FearlessFearless
(1994/05/26)
Francis Dunnery

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昨日、久々に友人と一緒にCD漁りに出掛け、私は以前から目を付けてたデヴィッド・ボウイの「1 OUTSIDE」の紙ジャケを購入し、その友人はちょっと意外なトコでロバート・プラントの2枚組ベストを購入してた。
単に「NOW & THEN」の楽曲が聴きたかった、との事らしいが、その一連の曲を聴いていてふと思い出し、このCDに手を伸ばした。
そう、詳しい人なら知ってる話だと思うけど、このアルバム発表前にそのロバート・プラントに誘われ、彼のアルバム「FATE THE NATIONS」に数曲参加して、ついでにツアーに参加までしてしまうのであった。
当時は「何故プラントと?」というミスマッチに疑問があったけど、それ以前にプラントがフランシスの存在を知っていたのか?という事に驚いた。どーやらイット・バイツ時代に前座を務めた縁みたいだけど、今でもこの組み合わせはどーなんだろう?と思ってたりする(笑)。

それはともかく、その活動のお陰で大手のアトランティックと契約を結ぶ事が出来、1stソロの地味な活動(ヴァージンレーベルのゴタゴタで、当時は日本以外では発売されなかった)よりも大きな活動が期待されていたのだけど...ファンの私でも、このアルバムを最初に聴いた時はちょっと戸惑ってしまった。

そりゃ軽快な「AMRICAN LIFE IN THE SUMMERTIME」やファンキーな「HOMEGROWN」、レゲエのリズムを強調した「FADE AWAY」、カントリー調の「COULDN'T FIND A REASON」、前作を踏襲したへヴィなギターが聴ける「KING OF BLUES」、アコースティックで締める「GOOD LIFE」など聴き所は多いのだけど、色々詰め込み過ぎて焦点が定まってなく中途半端な印象しか残らないのだ。
このアルバムで初めてフランシスの音楽を耳にする人でも、これでは「何がやりたいの?」って事になってしまうし、どんなタイプでもそつなくこなしてしまうから尚更タチが悪い(苦笑)。

その点を反省したのか次作では一貫した音作りになっていたけど、その次作では遂に日本盤も見送られてしまい、要はこのアルバムで結果が残せなかったという致命傷になってしまった。
まあ、ファンの私は輸入盤でも付いていくし、売れる売れないで判断する音楽でもないのでフランシスの音楽が聴ければ良いや...と思っているけど、やはりブレイクするチャンスは惜しかったな...とは思う。
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Clutching at StrawsClutching at Straws
(1999/05/18)
Marillion

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先日umeさんのHPで紹介されていた、マリリオンの新作2枚ライブ盤の選曲の中に、このアルバムから「HOTEL HOBBIES」と「WARM WET CIRCLES」が収録されていたのを知って、ちょっと興味が沸いた。
それまでの代表曲はともかく、余りフィッシュ期の楽曲を積極的にプレイしなかったバンドがここにきて取り上げるとはちょっと意外だった。しかもこのアルバムからは「SUGER MICE」しかプレイしていなかった(と思う...他に演ってましたっけ?)ので、嬉しい驚きだった。

スティーヴ・ホガースが、フィッシュ脱退後のマリリオンからアプローチされた時、当初は頑なにバンド加入を断っていたという。どういう理由で断っていたのかは知らないけど、バンドの顔であったフィッシュの後任となると相当なプレッシャーだろうし、前任者との比較は絶対に避けられないからそれを嫌がったのかも知れない。
ともあれ、現在のマリリオンは既にホガースの色で染められているし、さすがにもうフィッシュの幻影を求められる事も無くなったから過去の楽曲に手を出したのかな?とも思うのだけど、どーなんだろう?

そんな事を思いながら久々にこのアルバムを聴いたのだけど、間違いなくフィッシュ期のアルバムでは最高傑作だと思う。一般的には3rdが評価が高いけど、私はこのアルバムの方が大好きだ。因みに邦題は「旅路の果て」(←良いタイトルだと思う)。
前作と同じくコンセプトアルバムだけど、内容は全く異なり、このアルバムは名声に対処出来ずにアルコールに溺れていく様を描いているので、全体的に暗めのトーンで構成されていて、異質なのは楽曲もビデオクリップも妙に明るい「INCOMMUNICADO/邦題:さらば青春の光」や「JUST FOR THE RECORD」くらいなモノだろう。
全体的に流れていくアルバム構成はホントに見事!特に1曲目~3曲目の繋ぎが素晴らしい。コンセプトアルバムだから、当然アルバム1枚で一つの作品を意識して作ったと思うけど、ここまで曲間を意識せずに聴けるアルバムも珍しい。
「GOING UNDER」や「THAT TIME OF THE NIGHT」、「TOUCH SONG」の様な沈み込んでいく感覚の楽曲は、後の「BRAVE」あたりで更に研ぎ澄まされていくのだけど、既にこの時点でその布石はあった訳だ。

更に面白いのは、この2枚組リマスター盤のボーナスディスクに次作「SEASONS END」に収録される楽曲をフィッシュが歌っているトラックがある事。タイトルこそ違えど「BERLIN」と「THE KING OF SUNSET TOWN」の2曲だけど、さすがにデモの段階であるから完成度はホガースの方だけど、フィッシュの歌う楽曲も「幻の5作目」と捉えると面白い。

欲を言えば、このアルバムを全曲ホガースで聴いてみたいけどさすがに無理だろうなあ...(笑)


AlienAlien
(1989/08/02)
Alien

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前回のTNTのレビューにも書いたけど、北欧メタルに一時期ハマってそのテの色々なモノに散々手を出しまくったのだけど、その中でも一押しのアルバムがALIENの1stアルバム。

初めて知ったのはBURRN!のレビューで、ジャケットのダサさにまず目を奪われた(笑)。当時でも「今時こんなダサいジャケットはなかなかお目にかかれないんじゃないか?」と思ったくらいで、これなら無難によくある「メンバー集合写真」の方が”如何にも”って感じでまだイイんじゃないか?と(個人的には集合写真のジャケも好きではないけど)。

しかし、こんなジャケでも点数は83点とまずまずの高評価で、そーなると俄然このアルバムが気になり始め、輸入盤再発を機に西新宿でのCD漁りの旅でゲットするのであった。

で、聴いてみたら、コレが如何にも北欧バンドのセオリー通りの展開で、しかも楽曲の質が高い。ボーカルの力量も素晴らしいし、演奏も透明感のある綺麗な音で(音質はイマイチだけど)一発で気に入ってしまった。当時、北欧の代名詞でもあったEUROPEよりも数多く聴いていたくらいだし。

このアルバムは半年後に国内盤も発売されているのだけど、アルバムが発売された時に既にボーカリストが脱退して、後任に後にMIDNIGHT SUNで活躍するピート・サンドベリが加入して全部録り直した結果、4曲削って2曲の新曲を加えた”新装版”という、ちとややこしい事情があった(さすがにジャケのデザインも変わっていた/大笑)。
この国内盤は聴いていないのだけど...いや、実は再発の輸入盤で買ったのだけど、中身は何故か前任者Verだったというレコード会社のとんでもないミスのお陰で聴けなかったのだ。

そんなこんなで今でもたまに引っ張り出して聴いてるのだけど、もし叶うのならリマスターの新装版を再発して貰いたいモノだ。今では殆ど入手不可能だし、この本当の意味での「隠れた名盤」を聴かないのは非常に勿体無いと思う。
大手のVirginレーベルさん、ちょっと日本で小銭稼いでみませんかね?(笑)

インテュイションインテュイション
(2007/07/04)
TNT

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しかし、こう暑い日が続くとせめて音の方で涼しく感じる音楽はないか?と考えてみたトコ、ふとこのアルバムを思い出し、早速久々に聴いてみる事に。

さすが北欧ノルウェーのバンドだけあって、爽やかなイメージに包まれて、気分的にも若干涼しくなった様な(笑)。同じ北欧でも、先日観た「メタル・ヘッドバンガーズジャーニー」での例のブラックメタル勢は別の意味で涼しくなる事請け合いだけど(爆)この正統派HM/HRバンドはこのアルバムで「北欧メタル」の一つの完成形を作り上げてしまった事に多いに意味があると思う。

初めての出会いは、当時日曜夜中に放送していた「ピュアロック」で「INTUITION」のビデオクリップを何気に観てしまい、コーラスの美しさ、綺麗なメロディ、流れる様なギターソロ...一発で心を掴まれるのに十分過ぎる程の衝撃だった。
で、早速アルバムを聴いたら、全曲名曲とまではいかなくても美旋律と呼ぶに相応しい楽曲の多い事。特に「TONIGHT I'M FALLING」は「INTUITION」以上の感動があったし、「LEARN TO LIVE」のポップな爽快感、「END OF THE LINE」の美しさ、「FOREVER SHINE ON」のボーカルの力強さなどが印象に残った。

私は、このアルバムがデビューアルバムだと思い込んでいたので「とんでもない新人が出てきたな!」と勘違いして、後に3rdの「TELL NO TALES」を見つけた時は目が点になったモノだけど(苦笑)この3rdアルバムも素晴らしく、次作も多いに期待したのだけど(1st、2ndは当時は手に入りにくく、しかも音楽性も違うという話だったのでチェックはしなかった)完成度はこのアルバムには及ばなかったな。それ以降音楽性を変えてしまい、しかもトニー・ハーネルのボーカルもハイトーンを駆使したスタイルではなくなってしまった為、TNTに関する興味は薄れていってしまったのである。

と、いう訳で当時のTNTしか出来なかった最高傑作。このアルバムを聴いて、暫く北欧メタルにハマってしまい、色々なバンドを漁って聴いてみたものの、同様の感動を味わったアルバムは数枚しかなかったのは北欧メタルのシーンが薄いモノなのか、それともこのアルバムが単に凄いだけの事なのか...

ディスタービング・ザ・ピース (紙ジャケット仕様)ディスタービング・ザ・ピース (紙ジャケット仕様)
(2010/01/27)
アルカトラス

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先日、暑苦しいボーカルとして挙げたグラハム・ボネット。
その長いキャリアの中で、私が一番好きな作品は?と問われると、間違いなくこのアルバムを挙げる。ちょっと意外なチョイスかも知れないけど、何故かこのアルバムが一番聴き易く感じてしまうのだ。

アルカトラスのオリジナルとしては2枚目にあたるこの作品で、イングヴェイ・マルムスティーンに代わりにスティーヴ・ヴァイが加入して話題になったモノだけど、当時は「イングヴェイの後任が何であのドレッド頭の変なヤツなんだ?」とかなり叩かれたらしく、当時の日本公演のビデオを友人に見せてもらった事があるのだけど、容姿からHM然としてるイングヴェイと比べると確かに違和感アリアリだったのを覚えている。
だけどプレイに関しては、当時からとんでもない敏腕ギタリストだった事はビデオでも十分確認出来た。

それで、なかなかCDで発売されなかったこのアルバムがやっと91年に発売されたのを機に買って聴いたのだけど、コレがイングヴェイ在籍時の純然たるHMとはまた一線を画した全体的にポップなHR路線で、正直イングヴェイ期よりも全然好きなアルバムになってしまった(笑)。

ポップな「GOD BLESSED VIDEO」(このビデオクリップでもヴァイの変態プレイ(笑)が炸裂している)や「PAINTED LOVER」、爽快感と疾走感が組み合わさった感じの「SKYFIRE」「WIRE AND WOOD」、そしてグラハムの額に青筋立てて熱唱する姿が目に浮かぶ(笑)「STRIPPER」などがカッコイイ。

結局、ヴァイはデイヴ・リー・ロスに目を付けられてこのアルバムを残し脱退してしまうのだけど、あと数枚はこのメンツで聴いてみたかったな。
ま、ヴァイに関しては知名度が上がったから出世したモノだけど、対するアルカトラスはダニー・ジョンソンなるギタリストを加入させ、あの伝説的迷曲(爆)「おはよう東京」を発表させる訳である..さすがにヴァイ時代にやらないで良かった...

↓「GOD BLESSED VIDEO」:85年日本公演↓

http://www.youtube.com/watch?v=O1jWq_pF37s&NR=1

Double EclipseDouble Eclipse
(1992/04/28)
Hardline

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夏を感じさせるアルバム...というのも当て嵌まるけど、ボーカルの歌唱が暑苦しい(笑)アルバムという意味でも十分通用するバンドとして、今回のハードラインをチョイスしておきたい。私的には、夏の暑い最中のドライブのお供にぴったりのアルバムだと思う。

暑苦しい歌唱...と言って思い出すボーカルというのは結構な人数いると思う。ふと思いついただけでも(あくまで私の感覚ですが)サミー・ヘイガー、トミー・ハート、ロニー・ジェイムズ・ディオ、グラハム・ボネットあたりが出てくるけど、このジョニー・ジョエリも負けてない。だからと言って聴き苦しいのか?という訳ではなく、単に「熱唱」という言葉がぴったりだ。

そもそも、このバンドの売りのポイントが「バッド・イングリッシュ分裂後にニール・ショーンが結成した新バンド」という触れ込みでデビューしたのだけど、結果的にいうと大した話題にもならず、このアルバム1枚で解散してしまう。ジャーニーという大物バンドの一員で、バッド・イングリッシュでも全米NO.1ヒットを放ったニールにしては、バッド・イングリッシュからの盟友ディーン・カストロノヴァを除く無名のミュージシャンと組んだこのバンドは、今思うとかなり地味な活動だったという事になる訳で...このバンドの後にジャーニーを再結成する事を思うと、自分が主導権を持つバンドはニールには合わないという事なのだろう。

しかし、このアルバムの完成度はなかなかのモノで、いわゆる典型的なアメリカンHRなのだけど、適度にへヴィだしメロディも覚え易いので、コレを世に出すのが5年前くらいだったら時代と相成って良い結果が出せたのでは?と思う。
シングルカットされたのがミドルテンポの「HOT SHERIE」だったけど、BURRN!などで当時から騒がれていた、日本盤ボーナストラックの「LOVE LEADS THE WAY」がホントに素晴らしい。何でコレがボーナスなんだ?とホントに耳を疑うくらいの名曲なのに...

しかし、一つ気になったのは歌詞。1曲目の「LIFE'S A BITCH」なんて、いきなり冒頭から「人生なんてくそくらえ」というメッセージは如何なモノかと?パンクじゃないんだから...(苦笑)。案外コレがケチの付け始めだったりして...

このバンド解散後、当時はあれだけジョエリ兄弟をベタ褒めしてた御大も「彼等とはリーグが違かった」という迷言を残したが、そんな事言わなくてもホントに良いアルバムだと思うんだけどなあ...

Melodies-The Best of AOR-Melodies-The Best of AOR-
(2003/07/16)
オムニバスフィニス・ヘンダーソン

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ナイト・レンジャー、ハノイ・ロックスと楽曲自体に「夏」を感じさせるアルバムをレビューしてきて、今日はちょっと系統を変えて「ジャケットに「夏」を感じさせる」アルバムをチョイス。それがこの「MELODIES -THE BEST OF AOR-」。

まあ、殆ど反則に近いモノですが(汗)何年か前にレコード会社がオムニバス形式で出したコンピもので、ジャケは昔の「FM STATION」世代には堪らない(笑)鈴木 英人が手掛けている。そりゃ夏を感じさせますって!

肝心の音の方は、タイトルにもある通り「AOR」のオムニバス集で、AORというとアダルト・コンテンポラリーという名にもある様に大人向けのイメージが強いけど、こだわりが無ければ普通に聴けるジャンルだと思う。
とはいえ、最初のAORのイメージは(今はそんな事はないだろうけど)「ちょっと大人ぶった若造がデートなどでムードを高める為の御用達アイテム」とか「風呂上りにバスローブ着て、シャム猫抱いて、片手にワイン(髪は当然オールバックで/爆)の人が聴く音楽」(←また言ってる/笑)みたいな感じだったな(大笑)。

このテのオムニバスには欠かせないクリストファー・クロスやシカゴ、大御所ボズ・スキャッグスやボビー・コールドウェルなどは代表曲が網羅されているし、馴染みのあるトコではTOTOや、最近レビューしたドナルド・フェイゲンの「I.G.Y.」なども収録。
私的には「ベストヒットUSA」のオープニングに掛かる音楽(ヴァイパー・トレイルズの「DON'T WORRY BABY」狙いで買ったのだけど、この曲もあの時代を感じさせ、また夏の雰囲気も十分に感じる。
あと、私がそんなに馴染みのないブラックミュージックのミュージシャンの多数収録されているので、そのテの入門編には打ってつけのアルバムだと思う。

続編の「バラード」編もそうだけど、日本のレコード会社が企画したオムニバスとしてはかなりレベルの高いアルバムではなかろうか?

ミステリー・シティ~ハノイ・ロックスIV(K2HD/紙ジャケット仕様)ミステリー・シティ~ハノイ・ロックスIV(K2HD/紙ジャケット仕様)
(2008/06/25)
ハノイ・ロックス

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今週は”夏”を感じさせるアルバムのチョイスで行きますか!

...ってな事で、このアルバムも私的には思いっきり”夏”してますねー。ラウドパークにやってくるハノイ・ロックスの4thアルバム「BACK TO MYSTERY CITY」。

そもそもハノイを聴いた切っ掛けは、ガンズ・アンド・ローゼズがブレイクした年に「影響を受けたミュージシャン」的なことインタビューで聞かれたアクセル・ローズがハノイ・ロックスの名を挙げていたのが気になって、ちょうど国内盤CDが発売される前に輸入盤でベストを手に入れたのが最初...なので、リアルタイムでは全くチェックしてなかった。ヴィンス・ニールの例の交通事故でラズルが亡くなったニュースはうっすら記憶にあるけど。

しかもこのベスト盤、メジャーなレーベルではないトコから出しているのが如何にも”アングラ的”でB級臭さが堪らなかったし、またベストと言いつつも地味な「DON'T FOLLOW ME」とか入ってて、全アルバムを揃えた後に「全然マイナーな曲じゃん!」と思う事請け合いだし(笑)。

それはともかく(苦笑)ハノイのオリジナルアルバムの中では一番好きなアルバムである事は間違いない。ライブ盤を含むと以前レビューした「ALL THOSE WASTED YEARS...」に軍配が挙がるけど、スタジオ盤では一番聴いたアルバムになるかな。
オープニングの妙な小曲の心臓の鼓動からいきなり「MALIBU BEACH NIGHTMARE」のキャッチーなメロディに傾れ込むトコが絶妙で、コレだけで他のアルバムにはない「何か」を感じさせる。
アナログでいうA面の構成は最高!「TOOTING BEC WRECK」みたいな隠れた名曲(だと私は思ってる)があったり、ライブ盤でもテンション上がりまくりの「MENTAL BEAT」、彼等ならではの世界観が美しい「UNTIL I GET YOU」。どれも大好きだ!
B面はちょっとリラックスして聴くには良いかな...と思わせる曲が多いけど、「BEATING GETS FASTER」みたいな初期っぽい雰囲気の曲や、最後にタイトル曲で爆発させるトコも如何にも彼等らしくて良い(この曲のライブは、モンちゃんのブチ切れ具合がホントにカッコイイ!!)。

続く「TWO STEP FROM THE MOVE」では、全体的にスケールがデカくなった感じでコレもハノイだ...という事も分かるんだけど、何処と無くチープ感漂う感覚はこのアルバムを最後に消す事になる。案外、このチープ感が好きだったりするからこのアルバムがお気に入りなのかも?

しかし、久々に聴くとホントに良いわー!早速、車内で聴くハノイのベストでも作ろうかな。

グレイテスト・ヒッツグレイテスト・ヒッツ
(2008/06/25)
ナイト・レンジャー

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しかし暑い!

最近の仕事疲れのお陰で、今日は午前中に外の用事を済ませ、午後は家でダラダラ過ごしてたのだけど、クーラーを掛けていたのにも関わらず暑さを感じるのはさすが夏といったトコだろうか。

そんな夏真っ只中に「夏のイメージに合う曲」と考えると、まずこのバンドが一番最初に浮かんでくる。
ホントはオリジナルアルバムでレビュー書くべきなんだろうけど、手っ取り早いベスト盤にヒット曲満載で、しかも曲順とか一貫性が見事にハマってしまうベスト盤も珍しいな、と。
オープニングの「ROCK IN AMERICA」から全開で、続く「SING ME AWAY」もスカッと爽快感、「GOODBYE」で雰囲気を和ませて、ココで必殺の「WHEN YOU CLOSE YOUR EYES」ですよ!私はこの曲が一番夏を感じさせて、しかも歌詞は一昔前のアメリカの青春映画ちっくで、今でもかなり好きだ(ビデオクリップは、今観るとさすがに笑えたりするけど/笑)。

他にも「SISTER CHRISTIAN」「SENTIMENTAL STREET」「RESTLESS KIND」といったバラードも多いけど、ヒットした曲だからベスト盤に入らない方がおかしいし、逆に「DON'T TELL ME YOU LOVE ME」(←しかし、イントロはいつ聴いても”あの曲”を思い出してしまう.../苦笑)「EDDIE'S COMIN' OUT TONIGHT」の様にロック寄りの楽曲でバランスを保とうとしているのが好感が持てる。ただ、欲をいえば「NIGHT RANGER」が入ってたら最高だったと思う。アルバム自体12曲と少なすぎるので、もっと曲数増やしてボリューム満載で聴きたい...のが正直な感想。

しかし、こうして改めて聴いてみるとホントに良いバンドだったな。一度もライブを観る事がなかったのが悔やまれるけど、何年かに一度来日しても良いんじゃなかな?懐メロバンドでも何でもイイじゃん、だってリスナーが求めてるのは正にそれなんだから。

ゲット・ア・グリップ+ボーナス・トラック(紙ジャケット仕様)ゲット・ア・グリップ+ボーナス・トラック(紙ジャケット仕様)
(2010/02/17)
エアロスミス

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前回書いたデヴィッド・ボウイの影響はずっと続いていて、「LOW」をずっと聴きまくってたのだけど、ふとした事からいきなりエアロへ(笑)。
ここ最近、ずっと仕事疲れが溜まっていたので気分が全然優れず、今日の帰りに買物に出掛けて、ふと寄った店でエアロのロゴ入りパチものTシャツが\1500で売ってたので思わず購入し、「そーいや、最近エアロ全然聴いてないな...」と思い、このアルバムに手が伸びたという理由...(汗)

数あるアルバムの中でも、一般的な最高傑作といったらこのアルバムでほぼ決まりでしょう(昔からのコアなファンだとこのアルバムは敬遠されるでしょうが)。
私はエアロに目覚めたのは第2黄金期の幕開けとなった「PERMANENT VACATION」からで、「PUMP」には心底「やられた」と思いバカみたいに聴き漁ったモンだけど、同時に「こんな凄いアルバムの後に次はどんなアルバム作るんだろう?」と疑問視する事もあった...けど、その高いハードルを更に飛び越えたのには驚いたし、当時はホントに「世界最高のバンド」とすら思ったくらいだ。

イントロからエンディングまで全く捨て曲なし!BURRN!のレビューでもかなりの高得点を記録していたのを思い出すけど、このアルバムは初の100点取っていてもおかしくない完成度だと思う。
「INTRO」のラップや「EAT THE RICH」の最後のゲップとか遊び心も多いし、シングルカットされていない曲もジム・ヴァランス、デズモンド・チャイルド、マーク・ハドソンなどの裏方職人や、ジャック・ブレイズ&トミー・ショウの(当時)DAMN YANKEES組やレニー・クラヴィッツなどのミュージシャンとも共作したお陰で優れた楽曲が揃う。

私のお気に入りは、ほぼ全曲になるけど(笑)厳選すると「LIVIN' ON THE EDGE」「SHUT UP AND DANCE」「CRYIN’」「CAN'T STOP MESSIN'」「AMAZING」あたりが最高。

このアルバム以降は高い水準を保ったアルバムを発表しているけど、このアルバムほどキャッチーでテンションの高いモノは出ていないけど、ベスト盤ばかり出してないでそろそろ純粋な新作を期待してるんだけど、一体いつ??