PASSION AND WARFAREPASSION AND WARFARE
(1990/05/31)
スティーヴ・ヴァイ

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白蛇の新作が出て、ふと「この人がもし、今もまだ白蛇のメンバーだったら一体どんなアルバム作ってるんだろうか?」と思った(笑)。
まあ「SLIP OF THE TONGUE」以降のデヴィッド・カヴァデールの遍歴を見ていくと、さすがにヴァイが白蛇に残る要素は全くないのだけど(というか、初めからアルバム1枚分の契約だったらしいけど)ブルージーなHRは皆無になってたんだろうなあ...
そんなヴァイが、白蛇在籍時に作っていたソロ2作目が「PASSION AND WARFARE」。キング・クリムゾンの総帥:ロバート・フリップ爺が当時ベタ褒めしていたという、問答無用の最高傑作だと思う。

初のソロ作である「FLEX-ABLE」で既に一般人には理解出来ない世界を披露していて、このアルバムを聴いた後に「FLEX-ABLE」を聴くと、いかにこのアルバムが聴き易く、そして凄い事をやっているかがよーく分かると思う。
アルカトラス時代、ドレッドヘアでHMをプレイするヴァイを見て只者ではないと誰もが思ったと思うけど、フランク・ザッパのメンバーだった事を考えるとこの人が何でHR/HM畑でプレイするのが全く理解出来なかった。
まあ、HM/HRではギターが中心にくる音楽だから選択したのかも知れないけど、それならば彼の師匠でもあるジョー・サトリアーニの様に最初っからギターインストのソロミュージシャンとして活躍するのがスジだと思うし、ヴァイの音楽性ならば当然の事だと思う。

最初に聴いた時は、それまでギターインストアルバムというものは全く聴いた事がなかったのでちょっと斜に構えて聴いていたのだけど、全曲聴き終わった後にはかなり興奮させられたのを覚えている。
別にボーカルが入ってなくてもここまで耳を惹きつける事が出来るのも凄いし、またメロディだって口ずさめる様なポップなモノでもないのだけどアタマに残るし、またヴァイ自身がギターで何やってるのかよく分からないけど凄い事をプレイしているというのは聴いて分かるのも凄い。ホントに何なんだろうか、この人は?

楽曲に関しては「FOR THE LOVE OF GOD」~「THE AUDIENCE IS LISTENING」~「I WOULD LOVE TO」の流れは完璧ではなかろうか。セオリー通りの泣きのフレーズがある訳でもないのにギターが泣いている「FOR THE LOVE OF GOD」、エディ・ヴァン・ヘイレンを意識した様な攻撃的な「THE AUDIENCE IS LISTENING」、このアルバムの中で一番メロディアスでよくTVのBGMあたりで耳にする「I WOULD LOVE TO」。どれをとっても完璧だと思う。

この1枚でヴァイは全ての事をやり遂げたのではないのだろうか?と思うほど、多彩でヴァイの世界が満喫出来るアルバム。今聴いても全く色褪せない。リマスター出ないかな?

「FOR THE LOVE OF GOD」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=fwKveSeLHhw

「THE AUDIENCE IS LISTENING」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=cYRtn5VzCoQ

「I WOULD LOVE TO」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=YVw_58MdduQ
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グッド・トゥ・ビー・バッドグッド・トゥ・ビー・バッド
(2008/04/23)
ホワイトスネイク

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久々の更新となってしまいました。ちょっと火曜日から体調崩してしまい、仕事も休んで安静にしてたんですが、実は未だに快方してません。風邪からくるもので、微熱がずっと続いて頭痛と腹痛を伴うモノなので薬飲んで直ぐにケロッと治る感じではなく、ちょっと気を抜くとまた戻ってしまう厄介なモノなので、早く治って欲しいんだけど...

しかし、このアルバムは今年リリースの中でかなり楽しみにしていたモノなので、今日は朝からタワーレコードで即買いに行きましたよ。ちゃんとタワーのポイント2倍に併せて(笑)。
前評判は余り良いものではなくて、その中心が「ダグ・アルドリッチが~」的な事ばかりで、聴く前からそんなに叩くなら、アンチはギターがダグに変わった時点で見放せばいいじゃないか、とすら思うけど。私はどちらかというとカヴァデールの声の方が心配だったので、発売前にumeさんから教えて貰ったMY SPACEでの3曲を聴いてとりあえずは一安心だったな。

で、早速聴いてみたのだけど、今更「1987」と同等のクオリティを求めるつもりはないので(アレはジョン・サイクスと一緒に作らない限り無理だろうし...いや、今のサイクスでも結構危ない??)コレはその「1987」以降のアルバムの中では一番聴き易いと思う。まあ、他のアルバム自体が音楽性から何から変わった部分も多いので、比較するのも何なんだけど。

第一印象は「カヴァデールの声が変わったのか?」。インナーにも書いてあったけど、御大自身「今までとは違う新たなキーで歌う事にチャレンジしている」との事らしいけど、「'TIL THE END OF TIME」で聴ける声が大好きな私としては、ちょっと変な感じ(笑)。まあ、これは聴きなれないとずっと付きまといそうだけど。

で、ダグに関してはアンチが言う通り、確かにソロ部は余り印象に残るモノはないけど、全体的には良い雰囲気を持っていると思う。「A FOOL IN LOVE」の様なブルージーな曲での早弾きはちょっと抑えてもらいたいけど、そもそも今はこういうギタリスト自体が少ないのが事実だから、ダグには頑張って貰いたいな。

中でも気に入ったのは「ALL I WANT ALL I NEED」「GOOD TO BE BAD」「LAY DOWN YOUR LOVE」「SUMMER RAIN」「'TIL THE END OF TIME」あたりかな。まだ数回しか聴いていないのでもっと増えると思うけど。

かなりの力作であると思う。後はライブに期待だけど、前回はトミー・アルドリッチがドラマーだったけど今回スティーヴ・ヴァイのトコにいたクリス・フレイジャーに変わってどんな感じになるか...トミーも嫌いじゃないけど、違うドラマーで観たかったので良い機会だと思う。
噂では、デフ・レパードとのジョイントツアーでそのまま日本に来るという話もあるみたいなので、かなり期待したいな。

ヒューズ・ターナー・プロジェクトヒューズ・ターナー・プロジェクト
(2002/02/06)
ヒューズ/ターナー

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グレン・ヒューズのアルバムを久々に聴きたくなって、今朝から色々と引っ張り出して聴いていたのだけど、一番しっくり来たのがこのアルバム。言わずと知れた元レインボーのジョー・リン・ターナーと組んだ1stアルバム。

元ディープ・パープルと元レインボー...両方のバンドのファンなら間違いなく興味深いアルバムである事は間違いないけれど、私は以前も語った通りパープルはそんなにファンでもないし、実はレインボーも大好きという程でもなかったりする(汗)。
しかしグレンは大好きだし、ジョーの声質も結構好きなのでかなり興味があったから、当時は即購入したのだけど、何故か頻繁に聴く事がなかった。それは、バンド名義が2人にはなっているし殆どの楽曲も共作にはなってはいるけど、実際にアルバムを耳にしたらグレンのアルバムにジョーがゲスト参加みたいな印象を受けたからである。

音楽的には、この2人のキャリアそのままの70年代ハードロックを演っているので目新しい事は何も無いのだけど、だからこそ凄みが伝わるというもの。
ジョーとグレンが1曲ずつ1人でボーカルを取る以外は全部ボーカルパートを分け合って歌っているのだけど、2人共歌が上手いのは言うまでもないので安心して聴ける。

グレンが1人で歌う「HEAVEN'S MISSING AN ANGEL」ではあのジョン・サイクスが参加してるのだけど、この曲だけはジョンがギターソロとバッキングボーカルを担当しているお陰か全体的にみても突出していると思う。
結構前からこの2人(ジョンとグレン)で作品を作りたいと言ってたらしいけど、絶対に良いモノが出来ると思うのでいいから早くアルバム作れよ!と言いたい(爆)。

バンドのメンバーは基本的にグレンのバンドを軸としているのでそんなに有名なミュージシャンが参加してる訳でないけど、ポール・ギルバートやジョーのソロに参加した梶山章がゲストで弾いている。だけど、私的にはハモンドっぽいキーボードが良い味出してるのがこのアルバムのポイントだと思う。

今日久々に聴いたら、こういう音楽って古臭いと言われてもやっぱクセになるんだよなあ...と改めて実感した。2作目も出てるのだけど、まだ購入してないのでちょっと探してこなければイカンな。

The Art of LosingThe Art of Losing
(2003/02/25)
American Hi-Fi

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そーいや、このバンドの近況は全く耳にしなくなってしまったけど、ちゃんとバンドは存続しているのだろうか?クアトロでブッチ・ウォーカーとのジョイントライブ(とは言ってもブッチはほぼ前座っぽい扱いだったけど)で一緒だったアメリカン・ハイファイの2ndアルバム「THE ART OF LOSING」。

直訳すると「敗者の美学」だけど、このバンドは決して敗者でも負け犬でもなく、逆にデビューアルバムでいきなり注目浴びて本国でゴールドディスク獲得している良い状況なのに、何故このタイトルなんだろうか?
一般的にはデビューアルバムの方が有名だと思うけど、私的にはよりコンパクトに、よりバラエティに、そしてよりアグレッシヴになったこのアルバムの方が好きだったりする。
前作が大御所ボブ・ロックのプロデュースだった事もあってか、スケールの大きいサウンドで、ちょっとグランジっぽい雰囲気もあったのだけど、このアルバムに関してはオープニングの「THE ART OF LOSING」から小細工無しの直球勝負の音でグイグイ攻めてきて、あっと言う間に全曲聴き終わってしまう。

パンキッシュな「BEAUTIFUL DISASTER」、パワーバラードの「SAVE ME」、疾走感溢れる「TEENAGE ALIEN NATION」、ポップな「BUILT FOR SPEED」、土着的な雰囲気の「THIS IS THE SOUND」などがお気に入りだけど、やっぱタイトル曲が全てを表わしている気がする。全体的なイメージでは、クラッシュがもっとポップ寄りの楽曲を演るとこんな感じになるのではなかろうか。

ライブを観た時に思った事だけど、やはりスタジオアルバムだと綺麗にまとまりすぎて、絶対ライブで観た方が楽しめるバンドだと思った。
だからこそ、早いトコ新作聴きたいんだけど...ホント、どーしちゃったかな???

「THE ART OF LOSING」↓(不適切な部分は音声カットされてます/笑)
http://jp.youtube.com/watch?v=YG00bdl0EoA

「BEAUTIFUL DISASTER」↓(初めて見た映像だけど、モノクロが超カッコ良い!)
http://jp.youtube.com/watch?v=KxGqUSKmrQI&NR=1

Damn YankeesDamn Yankees
(2008/05/20)
Damn Yankees

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久しぶりの更新です。
期間が開いてしまったのには理由があって、実はウチのパソコンのCドライブの容量が目一杯になってしまい、選択して削除していたら間違って重要なシステムを消してしまいパソコンは立ち上がるのに画面が真っ暗...
さすがにお手上げなので、最終手段でシステム全て再インストールし直して事なきを得たのだけど、当然代償も大きく、それまで溜め込んだi-tuneのデータは全て消えてしまった...(涙)
しかも自分のブログも片っ端から検索して調べなおして(コレが結構惨め...)やっと使える範囲になったという訳です。あー疲れた。

そんなんで本題。
今月はナイトレンジャーが来るという事で、ナイトレンジャーのアルバムをレビュー...と思ってたら何故かこっちになってしまいました(汗)。
ナイトレンジャーのジャック・ブレイズが、スティックスのトミー・ショウ、テッド”ゴンゾ”ニュージェント、そして当時は無名だったマイケル・カーテローンと組んだ、スーパーグループの決定的ともいえるダム・ヤンキーズ。

それまでにHM/HR系では既にスーパーグループと称されたバッドランズ、ブルー・マーダー、ミスター・ビッグと既にデビューしており、更にはこのバンドの前年にはバッド・イングリッシュもアルバムを発表、こうしたスーパーグループはもう無いだろうと思ってたトコにこのダム・ヤンキーズ。前述のバンドはそれぞれクオリティの高い作品を発表していたので、このバンドにも当然期待が掛かる訳で、初めて聴いた時はジャックが主導権を持っていたのか、ナイトレンジャーの新作で出しても問題ないクオリティーでホントに嬉しかった。

ナイトレンジャーの「MAN IN MOTION」が落ち着いた仕上がりだった事、また当時のナイトレンジャーの風当たりはバラードバンドのイメージを拭う事が出来なかった事もあってか、このアルバムで聴けるハードな躍動感はそれらの出来事に反動して作り上げられたモノでは?と勘繰ってしまう。
勿論、それはジャック一人のモノではなく、他のメンバーの貢献度もあってこそだと思うけど、やはりテッドがへヴィな感覚を持ち込み、トミーが美しいメロディやコーラスを持ち込んで、それらが上手く作用された結果がこのアルバムの全てだと。マイケル・カーテローンのドラムもしっかりと安定しており、他のメンバーに負けていないのもポイント。

ナイトレンジャーの新曲と言っても過言ではない「COMING OF AGE」、テッドが弾きまくる「ROCK CITY」「PILEDRIVER」、トミーの綺麗な声が通る「RUNAWAY」、大ヒットした美しいバラード「HIGH ENOUGH」など聴き所は満載だけど、私は中でも4人の個性が詰まったこの楽曲が一番好きだ。

http://jp.youtube.com/watch?v=cy82qDwzwkY

OVO: Millennium ShowOVO: Millennium Show
(2002/04/30)
Peter Gabriel

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購入したのは暫く前の事だけど、umeさんからのお薦めで、新宿ユニオンのプログレ館で中古CD輸入盤を\500でゲット出来たという幸せモンの1枚。ピーター・ガブリエルの通算7枚目にあたる「OVO」。
詳しい事が分からないので早速検索して色々調べてみたのだけど、何でもロンドンのミレニアムドームで行なわれたサーカスのサントラとの事らしい。

で、何故これほどまでにレビューが遅れてしまったのかというと、単に難解で評価が難しいから(苦笑)。それに一応ピーター・ガブリエルの名記での発表になってはいるけど、実際にガブリエルが歌ってるのは数えるしかなく、ラップが入ってたりアンビエントな作風だったりで散漫な作りのアルバムになっている...ので、変に深く考えないで素直に聴いた感覚で判断しようと思う。

まず、これは今まで聴いたガブリエルの作品において一貫している事だけど、この人のリズムに対する拘りは相当なモノだと思う。オープニングの「THE STORY OF OVO」はラップなのでリズムが強調されるのは当然としても、4曲目の「THE MAN WHO LOVED THE EARTH / THE HAND THAT SOLD SHADOWS」のアフリカ系リズムは見事の一言。民族音楽は基本的に聴き慣れていないせいか聴き辛い事が多いのだけど、この曲のリズムはすんなりと耳に入ってくるのが凄い。
そして「THE TOWER THAT ATE PEOPLE」から「WHITE ASHES」までの近未来的な流れも良い。インダストリアルみたいなデジタルビートが炸裂するけど、リズムはアフリカ的というのも面白い。

エンディングの「MAKE TOMORROW」と2曲目の「LOW LIGHT」が好きだ。「LOW LIGHT」はマリリオンのスティーブ・ホガースに歌わせたらイメージ合いそうだし、「MAKE TOMORROW」の前半オーガニックな雰囲気で始まり、後半がデジタルっぽい雰囲気で終わる構成は舌を巻く。

ただのサーカスのサントラ...というイメージではないのがこのアルバムに対する印象かな?全部が良いとまでは言わないけど、少なくとも半分は私の感性に来るモノがあった。ピーター・ガブリエル、恐るべし!

イート・ミー・イン・セント・ルイス(紙ジャケット仕様)イート・ミー・イン・セント・ルイス(紙ジャケット仕様)
(2006/02/01)
イット・バイツ

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さあ、いよいよ出してきました(笑)私の愛するイット・バイツの3rdアルバムにしてフランシス・ダナリー在籍時最後のオリジナルアルバムである「EAT ME IN ST.LOUIS」。

先日のジェリーフィッシュの欄で「桜が咲く頃に聴きたくなる」と書いたけど、このアルバムに収録されている「STILL TOO YOUNG TO REMEMBER」は、私にとって花見の時のBGMなのである。何故かイメージとマッチするんだよなあ...

前作「ONCE AROUND THE WORLD」が幾分プログレ的要素が高かったのに対し、このアルバムではそれが結構薄れていて、代わりに楽曲がコンパクトになりモダンになった印象を受けたけど、彼らの持ち味であるコーラスや演奏のテクニックは変わらず。
ただ「UNDERNEATH YOUR PILLOW」や「LET US ALL GO」などで、楽曲の間奏部がリフに重点を置いているのが初めて聴いた時は意外だった。それまでの楽曲では必ずと言っていいほどメロディアスなギターソロが入っていたので、何か心境の変化でもあったのかな?と。

私は国内盤を購入したのだけど、英国盤では楽曲の曲順が違うのも気になった。国内盤では「SISTER SARAH」が1曲目なのだけど、英国盤では「POSITIVELY ANIMAL」が1曲目だし、また国内盤ボーナストラックの「VAMPIRES」が結構な佳曲だったのに、何故か英国盤ではオミット。何か意図があったのだろうか?因みに、国内盤を散々聴いたお陰で、英国盤の曲順には全く馴染めなかったりする(苦笑)。

今でも勿論よく聴くのだけど、お気に入りの曲は当時と変わらず「STILL TOO YOUNG TO REMEMBER」「LEAVING WITHOUT YOU」「THE ICE MELTS INTO WATER」の3曲。
「LEAVING WITHOUT YOU」のエンディングで聴こえる、彼らが発明したタップボードのソロ部とか、「THE ICE MELTS INTO WATER」のギターソロはもう何百回と聴いたハズなのに未だにゾクゾクするのは何故なんだろうか?

結局、幻の4thアルバム製作中にフランクが脱退してそのまま自然消滅してしまうのだけど、当時のフランクのイメージでは「キーボードを極力減らしてオーガニックな音作り」を目指そうとしていたらしく、もしそれが本当なら今までのアルバムとは路線がかなり変わったのではなかろうか?
フランクの1stソロにその幻の4thから数曲収録されているけど、確かにそれまでとイメージが違うし、そのソロアルバム自体がイットバイツの幻影から突き放す世界観だったので、もう既にバンドから離れたかったんだろうな。今思うと、エンディングの美しくも物悲しい「CHARLIE」を聴くと、既にバンドの終焉を暗示している様でちょっと悲しくなる...

※私がブートビデオで持ってるTOWN & COUNTRY CLUBでのライブ2曲。市販されている日本公演のDVDでは結構音のミスが修正されているけど、このライブでは意気込みが違うのか(笑)迫真のプレイ。

「LEVING WITHOUT YOU」
http://www.youtube.com/watch?v=etUuHEjL-EY

「THE ICE MELTS INTO WATER」
http://www.youtube.com/watch?v=KQaTDUb4oVw&NR=1

ベリーバトゥンベリーバトゥン
(2005/07/06)
ジェリーフィッシュ

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ウチの前の桜も結構咲いてきて、いよいよ春本番になってきた雰囲気だけど、そんな桜が咲く頃に何故か聴きたくなるのがジェリーフィッシュ。
明るくて、ポップで、爽やかなイメージ。しかも注意してよく聴き込むと凄い事演っている、正に音楽オタクが作り上げた作品がたった2枚しかないのが今でもホントに悔やまれるのだけど、そんな彼らの記念すべきデビューアルバム「BELLYBUTTON」。

私が彼らを知ったのは2枚目の「SPILT MILK」発売時なのだけど、それを初めて彼らの音楽を聴いていたく感動し、即1stも買いに行ったのだけど、実はこのアルバムを初めて聴いた時は2ndほどの感動がなかった。
そりゃ、2ndアルバムでは偏執的なほどの音に拘りを感じさせたモノで、しかもクイーンやビーチボーイズなどの影響をあからさまに感じさせながらもしっかりと自分達の音を確立していたのに対し、この1stアルバムではかなりあっさりとした味付けで、メロディの質はデビューアルバムとしては文句なく及第点ではあるけど、2ndアルバムを聴いてしまった後では青臭さを感じてしまったのだ。聴く順番を間違えたんだろうな(苦笑)。

しかし、シングルカットされた楽曲はどれもクオリティが高いのはさすが。中でも「THE KING IS HALF UNDRESSED」(邦題:半分裸の王様/←まんまじゃん!笑)は次作の布石を感じさせる作りで大好きだ。
当時はまだYOU TUBEもなかったので、映像がどーしても見たくてわざわざ西新宿の某ブートビデオ店まで行ってブートビデオ3本も買ったなあ。
内2本は画像が汚くて余り観ていないのだけど、1本ミュウヘンのライブだけは結構観ていて改めて彼らの演奏能力の高さを思い知らされた(アンディ・スターマーがスタンディングでドラム叩いていたにはかなり驚かされたなあ)。

CDに入っている6曲のライブもなかなか良くて、バッドフィンガーやポール・マッカートニーなどのカヴァーも良い出来だ(バッドフィンガーの「NO MATTER WHAT」は後にデフ・レパードもカヴァーしていたけど、私的にはこっちに軍配)。

しかし、今聴きながら書いてるけどやっぱ泣けるほど良いなあ...i-podに入れて早速花見とシャレ込もうと思う今日この頃。

「BABY'S COMING BACK」クリップ
http://www.youtube.com/watch?v=yrdF2sNO8lg

「THE KING IS HALF UNDRESSED」クリップ
http://www.youtube.com/watch?v=UyDhsDUorGA

蒼ざめたハイウェイ(紙ジャケット仕様)蒼ざめたハイウェイ(紙ジャケット仕様)
(2006/06/21)
チープ・トリック

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会社にて、私の愛用していたi-podが壊れてしまった。いや、壊れたと言うよりは破壊に近かったりする(苦笑)。
自分のバッグを床に置いておいたのを忘れてしまい、その上にかなり重い荷物の下敷きになってしまい、携帯は無事だったけどi-podは液晶が潰れてベッコリと...
まあ、そろそろ新しいのが欲しいなあ...と思っていたトコなのでまだ諦めが付くのだけど、それにしても今のタイミングかよっ!?ってな具合でちと戸惑い気味。

使えないのも困るので、早速翌日買いに行って我が機3代目となる新品がやってきた。いやあ、ホントの小さくなってしまったんですなあ。厚みなんて前回の半分くらいしかないし。しかも8GBを買ったので先代の倍の容量。
まあホントは、今回はi-podじゃなくて別のメーカーのMP3プレーヤーにしようと考えていたのだけど、i-tuneが使えるモノだと結構限られてしまうので、無難に使い易さを考慮すると結局i-podになってしまうんだよなあ。
でもまあ、音の悪さも先代のモノよりは良くなっている気がするのでコレはコレで良いか...と。今度こそ大事に使う様にせねば!

で、今回のチョイスは、前回のバッド・ハビットの欄でも書いたけど、日曜に茨城県のタワーレコードに行った時の戦利品。ご存知チープ・トリックの2ndアルバム「IN COLOR」(邦題:蒼ざめたハイウェイ)。
何故、今更このアルバムかというと、単純に紙ジャケ盤を発見してしまったから。某音さんも語っていたけど、せっかく紙ジャケ化にするなら全てのアルバムを対象にして欲しいのだけど、このチープ・トリックも同様で5枚目のアルバム「ALL SHOCKED UP」までしか紙ジャケ化されていない。しかも紙ジャケ化されたのを知ったのも結構後だったので、気が付いた時はちょっと手遅れだったのだ。
で、この2ndアルバムはネット上で探してもなかなか見つからなかったモノで、今回偶然に発見してしまった。ホントはメタルゴッドの紙ジャケを探しに行ったのだけど、売ってなかったので当然こっちを購入と。

内容については彼等にしては意外にヘヴィな音で、彼等の代名詞でもあるパワーポップ路線とは若干一線を画すもの。まあ当時はまだ若かったし、しかも売れる前という事もあってポップな感覚は「I WANT YOU TO WANT TO ME」(邦題:甘い罠)や「COME ON, COME ON」、「SO GOOD TO SEE YOU」で聴ける程度。
オープニングの「HELLO THERE 」や「BIG EYES」、「CLOCK STRIKES TEN」(邦題:今夜は帰さない)なんかは後に発表される武道館ライブの方を聴いてしまうと結構ショボいけど、それでもやっぱ良い曲だと思う。

あと、以前はリマスター前のCDを持っていたのだけど、このリマスター効果は結構効いていると思う。やはりこの辺りの時代のアルバムにはリマスターは効果絶大といったトコだろうか。

「I WANT YOU TO WANT TO ME」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=9movv4fAIdQ

この人達もこの曲カヴァーしてたのは全く知りませんでした(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=EpvCpxwMjSI&feature=related