エヴリシング・イン・トランジットエヴリシング・イン・トランジット
(2006/04/12)
ジャックス・マネキン

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久しぶりにCD屋へチェックしに行ってセバスチャン・バックのソロを買いに行ったのだけど、そこでは売り切れみたいだったので、代わりにこのCDを購入。
このCD、先日色々とHMVのサイトでチェックしていた中の1枚で、前回書いたSUGERBOMB系統のポップなアルバムが久々に聴きたい...と辿って行ったら巡り合った。
だから、先入観もバンド名もバックグラウンドも一切情報無し。ただ音楽だけ聴いて気に入ったモノ。こういう買い方って随分久しぶりな気がする。

サイトでチェックして、その後CD屋で探した時に偶然エモ特集のコーナーの中でピックアップされて、試聴機にも入っていた。しかも、発売されたのは昨年の4月。リリースされてもう既に1年半くらい経っているではないか!
元々は、SOMETHING CORPOLATEというバンドのアンドリュー・マクマホンという人の別バンドらしく、そのバンドを活動休止にしてまでこのプロジェクトに取り掛かったとの事で、しかもインナーを読んでいたら何とMOTLEY CRUEのトミー・リーがゲスト参加。全くの畑違いの参加に意外性を感じたけど、以前から友人関係だったという。

さて、私を虜にした「THE MIX TAPE」という楽曲(ブッチ・ウォーカーと同じタイトル!)。
http://www.youtube.com/watch?v=tg144YYnOeE

聴いてもらえば分かるけど、ピアノの旋律が美しいポップソングで、適度にへヴィで疾走感もある面白い曲。ビデオクリップもなかなか良い味出してる(クリップのおねーちゃんが可愛い!/笑)。
全体的にはピアノを使ってるので、何処と無くベン・フォールズ・ファイブあたりを想起させるけど、勿論こっちはギターも入ってるので(笑)よりバンドらしく、またジャケットがカルフォルニアのビーチを描いたイラストを意識してか、ビーチ・ボーイズの影響を感じさせる。
また、この人は声が良い!何処と無く哀愁を漂わせている雰囲気が好きだ。

本家のSOMETHING CORPOLATEはまだ聴いていないし活動再開の話も聞いていないので(それ以前にバンド名すら知らなかった!)果たして次のアルバムを期待して良いのかどーか分からないけど、素直に次作も期待したい素晴らしいバンドだ。
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ブリーブリー
(2001/10/03)
シュガーボム

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最近HM/HR系がずっと続いたので、ここらで久しぶりにパワーポップ系なんぞを。

今でこそエモ系とか騒がれているジャンルでもあるけど、基本はこういうポップ系から派生したモノではなかろうか?そりゃエモ系のバンドでも気に入ってるバンドも幾つかあるけど、ヒットしてる曲でも自分にはちょっと合わないと思うバンドもあったりするので、「ポップだから」という理由で手を伸ばすのもちょっとマズイな...と思ってたりする。

で、このアルバムは発売当時に新宿のタワーレコードの試聴コーナーに入ってたのを聴いたのが最初で、そこのキャッチコピーには確か「ジェリーフィッシュmeetベック?」的な事が書かれており、ベックはともかくジェリーフィッシュの名を出されては聴くしかないだろう!と(笑)言う事で、聴いたのが運のツキ。

確かにジェリーフィッシュの影響は受けているだろうし、ベックっぽいノリもあるけど、決定的な違いは、音の作り込みがなくて、バンド形態で勝負している事。音楽的にはちょっとズレるけどベン・フォールズ・ファイブ的なノリかな?

1曲目の「WHAT A DRAG」の篭った様な音のシンセピアノが聴こえて、ドラムの音が切り込み、間髪入れずにボーカルが聴こえてきた時点で即買い決定!(笑)この曲の、何処か空虚感を感じる雰囲気はちょっと(ホントに僅かだけど)ティアーズ・フォー・フィアーズを思い出した(でも、全体的に聴くと全くそんな事はないんだけど/笑)。
続く「BULLY」や「HELLO」はよくあるポップソングなのだけど、メロディが素晴らしく、私が思うパワーポップの理想系だと思う。
まあ、中にはやり過ぎのモノもあるのだけど(笑)その辺はご愛嬌という事で...それでも全体的にデビューアルバムとしては及第点をラクにクリアしてるアルバムかと。

ただジャケットがなあ...ブサイクな女の子が物凄い顔して振り向いてるのだけど、もっと良いモノ作れなかったのかな?(爆)あと、変なカタカナとかやたらと目にするし(苦笑)。
しかも裏ジャケにメンバーが載ってるのだけど、これがハゲが2人+ヒゲ2人+チビ1人のルックス的にはかなり微妙(爆)。まあ、イケメン揃いよりもそんな感じの方が個人的には好きだったりするのだけど。

しかし、このアルバム以来全く音沙汰が無いんだけど...このまま埋れるには余りにも惜しいバンドなんだけどなあ。

「HELLO」
http://www.youtube.com/watch?v=ADHklQPoEtM

バック・イン・ブラックバック・イン・ブラック
(2008/10/22)
AC/DC

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今月は色々と買物が多くて、それに加えてメイデンのチケットも「やはり行かねば!」と思い、急遽取って(プレオーダーの席が悪いという話はオーダーしてから気付いたのだけど、それよりも確実に抑えておきたかったので、何とも複雑な心境である...)家計が大ピンチに陥ってしまった。
CDも出来るだけ抑えたつもりなのだが、見ると欲しくなる病はかなり重症...一生治りそうもないのか?
そんな中、以前から注文していたブツが今日届いた。AC/DCのDVD3枚組「PLUG ME IN」。
HMVで”DVD2枚買って25%オフ”に合わせて直ぐに予約したのだけど(因みにもう一つも以前から欲しかったブツで、詳細は後日)ホントにこの日を待ちわびた。
とりあえず1枚観たのだけど、ホントに凄い!感想は全部観てからココで書くつもりなので、詳細は抑えておきましょうか。

で、以前はボン・スコット時代の「POWERAGE」をレビューしたので、今度はブライアン・ジョンソン時代のモノを...と言ったら、このアルバムになってしまう訳で。

ボン・スコット急逝で、新シンガーにブライアンを迎えての初アルバムな訳だけど、バンドに普通に馴染んでいるのは物凄い不思議に感じた。前任者がバンドの顔でもあったのに、Voが変わって違和感が若干あるかな?と思いきや、まるで以前からそこにいるみたいな感覚。それだけハマった、という事なんだろうな。

楽曲も前作から踏襲した聴き易い音像なので、これもヒットした起因なのだろう。
オープニングの「HELLS BELLS」が、いきなり鐘の音から始まるあたり「ボン・スコットへの追悼歌」の意味合いも含まれているのだろうが、この曲以降はいつものAC/DC。
まあ、タイトル曲に関してはもう言う事は無いでしょう。超有名なリフな訳で、ロック好きでこの曲を知らない人はいないだろうし。
他にも、今でもライブで演奏されている「SHOOT TO THRILL」「YOU SHOOK ME ALL NIGHT LONG」は勿論、前作の「NIGHT PROWLER」タイプの「ROCK AND ROLL AIN'T NOISE POLLUTION」や、ノリの良い「GIVEN THE DOG A BONE」など聴き所満載。

因みに全世界で4000万枚売ったアルバムだそうだ。正に天文学的な数字だけど、果たしてAC/DCのファンがそんなに世界中にいるのだろうか?...ちょっと疑問。

スキッド・ロウ(紙ジャケSHM-CD)スキッド・ロウ(紙ジャケSHM-CD)
(2009/09/23)
スキッド・ロウ

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今月、遂に待望の(って、一体何時まで待たせたんだ?)ソロアルバムを発表するセバスチャン・バック。
スキッド・ロウのデビュー時からずっとリアルタイムで追ってきたモノとしては、こうしてまたシーンに戻ってきてくれた事に嬉しさを感じるのだけど、それと同時に今回のソロはどんな感じに仕上がってるのかがポイントでもある。
そりゃバズの事だから、ロック魂炸裂を期待してるのだけど、スキッド・ロウの3rdみたいに変に時代を意識した音作りだけは絶対に避けてもらいたい。そーやって失敗してるミュージシャンは今まで多かったので、そのジレンマにハマって欲しくないんだよなあ。

じゃあ一体どんな路線を期待するのか?というと、決まってるじゃないですか、このデビューアルバム路線ですよ!!バズに求めるのは正にこの音。それほどまでに強烈なインパクトを持って出てきたんだよなあ、当時は。
HM/HRの全盛期にホント彗星の如く現れて、「YOUTH GONE WILD」のビデオクリップを観て直ぐに虜になったくらい大好きだった。ボン・ジョヴィに見出されてデビュー...なんて話は、そりゃブレイクの切っ掛けにはなったかも知れないけど、別にボン・ジョヴィのバックアップが無くとも普通にシーンに躍り出てこれたのではないか?と思うけど。それは、やはりボン・ジョヴィの弟分的な存在で注目を浴びたシンデレラに対してもそー思う。

今でこそ、数あるバッドボーイズ系HRの中でも、とにかく新人とは思えない大胆な音だったと思う。オープニングからエンディングまで一気に聴かせてしまう強引さもさながら、きちんとバリエーションも豊富で「そりゃ売れなきゃおかしいわ」と。中でも「SWEET LITTLE SISTER」「MAKIN' A MESS」「PIECE OF ME」がお気に入りだ。

本音としてはスキッズとして復活してもらいたかったけど、さすがにそれは期待出来そうもないんで、とりあえず今はソロアルバムが楽しみだ。「期待に応える男だぜ!」というバズの言葉、ホントに信じてるぜ!

Psycho CityPsycho City
(1999/12/21)
Great White

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ここ数日、車内で聴く為のHM/HR系バラード集CD-Rを作っていて、選曲と曲順に物凄く悩み、昨日は気がつけば4時間も掛けていた(笑)。
普通、こういうオムニバスものを作る時は、閃きというか直感で作った方が案外良い選曲が出来たりするモノなのだけど、入れたい曲が多いのと「1バンドにつき1曲」という掟を課したお陰でめっちゃ時間が掛かったのだ。

で、そんなこんなで色々CD引っ張り出して聴いていた中、ホントに久しぶりにこのアルバムを聴いた。
以前、このブログで彼らの「ONCE BITTEN」を取り上げていたので、次回は「TWICE SHY」を...と考えていたのだけど、結局このアルバムをチョイスしてしまった。久々に聴いたら結構良いアルバムだったんだな...と再認識したので。
いや、良いアルバムだって事は前から思っていたけど、グレイト・ホワイトのお気に入りCD-Rを作った時には、何故かこのアルバムから1曲も入れてなかったのだ(苦笑)...まあ、他に良い曲も多いバンドだし、思い入れが多い曲をチョイスした結果、入らなかっただけの事なんで...

前作「HOOKED」がそれまでの音楽性から割と淡白な作風だったお陰で、「次作はこのまま渋い路線を貫くんだろうな」と思っていたのだけど、思っていたよりはロック寄りの作風だったので安心した覚えがある。

「OLD ROSE MOTEL」や「MAYBE SOMEDAY」は、グレイト・ホワイトお得意のブルーズナンバーで相変わらず渋いし、「PSYCHO CITY」「BIG GOODBYE」あたりはキャッチーなHR。「GET ON HOME」「DOCTOR ME」では如何にも海が似合いそうなナンバーだし、ジェファーソン・エアプレインのカヴァー「SOMEBODY TO LOVE」も、オリジナルと比べるとジャック・ラッセルの甘い声が意外にも上手くハマって良い仕上がり。
でも、このアルバムのハイライトは間違いなく「LOVE IS A LIE」。もう号泣モノのバラード。一歩間違えるとお昼のメロドラマのBGMにも為りかねない曲なのだけど(笑)そこはさすがジャック・ラッセル、歌の上手さでグイグイ引き込んでいく。マーク・ケンドールのギターもここぞとばかり泣きに泣いているし、正に名曲。

このアルバムを境に、バンドの音楽性が徐々に変化が見られてきて地味な作品が続いてしまうのだけど、最近出た新作では幾分”らしさ”が戻っているらしいので、これを機にまた復活してもらいたいモノである。

スリップ・オブ・ザ・タング(紙ジャケット仕様)スリップ・オブ・ザ・タング(紙ジャケット仕様)
(2008/04/23)
ホワイトスネイク

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昨夜のジョン・サイクスを聴いてて「彼がそのままホワイトスネイクに残っていたら、果たしてあの「1987」アルバム以上のモノが出来ただろうか?」とふと思った。

「1987」は、あの時代だからこそ出来たアルバムと思っているし、しかも当時カヴァデールの嫁がビデオクリップに出演し2人でいちゃついてる場面を見て、成功に溺れているカヴァデールがあのアルバム以上のモノが作れる訳がない...とも思っていた。
今思うと、当時の仲違いが酷かったとはいえ、アルバム完成後にメンバー全員の首を切った時点でバンドの命運は決まっていたとも言える。
でも、それはあくまで結果論であって、そんなバンドの台所事情などはファンは知るハズもなく、当時は「1987」に続くニューアルバムを期待していた訳で...

ライブではエイドリアン・ヴァンデンバーグとヴィヴィアン・キャンベルの2人のギタリストがプレイし、当然楽曲もこの2人がカヴァデールと共作するんだろう...と思っていた矢先にヴィヴィアン・キャンベルが脱退。
理由は「宿題をやらないギタリストはいらない」(カヴァデール談)。要は楽曲に不満があったのか、それとも単に楽曲を書かなかったのか?まあ、ディオ的な楽曲をカヴァデールが歌うのも聴いてみたかった気もするけど、結局それは叶わなかった。
で、新たに加入したギタリストが何とスティーヴ・ヴァイ。当時はかなり驚かされたモノだったなあ...
そりゃデイヴ・リー・ロスでの派手なパフォーマンスもカッコ良かったけど、何故よりによってブルーズベースの白蛇に??
また運の悪い事に、アルバム製作中にエイドリアンが腱鞘炎による腕の故障でプレイを断念。当然、アルバムはヴァイの手腕に委ねられる事に...

で、出来たのがこのアルバム。当時、このアルバムを聴いた洋楽好きの友人達に「1987」とこのアルバムではどっちが好きか?と問いたら、何とこのアルバムの方が好きだという人が一人いた。...今でも納得いかないんだけど(苦笑)。

結論から言うと、失敗作の手前で何とか持ち堪えている印象を受けた。
そりゃ私はヴァイは大好きだけど、やはりバンドとはミスマッチとしか思えないし、突然の加入でいきなり任された訳だから、そういう事情を考えるとクオリティは高いと思う。

しかし、昔から知ってる白蛇として考えると、これはもはや白蛇ではないでしょう。やはり世界的な成功を収めて浮かれていたんだろうなあ。
「FOOL FOR YOUR LOVING」のセルフリメイクも散々だし、「SLIP OF THE TONGUE」や「CHEAP AN NASTY」の妙にLAメタルっぽい楽曲も全然合っていないし。前半5曲はホントに失望させられた。

でも後半に入ると、硬派なイメージで攻める「WINGS OF THE STORM」や、カヴァデールのヴォーカルが素晴らしい「THE DEEPER THE LOVE」、ZEP風味の「JUDGMENT DAY」、へヴィでファンキーな「SLOW POKE MUSIC」、エイドリアンが書いた美しいバラード「SAILING SHIPS」と立て続けに盛り上げてきて、これでホントに救われた。

これを最後に一旦白蛇は姿を消す事になったけど、確かにそのまま続けてバンドがボロボロになるよりはここで区切りを付けて正解だったと思う。ヴァイもツアーが終わったら何の未練もなく去っていったし、ホントに一安心だったな(苦笑)。

という訳で、今でも余り好きになれないアルバムではあるけど、たまーに引っ張り出して聴く程度なら新たな発見もあって興味深い作品でもある。

LovelandLoveland
(2003/03/25)
John Sykes

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11月に入り秋真っ只中の今日、季節柄バラードばかり聴く事が多くなる時期でもあるのだけど、今まで長い間メタル系のアルバムを散々聴き漁って気に入ったバラードをカセットやMDなどに落として聴きまくってばかりいたので、最近はこれぞというバラードが少なくなってしまったのも事実。
今のラウド系のバラードではなく古き良きメタルのバラードが聴きたいと思っていても、聴きたいアルバムが廃盤で聴けなかったり、その古き良きメタル系のバンドが今の時代には殆ど出てこないのも原因だと思う。

そんな事を考えながら、久しぶりこのアルバムを手に取った。もう十年前のアルバム!?と目を疑ったけど、確かにもうそれ位経つのか...翌年のジョン・サイクス名義のライブも観に行ったなあ(今は亡き新宿リキッドルームの果てしなく長い階段を登って/苦笑)。
当時はこの企画モノよりも普通の新作出してくれよ...と思ってたクチで、前作にあたる「OUT OF MY TREE」の方向性に疑問を感じてたので、バラードアルバムよりも新作をブルー・マーダー路線に戻せ!と思っていた。

しかしこのバラードアルバム、ちょっと侮れなかった。まず1曲目からちょっと枯れた雰囲気の渋いギターからして泣かせる。バラードアルバムの掴みとしては良い線行ってる感じ。当時は知らなかったけど、後にデヴィッド・カヴァデールがこの曲を「俺がアイディア出したのに、奴はクレジットを入れるのを拒否した」と言っていたけどホントか?確かにカヴァデールが歌っても不思議じゃない雰囲気ではあるけど。
そして本作のハイライトである「PLEASE DON'T LEAVE ME」のセルフリメイクでもある「DON'T HURT ME THIS WAY」。結局、オリジナルが一番好きだったりするのだけど(笑)コレはコレで面白い。サイクスの声とフィル・ライノットの声を被せてデュエットっぽく聴かせているのが聴き所か?

他にも「DIDN'T WE SAY」「HAUNTED」「I'LL BE WAITING」などがお気に入りだけど、さすがに10曲全部バラードだと食傷気味になってくるのも事実。
いや、完成度は勿論高いのだけど、こう出されると気に入った曲しかチョイスしないで他は飛ばす...という聴き方になってしまうのだ。このアルバムの惜しい点はそこにある。

最近は名前すら聞かなくなってしまったけど、新作作ってるんでしょうか?再結成シン・リジィの集金ツアーが忙しいのか知らないけど、もうそろそろ良いんじゃないでしょうか...ブルー・マーダー再結成とか(爆)。フィルのいないリジィをやるよりも動機としては健全だと思うのだけど...

最後に一つ。何でジャケ写真でのレスポールはカスタムではなくスタンダードなんだろう?サイクスといえば、あのミラーのピックガードが付いたカスタムが代名詞なのに。

エッセンシャル・シンディ・ローパーエッセンシャル・シンディ・ローパー
(2003/07/16)
シンディ・ローパー

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前回のPET SHOP BOYSのお陰で80’Sばかり聴いてるのだけど、そーいやこの人もまだレビューしてなかったな...と思い、早速久々にアルバムをチョイス。

しかし、表舞台から離れて以来、今まで何枚スタジオ盤出してるのかもよく知らないし、やはり歳と共に派手さが消え代わりに聴かせる楽曲が増えていったので、デビュー当時の強烈なインパクトを知る者としてはちと寂しい限り。
数ある80’Sのアルバムの中でも、間違いなく「SHE'S SO UNUSUAL」と「TRUE COLOR'S」の2枚は外す事は出来ない名盤であると思う。

でも今回レビューするのは、レコード会社の編集したベスト「THE ESSENTIAL」。
ま、シンディのベスト盤に関しては以前「GIRL JUST WANT TO HAVE FUN」(邦題:ハイスクールはダンステリア)のセルフカヴァーである「HEY NOW」がヒットした「TWELVE DEADLY CYNS...AND THEN SOME 」を出していて、そのベストも選曲が良いのだけど、こちらも負けていない。映画「グーニーズ」の主題歌である「GOONIS 'R' GOOD ENOUGH」が入ってるのが強みかな?でも、向こうにはビールのCMで使われた(本人も出ていた)「HOLE IN MY HEART」が入ってるしなあ...だけど、1stに入ってたプリンスのペンによる(本人もデュエットしてる)「WHEN YOU ARE MINE」が入ってるから、やっぱこっちか!(笑)

基本的に彼女の代表曲はほぼ網羅されていて、チェックしなくなってしまった4th以降も入ってるのだけど、コレが今聴くと結構良い味出してるというか...「HAT FULL OF STARS」や「SISTERS OF AVALON」なんかはそれまでの路線とは若干雰囲気が違うし(今更の話ではあるけど/苦笑)。言い換えれば、この路線がセールスに結び付かなかった原因なのだけど...

昨年だか、一昨年だったかサマソニかフジロックかどちらかのステージに上がってましたよね?日本にはまだ根強いファンが大勢いると思うので、クラブ規模でも何でも良いからもっとライブ演ってほしいし、良質な作品を作り続けてもらいたいモンです。

ジェネレーションズジェネレーションズ
(2005/08/24)
ジャーニー

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もうそろそろこのバンドの新作が聴きたいトコなのだけど...umeさん情報だと、ジェフ・スコット・ソートは脱退して、後任が無名のフィリピン人という話らしいけど、YOU TUBEに上がっていた映像を観る限り、Voに対する不安は余り感じさせないのが救いだろうか。
そもそもジェフは何で降りて(降ろされて?)しまったのだろうか?アルバムに一度も顔を出さずに終わってしまったというのは、聴いてみたかった気もするし、コレで良かったのかも知れないし、何とも複雑な心境で...(苦笑)

そんなジャーニーの、現時点での最新作がこのアルバム。Voは勿論、スティーヴ・オウジェリー。
オウジェリーに関してはホントに素晴らしいシンガーだと思ってるけど、何で未だにスティーヴ・ペリーに未練がある人が多いのか理解出来ない。
そりゃスティーヴ・ペリーも黄金期を支えた素晴らしいシンガーではあるけど、メンバーの不和や2ndソロでの声を聴く限り、ジャーニーではもう既に限界だと思うし、「TRIAL BY FIRE」も好きなアルバムではあるけど、そのまま次作に続かなかったのも何となく理解出来るし。

そのオウジェリーの個性を活かした2枚のアルバムは甲乙付けがたい程素晴らしいけど、私的には僅差でこっちのアルバムに軍配。大した理由は無いけど、単純に好きな楽曲が多いって事で。
特に「THE PLACE IN YOUR HEART」「A BETTER LIFE」「BUTTERFLY(SHE FILES ALONE)」の3曲は秀逸で、ジャーニーとしてよりもバッド・イングリッシュ的な雰囲気が漂う感覚が心地良い。オウジェリーを褒めておいて何だけど、ジョン・ウェイトの声で聴いてみたい。

残念ながらオウジェリーは、喉の不調を理由にバンドを脱退してしまったけど、その喉の問題を克服して何らかの形で復活して貰いたい。このまま埋もれてしまうには余りにも勿体無い逸材だと思うので...

Garden of MoonGarden of Moon
()
Lana Lane

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何故か秋になると聴きたくなるバンド、ラナ・レーン。
出会いは当時のBURRN!誌のレビューの高得点96点につられて聴いてみたのが最初なのだけど、その高得点もさながら、幻想的なジャケットの美しさにかなり惹かれてどんな音のバンドなのだろうか?と興味を抱いたモノだった。

女性ボーカルという事でハートやヴィクセンのイメージが先入観にあった為か、最初に聴いた時は結構繊細な音だな...と感じたモノだけど、HM/HR雑誌に紹介されてるだけあってギターのエッジさが随所に散りばめられて、また肝心のラナ・レーンのボーカルも実に堂々とした歌いっぷりにかなり感心し、高得点も納得のクオリティで当時はほぼ毎日聴いていた。
今でこそ「シンフォニック」というジャンルも確立されつつあるけど、当時はまだそんなに浸透していた訳ではなかったので、このテの音楽は(知らなかった事もあって)かなり新鮮だったな。

「DESTINATION ROSWELL」や「EVOLUTION REVOLUTON」のHRタイプや「DREAM OF THE DRAGONFLY」のスケールの壮大なバラードなど聴きどころも多いけど、本作のハイライトはやはり「UNDER THE OLIVE TREE」。この曲構成はホントに見事で、演奏、ボーカルなど全てにおいて完璧な作りだと思う。
私的なお気に入りは「SEASONS」。このイントロを聴くと、何故か秋の夜のイメージを感じるのだ(ホントに全く理由なんて無いのだけど/笑)。正に今の時期にぴったりな雰囲気で、ホントに大好きな曲だ。

この翌年に渋谷クアトロでライブを観たのだけど、ライブでも演奏は完璧だった。ラナは余りステージ慣れしていなかったみたいだけど、それよりも良い演奏聴かせてくれる方が重要だったので十分に楽しめた。ただ、観客が300人くらいでクアトロのフロアが半分スカスカだったのがちょっと寂しかったかな?
因みにライブ中、ラナと何度も目が合ってしまい、その度に指さされたりウインクされたりと、ラナの旦那の目の前でちょっと気まずい思いをしたのは気のせいか?(爆)