セインツ・オブ・ロスアンゼルス~デラックス・エディション(DVD付)セインツ・オブ・ロスアンゼルス~デラックス・エディション(DVD付)
(2008/06/18)
モトリー・クルー

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やっとモトリーの新作を手に入れた。発売日が給料貰う前だったので、給料日前は必ず金欠に陥ってる(泣)私にとってはこの日をどれ程待ち侘びた事だろうか。
しかもDVD付き限定盤がHMVのサイトで¥500くらい割引だったので、勿論そっちを購入して届くのが遅れてしまった...と。

しかし、前作から既に11年経ったとは...そんな前だったのか?と意外な気もしたけど、その間にメンバーのソロやライブなどがあったからそれ程長さは感じなかったなあ。
で、まずはDVDの方からチェック。シングル「SAINTS OF LOS ANGELES」のPV、この夏のツアーフェスであるクルーフェスの記者会見の模様、そしてその時のライブから「KICK START MY HEART」。
まあ、おまけにしてはこんなモノだろう...というモノで、「SAINTS OF LOS ANGELES」のクリップは発売前からチェックしていて既に何度も観ているから良いとして、問題はクルーフェスの記者会見でのライブ。コレがお世辞にも良いとは言えない酷いパフォーマンスで正直ガッカリした。問題の原因はヴィンス・ニールの歌。こんなにヘタだったっけ?と疑ったくらいだ。おまけにデブってしまって一瞬「誰だよ?」と思ったくらいだ(笑)。ニッキーやトミーなんて殆ど変わらないのに...(というか、この人達ってもう50歳前後なのが信じられない。カッコ良すぎるって!!)。

で、その後に本編のCDを聴いたのだけど、ここでもDVDでの嫌な予感が的中。またまたヴィンスの不安定な歌唱が炸裂してるのだ。まあ、楽曲によってはこの声じゃないと....と思わせるのはさすがだと思うけど、数曲に関しては何だか危なっかしくて気になってしまうのだ。元々歌唱力を要求する人じゃないから良いんだろうけど(苦笑)これは一体どーしたら良いんだ?と。

肝心の音楽性は、前作にあったインダストリアルっぽい雰囲気は殆ど消えて、へヴィなエッジを際立たせた、全体的にダークな雰囲気を漂わせたHRを演っている。そういった意味ではジョン・コラビ在籍時の音に近いのが私的にはかなり嬉しい。ヴィンスの声であの路線を聴きたかったので。それと、ミック・マーズが今回頑張ってるな...との印象を受けた。
ま、もうちょっとキャッチーだったら良かったかな?と思うけど、今回は久々の復活作だし、今の時代にコレだけの事をやってくれているので十分及第点かな。

「SAINTS OF LOS ANGELES」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=4sWpS8iSDIY
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Marigold SkyMarigold Sky
(1997/09/30)
Hall & Oates

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先日のアイズレー・ブラザーズの様なフリーソウル系の音が心地良い今の時期、何かこういうモノが他にウチのCDラックには無いだろうか...と色々探ってみたトコ、何故かこのアルバムを思い出した。ソウルはソウルでもブルー・アイド・ソウルってヤツですね。言わずと知れたホール&オーツです。

このアルバムは90年代初頭から暫く休止していた後、7年振りにリリースしたアルバムで、それまでの功績を考えると意外な事にマイナーレーベルから発売されたアルバム。それは単に契約終了だったのか、それともメジャーから切られたのか定かではないけど、当時はそんな事よりもあのホール&オーツが復活かよ!!と諸手で喜んだモノだったなあ。

ただ1つ不安だったのが、前作「CHANGE OF SEASON」が私の好みの路線じゃなかった事で、せっかく復活しても前作を踏襲したモノだったらちょっとがっかりだよなあ...と危惧していたのだけど、このアルバムのオープニング「ROMEO IS BLEEDING」のイントロのギターのチョーキングを聴いた瞬間、
「戻ってきた!!」
と泣きそうになったのを覚えている(笑)。

他にも如何にも彼等にしか書けない「MARIGOLD SKY」や穏やかな「THE SKY IS FALLING」、全盛期の彼等の音を踏襲している「WANT TO」や「HOLD ON TO YOURSELF」など、7年間待ち続けた意味のあるアルバムだった。
しかしそれだけではなく「THROW THE ROSES AWAY」や「I DON'T THINK SO」などのバラードに見られる、彼等の年齢相当の円熟味のある楽曲にはホントやられた。
それを「落ち着いた」とか「地味になった」とかで評価するのは簡単だけど、相変わらず質の高いメロディにはファンでなくとも舌を巻くハズ。
ただ、子供には分からないだろうなあ...とは思う。80年代初期からのビッグヒットを飛ばした頃の彼等の姿はもうそこにはなく、それから既に15年以上も経っている訳で、彼等のファンも歳を取っている訳だからコレはコレで良いと思うけどな。

マイナーレーベルから発売された為にプロモーションが行き届いておらず、せっかくの復活作も残念ながら不発に終わってしまった今作だけど、もはや彼等に関しては売れようが売れまいがそんな事は私にとってはどーでもいい事で、単に良い楽曲を提供してくれればもうそれだけで十分なんですよ。
それを考えると、このアルバムは十分及第点どころか名盤の域に達していると思う。

「MARIGOLD SKY」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=BEKfcrf-Yv0&feature=related

フリー・ソウル・クラシック・オブ・アイズレー・ブラザーズフリー・ソウル・クラシック・オブ・アイズレー・ブラザーズ
(2007/03/28)
アイズレー・ブラザーズ

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多分、このブログ始まって以来、初のソウル系ミュージシャンではなかろうか?(書いている本人が把握していなかったりするのも何だけど.../笑)
ま、プリンスは別格としても(この人の場合は余りソウルを感じさせる要素は余り無いし、ソウルの枠組みだけでは絶対に語りきれなかったりするし)私の洋楽ルーツの1つはマイケル・ジャクソンも入っているので、ソウル系も嫌いじゃなかったりするのだけど、このアイズレー・ブラザーズは名前だけ聞いた事があって、肝心の音楽は最近になって初めて聴いた。
最近よく行く図書館にこのCDが置いてあって、しかも私が敬愛するICEの宮内さんがフェイバリットとして彼等を挙げていたのを思い出して、早速借りてみたのだけどコレが素晴らしいフリーソウル系で、ここ数ヶ月の間は寝る前によく聴くナイトミュージックと化してたりするのである。

しかし、このバンドの凄いトコは結成が1954年、つまり50年以上も続けているのである。その間メンバーが脱退したり再加入したりと純粋なオリジナルメンバーではないのは仕方ないにせよ、これだけの長期間を継続しているのは驚異的しか言い様がない。
そんな彼等の比較的初期の楽曲(といってもキャリア50年以上で、収録曲が60年代から80年代と幅広いので初期と言うのは語弊がある気もするけど...)が収められており、日本人が編集したベストアルバムなのでマニアの方々は選曲に言いたい事もあるとは思うけど、私の様な初心者には打ってつけのベスト盤である事には間違いない。

とにかく聴き易い。これが一聴して思った感想。ソウル系というとかなり脂ぎったエネルギッシュなイメージを連想されると思うけど、エネルギッシュは感じるのだけど結構アッサリ風味でさらっと聴けるので聴き易いのだ。
それにこのアルバムを聴くまで全く知らなかったのだけど、80年代にロバート・パーマーとジョン・テイラー、アンディテイラー(当時デュラン・デュラン)、シックのトニー・トンプソンで組んだバンド、ザ・パワー・ステーションに収録されていた「HARVEST FOR THE WORLD」のオリジナルが彼等だったのは嬉しい驚きだった。今じゃオリジナルの方が断然好きになってしまった。
他にも「THAT LADY」「WORK TO DO」「BROWN EYED GIRL」「YOU'RE THE KEY TO MY HEART」「SO YOU WANNA STAY DOWN」「SUMMER BLEEZE」など一聴して好きな曲も多く、全体的には大人のイメージが香ってくるアルバムだと思う。

しかし、この歳になってまた古い楽曲から得るモノがあったとは...と、思わぬ掘り出しモノに思わずニヤリ(笑)。これだから洋楽を聴くのは止められないし、また奥深いモノなんだよなあ...と改めて感じた。
HR/HMに疲れた耳を癒してくれるソウルミュージック、是非お試しあれ。

「HARVEST FOR THE WORLD」(楽曲のみ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=yz_OsEISBGo

Ocean Machine/BiomechOcean Machine/Biomech
(2001/06/26)
Devin Townsend

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そーいえば、最近デヴィン・タウンゼントの話を全く聞かないけど一体何やってんだろう?と思い、色々ネット上で調べてみたら何と育児休業中という話ではないか!?

余りそーいうイメージが無い人だけに実際どーなんだろう?と思ってしまうけど(笑)そもそもデビューしてからというもの、自分のソロやバンド、プロデュースなど色んなプロジェクトに絡んできて音楽的にも結構ネタが尽きてきたのではなかろうか?正直、ストラッピング・ヤング・ラッドの3rd&4thアルバムは、2ndが強烈だった為にインパクトがなくてがっかりしたくらいだし。

しかし、自身のソロバンドでは(幾つ持ってるんだ??)手を変え品を変え、飽きる事なく興味深く聴く事が出来るのはさすが。まあ、全てのアルバムが好きな訳ではないんだけど。
そんなデヴィンのソロバンドの中でもかなりのお気に入りがこの「BIOMECH」。バンド名(プロジェクト名)はオーシャン・マシーン。SYLとはメンバーが全く違うのも特徴的だ。
音楽的にもSYLとはまた違うモノで、へヴィでメロディアスな音像の中に若干プログレっぽい雰囲気を漂わせている。コレが実にクセになる音なのだ。

このアルバムの前年にパンキー・ブリュスターなる偽者パンクのアルバムを発表しているのだけど、そっちは架空のバンドのサクセスストーリーをデヴィン自身がコケにしている皮肉とユーモアが詰まったモノだったのに対し、このオーシャン・マシーンではかなりシリアスに取り組んでいるのが対照的で面白い。
歌詞に関しても、デヴィンがこのアルバムを作成した24歳までの自分の人生について語ってる事が全てで、中には自然破壊に対しての警告だったり、殺された友人に捧げる曲だったり、自然の中で佇む自分についての曲だったりと様々だ。
その視点がまた面白いし、たかが24歳でこんな事思いながらアルバム作るって一体どんな感覚なのだろうか?(だから、まだ若いのに外見は博士みたいになっちゃったのか?)やはり根っからの奇才なんだろうなあ。

数曲はSEで曲間が繋がっていたりするので、曲単位で聴くよりもアルバム全体を一気に聴く事が多いのだけど、最後のボーナス曲「THING BEYOND THINGS」のフェイドアウトするエンディングの後にデヴィンの絶叫でいきなり現実に戻される感覚が如何にもデヴィンらしいと思う(最初聴いた時はかなりビビったけど/笑)。

LIFE(クリップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=2iJWmg9TI7U&feature=related

AphrodisiacAphrodisiac
(1992/10/01)
FM

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久々にHMVのサイトで新譜情報をチェックしていたら、FMの3rd、4th、アコースティックLIVEの3枚がリマスターで再発されたらしい。
以前umeさんがアコースティックLIVEは素晴らしいと評価していたので、コレは絶対買おうと思っているのだけど(残念ながら来月以降になってしまうけど)一般的にFMの最高傑作と評価されているこの4thアルバムの再発は嬉しい限り。

久しぶりに聴いたけど、ホントに楽曲の出来が素晴らしい。前作でメロディアスなハードポップ路線からブルージーな路線に移行して、それを更に突き詰めたのがこのアルバムの評価に繋がってるのではなかろうか。1stのハードポップ路線も良いし、2ndのLAメタルっぽい雰囲気も良いけど、スティーヴ・オーバーランドの声質を最も活かしているのはこの路線なのだろう。1stや2ndにもアメリカを狙ったポップな楽曲があったけど、実はこのブルージーな路線の方が一番アメリカを意識して作られたのではなかろうか?
まあ、歌の上手い人は何演っても良いって事ですね(笑)。

1st路線が好きな私にとっては未練タラタラだったりするのだけど、この4thも別バンドとして捉えれば全く問題ない、良質のアルバムだと思う。
晴れた日のドライブのBGMに合う「BLOOD AND GASOLINE」、心地良いバラードの名曲「CLOSER TO HEAVEN」、哀愁を感じさせるインストの「APHRODISIA」、メリハリの効いたHR「ALL OR NOTHING」「INSIDE OUT」がお気に入りだけど、私が一番心に響くのはアルバムラストを飾るブルーズナンバー(日本盤はボーナストラックがあるのでラストではないけど)「HARD DAY IN HELL」。この渋さが堪らなくカッコ良い!

THUNDERが好きな人には絶対に何か引っ掛かるモノがあると思う。未だにSHADOW MANやTHE LADDERやソロなどで地味ながらも活動しているスティーヴ・オーバーランドには、是非頑張ってもらいたい。ただ、ジャケットがいただけないのが何とも惜しい...

1stから「THAT GIRL」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=0L133ULfV7E&feature=related

4thの「BLOOD AND GASOLINE」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SkMKUiD9SqE&feature=related

Working ManWorking Man
(2007/11/19)
Various Artists

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前回の「RUSH IN RIO」からずっとラッシュ熱が続いており、車内で聴くオリジナルベストをライブ盤・スタジオ盤作成して、しかも通常のベスト盤にはまず入らない様なマイナーな選曲で構成した裏ベスト的なモノを作って毎日聴いているのだけど、それを作るのにエラい苦労したのだけど同時に楽しめた。
それを作って改めて思ったのが、ラッシュの音楽はホントに魅力的なモノが多いという事。ライブ盤の方はとても1枚80分のCD-Rには収まりきれないし(その為、大作は必然的に省かれてしまったし)スタジオ盤の方も、マイナーな曲からチョイスしていった結果、同じく1枚では収まらなかった。

こーして、アタマを悩ませながらもそんな事を考えていたら、そーいえばラッシュのトリビュートって意外と少ないなあ...と思った。よくボーナストラックなんかでカヴァー曲を収録していたりするモノだけど、ラッシュの楽曲をカヴァーするバンドは殆ど耳にしないし。まあ、演奏レベルが半端なく高い事が要求されるので、カヴァーする事自体、下手すりゃ「諸刃の剣」になってしまうので、怖くて出来なかったりするのだろう。

しかし、DREAM THEATERのマイク・ポートノイがまとめ上げたラッシュのトリビュート盤が10年以上前に発売されていたのを思い出した。彼ほどのテクニックがあるならラッシュのカヴァーは十分プレイ可能だし、またそんな彼と組んでいるのがあのビリー・シーンだったりするので、申し分なしのリズム・セクションだったりする(全曲ではないけど)。
参加しているミュージシャンがかなり豪華で、セバスチャン・バック、ジャック・ラッセル、ディーン・カストロノヴァ、ジェイク・E・リー、ジョージ・リンチ、ジェームズ・ラブリエ、エリック・マーティン、スティーヴ・モーズ、ジョン・ぺトルーシ、デヴィン・タウンゼント、マーク・スローターなど。

中でも気に入っているのはバズとジェイクが参加した「WORKING MAN」、ラブリエの声がハマってる「BY-TOR THE SNOW DOG」(これもギターはジェイク)、FATES WARNINGがプレイしていて最後にチラっと「2112」のフレーズが入ってニヤリとさせられる「CLOSER TO THE HEART」、デヴィンの奇才っぷりが伺える「NATURAL SCIENCE」(ギターがDEATHのジェイムズ・マーフィー、ドラムにディーン・カストロノヴァってトコも面白い)、これまたラブリエの声が良い「RED BARCHETTA」あたりかな。

確かこのアルバム、発売される前に本家ラッシュの方が「TEST FOR ECHO」の発売前という事もあって、このトリビュート盤を「参加ミュージシャンの売名行為」と非難しており、アルバムにラッシュの名前を入れる事を認めなかった経緯があった。
だけど、マイク・ポートノイがその後のラッシュのバックステージに表敬訪問していたりするのでそんなに大袈裟なモノじゃないだろうし、それにバズなんかは別に売名なんかしなくても十分有名だし、単に「オリジナルアルバムが出る直前なのにトリビュート盤なんか出さないでくれよ」的なモノかと思われるのだけど。

この後にもロック系のミュージシャンのトリビュート盤が1枚出ているけど(そちらの方もバズが参加している)個人的には選曲的にもこっちの方が面白いかな?
まあ、トリビュート盤はその参加ミュージシャンのメンツとプレイによって思い入れが大きく変わってくるので、ニール・パートを師事しているマイク・ポートノイが全面参加して、しかもプロデューサーにラッシュ第4のメンバーと言わしめたテリー・ブラウンを起用となれば、それだけで十分興味がそそられたりするのである。

ラッシュ・イン・リオ [DVD]ラッシュ・イン・リオ [DVD]
(2008/11/19)
ラッシュ

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先日アマゾンから購入したラッシュの最新ライブ盤「SNAKES & ARROWS LIVE」を全曲聴き終わって、改めて彼等の凄さを再認識した。
詳細についてはまだ聴き込んでからレビューする事にするとして、とりあえず一言。勿体ぶってないで早く日本へ来てくれー!
しかも、このライブ盤の後に同内容のDVDが発売されるらしく、それに伴いまた来日公演はお預けになりそうな予感だけど(というか、ホントの来日記念盤になって欲しいけど...)諦めずにずっと期待していたいな、と。

で、そんな事を思いながら久々に5年前に出たライブDVDを観た。このDVDを観ていると、これじゃCDが売れていない日本になんか来てくれそうもないな...という悲観的な気分になってしまうのだけど、それと同時に嫉妬も感じてしまう。何故なら、タイトルにあるリオ・デ・ジャネイロの4万人の観客達の狂いっぷりが凄まじいからだ。オープニングの「TOM SAWYER」から最後まで歌いっぱなしだし、インストの「YYZ」までも歌い始めるし、腕にギブスしてる観客まで腕振ってるのだから、一体こいつら何なんだ?と。日本じゃ間違いなくこんな光景はあり得ないから嫉妬してしまうのだ。

それまでの彼等は例の「スタジオ盤4作の後に集大成的なライブ盤を発表して、また新たな方向性に進む」というスタンスを持っていたのだけど、ここでそのスタンスが崩れてしまった。明確な理由は本人達にしか分からないけど、このライブ盤を観ているだけでその答えが見えると思う。

「VAPOR TRAILS」に伴うツアーの最終日だった事もあり、このライブで聴ける「ONE LITTLE VICTORY」「EARTHSHINE」「GHOST RIDER」「SECRET TOUCH」の4曲はどれもが躍動感に溢れていて良い仕上がりだと思う。私的には「CEILING UNLIMITED」や「THE STARS LOOK DOWN」、「VAPOR TRAILS」が聴きたかったけど、まぁそれは贅沢というモノだろう。

あと余り触れられていない事だけど、ニール・パートが復活後のツアーといった事もあって少しライブのニュアンスも変わってくるのではないか?と危惧していたのだけど、危惧なんてとんでもなく、今まで以上にソリッドになって帰ってきた様な感じがする。相変わらずドラムソロは素晴らしいモノだし(基本的にドラムソロは退屈なモノだと思っていたりするものだけど、ニールとコージー・パウエルのソロだけは集中して聴く事が出来る)ゲディやアレックスも相変わらず凄い。やっぱ、どーかしてるなこの人達は!(笑)

基本的に私の聴きたい曲を演奏してくれているので選曲には満足だけど(「SUBDEVISIONS」とか「SHOW DON'T TELL」とか...色々言ってたらキリがないし)彼等にしては音質が結構荒いのには少々残念。何でも意図的だったらしいのでいつものライブ盤みたいにはしたくなかったのかな?
あとイースターエッグで見られる「BY-TOR AND THE SNOW DOG」の中間部で、ステージ裏で流れる彼等をモチーフとしたアニメが見られるのだけど、これが面白い。昔はメンバー唯一の美形だったアレックスも、今じゃすっかりお笑い要員と化してるのが何とも...(笑)

「YYZ」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KwvdfWxeouo

LOVE AND WAR(ラヴ・アンド・ウォー)(直輸入盤・帯・ライナー付き)LOVE AND WAR(ラヴ・アンド・ウォー)(直輸入盤・帯・ライナー付き)
(2009/06/13)
LILLIAN AXE(リリアン・アックス)

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先日に県内のブックオフ巡りを敢行して、廃盤CDを3枚見つけてかなりの収穫があったのにも関わらず、また新品CDを2枚も注文してしまった。今月はホントに抑えていかねばイカンなあ...
元はと言えばアマゾンでCD何気に眺めていたら、ラッシュの新作ライブ盤が国内盤2枚組で定価¥3780なのに、何と¥2580で表記されているではないか!単にアマゾンが値段を付け間違えしてるだけの事だと思うけど、これに乗じて購入。何せ新品で¥1200引きはお得だし♪

で、ついでにコレも買っておこう...と思ったのが、以前から欲しかったリリアン・アクスの2ndアルバムである「LOVE + WAR」。
以前、某音さんのブログでも触れられていて「2000枚限定リマスター盤」という事で、もし売れてしまって買えなくなってしまったら...との不安に駆られて、我慢出来ずに購入してしまいました(苦笑)。因みにシリアスNO.は1150でした。

昔のMTVヘッドバンガーズボールの番組内で、このアルバムから「SHOW A LITTLE LOVE」のクリップがよくオンエアされていて、それでこのバンドの存在を知ったのだけど、それ以外にもBURRN!での美メロ特集なんかでよく名前を聞いていたので、以前からアルバムを聴いてみたかった。
しかし既にバンドは解散しており(最近、再結成されたらしいけど)しかも名盤扱いされている3rdアルバムはインディレーベルから発売されて、そのレーベルが倒産してしまった為にCDの再販が厳しいらしく(LIONのアルバムが再発出来ないのも同じ理由)それ以降のアルバムはちょくちょく目にはしていたけど、ちょっと方向性も変わったらしいので結局手を出せずじまい。なので、中古CD屋に行く度必ずこのバンドはチェックしていたのだ。
で、先日のブックオフ巡りで遂に幻の3rdアルバムを輸入盤ながらもゲット。感想はまた後に書くとして、まずこの2ndから。

聴いた感想だと、美メロという表現はちょっと違うかな?と思う。確かにメロディは良いけど、Voの声質がもっとロック寄り、それもLAメタルっぽい雰囲気が漂う感じがする。私は北欧っぽいメロディだと思っていたので、美メロという表現だとちょっと肩透かしな気分。メタル寄りのメロディアスハードと言ったところか。
でも、スローターとかラット、デンジャー・デンジャーあたりのバンドに近い雰囲気なので、それらのバンドも好きな人には間違いなく及第点以上は付けられる作品だと思う。
ただ、先述したバンド達とは違うのはやはりメロディの良さかな。爽快感も感じられるし、泣きの要素もある。これってなかなか出来る事じゃないですよ。

お気に入りはサビのコーラスが美しい「DIANA」、如何にも80’Sメタルっぽい「SHE LIKES IT ON TOP」「FOOL'S PARADISE」、このテのバンドには珍しい大作「GHOST OF WINTER」、シングルの「SHOW A LITTLE LOVE」。
リマスターのお陰でかなり高音の伸びが綺麗に出ている感じがするので、この音楽性には心地良い効果をもたらしていると思う。

しかし、ジャケ写真もなかなか良い雰囲気で好きだ。決してエロい意味ではなくて、単に写真が美しいだけの事。オリジナル盤はもっとクリアだったハズなのに、このリマスター盤は(写真の)エッジが強調されておらず、もやっとした感じなのが残念だ。

「SHOW A LITTLE LOVE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=sch7Vca5LpQ

The EssentialThe Essential
(2003/10/14)
Don Johnson

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ちょっと間が空いてしまいましたが、何て事はなく単に以前買った「マイアミバイス」のTV版シーズン3を観始めてしまった為に疎かになってしまいました。
今はTVで見たいモノが全くなくなってしまったので、たまにレンタルで映画のDVD借りたり、スカパーでスポーツやアニメを観たりしてるので、最近のTV情報にはかなり疎くなってしまっているのだけど、ここに来て20年前のドラマ観てるのがまた懐古趣味というか何というか...
とにかく、仕事から帰宅して夕飯食って一息つく時に1話観るのが楽しみなのだけど、ホントに完成度高いドラマだったなあ、と改めて実感。

で、主演のドン・ジョンソンが当時「米国一セクシーな男」と称されてテングになってた頃(笑)、調子こいてアルバムまで作ってしまったのだ。しかも2枚も。このアルバムはその2枚のアルバム「HEARTBEAT」「LET IT ROLL」からの選曲で、全16曲収録のドイツ盤。
ホントはアナログの「HEARTBEAT」を持っているのだけど、プレイヤーが無いのでCD欲しいなあ...と思ってたのだけど、現在では入手は困難で必然的にこのアルバムしか売ってないのだけど、「HEARTBEAT」からの楽曲はほぼ網羅されていて、しかも金額が約¥900(私はHMVの輸入盤3枚で25%オフで買ってこの金額)なら持ってて損はないだろうと。

日本でもそうだけど、俳優がアルバムを出す時はその歌唱力が問われる事になるけど、DJのVoはお世辞にも上手いとは言えないけど意外と悪くはないし、何よりマイアミバイスの雰囲気を醸し出しているトコに好感が持てる。なので海岸沿いあたりをドライブするには良い雰囲気のアルバムで、ドラマの世界観が好きな人達には堪らないモノがあると思う。ただ、当時の本国のレビューではBOREに選出されていたのは内緒の話だ(笑)。

またアルバムに参加したミュージシャンがかなり豪華。ドラマにもゲストで出演した大御所ウィリー・ネルソン、ストーンズのロン・ウッド、スティーヴィー・レイ・ヴォーン、ドゥイージル・ザッパ(クリップにも出演)、マイケル・デ・パレス、ジョー・リン・ターナー(...何故?)、スティーヴ・ジョーンズ、シカゴのビル・チャップリンなど。曲作りではボブ・シーガー、トム・ぺティ...どんな人脈してんだよ??(笑)

シングルの「HEARTBEAT」は勿論、続く「VOICE ON A HOTLINE」でのアダルトな雰囲気が堪らない(クリップは如何にも...)。「THE LAST SOUND LOVE MAKES」や「GOTTA GET AWAY」のハードな演奏も気持ち良い。

しかし、ドラマの2枚目俳優でアルバム作って歌まで唄ってゴールドディスク獲得したりと、当時のDJはホントに相当モテたんだろうなあ...と。さすがにここまでビッグになってしまって天狗になるのも判る気がする。お陰で最近は全くパッとしなくなっちゃったしなあ...


「HEARTBEAT」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=mWXmIOwurKI