ドクター・フィールグッド(紙ジャケット仕様)ドクター・フィールグッド(紙ジャケット仕様)
(2005/10/26)
モトリー・クルー

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来月、いよいよ新作が発売されるモトリー・クルー。新曲のクリップをYOU TUBEで観たのだけど、ちょっとダークで地味めな感じがするけど直ぐにモトリーの曲だと分かるのはさすが。まだ1曲なので判断は出来ないけど、この時期にどんなモノを提示してくれるのか楽しみにしている。

で、彼等の最高傑作と言えば、問答無用でこのアルバムでしょう!もう語りたい事は山程あるのだけど(笑)このアルバムが発売された当時、リアルタイムで体験出来た事にまず感謝したい。エアロスミスの「PUMP」も同時発売で、CD屋に予約してあったのを取りに行って2枚共名盤だったという(しかも2枚共時代を象徴するアルバムと言っても過言ではない作品だし)こんな経験はこれまでにこの時しか味わっていない。当時はウォークマンで通勤する時、必ずこの2本持っていたなあ。

とにかく演奏、曲構成など全てにおいて見事にそれまでの活動の集大成といったアルバムで、それまでのバンドにはヴィンス・ニールが交通事故で刑務所に服役したり、ニッキー・シックスが前作のツアーで仮死状態に陥ったとか、そのニッキー・シックスに替え玉がいたとか必ず何かしか問題があって音楽が二の次になっている部分が多かったと思う(まあ、そんな事がありながらも「HOME SWEET HOME」みたいな名曲作ってるのだから凄いんだけど)。

それで、それまでの悪癖だった酒やドラッグを絶って音楽に集中した結果がこのアルバムなのだから、ホントに只者ではないんだよなあ。先にシングルカットされた「DR.FEELGOOD」のクリップを観て、一発で気に入って今度のアルバムは凄いんだろうなあ...なんて思ってたら、全曲シングルに出来るクオリティで更に驚かされたし。
曲に関しても、何かいちいち解説するのも全く意味がないくらいなのだけど(苦笑)ホント、これは聴いて感じる事だけが全てだと思う。それまでHM/HRを聴いてきてこのアルバム聴いて何も感じないなら、今まで何聴いていたんだ?と問いただしたいくらいだ(爆)。

久しぶりにアルバム全曲通しで聴いたけど、やはり非の打ち所が無い完成度だと思う。当時、コレ聴きながらモトリーのTシャツ着て、原チャリ乗って着た北関東の田舎町で「GIRLS×3」気取りだった青春時代が懐かしい...(赤っ恥ともいう/赤面)

中でもこのクリップが一番のお気に入り↓
http://jp.youtube.com/watch?v=n9sEBBCIZ54
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PullPull
(1993/05/18)
Winger

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先日のドッケンにも一時期在籍していたレブ・ビーチの本業(?)バンドでもあるウィンガー。以前デビューアルバムをレビューしたけど、このアルバムは通算3枚目。

まず、このアルバムを最初に聴いた時はかなり驚かされた。前2作の作風から大きく離れて、かなり骨太なサウンドになっていたからだ。キーボードのポール・テイラーがバンドを離れたからといっても、このサウンドの変化は全く想定外で、それでもポップなアルバムなのだろう...と思っていたのだけど、それもあっさり否定されて(笑)結構シリアスなアルバムに仕上がっていた。
だからといって、出来が悪いのかというとそーいう事ではなく完成度は過去2作よりも高い。ただ、いきなり作風を変えて「新作です」と提示されても、それまでバンドを追ってきたリスナーは戸惑いしかないだろう...といった感覚だと思う。前2作を手掛けたボー・ヒルからマイク・シップリーに変わったのも、ゴージャスな音を作る人から装飾を削り取る人の様な印象を受けたし。

そんな訳で、今久しぶりに聴いてみるとエッジの効いたかなりカッコ良いHRなんだけど、発売当時は結構複雑な感覚だった。それでも「IN MY VEINS」や「JUNKYARD DOG」は普通に良い曲だと思っていたし、前2作のバラードが全て好きな私でも今作の「SPELL MY UNDER」「WHO'S THE ONE」にも満足出来た。

単にこの時期のバンドは、様々な変化を受け入れていかなければならない状況だったのだろう。前作から3年経ってるその間にも音楽シーンはグランジ/オルタナティブに席巻されていたし、そんな世界に80年代のバンドがどの様にして生き延びていかなければならないのか?という問題に対しての答えがこのアルバムだった訳で。
結果、残念ながら一時的に解散してしまう訳だけど、この時代に無理にアルバムを作り続ける事を避けたのは賢明だったと思う。
メタリカのビデオで、ジェイムズ・ヘッドフィールドがダートの的にキップ・ウィンガーの写真を貼って「死ね」とかやってる姿を見て、世間的にはそのテの対象となっていたのだろうから、そりゃ幾ら音楽的に良い作品を作っていても「ああ、あのベース持ってクルクル踊りながら歌うルックスの良い人のバンドね」ってな感じで、必ずしもセールスに結び付くとは思わないし。つまり「植えつけられたイメージを払拭するのは大変」だったという事だと思う。
今でこそ冷静に評価出来る作品だけど、私も当時はそのイメージでウィンガーに期待していたのだから何とも皮肉だな...と、今更ながら思っていたりする。

「IN MY VEINS」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=f_1wdxkPXnM

「SPELL MY UNDER」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=n-f_go0KNfg&NR=1

ライトニング・ストライクス・アゲインライトニング・ストライクス・アゲイン
(2008/05/09)
ドッケン

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ドッケンの新作、再結成後のオリジナル盤を今回初めて購入した。
90年中期にドン・ドッケンとジョージ・リンチが(一時的に/笑)仲直りしてドッケンを復活させたのは良いけど、肝心のアルバムの評判は今イチだったし、しかも当時のBURRN!でのインタビューでジョージが「再結成に参加したのは金の為」と言い切ったのを読んで落胆したのが切っ掛けでドッケンに対する気持ちは完全に離れてしまったのだ。
解散するまでのバンド内は問題も多かったけど、製作したアルバムはどれも素晴らしかったと思う。特に3rdと4th、ライブ盤は絶対に外す事は出来ない。解散後のドン・ドッケン名義のアルバムも好きだったな。
で、ジョージが再度バンドを離れて、ジョン・ノーラムやレブ・ビーチが加入してアルバム作っていたけど、特に興味もそそられず「既に終わったバンド」としか思っていなかった。

ところが、今回の新作リリースの話を聞いてちょっと興味がそそられた。4thアルバム「BACK FOR THE ATTACK」のジャケを想起させるデザイン、そして音楽的にかなり全盛期の雰囲気に近づいているという情報を知って、それなら今回はチェックしてみるか...と軽い気持ちでCDを買った。

聴いた結論は、まだツメの甘い部分は残っているものの、かなりの力作だと思う。オープニングを飾る「STANDING ON THE OUTSIDE」のイントロが「IT'S NOT LOVE」の雰囲気に似ていて思わずニヤリとさせられたけど、それが如何にも戻ってきたぜ!という感じで嬉しくなった。
ま、正直な話、全曲素晴らしいという訳ではないけど、相変わらず「HOW I MISS YOUR SMILE」「I REMEMBER」といったバラードではドンの歌唱の良さが引き立てられているし、「HEART TO STONE」や「JUDGMENT DAY」あたりは3rdアルバム「UNDER LOCK AND KEY」に収録されていても違和感ないナンバーで素晴らしい。

その違和感を感じさせないという点で、ジョン・レヴィンのギターが挙げられる。ドッケンに在籍している以上、ジョージ・リンチと比較されるのは当然な訳だけど、そのジョージのギターに肉薄する勢いで弾いている。ドイツのウォーロックに在籍してたらしいけど私は全く知らなかったし、その無名のギタリストがここまでやってくれるとは正直驚かされた。ホントに良いギタリストを加入させたと思う。

しかし「GIVE ME A REASON」を聴くと、ホントにドッケンが戻ってきたんだなあ...と感慨深くなってしまう。コレは今年聴いたアルバムでもかなりのスルメ盤になりそうだ。

MY SPACEで新作から数曲チェック出来ます↓
http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendID=21374460

ソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジソングス・フロム・ザ・スパークル・ラウンジ
(2008/04/30)
デフ・レパードティム・マッグロウ

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やっとこのブログでレップスのレビューが出来る(笑)。いや、書く気になれば過去のアルバムで普通に書けるのだけど、新作の話が結構前からあったのでそれまで待っていたのだった。

結局、早く聴きたい欲望に負けてしまいDVD付きSHM-CD盤は見送って通常盤買ってしまいました。理由は、前作「X」に失望したクチなので、今回ももしあんな感じだったらどうしよう?と不安に駆られたので...
「X」は、ホントにがっかりさせられた。何でこのタイプを敢えてやる理由があるのか?と。良い曲と思えるのが数曲あったけど、全くロックしてないレップスなんて聴きたくなかった訳で。3回聴いて直ぐに中古屋に売ったのをよく覚えてる。

で、それから6年。その間にカヴァー曲集でお茶を濁した?と、これまた批判的な印象しか受けなかったので「もう曲が書けないのか?」と勝手に思い込んでいたので、今回の新作は全く期待なんかしていなかったのだけど、YOU TUBEで「NINE LIVES」のクリップを観て少しは考えが変わった。「戻ってきてるじゃん!」と。

で、全曲聴き終わった感想としては、傑作や名作とは思わないけどロック色が強い分嬉しさも上がる訳で、思ってたよりも良い出来だった。そりゃ全盛期ばりの作り込みは皆無だけど(そりゃマット・ラングがいない訳だし)その分ラフになった楽曲に評価が分かれると思う。でも、そもそも「HISTERIA」での作り込み自体が異常だった訳で、乱暴な言い方だけどこれが本来のカタチなのではなかろうか?
ただ、突出した楽曲が2~3曲あれば更に評価が上がったと思う。楽曲が短いのであっという間に聴き終わってしまうのだ。私的には「NINE LIVES」「LOVE」「TOMORROW」「BAD ACTRESS」「GOTTA LET IT GO」などが気に入った。

とりあえず、またロックをやってくれた(苦笑)バンドを素直に評価したい。「X」みたいなアルバムを作って老け込むにはまだまだ早いって事ですよ...しかしジョー、ダイエットしろよ!

「NINE LIVES」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Op_8ek4OAZY

フォールンフォールン
(2003/08/27)
エヴァネッセンス

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先日のバウハウスによく用いられる言葉”ゴシック”。
ゴシックと言っても微妙に雰囲気が違うモノも結構あったりして、そのバウハウスとこのエヴァネッセンスではイメージがだいぶ異なるのではないかと思う。

久しぶりにCD引っ張り出して聴いてみたけど、やはりエイミー・リーの歌の上手さは素晴らしい。デビュー作でこの歌唱はホントに驚かされた。しかもまだ若いし。
国内盤CDが発売される半年くらい前から存在は知っていた。私がスカパーで観るWWE(アメリカのプロレス団体)のPPVのテーマ曲に「BRING ME TO LIFE」が使われていて、同曲が映画「デアデビル」にも使われていて既に大ヒットしており、しかも近所のタワーレコードには輸入盤のCDジャケが1コーナー仕切ってあって、ちょっとしたお祭りになっていたのだ。視聴コーナーで聴いて国内盤待ちになったのは言うまでもない。

ただ、私の思うところのゴシックとは若干雰囲気が異なるかな?これはこれで全然OKなんだけど、私的なゴシックの基準はパラダイス・ロストで既に確立されているので、それが必ずしも比較の対象になってしまう。
なので、「FALLEN」はラウドロックな音にゴシック風味を加えたモノという評価になるかな。

またエイミーの歌の上手さに加えて、ベン・ムーディーの作るメロディの良さも光る。当時シーンを賑わせてたラウドロック系のバンドの中ではダントツで聴き易い。これ1枚で脱退してしまったのがホントに悔やまれる。

「TOURNIQUET」「TAKING OVER ME」「WHISPER」など、アルバムの殆どの楽曲がお気に入りと言っても過言ではないのだけど、唯一苦手なのが9曲目の「HELLO」。悪くはないのだけど、全体で聴く時はちょっと飛ばしてしまうなあ。曲の順番が変わるとまたイメージが変わるのだろうけど...

しかし、現時点で当時のメンバーが残ってるのがエイミーただ一人ってどーいう事よ?そりゃエイミーが抜けてもキビしいけど、ベンがいない状態でかなりキビしいのは2ndアルバム聴いたら理解出来たので、エイミーにはこのアルバムを超える事が宿命付けられていると思う。頑張れ!

「GOING UNDER」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=UZjf9C6atT4

1979-1983ベスト・オブ・バウハウス VOL.1 VOL.2(紙ジャケット仕様)1979-1983ベスト・オブ・バウハウス VOL.1 VOL.2(紙ジャケット仕様)
(2004/07/22)
バウハウス

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以前、ウチの近所にある市立図書館で借りてきたバウハウスのベスト盤。某音さんが自身のHPでかなりこのバンドを持ち挙げていたのと、それまで彼等の音楽を聴いた事がなかったので(あの有名な目だけの写真は目にはしていたけど←シャレではない)とりあえず聴いてみる事に。

時期的にはちょうど私が洋楽に興味を持ち始めた時期だったのに、何故かこのバンドに関してはノーマークだった。というか、当時の音楽雑誌にはそんなに露出されてなかったと思うし、何より(CD聴いた限りでは)音楽的にもそんなに注目される様な事は演ってなかったと思う。ただ、暗鬱な感じのパンク~ニューウェーブ系というのジャンルはそれまで無かったと思うので、この人達がこのテのジャンルの先駆者なんだろうな。

某音さんには悪いけど、私的にこのバンドはちょっと引っ掛かる部分が少ないと思う。いや、こういう暗い感じの音楽って嫌いじゃなくてむしろ大好きな部類なんだけど、初期に見られるVoの荒いスタイル(敢えて下手とは言わないけど)が私には合わないのだ。なので、楽曲のバリエーションが豊富な後期のボリューム2の方がまだ聴き易いんだけど、ノリと勢いでは初期の方に軍配かな?
デヴィッド・ボウイの「ZIGGY STARDUST」やTレックスの「TELEGRAM SAM」のカヴァーの選曲には如何にも英国的なセンスを感じるのがポイント高し。

しかし、当時の英国の音楽シーンであったパンク~ニューウェーブの流れを見事に体現したバンドだったんだな...というのは評価出来るし、理解も出来る。パンクにしては荒い演奏というよりもVoの絶叫の方がパンキッシュな感じだし、ニューウェーブ系独特の冷たい質感はデビュー当初から最後まで一貫していたと思うし(少なくともこのアルバムを聴いた感想では)。
ボリューム2に入ってる「WHO KILLED MR.MOONLIGHT」が一番お気に入り。このバンドの代表する楽曲ではないだろうけど、全体的にゴシック的な冷たい雰囲気を味わえるが良い。

と、私の評価はこんな感じになってしまうのだけど、映像とかライブとか観るとまた評価が変わってくるかな?

ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)ベック・ボガート&アピス・ライヴ・イン・ジャパン(紙ジャケット仕様)
(2005/01/19)
ジェフ・ベックボガート&アピス ベック

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以前、ジェフ・ベックの「BLOW BY BLOW」の紙ジャケを探し回っていた時に一緒になって探してたのがこのアルバム。なかなか中古市場で見つからなくて半ば諦めていたのだけど、結局紙ジャケ盤再発してくれたお陰で両方購入する事が出来た。ありがとう、ソニーミュージック!
で、この紙ジャケ盤、ちゃんと当時のレコード盤に付いていた帯が再現されているのは最近の仕様なので特に驚かなかったけど、ジャケの紙質がちゃんとザラザラした絹目仕様だったのにはちょっと感動。当時のレコード盤は見た事ので何ともいえないけど、2枚組のライブ盤でしかも当時は金額が高かった事を考えると、紙ジャケ化でCDの金額も¥2835というリーズナブルな設定に加えて、何とも豪華盤みたいな雰囲気で嬉しくなってしまった。

しかしそれは表面上の事であって、肝心の音の方はというと、私はそれまでこのベック・ボガート&アピスは全く聴いておらず(汗)ジェフ・ベックの作品の中でも結構人気の高い作品という情報だけで購入したのだけど、その噂通り質の高いライブ盤だと思う。
そもそも、最初にスタジオ盤買ってからこのCD買おうと考えていたのだけど「ライブ盤聴いたらスタジオ盤は聴かなくていい」なんてレビューもあったので、それなら手っ取り早くライブ盤が先か...となったのだ。
スティービー・ワンダーの「SUPERSTITION」から始まるのはちょっと意外な感じだけど、聴いてみてその音の重さにまず驚き。3ピースでこの音の厚み!?比較の対象ではないけど、ニルヴァーナなんかよりもこっちの破壊力は凄まじいと思う。
あと、カーマイン・アピスの歌がかなり上手いのにもビックリ。ブルー・マーダーでもコーラスはとっていたけど勿論メインになるハズもなく、歌声は初めて聴いたけどドラム叩きながらこの歌唱力って凄すぎる。本人にとっても汚点であろう(多分)キング・コブラでのダサさが嘘の様だ!(爆)

全体的には、ジェフが独自性を発揮して作ったソロ3部作よりも、焦点がHRに向いている事で明確になっているので聴き易い。演奏も凄腕の3人ならではのド迫力が満喫出来て文句無し。楽曲が古臭く感じるのは時代も相成ってるので仕方ないけどこのアルバムがあと2年早かったらレッド・ツェッペリンとタメを張れるモノだった...というのも納得出来る。

何でもブートで幻の2枚目がリリースされているらしいけど、是非聴いてみたい。それとこのバンドやる前のジェフ・ベック・グループのライブ盤なんてモノがあったら聴いてみたいな。コージー・パウエルといい、カーマイン・アピスといい、ホントに凄いドラマーとばかりプレイしてるし...ジョン・ボーナムともプレイしてたらモノ凄かっただろうな。

Angel DownAngel Down
(2007/11/20)
Sebastian Bach

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前回のメタル・チャーチのアルバムを聴きながら「このスタイルの楽曲を彼が歌えば間違いなくハマると思うのに...」と感じたのが、今日のお題セバスチャン・バックその人である。

発売日に手に入れられなかったのがそのままずっと尾を引いて「買わねば」と思い続けていたバズのフルレンス1stアルバムをやっと手に入れる事が出来た。しかも新品CD¥1000で(!)。
決算セールの中に1枚だけ入ってて、ちゃんと普通の棚にも新品が1枚入ってた。どんな経緯でそういう売り方してるのかよく分からないけど、とりあえずはお得な買物だったと(笑)。

しかし、スキッド・ロウから脱退(解雇?)してから既に10年以上経ってからのソロアルバムとはホントに長かった。正直言ってスキッズの3rdアルバム「SUBHUMAN RACE」は全然好きじゃなかったのだけど、それ以前の2枚は大好きだったので、もしスキッズにバズが在籍したまま続いていたならその幻の4thアルバムには大いに期待していたのだけど、バンドから抜けてしまってそのままずっとお預けくらった感覚なので、ホントに待ちくたびれたというのが本音だった。

で、掲示板などで既に情報は知っていたのだけど、スキッド・ロウの面影はこのアルバムでは殆ど見られない。あるのは現代的なラウドロック系の音に乗るバズの声。しかもオープニングのタイトル曲では絶叫スタイル...一通り聴いた感想は「期待はずれ」。スキッド・ロウの音に思い入れのある人は絶対そう感じると思う。
しかし全曲ダメという訳ではなく、何曲かは引っ掛かるものがあった。アクセル・ローズが参加してるから...という理由ではないけど「(LOVE IS)A BITCHSLAP」や「OUR LOVE IS A LIE」は普通にスキッズ路線でカッコイイし、相変わらずバラードでは聴かせる「BY YOUR SIDE」「FALLING INTO YOU」はさすがの一言。「STABBIN' DAGGERS」の力まないで歌うスタイルは今までにちょっと無かったスタイルで面白い。

ただ繰り返してしまうけど、やはりラウド系の音は納得行かない。何でバズがそのスタイルなんだ?と疑問がずっと残る。ミュージカルやってた経験からか、歌唱の方はスキッズ時代よりも上手くなっているので正直勿体無いと思う。
ロイ・Zのプロデュースも良い人選だと思うけど、「YOU DON'T UNDERSTAND」は如何にも彼がハルフォードで書いた曲に近いモノを感じるのがちょっと気になったな。

...とまあ、余り良い事は書けなかったけど、決して駄作なんかではなく「もう一つ特出したモノを」という感じだろうか。久々のアルバムだったので期待が高まるのは仕方ないけど、長い時間掛けた分もっと焦点を絞ってくれれば良かったでは?
でも、バズがこうしてまたHM/HRシーンに戻ってきてくれた事だけでも嬉しいし、次のアルバムではスキッズ時代をも超える物凄いモノを作ってくれという期待を込めたいと思う。バズにはそれが出来ると信じてるぜ!

Human FactorHuman Factor
(2008/07/28)
Metal Church

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やっと体調が戻ってきたので、休日を利用してCD屋を数ヵ所回って色々と仕入れてきた。中には新品の掘り出し物もあって、良い買物となってちょっと嬉しい。
ホントは東京へ行って回る予定だったのだけど、たまには県内も巡回してみようか?と思ったのは結果的には大正解だったなあ。

で、まずはこのCDから。先日、i-tuneのインターネットラジオでHM/HR系の局を流して聴いていた時に、このアルバムからの「IN DUE TIME」が掛かって久々に聴き入ってしまい、このアルバムを以前持っていたのだけどCD売ってしまったのでまた聴きたいな...と思い、ネットで探すも国内盤は既に廃盤、アマゾンでは輸入盤ですらとんでもない金額が付いてたりするので、こりゃ中古CD屋で探す方が早いかも?と、近所のブックオフであっさり見付けてしまった(笑)。しかも定価の半額で。

そもそもメタル・チャーチはそれまではまともに聴いた事がなくて、MTVで「BADLANDS」のクリップを見て初めて知ったくらい。それと、メタリカのジェームズ・ヘッドフィールドがライブ中パイロで火傷を負ってライブでギターがプレイ出来ない時に、このバンドのデイヴ・マーシャルがサポートとしてライブでプレイしており、その時に「デカいギタリストだな」と驚いた事を覚えてる。
では、何故このアルバムを買おうと思ったのか?というと、やはりMTVでこのアルバムからのシングル「DATE WITH POVERTY」のクリップを見て、一発で気に入ったからである。

このアルバムではボーカリストがデヴィッド・ウェインからマイク・ハウに変わっての2作目の作品。それまでの音楽性はスラッシュっぽい雰囲気だったのだけど、Vo交代してからはパワーメタルに変化。それに前作ではメリハリのある少しドラマチックな雰囲気があるパワーメタルだったけど、このアルバムではフェイク無しの直球のみで勝負といったトコだろうか。
またマイク・ハウの声質が(今でこそ言える事だけど)ダーティーなジェイムズ・ラブリエみたいな感じで、声の伸びと力強さを兼ね備えているので、このテのパワーメタルには正にうってつけのもポイントが高い。

久々に聴いたけど、今聴いても全く古臭さを感じさせないのはちょっと驚いた。またこういうバンドが今では絶滅寸前だからかも知れないけど。今の時代だからこそ是非再評価して欲しい作品だと思う。

「DATE WITH POVERTY」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SPeinL5J8Dc