Two Steps from the MoveTwo Steps from the Move
(1990/10/25)
Hanoi Rocks

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今週前半は風邪が酷く、後半は毎晩がサンダーライジング状態だった為(笑)久々の更新となってしまいました。

その間、ウチでは毎日音楽を聴く事は怠ってはいないものの、民放のTVは面白くないし、かと言ってスカパーばっか観ていても、雷と豪雨続きでは受信が上手くいかず観られなかったりするので、久々にライブビデオやクリップ集などを観て過ごしていて、その中で久々にハノイ・ロックスが出てきたお陰でちょっと久々に聴き込んでるトコなんですよ。

そんな事で、通算5作目にして解散前のアルバム「TWO STEP FROM THE MOVE」。
私はマイケル・モンローが「NOT FAKIN' IT」リリースした時に、ハノイを後追いで聴き始めたのだけど、その当時は何故かこのアルバムにはそんなに思い入れは無かった。
いや、シングルになった「UP AROUND THE BEND」や「BOULEVARD OF BROKEN DREAMS」あたりは勿論大好きだし、「HI|GH SCHOOL」のテンションの高さは(必然的ではなかったにせよ)解散する前のバンドのモノではないだろう?と思ったくらい最高なのだけど、ハノイのアルバムにしてはやけに小奇麗にまとまり過ぎてる感じがするのだ。
前作の様にチープだけど何処か惹き付ける魅力が消えて、その代わり貫禄が出てきて安心して聴ける部分が多くなってしまったのだろう。CCRのカヴァー曲「UP AROUND THE BEND」がアルバム冒頭に収録されるというのも、ちょっと意表を付く感覚だし。
でもまあ、完成度の高いアルバムである事は間違いない。最高傑作に挙げる人が多いのも頷けるけど、私的にはもっと荒くてへヴィでも良かったのではないかと思う。

このアルバムでのアメリカツアー中に、ヴィンス・ニールの運転した車に同乗していたラズルが事故で亡くなるという悲劇があった為、バンドは建て直しを図るも耐え切れず解散してしまう訳だけど、当時の英国の新聞でのこのアルバムのレビューには「TWO STEP FROM THE HEAVEN」と書かれた記事を見た事があるけど、何かこの事故を暗示しているみたいで何とも言えない気分になったなあ。

でも、もしこの事故がなく、順調にツアーを続けて活動していたら今頃どんな事になっていただろうか?LAメタル全盛期直前、ホントに出てくる時期が早過ぎたバンドだったんだなあ...

「MILLION MILES AWAY」(ラズルの追悼ライブの時?)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=NysgHUZtoXA

「BOULEVARD OF BROKEN DREAMS」(悪名高い(?)ノッティンガムライブ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=61Pd5zO7NgI&feature=related
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TenTen
(2004/09/27)
Ten

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前回のフェア・ウォーニング同様、BIG IN JAPANのバンドでもあるTEN。本国での評価は一体どんなモノなのか知らないけど、ここ日本においてはBURRN!でアルバムが絶賛されたこともあり、メロディアス系の音が好きな人達にはおなじみのバンドでしょう。
私も、デビューアルバムからいきなり90点代の高得点だったので(記憶違いかも知れないけど95点だった様な気が)それに釣られてCD買ったクチなのだけど、叙情性溢れるHRは大人の雰囲気を感じられて直ぐに愛聴盤になったくらいだ。

以前もちょっと書いたと思うけど、ゲイリー・ヒューズの声域のレンジが狭いのが惜しまれるトコだけど、自分自身で楽曲を書いてその音に合わせて歌ってるのだから、コレはコレで良いのだろう。変にハイトーンを駆使しているよりはこっちの方が好みだったりするし。
その楽曲に関しては、全10曲捨て曲は一切無しと断言してもいいと思う。私的には2~5曲目までの流れが完璧かな。エンディングを飾る大作「THE LONELIEST PLACE IN THE WORLD」はホントに素晴らしい。

あと、このアルバムでギターをプレイしているヴィニー・バーンズは、このバンドの前にDARE(シン・リジィのキーボード奏者だったダーレン・ワートンのバンド)に在籍していたとの事だけど、昔DAREの3rdアルバム買って既にプレイは聴いているハズなのに、当時は余り印象に無かったなあ(苦笑)。だから、このアルバムを聴いてホントに驚かされた。こんなに弾ける人だったのか!と。

しかし、改めて聴いてキーボードやピアノの使い方が上手いなあ、と感心。続く2ndアルバムでは若干音がハードになって楽曲の盛り上げ方も派手になっているけど、この1stアルバムではAOR的なノリの楽曲もあるので、ソフトな印象を持たれると思う。どちらが良いか?と言われると選択に困るので、1stと2ndは併せて聴くのが正解...が答えという事で(カップリング盤も出ている事だし/笑)。

「AFTER THE LOVE HAS GONE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=sDkzKLZhZc8

RAINMAKERRAINMAKER
(1995/04/10)
フェア・ウォーニング

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このアルバムも今日みたいな夏の暑さにぴったりな雰囲気を持つ、非常に熱いアルバムかと。フェア・ウォーニング渾身の2ndアルバム「RAINMAKER」。

デビューアルバムであれだけの完成度を誇った彼等の新作...という事で、発売前から非常に期待していたアルバムだったけど、実際に聴いてみて1stほどの衝撃は感じられなかった。
まあ、アルバム全曲名曲と言っても過言ではない1stアルバムを超えるのは並大抵の事じゃ揺るがないから仕方ないけど、それを差し引いても彼等らしさを十分に感じるアルバムであった事には間違いない。つまりハズレではなかった、と(笑)。

彼等にしては珍しいブルージーな雰囲気のバラード「TOO LATE FOR LOVE」、爽やかな夏の雰囲気を感じるポップな「THE HEART OF SUMMER」、私的に彼等の楽曲の中でかなり上位にランクされる「DON'T GIVE UP」、日本的な切ないサビが魅力的な「ANGEL OF DOWN」、第一弾シングルで如何にも彼等らしいHRアンセム「BURNING HEART」、その「BURNING HEART」の余韻を哀愁というカタチで引き摺る「WHAT DID YOU FIND」、日本盤ボーナスにしてはコレが無いとアルバムが引き締まらない(爆)心が潤う「RAIN SONG」が私のベストソングかな(...多すぎる...)。

また楽曲の良さに加えて、トミー・ハートのボーカリストとしての説得力がかなり増したのもプラス要因かと。そりゃ1stアルバムでも歌の上手さは光っていたけど、このアルバムの比較的地味な楽曲でも彼の存在感が圧倒的なのはそれだけ表現力が増したという事なのだろう。ホントに良いボーカルだよなあ。

以前、私は3rdアルバムまではどれも甲乙付けがたいとコメントした事があったけど、アルバム全体の完成度としてはこの2ndアルバムが低いと思っている。アルバムの中間がミドルテンポの楽曲が続くので幾分中だるみを感じる事が理由なのだけど、楽曲単位だと先述した楽曲なんかはホントに素晴らしいし、ライブで外せない定番曲も多いし。

ま、何はともあれこの2ndアルバムも良作に仕上がったのだけど、彼等は次作3rdアルバムで更なる高みに駆け上がっていったのにはホントに恐れ入ったよなあ...

「BURNING HEART」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=2v6hmi2QVQY

...Twice Shy...Twice Shy
(1990/10/17)
Great White

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リリース年を調べてみたら、もう19年前ですかっ!?...そりゃ私も歳取る訳ですよ...

今日は何故か、ふと白鮫が聴きたい!と思い、車内にはオリジナルベストのCD-Rが入ってるのだけど、オリジナルアルバムで聴きたかったので家で久々にCD引っ張り出して聴いていたら、このアルバムを散々聴いていた当時の頃を色々と思い出してしまう、私にとっての青春時代のサウンドトラック的なアルバムだったんだなあ...と実感した。ついでにアンコールでビデオクリップ集「MY, MY, MY,」も観てしまった(笑)。

前作「ONCE BITTEN」と比べると、幾分LAメタル的な要素が少なくなり、その分ブルージーな要素が強くなっているという、当時から散々言われていたLAメタルの枠には収まりきらないバンドが更に幅を広げた、成熟した大人のHRと言っても良いアルバムである。
私はこのアルバムが白鮫との出会いのアルバムで、当時のビルボードのシングルチャートで「ONCE BITTEN TWICE SHY」が駆け上がっているのを知り、MTVでクリップを見て即購入を決めたのだけど、バンドの情報を知る前にアルバムを手に入れて散々聴いていたのは私にとって当時は結構珍しい聴き方だったなあ。

ただ当時はブルージーどうこうの話ではなく、単に楽曲が気に入って聴きまくっていただけの事で、後追いで聴いた前作のLAメタルっぽい雰囲気の方が当時の私の年齢ではハマる要素が強いハズなのに、何故かこっちばかり聴いていたのが不思議なくらいだ。それだけ完成度が高いという証拠なのだろうか?

久々に聴いても飛ばす曲なんて無く全曲良いけど、中でも深夜のドライブにぴったりな「HIWAY NIGHTS」、「MISTA BONE」での重いグルーヴ感(ビデオクリップは結構エロい!?)、渋いとしか言い様がない「HOUSE OF BROKEN LOVE」、地味だけどジワジワと心に染みる「SHE ONLY」が大好きだ。勿論「ONCE BITTEN TWICE SHY」も大好きだけど、この曲はカヴァーだから一応省いてという事で。

また、このアルバムの時に待望の初来日公演が行われたのだけど、その記念盤として発売されたミニライブ盤「LIVE IN LONDON」がまたカッコイイ。7曲しか入ってないのが残念だけど、スタジオ盤よりも熱くてハードな演奏が聴ける。数ある白鮫のライブ盤の中でも一番だと思う。

「ONCE BITTEN TWICE SHY」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=BiL-LAN8l1k&feature=related

「MISTA BONE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=yKko6Jc7448&feature=related

「HOUSE OF BROKEN LOVE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=TK_f7jwyr8w&feature=related

OU812OU812
(2005/08/24)
ヴァン・ヘイレン

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先日のデイヴ・リー・ロスの「SKYSCRAPER」を聴いていて、同時期に発売されたこっちの方も久々に聴きたくなったヴァン・ヘイレンの「OU812」を聴いてみた。
サミー・ヘイガー加入後2作目にあたる本作、「1984」からリアルタイムで追っていて、それまでのバンドの作品が大好きだったので当然このアルバムにも期待していて、近所のCD屋で輸入盤が先に発売されていたので国内盤まで待てずに購入した記憶がある。しかも当時のCDには縦長の箱みたいなモノが付いており(万引き防止の為か?)「普通に売れば良いのに」と思ったのをよく覚えているなあ。

で、このアルバムを初めて聴いた時は戸惑いしか残らなかった。何故なら前作「5150」の路線とは何処か雰囲気の違うモノを感じたからだ。
前作を何度繰り返して聴いたか分からないくらい大好きだったので、当然この路線で続けていくと思っていたトコに、この微妙な路線変更の音...そりゃ戸惑いもある訳で、一体何で?と疑問しか浮かばなかった。
しかし、当時の少ない小遣いの中からせっかく買ったCDだし、何度も聴けばその答えが見つかるかな?...と繰り返し聴いていたら、何時の間にか好きになってしまったから不思議なモノである(爆)。

今になって思うと、バンドも円熟期に入ってきて大物バンドとしての余裕が表れてきた証拠なのだろう。それまでの彼等の十八番的な楽曲「SOURCE OF INFECTION」や「SUCKER IN A 3 PIECE」もあるけど、やはり変化を感じさせる楽曲が多いのがこのアルバムの特徴だと思う。
まずバンドの演奏を聴かせるよりもサミーの歌唱を聴かせる方に重点をおいた「MINE ALL MINE」をオープニングに持ってきて、続くバラード「WHEN IT'S LOVE」という構成はホントに意外だった。
他にもリラックスした雰囲気の「CABO WABO」やキーボードを多用した「FEELS SO GOOD」、ちょっとカントリーっぽい「FINISH WHAT YA STARTED」、ブルージーな「BLACK AND BLUE」「A APOLITICAL BLUES」などバラエティに富んだ楽曲が続く。

しかし、だからといってエディ・ヴァン・ヘイレンのギタープレイが少ないのか?という訳でもなく、むしろこういった新境地の音に合わせて楽曲の魅力を削ぐ事もなく、堅実なプレイを聴かせているのはさすがエディ!といったトコだ。

因みにこのアルバムタイトルは、当時デイヴ・リー・ロスの「EAT AND EM SMILE」(笑って奴等を食っちまえ)というタイトルへの回答「OH、YOU ATE ONE TOO」(お前もそれを食ったのか?)という逸話も面白い。この当時は、まさか後にデイヴがバンドに復帰するなんて思ってもみなかったけどなあ...

「WHEN IT'S LOVE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=5wAlbH5v7OA

「FEELS SO GOOD」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=pQ-5nwt-j9E

「FINISH WHAT YA STARTED」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=TMvjEyzZGz8

7 Wishes7 Wishes
(1990/10/25)
Night Ranger

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昨年のこの頃は何のレビュー書いていたかな?と思い読み返していたら「そーだ、夏といえばこのバンドじゃないかー!」と思い出し、早速久々に聴きましたよナイト・レンジャー。しかもオリジナルアルバムの中でも一番好きな「7 WISHES」を。

私が初めてナイト・レンジャーの音を聴いたのは、ちょうどこのアルバムが売れていた頃で、当時の「夜のヒットスタジオ」で「GOODBYE」を聴いたのが最初だったと思うけど、そのHR然としたルックスからこんなに素朴で綺麗なメロディが聴けるとは思っていなかったので、かなり異質に映ったのを覚えている。当時のHM/HR系と言ったらW.A.S.P.みたいなモノばっかりだ...という先入観で見てたモノで(苦笑)。

そんな感じだったので、ちょっと気になる存在になったバンドのどの作品を聴いてみようか?と思った時、その「GOODBYE」が入ってるこのアルバムから聴いたので、私自身の思い入れも十分にあったりするし、また彼等にとっての全盛期はこの頃だったと思うし。

前2作と比べると、明らかにアルバム全体的にポップになってきているのがよく分かる。それを嫌うファンがいたのも知っているけど、バンドをより大衆の目に向けさせようとする試みは十分成功したと思う。
ただ、このアルバムからは前述の「GOODBYE」や「SENTIMENTAL STREET」、「FOUR IN THE MORNING」とバラードやソフト路線を意識した楽曲をシングルにした為、その後のバンドの命運を決めてしまったのも事実。そりゃ「SENTIMENTAL STREET」なんて絶対ヒットする様な楽曲だから、シングルカットは間違ってしないとは思うけど...
ただ、シングルカットされていない楽曲も粒揃いなのも見逃せない。コーラスが爽やかな「I WILL FOLLOW YOU」やアルバムの冒頭にぴったりの「SEVEN WISHES」、リフがカッコイイHRの「THE BOYS NEEDS ROCK」など、普通にベスト盤に入れて欲しい楽曲が多い。

久々に聴いて、当時の事を色々思い出してノスタルジックに浸れるのもこのアルバムの魅力かな?昨年、紙ジャケリマスターBOX見送ったのは失敗だったか...

「FOUR IN THE MORNING」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=cMxGdIJQnTM

「SENTIMENTAL STREET」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=PkbC98Z7vq8

「GOODBYE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=gWoSo6Cj8-M&NR=1

The Tower+LiveThe Tower+Live
(2000/02/02)
ボブ・カトレイ

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ここ最近、結構CD買い過ぎてまともに聴く時間が少なかったので、今日の休みにゆっくりと...なんて考えていたのだけど、あれもこれもと手を伸ばしてるウチに色々と旧譜も引っ張り出して聴いていたりするのだけど(汗)今日もそのパターンにハマってしまい、このアルバムを聴いて一番印象に残ったのでコレをチョイス。MAGNUMのVoであるボブ・カトレイの初ソロである「THE TOWER」。もう10年前の作品なのね...

それまで私はMAGNUMの音楽をもともに聴いた事がなくて、このアルバムを買ったのも音楽性がメロディアスハード系という事と、ジャケがカッコイイからという単純な理由からだった。それに加えて、TENのゲイリー・ヒューズが作曲面とプロデュースで絡んでいるという事でも興味を持った。因みにバックの演奏陣もTENのメンバーが固めている。

全体的には、明らかにTENの音楽性そのままにVoだけが違うという分かり易いモノだった。そして、そのVoがまた上手いのでゲイリー・ヒューズのレンジの狭い声域よりも聴き易く、また英国的な気品に満ちたセンスの良い感覚を受けた。

「DREAMS」「SCREAM」「FAR AWAY」の冒頭3曲はホントに素晴らしい。「DREAMS」での前奏はボン・ジョヴィの「RUNAWAY」を想起させるのはご愛嬌としても、適度にエッジの利いたHRナンバーでオープニングには打ってつけの曲だと思うし、「FAR AWAY」での壮大なバラードではこれぞブリティッシュ!と言わしめる素晴らしい楽曲に酔ってしまう。また「MADRIGAL」では古典的な雰囲気が漂う楽曲で、映画のサントラなんかで使われてもおかしくないくらいスケールが大きく、ヴィニー・バーンズがアルペジオで良い仕事をしている。
後半の「THE TOWER」と「FEAR OF THE DARK」の大作2曲が重厚な雰囲気で、最後にインストのエピローグでアルバムの幕を閉じるのも良い感じだ。

私的にはアルバム全体の雰囲気にそぐわない楽曲もあって、その楽曲さえ無ければ最高だったので、名盤と呼ぶにはちょっと気が引ける部分もあるのだけど、ボブ・カトレイというボーカリストを堪能するには良いアルバムだと思う。

しかし、この時期はちょうどTENが3rdアルバムを出した後だったのに、これらの楽曲をゲイリー・ヒューズは自分達のストックにしないでこのアルバムに譲ったというのはかなり太っ腹だったのではなかろうか?3rdアルバム以降のTENの失速は見ていてホント痛々しいくらいだったし...

この国内盤は、アルバム発表後に行われたライブの模様が収められた「オフィシャル・ブートレグ」が付いていて、そのライブも良い状態の演奏なので安心して聴ける。音が良ければ良いのだけど、2枚組で\2500だから文句は言えないか...

「DREAMS」(楽曲のみ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=xQUJoWbDzKw

NO ELECTRICITY REQUIREDNO ELECTRICITY REQUIRED
(2008/05/25)
FM

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先週東京へ行った際、購入したのがこのCD。
HMVのサイトで情報を知ったのは良いけど、入手困難の文字が出てしまったので(こうなると長時間待ちか入手不可状態になるのは目に見えているので)予約はキャンセルして、このCD漁り巡礼の旅に賭けていたのだけど、ディスクユニオン新宿HM/HR館の中古CDの欄に何故かリマスター未開封盤が置いてあって、何と金額が\1050!!コレは何かの間違いでは?と思ったけど、そのご好意に感謝しつつ、一緒に置いてあった3rdアルバムも同時に購入。2枚で\2100とはかなりラッキーだった、と。まあ、お目当てだったバッド・イングリッシュ幻の3rdブートは見つからなかったけど...

ま、それはともかく、umeさんから情報を頂いてからずっと気になってたアルバムだったので、そりゃもう楽しみにしてた事を差し引いても、このアルバムの素晴らしさはそれ以上だった。というか、スタジオ盤も良いけどライブ盤はもっと良かったという訳だけど。

まず選曲が良い。カヴァー曲が多いのがどういう意図なのかよく知らないけど、その選曲もバンド自身のルーツに根差すモノなのだろうから全く違和感がない。バッド・カンパニーやマーヴィン・ゲイ、スティービー・ワンダーなど歌の上手いシンガーの楽曲ばかりを選択してるけど、それに負けず劣らないスティーヴ・オーヴァーランドの歌唱力にホント脱帽。
またFMのオリジナル曲もアコースティックで若干アレンジ変えてプレイしているけど、特に1stアルバムからの楽曲がこんなに魅力的に変わるとは意外な驚きだった。
実は1stアルバムでも「AMRICAN GIRLS」や「OTHER SIDE OF MIDNIGHT」あたりをプレイするなら、「THAT GIRL」や「LOVE LIES DYING」、「FROZEN HEART」を何故プレイしない?と疑問もあるのだけど、全体的にオーヴァープロデュース気味だった1stアルバムの楽曲が、アコースティックライブによってより有機的な剥き出しの音で魅力的になるのはバンドの実力の証なのだろう。

お遊びでメタリカの「ENTER SANDMAN」のイントロが飛び出すのはご愛嬌だったりするけど、そんな全体的にもリラックスしたノリで、しかも締めるトコはきっちり締めると言った具合に良いバランスで収録されたアルバムだと思う。そういった意味では、同時期に出たテスラのアコースティックライブにかなり近いモノを感じる。
私のお気に入りは、オリジナルでは「CLOSER TO THE HEAVEN」、カヴァーでは「NEED YOUR LOVE SO BAD」ってな感じかな。

しかし、こんなライブ盤聴かされたら実際にライブ観たかったな...と。ライブハウスなんかで生で観たら絶対に号泣モノですぜ。何でこんな素晴らしいバンドが売れなかったのだろうか??不思議でしょうがない...

「CLOSER TO HEAVEN」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=4fcmHjTejo0&feature=related

SkyscraperSkyscraper
(2000/03/13)
David Lee Roth

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いやあ暑い。ホントに暑い。。。って、夏なんだから仕方ないのだけど...
そんな夏に合う音楽を探していたら、こんなモノが出てきた。結局元の鞘に収まったダイアモンド・デイヴのソロ2作目である「SKYSCRAPER」。
前回書いたAのトコでも触れていたけど、このアルバムからのシングルヒット「JUST LIKE PARADISE」(邦題:まるっきりパラダイス)が如何にも夏を想起させる音楽で、それでいて何処となく爽快感も感じさせるのがまたこの時期にハマっていると思う。なるほど、全米チャート第6位も頷ける。

アルバム全体の出来としては、残念ながら1stを超えているとは思わない。それは聴けば判ると思うけど、1stにあった馬鹿馬鹿しいノリが消えてしまったトコにある。スティーヴ・ヴァイもビリー・シーンも派手なパフォーマンスやプレイでギラギラした個性を放っていたのに、このアルバムではかなりあっさりした感じだし。
まあ、デイヴ自身がソロツアーを行って、自分自身がこの2人に完全に喰われているのを察知したのかどーか知らないけど(爆)このアルバムではデイヴの独裁的な主張が目一杯詰め込まれた感じだ。ジャケットからして自身の趣味であるロッククライミングを使っているし。それらにやる気を削がれたビリー・シーンが脱退するというのも分かる。

それでもコレはコレで良いアルバムだと思う。前作の雰囲気を感じさせる「THE BOTTOM LINE」や、如何にもアメリカ的なノーテンキなロックナンバー「HOT DOG AND A SHKE」、当時来日公演の前に東芝のCMにバンバン出ていた時のBGMに使われた「STAND UP」などはデイヴの十八番といっても良いナンバーだけど、一方でちょっとシリアスな雰囲気の「SKYSCRAPER」や「HINA」、唯一ヴァイの個性を感じさせる「DAMN GOOD」などは今までのデイヴとは一味違う楽曲が収められているのも特徴だと思う。

残念ながら、このアルバムあたりでデイヴのソロ活動は若干陰りを見せてくるのだけど、やはりビリー・シーンの脱退は惜しかったと思う。1stツアーでは結局日本は来なかったので、ヴァイとの壮絶バトルを目にする事が出来なくて歯痒い思いをしたのに、ビリー脱退でそれが不可能になってしまったのもマイナスの要因だったと思う。

しかし、今思うとデイヴが東芝のCM出ていたなんてちょっと意外な気分だ。正にバブリーな時代を感じさせる。

「JUST LIKE PARADISE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=pwbJ4Mrr7w0&feature=related

東芝のCM(2種類)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=1dFmxvysOEk&feature=related

http://jp.youtube.com/watch?v=l9BESnHWCMk&feature=related


デヴィルズ&エンジェルズ(ニュー・エディション)デヴィルズ&エンジェルズ(ニュー・エディション)
(2008/04/09)
メイレイ

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ちょっと間隔が開いてしまいました。理由はちょっと私的な事で、先週はホントに気分的にちょっとメンタル入ってしまい、ここ最近人との出会いや別れ、また再会などで色々と思う事が多々あった。
でもそういう事を乗り越えて自分が成長したりするのだから、それはそれで受け入れて行かねばならないし、いつまでも過去に捉われるのもあんまり良くない事なんだろうし...ホントに難しい感情だと実感した一週間だった。

そんな感じで、何か自分を元気付けてくれる音楽を探しに、久々に新宿でCD漁りの巡礼へ出た。一番目当てのCDは全然見つからずちょっと残念だったけど、思わぬ掘り出しモノにも遭遇出来て結果4枚確保。そのウチの1枚で、以前から買おうと思っていたメイレイの2ndアルバム「DEVILS & ANGELS」。

このバンドに関しては全く情報を知らず、以前umeさんが自身のHPでこのアルバムからの1stシングル「BUILT TO LAST」(邦題:永遠のハーモニー←ったく、出来すぎの邦題だな/笑)を紹介してくれたのが切っ掛けだった。
もう一発で気に入ってしまいましたよ!直ぐにでもCD買いに行きたかったのだけど、HMVのサイトでチェックしたら新しいバージョンで再発されるとの情報を得たので、それまで待っていたのだった。

ジャンルはエモ、ピアノを主調としているのでポップな感覚が前面に押し出されているので、余りロックっぽさは感じない。だけど、このバンドの一番の強みは間違いなくメロディにあると思う。
前述の「BUILT TO LAST」なんかは一回聴いただけですんなり耳に馴染むので、確かに売れる音だなと納得したくらいだし、他の楽曲もバラエティに富んでいてメリハリを付けているのはさすが。ホール&オーツの「YOU MAKE MY DREAMS」のカヴァーも違和感なくハマっているし。

またこのバンドのボーカルは声がホントに良い。無理して高いキーを歌ってる感じが全くしないので、自然に気持ち良く聴けるのだ。普段よく聴くHM/HR系のボーカルでは、その音楽性も相成って濃厚なスタイルが多いので、コレはかなり新鮮に聴ける。

「BUILT TO LAST」のクリップでは映画の有名なラブシーンを織り交ぜていて、映画好きの私にはなかなか面白い作りだった。全部はさすがに分からないだろうけど「ゴースト」や「バス男」あたりは直ぐに分かったけど(笑)。

しかし、ホントに爽やかなアルバムという表現が一番しっくりくる。コレを十代の頃に聴いていたら素敵な青春時代を送れたのではなかろうか?と錯覚してしまう程だ。いや、でもコレを紹介してくれたumeさんにホントに感謝です!

「BUILT TO LAST」ビデオクリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=mv1206kvh-E

「IMTATION」ビデオクリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=dn7ilCW6zAY&feature=related