エース・オブ・スペーズエース・オブ・スペーズ
(2009/03/04)
モーターヘッドガールスクール

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昨夜は久しぶりにCD屋を覗いて、最近発売になったユニバーサル系列の廉価版音楽DVDをチェックしよう...と考えてたトコ、偶然にもCD在庫処分で新品CDオール¥1050というセールが開催されていて、一気に身体の血液が逆流する勢いの如く燃えたのは言うまでもない。
で、いつもならこのCD屋のセールはせいぜいワゴン2台分くらいなのだけど、今回は5台分。欲しいモノもそれなりに出てきてしまい、今月もCD控えなきゃと思いつつも結果的に7枚購入。もう今年はコレで打ち止めで良いな、と思ったけど、考えてみりゃ予約していた「ダークナイト」のDVDは来月届くんだった...

で、そのCDは順を追ってレビューしていくとして、まずは一発目。最近、新作も発表して還暦越えているのに未だに現役バリバリのレミー・キルミスター率いる爆走3ピース、モーターヘッドの超有名アルバム「ACE OF SPADES」。紙ジャケ+ボーナストラック12曲(オリジナルの曲数と同じ数!)24ビットデジタルリマスター盤ってな具合です。

勿論、HM/HR系を愛する者としては絶対に避けては通れないバンドではあるけど、何故か今までCDは1枚も持っておらず(大汗)テープでは何本か持っていて、いつか買おうとずっと後回しになっていた。
その理由は、基本的にどのアルバムを聴いてもどれも同じというAC/DCやラモーンズみたいな存在である事で、AC/DCも最近になってエアボーンみたいな後継者的バンドが現れてきたけど、モーターヘッドに関してはメタリカやへラコプターズみたいな明らかに彼等の影響下にあるバンドが結構多かったので、浮気ばかりで本家の存在までになかなか辿り着かなかったのだ。

で、勿論このアルバムもテープで散々聴いていたけど、ホントに十数年振りに全体聴いてみたら、まずリマスター効果がかなり明確で、正直「こんなに音良かったっけ?」と感動しきり。テープの録音が汚かったのかも知れないけど(でも、このバンドに関してはそれが味になるから面白い/笑)それでも音がかなりクリアに聴こえる。

内容に関しては言うまでもなく、彼等のスタジオ盤では最高傑作に挙げる人達も多く、私もアルバム全部聴いた訳ではないけど完成度はかなり高い。
全12曲、捨て曲なんて存在しないし「ACE OF SPADES」や「THE HAMMER」、「(WE'RE)THE ROAD CREW」みたいな代表曲もある、「FAST AND LOOSE」や「THE CHASE IS BETTER THAN THE CATCH」(この曲を聴くと、何故かシン・リジィの「CHINATOWN」をみたいなグルーヴの利いたミドルテンポで押しまくる楽曲もあって、アルバム全体にメリハリがある構成も見事。
ボーナストラックは、シングルのB面だった「DIRTY LOVE」を含め幾つかの別ヴァージョンが続くので、ちょっと食傷気味な感じだけど、ボーナストラックだから資料的価値というトコでOK。

しかし、モーターヘッドが現在まで続いているとは誰が思っただろうか?歳取ってレイドバックするかと思いきや、未だにやかましい暴走スタイルだし。ホントに死ぬまで現役続けてそう...

「ACE OF SPADES」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=4BstyQX-kQQ

「LOVE ME LIKE A REPTILE」(現ラインナップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=iMRxaoaebHk&feature=related

「FAST AND LOOSE」(現ラインナップ)↓
http://jp.youtube.com/watch?v=5gXLYCiH-1k&feature=related
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Coverdale/PageCoverdale/Page
(1993/03/16)
CoverdalePage

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最近ではクイーン+ポール・ロジャースが記憶に新しいけど、大物同士のバンドやプロジェクトは今までの間に幾つか存在しては消えていったモノが多い中で、私が一番期待して、そして未だに微妙な印象しか残っていないのがこのカヴァデール・ペイジ。

そりゃこの双方がこのプロジェクトを行動するにあたり、それまでの経緯の事を考えれば(白蛇の「STILL OF THE NIGHT」のクリップをペイジ爺が観て、エイドリアン・ヴァンデンバーグの弓で弾くギタープレイを見て嘲笑し、後にこのプロジェクトでのインタビューで「あれはユーモアのセンスに笑ったんだ」という、誰が聞いても後付けにしか聞えない苦しい言い訳なんてあったなあ.../爆)この2人がホントにやるの?という疑問符がずっと付いて回ったモノだけど、ホントにレコーディングしてアルバム作った時は「こりゃ、ひょっとするとひょっとするかも?」という期待値がグンと上がったのも事実だった。

で、実際聴いてみると...オープニングの「SHAKE MY TREE」(如何にもカヴァデールらしいタイトル...)でのカヴァデールの声にまず驚かされた。何と枯れたしゃがれ声ではないか!いきなりコレでは気分も興冷めしますって。
知っての通り、それまでのカヴァデールに幾度となく付き纏っていたロバート・プラントとの比較が、このプロジェクトによってより一層強まる事を恐れてかの様に、こんなしゃがれ声にしたのだろうか?まあ「OVER NOW」や「FEELING HOT」なんかではいつもの白蛇と変わらない声を聴かせてくれてはいるけど。
後にこれはペイジ爺のアイディアだった事が判明したけど、そーなると逆にプラントの方に気を遣ったって事なのか??

私が好きなのは「WAITING ON YOU」「TAKE ME FOR A LITTLE WHILE」「WHISPER A PRYER FOR THE DYING」の3曲で、あとはちょっと微妙な感覚が残ってしまう。前述の「SHAKE MY TREE」や「TAKE A LOOK AT YOURSELF」「FEELING HOT」なんて、普通に白蛇のアルバムに入っていたら何の違和感もないとは思うけど、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジと作ったアルバムとなると必然的にハードルが高くなってしまうのは致し方ない話であって、要は楽曲が名前負けしているのだと思う。

正直言って、アルバムの完成度は世間で言われている程悪くはないと思う。しかし、この2人が作るならもっと凄いモノが出来ただろうに...と言うには、本人達を買い被りしているのだろうか?

「TAKE ME FOR A LITTLE WHILE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=RDNw_O2rH3M

「PRIDE AND JOY」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=9qYvXl0R7Lc&feature=channel

Flesh & BloodFlesh & Blood
(2006/06/14)
Poison

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やはりガンズの新作はかなりの話題になってますねえ。これだけの年数掛けてやっと発売されたのだから話題になるのも分かるけど、何だかピンと来ないのも事実で、それはYOU TUBEなどで音源が挙がっていたのをちょこちょこ聴いていた事もあるのだけど。
実はまだ新譜は買ってなくて(大汗)何と発売日にはMY SPACEで全曲フルで視聴可能になっていたから、それを聴いてしまったので...感想はいずれ書くとして、今の時点での私の評価は期待に応えた部分は3~4割といったトコです。

そんなガンズと同時期にデビューし、ガンズのみならず同年代の他バンドからもポーザー呼ばわりされていたポイズンを久々に聴いてみた。中でも一番好きなアルバムである3rd「FLESH & BLOOD」。邦題のサブタイトル”今夜ケモノのように”は如何にもで思わず笑ってしまうけど(笑)。

当時のLAメタル勢の中で女装に近いケバいメイクを施し、演奏は正直いってチープでヘタ、しかし肝心の音楽は結構ポップで分かり易いという勢いだけでデビューアルバムが結構売れて、続く2ndもシングル全米No1ヒットを飛ばし、勝負作と言われていた本作。
前作はトム・ワーマンがプロデュースしていた為か、モトリー・クルーの「THEATER OF PAIN」みたいな雰囲気が漂っていたのだけど、このアルバムでは大御所ブルース・フェアバーンが担当して曲作りの段階からあれこれ指示されたらしく、そのお陰か前2作の様なパーティー三昧のイメージは薄くなり、その分土着的な薫りが増したアメリカンロック的なイメージを打ち出す事に成功している。
中でも「RIDE THE WIND」や「LIFE LOVES A TRAGEDY」なんかは大好きで、切なく歌い上げる「SOMETHING TO BELIEVE IN」や「LIFE GOES ON」も素晴らしい。

久々に聴いたけど、ホントによく出来たアルバムだと思う。次作ではCCデヴィルが脱退し、リッチー・コッツェンが加入してゴスペルなど更に深くアメリカンロックを掘り下げたアルバムになってしまった訳だけど、出来ればブルース・フェアバーンとはもう1枚作ってもらいたかったな...というのが本音である。

「RIDE THE WIND」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Z46x2omECD8&feature=related

「LIFE GOES ON」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=MXsEPGA1EEk&feature=related

「SOMETHING TO BELIEVE IN」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Xe71zCA5xFQ&feature=related

レインボー・チルドレンレインボー・チルドレン
(2002/02/06)
プリンス

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何気にHMVのサイト見てたら、殿下の新作が写真集+ライブCDで発売されるそーだ。
ま、写真集は別にいらないのだけど(笑)そのライブCDで、ちょっと前にネットで情報を知ったZEPの「胸いっぱいの愛を」のカヴァーが入ってるらしい。その為に高額出すのもどーかなのでちょっと躊躇しているのだけど...CDだけ単品で販売してくれればなあ。

そんな殿下のアルバムを久々に聴いてみる。以前、CD屋の新品セールで¥500で手に入れた2001年発表の「THE RAINBOW CHILDREN」。
このアルバムは、例のシンボルマーク(かつてプリンスと呼ばれていたアーティスト...って、あのマークからそう呼べってそりゃ無茶振りっすよ、殿下...)から元のプリンスに名義を戻しての復活第一弾。その意気込みもあってか、かなりの力作に仕上がっているのはさすが。

正直いってシンボルマーク時代の作品には余り馴染みがなく、例外はK-1のテーマで使われている曲ぐらいだったりするのだけど、そんな事もあってその時代の殿下の活動には注目すらしてなく、名前を戻すという事は何らかの事情があるのだろう...としか思っていなかったけど、このアルバムを初めて聴いた時は衝撃だった。何とジャズ的アプローチである!
それまでの間に、殿下は自身の子供を亡くすという悲劇に見舞われ、それが原因かどーかは分からないけどより宗教的な色合いが強くなった。だから、以前の露出の多いスキャンダラスなスタイルはほぼ消え失せて、もっと精神的に内面と向き合った感覚すら覚える。それがサウンドの変化にも繋がっている様に感じる。

ジャズ寄りになったからといってロック色が消えた訳ではなく、きっちりR&Bやファンキーな部分もきっちり残っているという、結局は殿下にしか作れないアルバムという印象が強い。
私が殿下の作品で一番好きなアルバムは「SIGN OF THE TIMES」なのだけど、それまでにも散々名盤作ってきて天才と謳われた彼の名盤の1つに数えられる作品だと思う。ジャケも渋くてカッコイイし!

このアルバムは是非プリンスを聴かず嫌いしている方達には一度は耳にして欲しいと思う。某音さん、どーですか?(笑)

HMVでの視聴リンク↓
http://www.hmv.co.jp/product/detail/157907

ParallelsParallels
(1994/08/09)
Fates Warning

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コレはホントに久々に聴きましたねー。
たまたまCDラックの中から久々に聴きたいモノがないか物色していたら、ふとコレに目が止まってチョイスしたけど、今の時代に聴いても普通に洗練された音でちょっと驚いた。今でも地道に活動し続けているフェイツ・ウォーニングの6thアルバム「PARALLELS」。

当時は何で買ったのかよく覚えてないのだけど、ジャケットの何処かストーリー性を重視した雰囲気に惹かれて購入したんだと思う。
そもそも彼等の音楽にはこの作品で入ったのだけど、実はバンド名は随分前から知っていて、初期の作品はB級メタルバンドによくありがちなチープな絵のジャケットそのままで、勝手にそのテのメタルか...と決め付けてスルーしてたのだけど、前作やこのジャケを見る限りバンドの雰囲気が変わった印象を受けたのも事実。

音楽性は今で言うならドリーム・シアターのフォロワーに捉われるのだろうけど、この時はまだあの「IMAGE & WORDS」発表前という事もあって決してフォロワーではない事を証明してるのだけど、私が一番最初に聴いて想起したのがクイーンズライク。特にボーカルの声域と歌い回しがジェフ・テイトに似てるし、ちょうどこの時期「EMPIRE」が発表されたばかりで類似点が多いと感じた。
ただ、彼等ほどストレートなメタルではなく(まあ「EMPIRE」に関してはメタルと呼んでいいモノか微妙だけど...)もっと変拍子を多用したスタイルで、ドリーム・シアターも勿論そうだけど、若干ラッシュのスタイルにも似ている気が。プロデューサーがあのテリー・ブラウンという事あって、そういう先入観かも知れないけど。

楽曲に関しては上記のバンドのスタイルをイメージしてもらえば分かるだろうけど、全体的にイメージが暗いので、もうちょっとキャッチーなメロディがあったらブレイクしたかな...と思わせるのが残念。ただ、このテのスタイルが好きな人にはハマる要素は満載で、「EMPIRE」が落ち着き過ぎると思ってる方は一度聴いてもらいたいな、と。

次作を期待して待ってる間のブランクが長く空いてしまった為、新作が出てる事すら知らない状況が長く続いたので次第に忘れてしまった感のあるバンドなのだけど、最近の作品とかよく知らないので久々にチェックしてみようかな?

「EYE TO EYE」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=xhGQ2cFTioY&feature=related

「POINT OF VIEW」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Xzq06pwOKfk&feature=related

Happiness Is the Road, Vol. 1Happiness Is the Road, Vol. 1
(2008/10/28)
Marillion

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今年発売のアルバムの中で、私が最も期待度の高かった新作はこのマリリオンなのだけど、昨年発表した「SOMEONE ELES」のリリース時に宣言していた「来年新作を発表する」という公言は見事に果たしてくれました。
しかも2枚同時リリースとは全く予想をしていなかった上に、こんな短い間隔でアルバム2枚分の楽曲を作ってしまう多作な彼等はホントに凄いな...と改めて驚かされた。

さて、前作がかなりお気に入りで未だにちょこちょこ聴いていたりする身分としては、今回のアルバムは一体どの様な感じになっているのかが一番のポイントなのだけど(というか、マリリオンに関してはいつもこの部分が重要になるのだけど)まずこのVol.1では全体的に地味だけど、落ち着いていて、穏やかで優しいメロディで覆われている印象を受けた。過去のどのアルバムとも比較するには焦点が定まっているので(2枚組だから意図的だとは思うけど)一気にアルバム1枚聴けてしまうのが、このアルバムの強みではないかと。

幻想的な「DREAMY STREET」から吸い込まれる様に「THIS TRAIN IS MY LIFE」に入っていく構成はホントに美しいの一言。「NOTHING FILLS THE HOLE」では何処かレトロで懐かしい雰囲気に浸れるし、清々しい開放感を感じる「WOKE UP」やアルバムタイトルそのままのイメージを感じる「ESSENCE」(だからVol.1のサブタイトルに付いているのかな?)などの佳曲がひしめく中で、このアルバムのハイライトは間違いなく10分間のタイトル曲だろう。時間の長さを感じさせない曲構成が見事!途中で入る切ないメロディが心に響く。ボーナストラックの「HALF EMPTY JAM」だけなんかラフでイメージが違う感じがするけど、あくまでも隠しトラックって事で...(笑)

でも、このアルバムを聴いて思ったのは、バンド自身がレコード会社に縛られずに自由にアルバムを作れる環境にあるという事はかなり利点ではないだろうか?確かに運営とかは大変そうだけど、バンド自身が何から何まで自分達で決めて発表するというのはミュージシャンにとって最高の環境なのだろうし。
ま、そのお陰で日本では輸入盤に頼るしかないのが現状なのだけど(涙)彼等が彼等らしい作品を作ってくれる事がファンの望みでもある訳だから、ホントにこのバンドの精神性は素晴らしいと思う。

「HAPPINESS IS THE ROAD」↓
http://jp.youtube.com/watch?v=9ONawgzTIHg&feature=related

ビューティ&クライム~ニューヨーク・ストーリー~ビューティ&クライム~ニューヨーク・ストーリー~
(2007/07/11)
スザンヌ・ヴェガ

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前回のエイミー・マンと類似点が若干カブる(と、私は勝手に思っている)スザンヌ・ヴェガの昨年リリースされた通産7作目のオリジナルアルバム「BEAUTY & CRIME」。買わなきゃ×2と思ってるウチに買いそびれてしまっていて、2~3ヶ月前あたりに購入してあったのだけど、レビューも大幅にズレ込んでしまいました...

以前、某音さんのレビューで大体の方向性は掴んでいたので取り立てて驚く事はなかったけど、前作で再度注目された原点回帰路線を更に進化させた音作りで、「99.9℃」や「NINE OBJECTS OF DESIRE」の様な機械音を使った大胆なアプローチの姿は「UNBOUND」で見られるダンスビートくらいのみに留まった様だ。
原点回帰と言ってもアコギ一本でやってたあのスタイルではなく、バンドアンサンブルがより明確になり、また楽曲の彩りもニューヨークをテーマにしているだけあって実に多彩になっており、良い意味でハジけた作品に仕上がっていた。

どの時代のアルバムも大好きなんで評価しずらいトコもあるのだけど、このアルバムでの私的な唯一の不満は暗いイメージの楽曲が見当たらない事(笑)。勿論ポジティヴな音も嫌いじゃないけど、アルバムの中に必ず暗いイメージの楽曲が1曲は入っているのに、今回はそれが無いのでちょっと肩透かしというか物足りないというか、そんなあっさりとした印象を受けた。

しかし、オープニングの「ZEPHYA & I」や「FRANK & EVA」でのポップで明るい感覚はアルバム全体を象徴していて面白いし、ちょっとジャズ風味の入った「PORNOGRAPHER'S DREAM」やレトロなイメージの「NEW YORK IS A WOMAN」は如何にもニューヨークの雰囲気を感じさせる。
その中でも特にお気に入りなのが「LUDLOW STREET」。亡くなったスザンヌの弟の事を語った曲という事もあって、何処か切なさを感じさせ、そしてほんのちょっと初期のスタイルを感じさせるのがまた良い。

思えば「LUKA」でも何処か都会的で冷めた感覚を感じたのは、この人がニューヨーク在住の独特の感覚を持っているからなのかな?と思った事があったけど、こうやってアルバム全体をニューヨークをイメージして作り上げたというのは、その感覚がホントに身体に染み付いているからなんだろうなあ...また、それが押し付けがましくならないトコもこの人らしくて面白いトコなんだけど。

「FRANK & EVA」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=sv1lgV--Ye0

「LUDLOW STREET」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KPb6ypZtLqA&feature=related

以前、このテのネタを一度だけ80’S HM/HR編と称して使いましたが、今回のは私が初期のレビューした中でYOU TUBEのリンクを貼ってないモノをチョイスしてお薦めとして見て欲しい、というモノをお送りします。


「DEVILS STOMP」 / BADLANDS
http://jp.youtube.com/watch?v=h86Biyx1-dk

コレは最近チェックしたモノで、当時ピュアロックにてオンエアされたモノ。この映像を何でビデオに残しておかなかったのか?とモノ凄く後悔したくらい見たかったで、こうしてまた見られるのがホントに嬉しい(号泣)。
アルバムではエッジをかなり抑えた音作りだったので、このスタジオライブの生々しく荒々しい音がホントにカッコ良くて感動したくらいだ。...しっかし、アルバムの方は何であのプロデュースなんだろうか?正にジェイクの真骨頂!


「HOW DID I GET BY WITHOUT YOU」 / JOHN WAITE
http://jp.youtube.com/watch?v=81yj1-RFolU&feature=related

コレも最近までクリップがあった事すら知らなかったモノを発見。バッド・イングリッシュ解散後、ソロに戻ったジョン・ウェイトのソロ作「TEMPLE BAR」からの曲。産業ロックの派手なバンドから一転して、地味だけど何処かポジティヴな気分にさせてくれる楽曲は、彼のキャリアと同様に”祭りの後”的な雰囲気も感じられて現実的で胸を打つ。秋から冬に入る時期、または冬から春に入る時期にはイメージがピッタリ合う雰囲気の楽曲だと思う。


「ORPHEUS」 / ASH
http://jp.youtube.com/watch?v=zB6X1h6eGTc&feature=related

たまに聴きたくなるバンドの筆頭アッシュ。それも決まってシャーロット在籍時のモノばかり...というか「FREE ALL ANGELS」か「MELTDOWN」なんだけど(笑)。「FREE ALL ANGELS」のレビューはまだ書いてないので、その時にクリップは紹介するとして、「MELTDOWN」の中からこの曲をチョイス(音ズレまくってるけど)。何でこの曲かというと、単にシャーロットのコーラスが良い味出してて大好きだから(笑)。...いい加減、シャーロットをバンドに戻しておくれよ...


「ORIENTAL BEAT」 / HANOI ROCKS (ALL THOSE WASTED YEARS)
http://jp.youtube.com/watch?v=Ik0n5ZYzl5Y

先日解散を発表したばかりのハノイ・ロックス。数あるロックバンドのライブアルバムの中で私が一番大好きなアルバムの映像版なのだけど、もうコレは観ていただければ分かる通り、演奏の上手い下手で語る以上に”何か”を感じさせてくれると思う。彼ら自身もこのカッコ良さを超える事はまず無理だし、あの当時だからこそのモノもあるんだろうなあ。オープニングのルーズな「PIPELINE」がめちゃくちゃ最高!


とまあ、脈絡も何もない4曲をチョイスしました。またそのウチVOL.2もチョイスします(というか、他に映像でチョイスしたモノが結構出て来てるんですけど.../苦笑)。

Lost in SpaceLost in Space
(2002/09/23)
Aimee Mann

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いつかバックカタログを全て揃えたい...という野望を持っているエイミー・マンのアルバム。
このアルバムは偶然にも近所の市内の図書館にて置いてあったので、問答無用で借りてきた。次に買うのはジャケが好きなこのアルバム...と決めていたのだが、タダで聴けるのなら文句あるまい(でも、いつかはCD買うけど/苦笑)。
実は昨日、何気に入ったCD屋で新品半額セールをやっていて、このアルバムの前作にあたる「BACHELOR NO.2 OR, THE LAST REMAINS OF THE DODO」があったので、コレも勿論即買いしたのだけど、まだまともに聴いていないので(マリリオンの新作が到着したのでそっちに気を取られたのが原因/笑)まずはこっちから。

以前レビューしたライブ盤は正にベスト・オブ的な内容だったので、収録されていて気に入った楽曲をチョイスすると「THE MOSS」「HUMPTY DUMPTY」「PAVLOV'S BELL」「INVISIBLE INK」といった曲はこのアルバムに収録されていて、オリジナルはどんな感じなのだろう?と興味があったのだけど、全体的には少し肌寒い今の時期にピッタリなイメージで、何処か切なく、そして何処か暖かい雰囲気が漂っている不思議な感覚を感じられた。

ホントにこの人の楽曲は不思議な感じで、仕事に疲れた時に軽く流しているだけでも癒されてる感覚があるのに、歌詞とか読むと結構辛辣な事が書かれていて痛みを感じる事もあったりするという。それでも何度もリピートしてしまうのは、ホントに中毒性がある証拠なんだと思う。
前述の4曲は勿論のこと、他にもちょっとメルヘンチックな(といっても、ほんのちょっとだけど)「REAL BAD NEWS」や「TODAY'S THE DAY」での切ないメロディ、「GUYS LIKE ME」の後半の切ないギターソロなど、ふとした瞬間にスッと心を掴まれる小技が多いのもこの人の特徴だと思う。

最近新作を発表したばかりだけど、まだ過去の作品を全て聴いていないのでそっちは暫くおあずけになりそうだけど、どのアルバムから手を付けても何かを感じさせてくれるミュージシャンはそう多くはないので、これから聴く事になるであろう他のアルバムも非常に楽しみだったりする。

「TODAY'S THE DAY」ライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=PtebTOLbBq8&feature=related

「PAVLOV'S BELL」クリップ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Dr08SIHELV8

「HUMPTY DUMPTY」スタジオライブ↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Pwk5aMq_UGY&feature=related

Rumble/Guitar TroubleRumble/Guitar Trouble
(2007/02/27)
Tommy Conwell & the Young Rumblers

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1ヶ月も前から予約してたから、てっきり発売日に手に入れられると思っていたマリリオンの新作が一向に届く気配がないので、ちょっとブックオフでその間のつなぎで何かないかな...とチェックしていたら、偶然に以前売ってしまったこのCDを¥500で手に入れる事が出来た。以前、ジョージア・サテライツのレビューでちょこっとコメントしたトミー・コンウェル&ザ・ヤング・ランブラーズのデビューアルバム「RUMBLERS」。

発売年を見たら何と今から20年前だったのには驚いた。このテの音には昔から聴けるオーソドックスなスタイルなので、古臭さとかは皆無なので今現在でも十分に聴ける。
何でこのCDを当時買ったのを覚えていないのだけど、多分雑誌の受け売りと当時2ndアルバムが発表されたばかりで散々聴いていたフーターズ絡みのデビューだったので(キーボードが元フーターズだったり、インディーズから出したアルバムがフーターズの元ベーシストだったり)それが切っ掛けだったと思う。

フーターズ絡みという事で、連想される音もフーターズのノリに近いのだけど、このアルバムはフーターズほどスカの影響は感じられないし、ギターのスタイルがそう感じさせるのかちょっとブルージーなんだけど若さを感じられるロック...といったトコだろうか?一時期のジョン・クーガー・メレンキャンプに雰囲気が近いかな。

久々に聴いたけど、そもそも何でこんなカッコ良いアルバム手放したんだろう?と今更疑ってしまうくらいだ。オープニングの「I'M NOT YOUR MAN」での渋いギターの音がなっただけで耳が離れなくなる。ボーカルの堂々とした歌いっぷりにも若いのに凄いなあ...と感心しきり。他にもオルガンの音が気持ち良い「HALF AND HEART」、ちょっとフーターズっぽい「EVERYTHING THEY SAY IS TRUE」、若かりし頃の痛みを感じさせる「GONNA BREAKDOWN」、オールドスクールっぽいノリの「TELL ME WHAT YOU WANT ME TO BE」なんかが特に好きだ。

以前、某音さんからの質問で、ジュールス・シアーの「IF WE NEVER MEET AGAIN」をプレイしているハズ...という話があったけど...ありましたよ、このアルバムの3曲目に収録されてました(笑)。
私はジュールス・シアーという人はよく知らないのですが、シンディ・ローパーのデビューアルバムにも参加されてたんですねえ。しかもこの「IF WE NEVER MEET AGAIN」を後にセルフカヴァーしてたのをYOU TUBEで聴いて改めて良い曲だなあ...と。元々はこのアルバム用に...とプレゼントしたらしいけど、私的にはレックレス・スリーパーズの方が好きかな。

とまあ、久々に聴いて大満足なんだけど、何と某密林では1stと2ndのカップリングで¥1000弱で売っていたとは...まあ、2ndも当時聴いたけど、ちょっと地味で印象に残ってないからそれはそれで良いんだけど。

「EVERYTHING THEY SAY IS TRUE」弾き語り↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Hkm5mRaExpY

「IF WE NEVER MEET AGAIN」(RECKLESS SLEEPERS)途中から↓
http://jp.youtube.com/watch?v=Mh3vVIoTt78

そしたらこんな意外な人もカヴァーしてました→「IF WE NEVER MEET AGAIN」(意外とハマってる!)
http://jp.youtube.com/watch?v=K2XMAD1Ncek&feature=related