FusedFused
(2005/07/11)
Tony IommiGlenn Hughes

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やっと買いましたよ!
以前から気になっていて、ヒューズ/スロールのレビューの時に某音さんからこのアルバムからの楽曲を教えてもらって聴いたら、更に期待が高まったという(笑)ブラック・サバスのトニー・アイオミのソロ3作目にあたる(?)「FUSED」。Voは勿論、グレン・ヒューズ!

前作(と、言って良いのかどーか分からないけど)「DEP SESSION 1996 DEMO」は、ただのセッションをお蔵入りしたモノをブートで発掘されてしまったので後に正式リリースしたという経緯があったけど、このアルバムは純粋にこのプロジェクトの為に費やされた作品なので、前作を聴いていない私としては先にどっちを聴くべきか?と迷って、結局このアルバムにしてみた。あ、そーいやグレンが参加したサバスの「SEVENTH STAR」もまだ聴いていないけど...(大汗)

で、全曲聴いた感想は、やはりトニー・アイオミはリフマスターだという事を再認識させる事となった。前半は疾走曲がない為かインパクトが弱い感じも見受けられたけど、音の重さに関しては一級品のモノを持つだけにじわじわと効いてくる。そこにグレンのあのシャウトが乗ってくるのだから、もう堪らない訳ですよ。
7曲目の「WHAT YOU'RE LIVING FOR」でようやく疾走感のある曲が出てくるけど、後はまたミドルテンポの激重曲が連なって、オリジナルでは最後の曲になる「I GO INSANE」が今作のハイライトかと。とにかく泣きのギターが素晴らしい!ボーナストラックはちょっとアルバム全体のカラーとは違う印象を受けたかな?

オジー在籍時のサバスが好きな人にはこのアルバムはちょっと異質に思うだろうし、絶対オリジナルの方が良いと思うだろうけど、私みたいにオリジナルサバスに思い入れがなくてグレン・ヒューズを崇めている人にとっては、このアルバムは絶品かと。

個人的にはヘヴン&ヘルよりもこっちを継続してもらいたいと思ってるけど、さすがにロニー相手じゃグレンも分が悪いかな?

「DOPAMINE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=xb36vrl06Ew&feature=related

「I GO INSANE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=_ivSM1dTGaA&feature=related
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ラスト・アクション・ヒーローラスト・アクション・ヒーロー
(2005/01/19)
サントラフィッシュボーン

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またまたサントラ続きです。たまたまブックオフのセール品の中で何気に発見してしまい、有無言わず即購入を決めた、アーノルド・シュワルツネッガー主演の「ラスト・アクション・ヒーロー」のサントラ盤。

何と奇跡の¥105!!

映画自体は観てないので何とも言えないけど、そんな観てもいない映画のサントラに何の興味が?となると、HM/HR系の豪華なメンツが揃い踏みなんですねえ。

私が一番の価値を見出しているのは、やはりAC/DCでしょう。この映画の為の新曲「BIG GUN」を提供しているのだけど、この音源がこのサントラしかないので(あとはCDシングルがあるけど、既に入手不可だし)貴重だったりする。因みに楽曲的には如何にもAC/DCなんで安心して聴けるクオリティ。リック・ルービンがプロデュースしている為か、結構聴き易い感じ。

それとアリス・イン・チェインズの未発表2曲も収録されているのだけど、この2曲(「WHAT THE HELL HAVE I」「A LITTLE BITTER」)もなかなか秀逸な出来で、「WHAT THE HELL HAVE I」は彼等のPV集にも収められていたりする。楽曲的には、「WHAT THE HELL HAVE I」は如何にも彼等ならではの呪文系で(笑)、「A LITTLE BITTER」の方はやや疾走感のあるオルタナっぽい雰囲気かな。

他にもメガデス(「ANGRY AGAIN」)、クイーンズライク(「REAL WORLD」)、エアロスミス(「DREAM ON」ライブ)などの既発曲に、アンスラックス(「POISON MY EYES」)、テスラ(「LAST ACTION HERO」)の未発表曲も収められている。アンスラックスは彼等のオリジナルに入れても全くおかしくないし(というか、何故入れなかった?)、テスラは如何にもサントラ用に書き下ろした曲なので、余り彼等らしさは感じられないけど(デカいコーラスが入る、如何にもアリーナロック的な音)それでも普通にカッコイイ。
ただ、その中に混ざって何でサイプレス・ヒルやフィッシュボーンが入ってるのか不明。畑違いじゃん。

「BIG GUN」:AC/DC↓
http://www.youtube.com/watch?v=U2KM-_zpCno

「WHAT THE HELL HAVE I」:ALICE IN CHAINS↓
http://www.youtube.com/watch?v=5pzwXThcAPo&feature=related

「POISON MY EYES」:ANTHRAX(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=EdGb6YjsWyw

マイ・フェイヴァリット・ヘッドエイクマイ・フェイヴァリット・ヘッドエイク
(2000/11/22)
ゲディー・リーゲディ・リー

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ラッシュは、先日発売された「RETROSPECTIVE 3」と「SNAKES AND ARROWS LIVE」をi-podに入れておいてたまに聴いているのだけど、考えてみりゃゲディのソロアルバムはそんなに頻繁に聴いていなかったな...とちょっと思い出し、「SNAKES AND ARROWS」も余り頻繁に聴いていない今(「ARMOR AND SWORD」や「FAR CRY」は大好きだけど、アルバム全体としてはそんなに好きではない)このソロアルバムを振り返ってみようかと、久々に聴いてみた。

以前レビューしたアレックス・ライフソンの「VICTOR」はこのソロの前に発売されて、その時のアレックスの言葉が「(VICTORアルバムを指して)このアルバムはラッシュから90度傾いた作品なんだ」と語っていたけど、そうなるとこのゲディのソロもラッシュから90度傾いた作品になる事に違いない、と思いながら聴いた覚えがある。

その時の印象は、アレックスのソロがギタリストの視点から作られた事で、楽曲的に派手でバンド形式なスタイルだったのに対して、このアルバムは如何にもソロという事を念頭において作られた作品であると感じた。ハジけた楽曲が多いアレックスに対し、もっと内向的でしっとり聴かせる楽曲を中心にしたゲディ...といった感じかな。
なので、当初はアレックスの方ばかり聴いていたのだけど「SNAKES AND ARROWS」を通過した今、何故かこのアルバムの完成度を今更分かってきたかな、と。

そもそもこの2人はソロアルバムなんぞは作る予定なんて全く無く、例のニール・パートのご家族に相次いで悲劇が訪れた為にラッシュは無期限に活動を停止せざるえなかった事で作る事になったというのに、この完成度の高さはやはり賢者は違うな、と改めて知らしめされた。

全体的には地味な作品かと思うけど、オープニングから結構ドライブ感溢れるタイトル曲で幕を開け、最後の何処か希望を感じさせる「GRACE TO GRACE」までじっくり味わえと言わんばかり説得力はさすがかと。

ソロという事もあって、意外とファンキーな「HOME ON THE STRANGE」とか、穏やかすぎる「STILL」なんかは楽曲的にも若干バンドとは違うスタイルだったりするけど、基本的にはゲディが歌えばラッシュを感じられるのは致し方ないのかな?

このアルバムの後に発表された「VIPOR TRAILS」や「SNAKES AND ARROWS」を聴くと分かると思うけど、ゲディ主体のスタイルがバンドのコンセプトに貫かれている事からも、このソロアルバムの意義が見えてくるかと思う。

しかし、このタイトル(私のお気に入りの頭痛)って如何にもゲディらしくて結構好きだな。

「MY FAVORITE HEADACHE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=FUmkKjN95n8

The Punisher (パニッシャー)The Punisher (パニッシャー)
(2004/04/28)
サントラシーザー

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今週、民放TVで放送された映画「パニッシャー」のサントラ盤。

映画の内容うんぬんよりも、このサントラの参加ミュージシャンの豪華さがかなり目を惹き、当時のラウドロック勢がこぞって参加、また未発表曲満載という事もあってラウド系にはそんなに縁の無い私は入門編に良いかも...と思ったくらい。
映画版ブログにも詳細は書いたけど、このCDがあったからこそ映画が観たいと思った訳で、もっと極論を言ってしまえばある1曲が気になったのでこのCDを買った様なモノだ。
その1曲とは、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだったエヴァネッセンスのVoエイミー・リーが、当時の彼氏が在籍しているバンド、シーザーと競演しているとの事なので、当時エヴァネッセンスにハマっていた私は当然目を付けたと。
「BROKEN」は、TVの「全米トップ40」で何気に観ていた時に掛かって素直にカッコイイと思わせたので、CD買ったのだが。

他にピンと来たのは、新Voが加入したばかりのドラウニング・プール「STEP UP」。もはやラウドロックで括るよりも普通のメタルに近付いた感じの楽曲で、前Voよりも好みだったりする。またアメリカのプロレス団体WWEのPPVのテーマ曲になった事もあり、派手なイメージにもぴったり。
このサントラで初めて耳にしたクイーン・オブ・ザ・ストーン・エイジも、カヴァー曲だけど変なノリでかなり面白いし(「NEVER SAY NEVER」)、ダメージプランとアリス・イン・チェインズのジェリー・カントレルのコラボも良い味出してる(「ASHES TO ASHES」)。
他にもニッケルバックは相変わらず良い曲提供しているし(「SLOW MOTION」)パドル・オブ・マッド(「BLEED」)、エヴァネッセンスを脱退したばかりのベン・ムーディーの提供曲も以前在籍していたバンドみたいに如何にもな雰囲気で面白い(「THE END HAS COME」)。

まあ、全部通しで聴くにはちょっとキツい感じではあるけど、1曲1曲の完成度は結構高いと思った。しかし、やはりこのテのバンドは雨後の竹の子状態で、良いモノは残るだろうけどそれ以外は...って事も感じ取られたな。

「BROKEN」/SEETHER FEAT. AMY LEE↓
http://www.youtube.com/watch?v=hfOYufGFiZg

「STEP UP」/DROWNING POOL↓
http://www.youtube.com/watch?v=byk_iDwtPfw

「NEVER SAY NEVER」/QUEEN OF THE STONE AGE(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=Q2Jko0Pw_LU&NR=1

RiptideRiptide
(1990/06/15)
Robert Palmer

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折角の土日休みも雨でちょっとうんざり...まあ別に何処に行く訳でもないし、気温も過ごし易いので悪くはないけど、やはり晴れている方が気分的には良いかな、と。
で、この暇な時間を利用して昔のCDを片っ端から聴いているのだけど、このアルバムも随分ご無沙汰だったかな?玄人好みで有名な(笑)ロバート・パーマーの出世作「RIPTIDE」。

私がこの人を知ったのは以前レビューしたパワーステーションなのだけど、そもそもパワーステーションを聴く切っ掛けは当時人気絶頂だったデュラン・デュランのメンバー2人が新たに結成した新バンドという事で注目して、既に「SOME LIKE IT HOT」がシングルでヒットしていた事もあって聴いてみると、そこには知らない中年のおじさんが派手な音をバックに地味に歌っていたを見たのが最初だった。
デュラン・デュラン組は見た目が華やかだし、しかもドラマー(シックのトニー・トンプソン)も重いビートを叩きつける派手なドラマーという事もあって、どー考えてもロバート・パーマーだけは浮いている様に見えた。
だけど、この妙なアンサンブルが意外にマッチしてた事もあり、ちょっと興味を持ち始めた時にタイミング良く彼自身9作目となるこのアルバムを発表。

9作目という事はそれまでのキャリアが結構長かったという事になるけど、実はこのアルバムでブレイクした時、御大はまだ36歳!!...そっちの方がかなりショックだったりする...

ともかく、このアルバムはパワーステーションの余波を受けて製作スタッフはほぼパワーステーション関係(ジョン・テイラーは不参加だけど)。なので、パワーステーションと近い雰囲気を持っているのは当たり前なのだけど、さすがにソロ名義なので彼自身のルーツであるソウル系のノリは隠せない。全体的にアダルトな雰囲気を醸し出しているのが心地良い。

パワーステーションでの活動のお陰で、シングル「ADDICTED TO LOVE」(邦題:恋におぼれて)は全米No.1を獲得。クリップもマネキンみたいな女性をバックに淡々と歌うパーマー氏だけのもので地味なのだけど、何だか目を奪われてしまうのが不思議なビデオ。
この曲で彼自身の名を轟かせて一躍有名人になった訳だけど、ただの地味なシンガーだった彼がここまでの成功を収めた事自体、今でも不思議な感じがする。歌が上手いのにブレイクしない人なんて幾らでもいるのに、たまたま運が良かったのかタイミング1つでこうも世界が変わってしまうのは、やはり時代の波に上手く乗れたんだろうなあ。

そのパーマー氏も、既に故人。思い出した時にふとこのアルバムを聴いて、リラックス出来る休日を演出してくれるのは実に至福の一時だったりする。
...しかし、今の私の年齢よりも若い頃なのに何でこんなに渋いんだ!?ホントに不思議な人だ。

「ADDICTED TO LOVE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=F0U5JfGYx4c

「I DIDN'T MEAN TO TURN YOU ON」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=9P2hoO088lc&feature=channel

「DISCIPLINE OF LOVE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=r_ZOT4t_4Sc&feature=channel

ハウ・トゥ・セイヴ・ア・ライフ~こころの処方箋ハウ・トゥ・セイヴ・ア・ライフ~こころの処方箋
(2006/10/11)
ザ・フレイ

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元々このバンドとの出会いは、何気に街中をブラついていた時にお店の有線か何かで「HOW TO SAVE A LIFE」が掛かっていたのを耳にしたのが最初だった。
バンド名も曲名も何も知らず、ただ「良いメロディだな」としか思わなかったのだけど、何故かそれがずっと耳に残っていて「誰の曲?」と思う様になったのはいいけど、果たして誰なのか見当も付く訳もなく(コールドプレイ?とは思ったけど、ちょっと違う感じだったし)ちょっと悶々としていた頃に偶然その名を知る事となる。たまたまTVで観ていた「全米トップ40」でこの曲が掛かって「これだ!」と思い、即メモったのは言うまでもあるまい。

ただ、その時は何故か国内盤が何処にも置いておらず、ちまちま探しているウチにフェイドアウトしてしまい忘れかけていたトコに、某音さん新規購入でこのバンドの2ndアルバムの事を書かれてあったのを読んで思い出し、ちょっと探してみたら国内盤があるわあるわ(苦笑)。しかも決算セールで新品半額に下がっていたり、ブックオフで中古¥1000で置いてあったりと。勿論、新品半額を購入。

聴いてみたトコ、冒頭の「SHE IS」を聴いて、歌い方にクセがあるというか何か引き摺っている様な発音なのか”もしかしてVoってヘタ?”と一瞬疑ってしまったけど、実はあれが味という事なんですね。
シングルにもなった「HOW TO SAVE A LIFE」(邦題:こころの処方箋←何となく言いたい事は分かるけど、いざ文字にするとちょっと...?)は勿論素晴らしいのだけど、私の心を掴んだのは5曲目の「FALL AWAY」。これはホントに良い!私の中ではアルバムのハイライトだと思っているくらい。

全体的には噂通りメロディが綺麗な楽曲が多い。前半は文句なしの構成だけに、後半は似た様な楽曲が結構多いかな?タイプは異なるけど、何故かLIFEHOUSEを思い出した。しかしデビューアルバムでこれだけのモノを提示出来ているのは十分及第点だし、全米で100万枚超えたのも納得出来る。

2ndアルバムも全米初登場No.1を記録したというし、某音さんのレビューでも良い事書かれていたので2ndも聴いてみたいけど、とりあえずはこのアルバムを十分堪能してからにしよう。

「HOW TO SAVE A LIFE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=VfPBlUDTZ78

「FALL AWAY」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=uISDFuzAZTA&feature=related

「OVER MY HEAD」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CUtz2QWZ6pQ

Building the MachineBuilding the Machine
(2001/09/24)
Glenn Hughes

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今月はかなり中古漁りも充実しているお陰で、聴くアルバムが多くてウハウハ状態なのだけど、とりあえずHMVにて厳選国内盤CD3枚で23%OFFセールという事なので、コレを機にサンダーの国内盤を注文。これでとりあえずサンダーのオリジナルアルバムはコンプリート完了なのだが、今月は輸入盤にてB面集が出たり、DVDが残っていたりとまだまだ完全への道のりは長い。まあ、地道に揃えるしか無いのだけど、それだけ楽しみも残されているので良しとしよう。

そんな事を思いながら、早くコンプしたいミュージシャンがもう1人いる。本日のお題であるグレン・ヒューズ。
80年代の迷走が嘘の様に、94年に「FROM NOW ON...」で復活してからはコンスタントにアルバムを発表し続けているので、新作が出る度にCD買っていたのだけど、いつからか御大の音楽的な方向性がマンネリ気味になってしまい、遂に購入が止まってしまっていたのだ。
そんな事を思ってはいたものの、彼のアルバムが出る度に評価が気になっていたのは事実で、今ではYOU TUBEやMY SPACEがあるのでそれらを活用してチェックはしていた。

で、このアルバムは先日新宿でのCD漁りにて購入したものだけど、発表が2001年という事は、前作「RETURN OF THE CRYSTAL KARMA」で失望した次のアルバムという事になる。因みに「RETURN OF THE CRYSTAL KARMA」は、私的には内容が今イチだったのでCDは既に手元にはない。

で、このアルバムに関しては前作よりもまず楽曲が良い。ファンク的なHRは変わらないのだけど、レッチリみたいな感じではなく、もっとオールドスタイルなノリでオルガンとかガンガン鳴っている時点で前作よりも上回っている(って私個人の好みなんだけど/笑)。しかも若干ブルージーなスタイルなのが、如何にも70年代していてカッコイイ。変にモダン化しないで、こういったオールドスタイルがこの人には一番よく似合うと思う。

毎度おなじみのパープルリメイクは、このアルバムでも「HIGHBALL SHOOTER」が収録されているのだけど「グレン・ヒューズの新しい章の始まりだ」と新作が出る度インタビューでは言いつつ、必ずパープルの楽曲を入れているのは、この人の一番悪いトコだと思う。
正直いって、もう十分ソロのマテリアルはあるのだからパープルの幻影を追い続けるのは止めてほしいんだけどなあ。昔のファンが納得しなくても、こう何度もしつこいと逆に有難みも新鮮味も感じなくなってしまうのだ。アンコールで1~2曲演るならまだ許せるけど...ファンである故の苦言である。

「CAN'T STOP THE FLOOD」(ライブ:Drはチャド・スミス/RHCP)↓
http://www.youtube.com/watch?v=OD7fuOuqbik

インヴィジブル・タッチ(DVD付)(紙ジャケット仕様)インヴィジブル・タッチ(DVD付)(紙ジャケット仕様)
(2007/12/26)
ジェネシス

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GW中は何処に行く訳でもなく...と書いたのに、せっかく5日間も休みがあるのに勿体ないなあ、と感じてしまった為、先月行ったばかりなのにまた行ってしまいました>新宿へCD漁り(←懲りない)。
実際は、西日暮里に友人がいるのでその友人と食事を...というのが本来の目的なのだけど、これとCD漁りを平行してしますトコが如何にも私らしい、と自分でも思ったりして(苦笑)。
それに先月のサンダーの来日公演で、中古CDで結構欲しいモノがあったのでそれをついでに...という企みがあったのだが、実際行ってみたらもう既に欲しかったCDは置いてなかったというオチが付いてしまった。まあ、中古CDは水物だから仕方ないのだけど、地方と東京とではサイクルの回転が違うんだなあ...と実感。

そんな時間を持て余しながらもCD聴く事は止めていない。しかも、ウチでドラクエ8を再プレイしながら、TVの音を消してBGMにCDを聴くというオツなプレイで(爆)懐かしいモノを聴いていたのだけど、久々に取り出したのが英国のキューピーこと(爆)フィル・コリンズがイニシチアブを取って製作されたと思われる大ヒットアルバム「INVISIBLE TOUCH」。

久々に「とくダネ」を観てて、オープニングがハワード・ジョーンズだったのに、何時の間にかこの曲になっていたのは偶然すぎて気持ち悪いくらいだけど、確かにキャッチーな楽曲なのでオープニングにはピッタリの選曲だと思う(というか、この番組の選曲している人は絶対私と同世代の人間だと確信した!)。

しかし、この頃のキューピーはホント大活躍で、ソロアルバムと平行してバンドもやっていて、それも両方共大ヒットさせてしまうのだからホントに凄かった。またソロとこのアルバムと殆ど変わりない作風なのも笑ってしまうけど。

そもそも昔のジェネシスを知っている人にとっては、このアルバムはジェネシスとしては認めたくないのではなかろうか?まあピーター・ガブリエルはとっくにバンド抜けていたし、このアルバム以前からポップに移行していたのも分かるけど、それでもジェネシスを名乗って作るアルバムだったのだろうか??もはやフィル・コリンズの独壇場で、バンドとしてのアンサンブルは最も希薄だし。

プログレバンドとしては全くもって終わってはいるけど、ポップバンドの作品として聴くと高品質である事は間違いない。中でも「THROWING IT ALL AWAY」や「IN TOO DEEP」などのバラードが秀逸。当時はかなり聴いていたのを思い出す。

昨年、ピーター・ガブリエルを復帰させてツアーを行う...という噂が流れたけど、ありゃ一体なんだったのだろうか?そもそもピーターがキューピーとまた一緒にプレイするとは到底考えられないのだけど...もしや、トニー・バンクスが噂を流したってか!?

「IN TOO DEEP」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qQIO3pBFfXI

「LAND OF CONFUSION」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Yq7FKO5DlV0

ロックン・ロール・ジーザスロックン・ロール・ジーザス
(2008/09/24)
キッド・ロック

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昨日に続いてミクスチャーというか、ラップを基調としながらも音楽性にはメタルやファンク、サザンロックやカントリーといったモノを貪欲に取り込んでいるスタイルが本国ではかなりウケている、キッド・ロックの最新作「ROCK N ROLL JESUS」。全米初登場No.1だそうだ。

そもそも私はカントリー系はまず殆ど聴かない人なので、本国におけるこのジャンルの位置というのが今イチ分かりづらいのだけど(まあ、カントリー系で有名なガース・ブルックスが一般チャートで全米No.1取ってしまうのは知っているけど)前作ではカントリーのチャートにも登場したという。
でも、キッド・ロックの名を知らしめた「DEVIL WITH A CAUSE」から方向性にはそんなに変わりはないみたいで、この最新作ではサザンロックやカントリー色が一層強まったとの事で、本国での人気はより堅実なモノになっているとは思う。

そもそも何でキッド・ロックをロクに知りもせず聴いてみようと思ったのは、私がスカパーで観ているアメリカのプロレス団体WWEでのタイアップでライブを観たからで、もっと軽薄な...というかいつぞやのヴァニラ・アイスみたいな存在だと勝手に思い込んでいた私には、派手ではあるものの意外と聴かせるモノがあるな...と興味を持ったのだ。

で、実際アルバムを聴いて、思っていたよりもラップナンバーが少なかったし、ミクスチャーの要素はそれほど感じられないくらいだった。しかし、芸の幅が広いというか(笑)何でも好きなモノを取り込んでそれを本人の味としてしまうスタイルは一種の才能なんだろうなあ、とは思った。「ALL SUMMER LONG」ではレイナード・スキナードの「SWEET HOME ALABAMA」を元ネタにしているのも面白い。

私生活の方ではトミー・リーの元妻パメラ・アンダーソンと結婚&離婚したり、その関係かどーか知らないけどトミーと大喧嘩になったり、シェリル・クロウとも関係が取り沙汰されたりとかなり話題性にはこと欠かせない感じだけど、肝心の音楽の方では意外と堅実だったりして(笑)そのギャップも結構面白いな、と。

「SO HOTT」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=FUU9u2EimFQ

「ALL SUMMER LONG」↓
http://www.youtube.com/watch?v=Zdpt79VnnV8&feature=related

サウンズ・オブ・サイエンスサウンズ・オブ・サイエンス
(1999/11/17)
ビースティ・ボーイズ

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当時は結構珍しいタイプだ、と思ってよく聴いていたのだけど、このテの音楽が主流になってしまったお陰で全く興味を失ってしまったジャンル、ラップ。
私のリアルタイムだと、それこそランDMC、LLクールJ、グランドマスター・メリー・メル(これはサントラやチャカ・カーン絡みで)そして、このビースティー・ボーイズくらいだった。

ビースティーの場合は他の3組とはスタイルが若干違うモノで、ランDMCがエアロスミスとのジョイントで「WALK THIS WAY」をヒットさせエアロスミス復活の切っ掛けを作ったのに始まった、ロックのリズムを大胆なサンプリングで多用し、それこそレッド・ツェッペリンのリフを拝借したりした「LISENCE TO ILL」はデビューアルバムにして7週連続(だったかな?)全米No.1を記録し大ヒットしたのは当時凄い衝撃だった。

それまでのラップはランDMCやチャカ・カーンの「I FEEL FOR YOU」しか知らなかったので、黒人特有のスタイルだと思っていたのだけど、普通の白人の兄チャン3人が普通に演っているのを観て「違うのか!」と(笑)。
しかも情けないほどバカ丸出しで(爆)、当時日本に来て「11PM」に出演、AV嬢とのコント(?)で「ちょっとマズイんじゃないの?」的な登場で別の意味で衝撃的だったりと、こんな人達が全米No.1取っちゃうんだ...と。

しかし、音の方は普通にカッコ良かった。前述のツェッペリンの「THE OCEAN」のリフが曲の冒頭で始まっちゃうのなんか「本家に許可取ったんか?」と要らぬ心配をしてしまうけど、それが見事に曲として消化されているし、スキッド・ロウの武道館公演でライブ前のSEで彼等の「FIGHT FOR YOUR RIGHT」が掛かったりと、単純なヒップホップではないところが逆に彼等の存在を強調しているんだろうな。

...というのもデビューアルバム当時の話で、今現在では彼等もすっかりベテランの域に達してこのスタイル自体”オールドスクール”と呼ばれるモノになってしまったが、その集大成がこのベスト2枚組。実に様々なスタイルだけど、全く聴き飽きさせない構成はホントに見事だと思う。

「FIGHT FOR YOUR RIGHT」(ケリー・キング登場!)
http://www.youtube.com/watch?v=6NdAUnnU9Ac

「INTERGALACTIC」(ロケ地:渋谷/笑)
http://www.youtube.com/watch?v=GDS83yrM30Y

「SHAKE YOUR LUMP」
http://www.youtube.com/watch?v=-x9CRogsSfY&feature=related

Til Death Do Us PartyTil Death Do Us Party
(2009/02/16)
Crucified Barbara

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今週は夜勤と相成って色々雑用が多くてレビューの方はちとサボり気味になってしまったけど、CDは相変わらずチェックしているし聴いてもいますぜ。GWにも入った事だし、特に何処に行く訳でもないのでレビューはキッチリ更新していこうかと。

ってな訳で、久々のレビューは2~3ヶ月前から楽しみにしていたCDを、やっと先日のサンダーのライブの際に新宿HMVで手に入れる事が出来た、クルシファイド・バーバラの2ndアルバム「TIL DEATH DO US PARTY」。
このアルバム、元々はHMVのHMサイトの紹介欄で知ったバンドで、暴走ガールズというタイトルで「何事か!?」と思ったら、引き合いに出されるバンドがモーターヘッド+ランナウェイズというので、ちょっと興味示してバンドのMY SPACEでクリップの「SEX ACTION」を観たら、さあ大変!(笑)

ガールズバンドという事やランナウェイズのイメージで想像していたら、実際はモーターヘッドの妹分であるガールスクールのイメージに近く、更に最近のバンドにありがちなヘヴィロック風味は余り感じられず、ギターが如何にもメタリックなギャンギャンいってるスタイルなのでかなり好感が持てる。
楽曲の方も、何処か80年代のメタルを想起させる部分があり、しかもキャッチーなので分かり易くノリも良い。雰囲気的にはSKID ROWやBACKCHERRYあたりに近いかな。

また演奏の方もかなり(勿論良い意味で)荒々しくて、しかも上手い。ギターなんかザック・ワイルド風のチョーキングなんか出てきてちょっと驚かされたり。Voの声質もこのテのバンドに打って付けなスタイルで、確かにバラードでは女性っぽい雰囲気ではあるけど、基本的にはビッチ系で(そんなのあるのか?)曲によって歌い方を使い分けているのもまた良い。
プロデューサーが、一時期イングヴェイ・マルムスティーンのVoを務めたマッツ・レヴィンというのもまた驚き。しかも1曲デュエット(?)しているけど、それが意外にもこのテの音に合っているからまた驚き!そもそも、何でイングヴェイのバンドにいたの?(笑)

アルバム全体で約40分という最近のアルバムにしてはかなり短めだけど、逆にそれがアルバム全体を引き締めている感じがする。これ以上長くても飽きてしまう可能性もある訳だし。
捨て曲無しとまでは行かなかったけど、全く無名のバンドにしてはかなり満足出来た作品だった。次のアルバムが非常に楽しみだけど、その間に来日公演とかはあるかな?ちょっと興味があるなあ...あ、因みにルックスの方は決して美人揃いではないけど、男前で(爆)カッコイイとは思うな。

「SEX ACTION」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fZGP4oabVFY