目当てでベストを買うのは躊躇いがあるのだけど、輸入盤ではリミックス集が付いた2枚組なので、そっちを狙うつもり。でも、とりあえずクリップ集もDVDで発売されるので、まずはそっちかな?

そのGARBAGEの今現在の新作がこの「BLEED LIKE ME」。既に2年前の作品。
このアルバムが発売されて短期間でツアーを切り上げ、無期限活動休止状態に入ってしまったバンドに対して、本心では「いつか復活してくれれば」と願ってはいたけど、実際には「もう無理かな?」と思う気持ちの方が強かった。
何故なら、このアルバムが難産の末に出来上がった作品であると同時に解散説も飛び交ってた時期で、それを克服したバンドに「もう大丈夫だろう」とタカを括った途端の活動休止...そりゃ、もうダメだろうって思いますって。

前作で見せたメロウなポップ路線や、このバンド特有の作り込んだ音像は成りを潜め、ハードな部分が強く反映された作品で全アルバム中、最もロック色が濃い。
私は中でもこの曲が一番好きだ↓

http://www.youtube.com/watch?v=AjHzXDe-csw&mode=related&search=

他にもFOO FIGHTERSのデイヴ・クロールがゲストで叩いてる「BAD BOYFRIEND」、ちょっと内政的な「HAPPY HOME」、今までの路線を踏襲している「METAL HEART」などがお気に入り。

噂の新曲も、既にYOU TUBEに上がっていたのでチェックしたのだけど、この曲だけに関しては随分と大人びたサウンドになっちゃった感じ。
でも、クリップを撮ったって事はまだバンドとしてやる気があるのだろう(と、願いたい/苦笑)。
早いトコ、完全な新作作って来日してライブやってくれ~!絶対観に行くから。

レディーセックスゴーレディーセックスゴー
(2000/09/27)
マーヴェラス3

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今日の休みは、ちょいと海までの遠出のドライブに行ってきて、地元では曇り空の1日だったみたいだけど、海では晴天で如何にも”夏”を感じさせる気候だったのが最高だった。

それでふと思ったのが「夏のイメージにぴったり合う音楽」とは?
家に帰ってきてCDラックを眺めていたら、何気にコレが目に付いた。ブッチ・ウォーカー率いるマーヴェラス3の2ndアルバム「READYSEXGO」。

残念ながら既に解散してしまったバンドだけど、デビューアルバムからリアルに追って来られたのは幸いだった。でも不幸なことに一度もこの面子でライブ観る事が出来なかった...未だに何で日本に来られなかったのかが不思議でしょうがない。

最初からポップで疾走感が心地良い「LITTLE HEAD」に続き、間髪入れずに始まる「GRAND PARK」の派手でスケールのデカいロックが展開される時点で、既にアルバムの世界に引き込む魅力は前作同様変わらない。
メリハリの展開が絶妙だったデビューアルバムに比べて、こちらはミドルテンポを中心に進む構成が特徴。
何処か切なさを感じさせる「RADIO TOKYO」や、タイトル通り綺麗なメロディの「BEAUTIFUL」、80'Sテイスト全開の「SUPERNATURAL BLONDE」、モット・ザ・フープルの「ALL YOUNG THE DUDES」(作曲はデヴィッド・ボウイ)のメロディに自分のオリジナルの歌詞を加えた「CIGARETTE LIGHTER LOVE SONG」など聴かせどころも満載。

またこのアルバムで面白いのは、アルバムのクレジット欄をそのままナレーション入れて、BGMに過去の楽曲をランダムに編曲したモノが収録されてる。コレが何気にカッコ良く決まってるのが面白い(笑)。

幸運なことに、ブッチはソロになって3枚アルバム発表し、アヴリル・ラヴィーンのプロデュースのお陰で知名度も上がり、その恩恵で(ホントか?)やっと日本の地を踏む事が出来た。やっと観る事が出来たブッチのライブは、それまで思いが込み上げてきてちょっと感傷的な気分だったな。

「GRAND PARK」のPV↓

http://www.youtube.com/watch?v=I5zMNXkmMj4

I\'m with StupidI\'m with Stupid
(1996/01/30)
Aimee Mann

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今月下旬に東京の方へ用事があるので、その時久々にCD漁りの旅に出よう...と思ってたけど、考えてみりゃ、輸入盤に関してはネットで買った方が割引率も高いし、在庫があれば直ぐに手に入るので、欲しい輸入盤をチョイスして早速HMVで購入(なので、今回東京へ行った時は中古盤とネットにはないブツを探し周ろうかと画策中)。
で、以前から気になってたエイミー・マンのスタジオアルバムを買ってみた。

ライブCD+DVD盤を購入した時に「今度はスタジオ盤も聴いてみたい」と常々思ってたのだけど、一体何から手を出して良いのか分からず、とりあえず視聴とライブ盤で気に入った曲を絞って、このアルバムに決定。
しかも、このアルバムは当時のレコード会社とのトラブルに巻き込まれて、もう少しで「お蔵入り」になる可能性もあったという。なので、数あるエイミーのアルバムでコレだけ国内盤が発売されていない。

で、肝心の内容は、全く期待を裏切らない、そして私がエイミーに対して持っているイメージそのままの音像で安心した。
ライブ盤の声質よりも若々しく(約10年前のアルバムだし)、また2ndアルバムという事もあって若干青臭さが残ってる気もするけど、そこがまた魅力的で良い感じだ。
ゲストも結構豪華で、バーナード・バトラーやジュリアナ・ハットフィールド、スクイーズの面子が参加しているのだけど、あくまでゲスト的なニュアンスでしかなく、それ以上にエイミーの個性が色濃く反映されている。

ただ、ライブ盤では全体的にアーシーで落ち着いた雰囲気があったのに対し、このアルバムではポップでちょっとオルタナっぽい雰囲気を感じられたな。それもまた好印象だけど。

しかし、この人はホントに綺麗な声してるなあ。
普段HM/HRを聴いてる耳を、少し休めたい時にはうってつけのアルバムだと思う。私的にはどんなシチュエーションにも合うドライブミュージックとしても最高だと思う。umeさんのトコでも話題になった「寝る前に聴く音楽」でも十分通用すると思う。

ライブ盤を聴いて気に入った「SUGERCOATED」「LONG SHOT」、哀愁を帯びた「All OVER NOW」(コレはライブでも聴いてみたい!)、ポップな「THAT'S JUST WHAT YOU ARE」「IT'S NOT SAFE」、音楽的に雰囲気が近いスザンヌ・ヴェガっぽい「YOU'RE WITH STUPID NOW」あたりがお気に入り。

これからエイミー・マンを聴いてみようかな?と思ってる方にも、このアルバムは十分お薦め出来るかと。
ライブ盤もベスト盤的な内容だけど、DVD付きで値段もちょいと高めなので、輸入盤で簡単に手に入るこのアルバムを聴いてからでも良いかな、と。因みに私はこのアルバム、HMVの輸入盤3枚買って25%オフで\1291でした!

しかしまた一つ、アルバムを全部揃えたいミュージシャンが出てきてしまった...(笑)さて、次はどのアルバムをチョイスしようかな?

Sheer Heart AttackSheer Heart Attack
(1991/02/22)
Queen

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先日umeさんがLIVE AIDでクイーンを観て感動、そして某音さんも先日のプリンスの項でのコメントで「プリンスとフレディ・マーキュリーは昔からダメ」の発言で、私の中でまた何度目かのクイーン再評価の兆しが...

そう、こういう何かの拍子があれば直ぐにでもクイーンの音楽を聴く事が多い。キムタクの月9ドラマの挿入歌で使われ、「JEWELS」なんてベスト盤まで発表した時も周りから「クイーン好きなら「JEWELS」持ってるだろ?」なんて言われた時も、「あんなベスト聴くなら、他にも良い曲があるからオリジナルで作ってやるよ!」なんて応えて、選曲に思いっきり悩んだ事もあったっけな(苦笑)。
ま、今回もクイーンの名を聞いただけで久しぶりに聴きたくなるのだから不思議なモノだ。

で、以前このブログで「INNUENDO」を紹介し、私自身クイーン後期の傑作アルバムと信じて疑わないのだが、なら前期では何だろう?との問いには、この「SHEER HEART ATTACK」を挙げたい。一般的には「A NIGHT AT THE OPERA」か「QUEEN Ⅱ」が評価高いのだろうけど、私はこのアルバムが一番だ。
前作のエンディングのリフレインを口笛で再現しながら始まる「BRIGHTON ROCK」の派手で攻撃的、しかもフレディの高音と低音の使い分けボーカルも面白い、また間奏部分のブライアンによる津軽三味線を想起させるギターも聴き所。これがアルバム1曲目で、見事に掴みはOK!
「KILLER QUEEN」や「BRING BACK THAT LEROY BROWN」の様なポップを突き詰めた楽曲と(ジェリーフィッシュの原点は間違いなくココに)メタリカがカヴァーした「STONE COLD CRAZY」のへヴィで疾走感ある楽曲が、同じアルバムに入ってる事からバリエーションの豊富さを物語ってる。(この「STONE COLD CRAZY」のライブがエラくカッコイイ!!)

http://www.youtube.com/watch?v=VHQk6HFn4rE

そして私がアルバム中で気に入ってるのは、最後の曲「IN THE LAP OF THE GODS...REVISITED」。「LIVE AT WENBLY」にも収録されているけど、あのクイーン最後のライブ時期に暫く演奏されてなかったこの曲が何故選ばれているのか?という疑問が、後のフレディの運命を示してる様で、なかなか興味深い。勿論、楽曲自体は壮大でアルバムをエンディングを締め括るに相応しい。

「QUEEN Ⅱ」や「A NIGHT AT THE OPERA」はアルバム全体で評価する節があるけど(まあ「BOHEMIAN RHAPSODY」や「LOVE OF MY LIFE」などの代表曲に関しては別だけど)個別の楽曲の充実度といったら、このアルバムだと思う。