ブラック アイス 悪魔の氷ブラック アイス 悪魔の氷
(2008/10/22)
AC/DC

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最近、なるべくCDを買わない様に...と抑えていたつもりだったのに、先日のイット・バイツやマリリオンの新作など連なって、しかもこのバンドも約9年振りの新作を発表するなら買わない訳にはいかないだろう...という訳で、AC/DC渾身の新作「BLACK ICE」(邦題:悪魔の氷←なんじゃそりゃ?)。

まず今回の新作については、前作がブギーを基調としたかなり落ち着いたスタイルだったので「ああ、もう彼等も年齢が年齢だし、いつまでも激しい音はキビしいんだろうなあ」と勝手に納得していたので、今回も同じ路線を踏襲するんだろうと勝手に思い込んでいたのだけど、オープニングの「ROCK N ROLL TRAIN」を聴いた途端「何だよ、また戻ってきたじゃん!」と思わずニヤリとしてしまった。

ブライアン・ジョンソンはもう還暦だし、アンガスも老けたなあ...とメンバーショットを眺めてしみじみ感じるけど、音の方はこの音だけで35年も演ってる貫禄もあってか相変わらずのロックを見せ付けてくれる。
さすがにファストチューンは見当たらないけど、ミドルテンポでも分かり易いリフに芯の太いリズムが絡むだけで身体が動くのはそうそう無いですぜ。今回はリフが分かり易い曲が多いのと、ギターの音が良いのが特徴かな。
「TORONTO ROCKS」でのブライアンの歌唱に不安を抱いていたのだけど、アルバムではいつものブライアンだったのでまずは一安心でよかった。

前述の「ROCK N ROLL TRAIN」は勿論、「BIG JACK」「ANYTHING GOES」「WAR MACHINE」「WHEELS」「SHE LIKES ROCK N ROLL」「ROCK N ROLL DREAM」「BLACK ICE」などが一発で気に入った楽曲。聴き込めば更に曲数が増えそうな感じである。

大体、このくらいの年齢になると良い具合に枯れてきて、それがまた良い味になってくるのだけど、この人達には「枯れ」というイメージは殆ど無い。円熟味や渋さは前作でも十分堪能出来たので分かるけど、やはりこのバンドには華々しいというイメージが一番しっくり来るのではなかろうか?アンガスにはずっとあのままでいて欲しい、と願うのはファンの勝手な言い分だとは思うけど。

既にオーストラリア、スウェーデン、ベルギー(AC/DCとベルギーといったら「ベルギー精神病院」でしょう!/笑)アルゼンチン、イギリスでは1位を獲得。ここ日本でもオリコン第3位という快挙!こりゃ来日の可能性も大いに期待出来そうですな!

「ROCK N ROLL TRAIN」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=bX2xbqWtyJU

「WAR MACHINE」楽曲のみ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=qwaD-M7B0hU&feature=related

「ANYTHING GOES」楽曲のみ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=o8QF0ZseCw0&feature=related
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白夜のバイオレンス(K2HD/紙ジャケット仕様)白夜のバイオレンス(K2HD/紙ジャケット仕様)
(2008/06/25)
ハノイ・ロックス

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「ハノイ・ロックス、年内の活動をもってバンド解散!」

いきなり飛び込んできたこの報道の内容に「...いよいよか」とも「まだ早いだろ?」とも考えられるのだけど、今後快を分かつ2人は一体どんな活動をするのだろうか?年齢的なモノなのか、それともいつもの仲違いなのかよく分からないけど、とりあえず来年春には最後の日本公演を行うとの事なので、少なくともケジメを着けてくれるのはファンとしては嬉しいのではなかろうか?

で、久しぶりにデビューアルバムを引っ張り出した。今聴いても原石の如く、安っぽくて荒削りで青臭いイメージが付き纏うけど、メロディのキャッチーさはデビュー当時から一貫していたのは只者ではない証拠だと思う。
何と言っても当時の「TRAGEDY」の衝撃度は凄まじかったと思う。グラムなビジュアルに、音はパンクのフィルターを通したロック。ありそうでなかったタイプだけに(当時似た様なタイプはジャパンだけだったと思うけど、あっちはもっとニューウェーヴを意識した音だったし)ヴィジュアル重視の日本では直ぐに火が点いたというのも頷ける話だ。

他にも4thアルバムにセルフリメイクされる「DON'T NEVER LEAVE ME」やライブでも演奏されている「LOST IN THE CITY」、何故かベスト盤によく選曲される「CHEYENNE」など聴き所もあって飽きさせないし、そんなにメジャーな曲ではない「VILLAGE GIRL」や、パンクスタイルの「FIRST TIMER」に見られる若さだけで突っ走る楽曲も異様にカッコ良い。
でも、このアルバムの中では「11TH STREET KIDZZ」が私にとってのベストで、歌詞もちょっと若い頃の楽しかったひとときを感じさせるモノで、しかもこの曲聴いていたのが私が20歳頃だったので見事にツボだったりする。今も聴いていたらふと当時を思い出してしまったくらいだ(苦笑)。

バンド解散後、モンちゃんには自身の2ndソロを超えるモノを、そしてアンディにはスーサイド・ツインズみたいな渋い路線が聴いてみたいな...と勝手に願っていたりする。

「TRAGEDY」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=aM4BqmRA9WM

「11TH STREET KIDZZ」曲のみ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=LxI7Rod6Q-g

Welcome to the Wild CountryWelcome to the Wild Country
(2003/02/25)
Francis Dunnery

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と言う訳で、イット・バイツの新作を聴きまくっている毎日ですが、そーなると今回の再結成でつま弾きを喰らってしまったフランシス・ダナリーは何をしているのだろうか?と。
彼の新作はまだちょっと先の話になりそうなので、本来イット・バイツ幻の4thアルバム(フランシス在籍による...という意味で)になる予定だったフランシス・ダナリーの、脱退した翌年1991年に発表された初ソロ作品「WELCOME TO THE WILD COUNTRY」を今回はチョイス。

このアルバム、初めて聴いた時は思いっきり複雑な心境になったのをよく覚えている。何せイット・バイツの面影は幾らか残されているのだろう...とタカ括っていたら、そんなイメージは全く皆無で思いっきりドライで乾いたサウンドに驚かされた。ホントにフランシスが作ったのか?と耳を疑いたくなる様な180度方向転換したアルバムだった。
本人曰く「どーやって作ったのか覚えていない」とまで言っているが(...)、ポジティヴで開放感な雰囲気を感じさせるイット・バイツのサウンドを「演じているのは辛かった」とまで言い放ち、イット・バイツの3rdアルバム「EAT ME IN ST.LOUIS」での「THE ICE MELTS INTO WATER」の様な、全体的に何処か閉じた雰囲気を感じさせる作風は当時の彼の心境をそのまま反映している様な気がしてならない。

思えば「EAT ME IN ST.LOUIS」製作時は、他のメンバーが日中に録音して夜中ににフランシスが一人で作業していたという。それじゃバンドとしての意味なんてある訳がなく(とはいえ、そんな状況下でもあれだけの作品を作ってしまうのは凄い!)ソロでやりたい気持ちも分からない訳ではないけど、それがこの変化とは納得しようにも出来ないですって。

とはいえ、真っ白な状態で聴いてみると楽曲の出来は素晴らしいと思う。タイトル通り、ブルージーでアーシーなサウンドにアルバム全体が支配されているけど、レコーディング中に亡くなった父親に捧げた「JUST LIKE MY FATHER SAID IT WOULD BE!」あたりに見られる繊細さは如何にも彼らしいし、イット・バイツのメンバーが作曲に関わってる「DRIVING IN THE RAIN」や「ALL I EVER WANTED WAS YOU」はプロデュースやアレンジを変えるとイット・バイツの楽曲に聴こえなくもない...かな?
でも、このアルバムでのハイライトは間違いなく「JACKAL IN YOUR MIND」。これはホントに名曲。ラストの泣きのギターが美しくも儚い。

ただ、この曲を聴いてしまったお陰でもう二度とイット・バイツの復活は無いな...と思ったのも事実。彼はこの先ソロとしての方向性を見極めたんだな...と納得しなければならなかった訳だけど、未遂とはいえ一時的にあの4人が揃ったは運命の悪戯だったのだろうか?

「JACKAL IN YOUR MIND」楽曲のみ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=YTytslasG-I

The Tall ShipsThe Tall Ships
(2008/09/30)
It Bites

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ホントは月末にマリリオンの新譜と一緒に届く予定だったのだけど、某密林が勝手に送ってきやがったのでいきなり聴く事になった、色んな意味で興味深々だった私が大好きなバンド、イット・バイツの復活作「THE TALL SHIPS」。解散前のオリジナルアルバム「EAT ME IN ST.LOUIS」が1989年発表だったので、約19年振り(!)の新作となった訳だ。

数年前に復活した時にはちゃんとオリジナルメンバーが揃っていたのにも関わらず、結局フランシス・ダナリーは不参加、レコーディングには参加していたリチャード・ディック・ノーランも完成後に脱退。結局ベースパートはフランシスの後任ジョン・ミッチェルとジョン・ベックが弾き直したみたいで新作アルバムが完成した、と。

先に書いておくと、私はこのアルバムを聴く前はかなりこの再結成には懐疑的な印象を持っていた。それはメインライターでバンドの顔でもあったフランシス不在のお陰で、1990年に彼が脱退した後に別のVo&Gを入れて、バンド名も変えて再出発すると言っておきながらも全くカタチにならなかった”前科”があったからだ。
「やっぱフランシスがいないとダメかあ...」と落胆したのは言うまでもなく、後にジョン・ベックとボブ・ダルトンはジョン・ウェットンのバックバンドで来日したり、フランシスはソロで地味ながらも定期的にアルバム発表していた事もあって再結成は絶望的だと思っていたし。

それが、フランシス不在でもイット・バイツ名義でアルバムを発表したという事はジョン・ミッチェルならイット・バイツでも十分やれると踏んだからなのだろうけど、今度はあの独特の世界観を維持で出来るのか?という疑問も付いた。あの世界観はやはりフランシス独自のモノだと思っていたから、幾ら過去の楽曲をプレイ出来ても新作ではどーなのか?と。

で、聴いてみた感想は...正しく良い意味で裏切られた。全体的には1stアルバムの世界観が円熟味を増すとこんなアルバムになるのだろう、という印象を得た。ま、イット・バイツのポップな感覚はジョン・ベックが担ってた部分でもあるので(「ONCE AROUND THE WORLD」の曲展開は彼のアイディアによるモノだし)彼が主導権を持つとこういう感じなのだろう。
ジョン・ミッチェルの歌唱もフランシスを明らかに意識している部分もあるけど、それを嫌味と感じさせないのは良い印象を受けた。またギターの腕も確かなモノで「THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY」での後半は素晴らしい。

一回聴いて耳を惹いたのは「OH MY GOD」「MEMORY OF WATER」「THE WIND THAT SHAKES THE BARLEY」「FAHRENHEIT」で、他の楽曲についてもまだ聴き込みが足りないので印象が変わるだろうけど、全体的には及第点どころがかなりの名盤ではなかろうか。

大袈裟だけど、今の時代にこんなアルバムが聴けた事をジョン・ベック、ボブ・ダルトン、ジョン・ミッチェルに感謝したい。復活はもう無いと思っていた大好きなバンドがこんなに素晴らしいアルバムを引っ提げて来たのだから...来日公演がもしあるのなら絶対にライブ行くぞ!

「OH MY GOD」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=SPIpg0z-sec&feature=related

クランク+7クランク+7
(1996/06/05)
ジ・オールマイティー

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前回のアンスラックスを聴いて以来、久々にハードなモノばかり聴いている毎日で(先週のラナ・レーンのバラード集は何処へ?)このアルバムも懐かしさの余り引っ張り出して毎日聴いてます。ジ・オールマイティの最高傑作であろう4thアルバム「CRANK」。
私自身が90年代のHM/HR系ベスト3を挙げるとしたら間違いなく入る作品で、それくらいホント当時は毎日聴きまくったアルバム。思い入れも勿論強い!

当時はグランジやらメロコアやらで純粋なHM/HR系がかなり押されていた時代だったので、このアルバムはホントに衝撃的だった。
前作での彼等は激しいけど、やはり時代に沿った音作りだったので幾ら楽曲が良くてもその手のフォロワーみたいな感じに聴こえてしまっていたと思う。根本的にあるのは間違いなくモーターヘッドだけど、最近のモノにもちょっと色気出してみました...という感じの。
しかし、このアルバムでの変貌振りはどーだ!?そのモーターヘッド的な部分にヘヴィさとパンクバンドっぽい暴力的なエッセンスを加えただけでこんなに破壊的な音になるのか、と。かといって聴き辛い訳ではなく、ちゃんとキャッチーなメロディも存在する。計13曲(ボーナストラックは省略)息をつかせぬ構成にはホントに脱帽。バラードは一切無しというのも潔さを感じる。

特に3曲目から12曲目までは完璧。確かBURRN!のレビューだったと思うけど「マイク・タイソンがドーピングやってそのまま大暴れした様なサウンド」と称されていた気がするけど、確かにそんな様な感じ(笑)。これはもはや理性で聴くモノではなく感覚で聴くモノだと思う。
「JONESTOWN MIND」「CRANK AND DECEIT」「WELCOME TO DEFIANCE」「CRACKDOWN」「CHEAT」などが特に気に入ってるけど、やはりこのアルバムは全曲聴いて1つのモノとして捉えてたりするからなあ。

最近、再結成してライブ盤とDVDを発売したらしいけど、メンバーの詳細が掴めてないので購入に踏み切れなかったりするのだけど、ピート・フリージンはちゃんといるのだろうか?オリジナルメンバーじゃないけど、彼の貢献度は結構高い気がするんだけど...

「JONESTOWN MIND」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=-E1TAoAxOB4&feature=related

Happiness Is the Road, Vol. 2Happiness Is the Road, Vol. 2
(2008/10/28)
Marillion

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さて、前回のVol.1と同時発売であるVol.2の方を今回はチョイス。因みにサブタイトルは”THE HARD SHOULDER”。

Vol.1の方は地味でありながらも優しいメロディの佳曲が多い...という印象を受けたけど、このVol.2の方では若干だけど楽曲のメリハリが強い印象を受けた。全体的にはオルタナ風UKロックと言ったトコだろうか。
同じタイトルでコンセプトアルバムでありながらも、サブタイトルを付けて分けてリリースした事も(ただし公式サイトでは併せて販売しているけど)何か意図的な理由もあるのだろうけど、いまいち実態が見えてこないと言うのが正直な気持ちである。歌詞の方で何か理由とかあるのかな?

1曲目の「THUNDER FLY」が明るく弾けた楽曲なので、明らかにVol.1とは印象が異なるイメージを受けると思うけど、アルバムの中間に配置された「OLDER THAN ME」や「THROW ME OUT」あたりは普通にVol.1に収録されていても違和感が全く無いかなと思う。
私的には「THE MAN FROM THE PLANET MAZIPAN」が今回の2枚の楽曲の中では一番好きで、始まりはシンプルに始まるのに途中からドラマティックになり、ラストのパートで曲調がガラリと変わって盛り上げる構成が素晴らしい。
続く「ASYLUM SATELLITE #1」での後半のギターが如何にもプログレ聴いてるという雰囲気にさせてくれるのも良いし、「ESPECIALLY TRUE」で最初から切ないフレーズが炸裂するトコに感傷的になってくる。MY SPACEで先行視聴出来た「WHATEVER IS WRONG WITH YOU」も、アルバムのこの位置に収まると違和感は感じさせない。

しかし、何でバンドはアルバム全曲をファイル共有サイトにて無料でダウンロード出来る様な、他のバンドにとっては(どのバンドとは敢えて言わないけど/笑)絶対にやらない事をやったのだろうか?
コアなファンならCDは間違いなく買うけど、バンドに興味があって聴いてみようか?と思ってる人達にとってはこれ以上美味しい話はない訳で、ダウンロードしただけでCDは買わないという人達だって絶対にいるハズなのに(まあ、音質に関しては結構落としてるらしいけど)。それだけ自分達の音楽に自信を持っているという証なのだろうか?
レディオヘッドがダウンロード購入者に値段は個人で付けてくれという画期的な事をやってのけたり(あれ?ナイン・インチ・ネイルズもやってましたっけ?)最近じゃ従来の売り方じゃダメだって事なのかな?ダウンロードで購入する事に未だに抵抗がある私にとってはいまいち理解出来なかったりする話だけど...

「WHATEVER IS WRONG WITH YOU」
http://jp.youtube.com/watch?v=mUXB7VssM_g

Anthrology: No Hit Wonders 1985-1991Anthrology: No Hit Wonders 1985-1991
(2005/09/20)
Anthrax

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3連休もアッと言う間に終わってしまい(ホントにアッと言う間!)今日から仕事だったけど、朝からいまいちテンションが上がらず気味だったので、通勤時のBGMにガツンと来るモノを一発!!という事で、久しぶりにスラッシュを手に取った。いわゆる四天王の1つアンスラックス。ホント、久々に聴いたけどやっぱテンション上がるわ!

このアルバムはタイトル通り、デビュー時のミニアルバム「ARMED AND DENGEROUS」から企画盤である(敢えて6thアルバムとカウントして良いのだろうか?)「ATTACK OF THE KILLER B'S」までの、いわゆるジョーイ・べラドナ在籍時の代表曲を集めたリマスター盤2枚組ベスト(2005年発売)。

そもそもアンスラックスのアルバムはカセットテープで持っていて、テープが劣化して伸びてしまいそのままCDも買っていなかったので(汗)ちょうどリマスターという事もあって購入したのだけど、大体の代表曲は網羅されていて選曲には特に文句はない。ま、細かい事言ったらキリがないけど、「ANTISOCIAL」のフレンチVer入れるなら「PROTEST AND SURVIVE」とか「PANIC」あたり入れて欲しかったとは思うけど。

肝心のリマスター効果は、元の音からしてアレなんで(笑)若干ヌケが良くなったかな?という程度のもの。「ARMED AND DENGEROUS」のイントロくらいでしか確認出来ません(大汗)。

私はこの後のジョン・ブッシュ在籍時の音も結構好きで(特に「SOUND OF WHITE NOISE」はバンド史上最高傑作だと思ってるくらいだ)後にジョーイが復帰してジョンが脱退した時はホントにがっかりした。そのべラドナも結局再脱退してしまう訳だけど、その復活ライブではやはり全盛期の声は出ておらず、ノスタルジックに浸っただけのモノだったと思うし。ジョンが歌ってバンドの代表曲を再レコーディングした「THE GREATER OF TWO EVILS」の方が凄みを感じられて、もはやべラドナの出る幕はないと思っていただけに残念だったなあ。

しかし、そうは言ってもオリジナルの音に愛着があるのは間違いない訳で、久しぶりに聴いた事もあり懐かしさを覚えると同時に新鮮に感じるトコもしばしば。2nd~3rdは今聴いても全然イケルなあ。

「EFILNIKUFESIN (N.F.L.)」(1988 MONSTERS OF ROCK)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=xYBT9odelWQ&feature=related

「GOT THE TIME」(クリップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=9wHijgQ1UVw&feature=related

「INDIANS」(クリップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Hm4ohAcGJWg&feature=related

バラード・コレクションバラード・コレクション
(2000/04/19)
ラナ・レーン

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まあ、音楽を聴くモノとしてはその音楽に対するイメージがかなりの重要なポイントを占めるとは思うのだけど、季節柄この時期はどーしてもバラードばかりを聴いてしんみりとしている事が多く、しかも普通のポップソング系よりもメリハリのはっきりしているHM/HR系のバラードがしっくりくるのはHM/HRに魅せられたモノの習性なのだろうか?

激しい音楽性の中に2~3曲聴かせるバラードが入っていると良いアクセントになるし、殆どのアルバムはこのくらいの割合だと思うけど、このラナ・レーンのアルバムはタイトル通り全曲バラードのみの構成。
こういった企画モノはジョン・サイクスやゲイリー・ムーアなどが作っているけど、ゲイリー・ムーアみたいにそれまでの発表した楽曲からのセレクト+新曲ではなく、このアルバムの為にチョイスしたカヴァー曲やバンドの関連曲を全てレコーディングしたもの(数曲は過去の楽曲からのセルフリメイク)。

しかしこのバラードアルバム、ホントにクオリティが高い!私にとっては殆どの曲がお気に入りで、オープニングの「AVALON」からココロを鷲掴みにされる。しかもこの曲、HR/HM系にある派手なパワーバラードタイプではなく、彼女達お得意のシンフォニックを効果的に使ってしんみり聴かせるタイプなので一気にその世界に引き込まれる。因みに、普段は全くHM/HRを聴かない女の子にこの曲を聴かせたトコ、かなりの高評価だったなあ。

カヴァー曲のセンスも良く、ビートルズの「ACROSS THE UNIVERSE」とE.L.O.の「WHEN TIME STOOD STILL」をプレイしているのだけど、「ACROSS THE UNIVERSE」の方は女性ならではの雰囲気が出た感じでオリジナルとはイメージが若干変わるのだけど、「WHEN TIME STOOD STILL」の方はホントに素晴らしく、ラナの歌の巧さがギラリと光っている。ライブでこの曲が聴けたのはホントに感動的だった。

このアルバムはそこそこのヒットを記録したらしく、それに気を良くしたバンドがバラードアルバム第2弾を発表したけど、そっちの方は何だか狙い過ぎている様な雰囲気で余り好きではなかったりする(苦笑)。しかし、それでもクオリティは高いのがこのバンドの侮れない部分なんだよなあ...

フレディ・マーキュリー追悼コンサート [DVD]フレディ・マーキュリー追悼コンサート [DVD]
(2002/07/10)
クイーンライザ・ミネリ

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先日のumeさんのHPでの「最近購入したCD」の欄を見て「そーいや、ポール・ロジャース&クイーンのオリジナル新作ってもう発売されたんだ!?」と知り(遅い!)、YOU TUBEにて新作からの「C-LEBRITY」をチェックしてみたのだけど、既にこのバンドはクイーンとしての活動ではないという事実は十分に理解しているけど、それでもブライアン・メイとロジャー・テイラーがいるだけでクイーンの幻影を追ってしまうダメな私である...「C-LEBRITY」は良い曲だと思うけど、折角ポール・ロジャースがいるのだからもっと渋い路線でも良かったのではないか?と思った。ま、1曲だけなのでこれで判断する訳にはいけないけど。

という訳で、久々にクイーン漬けの毎日なので、久々にこの映像も観てみた。このコンサートからもう既に16年の月日が経ってしまったとはホントに驚きで、もし未だにフレディ・マーキュリーが在命なら還暦である。信じられないよなあ。
このライブの前年にエイズで亡くなったフレディを偲ぶトリビュートコンサートとして、またエイズ撲滅の為企画されたのが事の発端なのだけど、たった一人のミュージシャンの為にここまで大勢のミュージシャンが賛同して参加したのは後にも先にもこのライブだけだろうな。
ざっと挙げるだけでもエルトン・ジョン、ロバート・プラント、ロジャー・ダルトリー、アクセル・ローズ、ジェームズ・ヘッドフィールド、ジョージ・マイケル、ジョー・エリオット、デヴィッド・ボウイ、シールなどのボーカリスト達がクイーンの名曲を歌っていくのだけど、こんなに豪華な企画だったとは当時はホントに驚かされた。ブライアンの言う通り「毎日がこれだったら良いのに」と言いたくなるのも納得だ。

これだけのミュージシャンが参加すれば見応えがあるのは当然で、デヴィッド・ボウイがクイーンと共作した「UNDER PRESSURE」をプレイするのは当然だけど、そのパートナーに選んだのがユーリズミックスのアニー・レノックスというのが面白かったり(またアニーのメイクが「BREAKTHRU」でのゴスメイクというのも最高!)、「BOHEMIAN RHAPSODY」での前半パートをエルトン・ジョンが歌って、例のオペラパートが終わった後にアクセル・ローズが飛び出して、最後に2人でデュエットしたり、トニー・アイオミがジェームズ・ヘッドフィールドと一緒に「STONE COLD CRAZY」で競演したりと、1曲すら見逃せない。

しかし、当たり前の話だけどフレディのそれを超えるモノは誰一人としていないのが寂しい限り。それほどまでに偉大なボーカリストだったんだよなあ...と認識してしまう事になる。

出来ればDVDだけじゃなくCDも出して欲しかったなあ。これだけのミュージシャンが参加したので権利関係とかが難しいだろうけど、このコンサートの趣旨である「エイズ撲滅」の基金として扱えば問題ないだろうし。それほどまでに密度の濃い内容だと思う。

「UNDER PRESSURE」DAVID BOWIE & ANNIE LENNOX↓
http://jp.youtube.com/watch?v=zNG2z4wWkhA

「BOHEMIAN RHAPSODY」ELTON JOHN & AXL ROSE↓
http://jp.youtube.com/watch?v=7S3vpVDqQgQ&feature=related

で、私が選ぶベストパフォーマンス↓
http://jp.youtube.com/watch?v=of-7jmD7OxE&feature=related

ウェルカム・トゥ・ヘヴンウェルカム・トゥ・ヘヴン
(2000/12/16)
ジョン・ウェットン

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最近はなるべく新譜を購入するのを控えていたりする。
ま、金欠なのは間違いないのだけど(苦笑)それよりも、余りにも聴くものが多すぎて全部聴くのに一苦労だったりするので、ある程度消化しない限り、暫くは外せないモノ以外は極力購入を控えようと考えていたりする(そうは言ってもメタリカの新譜は購入し、今月発売のイット・バイツの新作とマリリオンの新作は本日予約したけど/苦笑)。

で、このアルバムも市立図書館で借りて暫く聴いていなかったので、とりあえずi-tuneにインポートして残しておいたのだけど、やっと聴く事が出来た。言わずと知れたジョン・ウェットンのソロ作「WELCOME TO HEAVEN」。

ジョン・ウェットンを聴くのは随分と久しぶりの様な気がする。最近じゃエイジアがオリジナルメンバーで復活して新作を発表したばかりだけど、往年のファンは賛否両論みたいなのでまだ聴いていないし、またソロ作も結構な枚数を発表しているけど当たり外れも多いみたいだし、それじゃどれから聴いて良いものやら...と考えてた時に運良く図書館に置いてあったのだ。

で、このアルバムに関しては、もしかしたらエイジアよりも取っ付き易いかな?と思った。エイジアではスケールが大きすぎて派手かな?と思ったら、迷わずこっちの方を手に取ると思う。
メロディもポップで、思ってたよりもちょっとドラムの音がヘヴィに感じる事もあったけど、やはり雰囲気はエイジアのそれに近いものかと。あと、この人特有の英国的な雰囲気も健在なのが何よりも嬉しい。

ちょっと疑問に思うのが、「VOICE MAIL」と「ARKANGEL」とこの本作とで3部作構成になっているらしいのだけど、それを発表したのがこの3部作の最後を締めくくったこのアルバムのリリース時だったという事。
普通は最初の作品で、この後2作は全部で3部作構成になる...と発言するのは理解できるけど、これは一体どーいう事なのだろうか?単にセールス伸ばしの作戦か?

また聴いていて思ったのが、6曲目に収録されている「ANOTHER TWIST OF THE KNIFE」。この曲はかなり昔に何処かで聴いた事があるハズなのだけど、全く思い出せない。映画音楽だったか、何だったか...ちょっと気持ち悪い(あ、曲は勿論良いですよ。思い出せない事が気持ち悪い、と/笑)。

しかし、エイジアはこのまま継続していくんですかね?この作品聴いてから他の作品にも興味持ったので、出来ればソロと平行して活動してくれたらとは思うんですけどね。

「ANOTHER TWIST OF THE KNIFE」(曲のみ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=riibA8Uibig

「NO ORDINARY MIRACLE」(曲のみ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=fdqAYhoj-Ds

ストレンジャー・イン・ディス・タウンストレンジャー・イン・ディス・タウン
(2006/10/18)
リッチー・サンボラ

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私が秋に聴きたくなるアルバムその2。言わずと知れたボン・ジョヴィのギタリスト、リッチー・サンボラの初ソロ作品「STARANGER IN THIS TOWN」。
何処が秋?と言われても答えようがないのだけど(笑)アルバムの雰囲気が本業のバンドと比べると随分と落ち着いていて、ブルージーでかなり渋い音になっているのがそう思わせる原因なのかも?

オープニングの「REST IN PEACE」はSEっぽい音に合わせて歌ってるだけなので、いつも聴く時は2曲目の「CHURCH OF DESIRE」から聴くのだけど、この曲がまず素晴らしい!暑い夏が過ぎて、夜にちょっと冷たい風を浴びるとこの曲がいつも頭に浮かんでしまう。それが秋を想起させるんだろうな。
シングルになった「BALLAD OF YOUTH」やロック色の強い「ROSIE」は普通にボン・ジョヴィの方でも使えそうな雰囲気だけど、これはリッチーの声だからこそ良いのかな?
お気に入りのタイトル曲「STARANGER IN THIS TOWN」やエリック・クラプトン参加の「MR. BLUESMAN」、地味だけどココロに染みる「ONE LIGHT BURNING」やパワーバラードの「FATHER TIME」など好きな曲も多く、またボン・ジョヴィよりも地味でありながらもしっかり聴かせてくれる楽曲が多いのがこのアルバムの強みだと感じてる。

しかし当時はリッチーがこんなに歌が上手いとは全く思っておらず、このアルバムを初めて聴いた時はちょっと感動したくらいだ。まあ、アルバム聴き終わるとジョンの歌が恋しくなるのはご愛嬌としても(爆)それはジョンとリッチーを切り離せない存在でもあるからで、普通にギタリストが作ったソロアルバムとしてはかなりの高水準なのではなかろうか?

唯一の不満は、ジョンのソロ作がメンツが多種多彩だったのに比べ、リッチーの方は身内で固めてベースだけ元キング・クリムゾンのトニー・レヴィンという布陣。そりゃ身内の方が理解出来てるからやり易いのだろうけど、折角のソロ作なのだから意外な人と組んでちょっと冒険してもらいたかったな。
とはいっても、アルバムの好みではこっちの方に軍配。歌も上手くて、ギターも上手い。ルックスも良くて、作曲まで出来る。ミュージシャンとしてはこれ以上ないって話じゃないですか!

「BALLAD OF YOUTH」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=eXSIybSCSBs

「STARANGER IN THIS TOWN」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=M8FVmMg9BHk&feature=related

「ONE LIGHT BURNING」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=7VKiWJJuK20&feature=related

Zig ZagZig Zag
(1989/10/23)
The Hooters

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あっと言う間に朝晩涼しくなって一気に秋到来といった感じなのだけど、私が秋を感じると聴きたくなる1枚がこのフーターズの3rdアルバム「ZIG ZAG」。

最近発表されたばかりの新作はまだ聴いていないのだけど、それまでの計4作のスタジオ盤の中でも比較的地味な位置付けの作品ではあるけど、私的には半分は大好きで半分は佳作といった評価なのだけど、相変わらずの彼等のメロディが活かされているとは思う。残念ながら、この作品のセールスは今イチで後にちょっと迷走してしまう事になってしまうのだけど...

先日umeさんのBBSにお気に入りとしてちょこっと書かせてもらったけど、私がこのアルバムで一番好きな曲が5曲目に収録されている「HEAVEN LAUGHS」。フーターズのバラードの中でも一番胸を打つナンバーだと思っている。
歌詞はかなりロマンティックで、演奏もそれまでの楽曲と比べるとより深みを増した感じだけど、何処か懐かしく思う雰囲気が全体を占めている(まあ彼等の楽曲には何処か懐かしさを感じさせるモノが非常に多いのだけど)。またこの曲でのエリック・バジリアンのちょっと擦れた声が良い味出している。

他にも、1stアルバムに入っていてもおかしくないメロディが際立つ「BROTHER, DON'T YOU WALK AWAY」、ちょっとストーンズっぽい雰囲気の疾走系「YOU NEVER KNOW WHO YOUR FRIENDS ARE」、これも彼等ならではのカントリー&フォーク味「GIVE THE MUSIC BACK」、アルバムのラストを締める綺麗なバラード「BEAT UP GUITAR」などがお気に入り。

このアルバムでの1stシングルはピーター・ポール&マリーの「500 MILES」だったのだけど、正直これには余り感心出来なかった。明らかに前作からのシングル「JOHNNY B」やデビュー作からの「ALL YOU ZOMBIES」を意識してか似た様な雰囲気の楽曲だったからだ。しかもカヴァー曲。勿論、この楽曲は良いんだけど彼等にはオリジナルで勝負出来る楽曲が多いのに...奇しくもMR. BIGが3rdアルバムで「WILD WORLD」をシングルにした経緯を思い出した。

しかし、改めて聴くとスカやレゲエなどのリズムを多用しているのがよく分かる。当時はそれほど気にならなかったのだけど、今までの間に色々なジャンル聴いてきてそーいう判断が出来る様になったからか?でもコレが彼等の個性的な部分であって、これが無いとシンプルすぎると思うし。
それにしても、やはり1stや2ndと比べると地味なのは歪めない。もうちょっと弾けた楽曲が2~3曲あれば評価はがらりと変わったかも?

「HEAVEN LAUGHS」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=3L-MyX46tWs

「500 MILES」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=tfK5pxaRoQA&feature=related

前作から「SATELLITE」クリップ↓(...意味不明...)
http://jp.youtube.com/watch?v=1lwYK8EHd_M&feature=related