リテュアル・デ・ロ・ハビテュアルリテュアル・デ・ロ・ハビテュアル
(1997/05/25)
ジェーンズ・アディクション

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このバンドとの出会いは、当時平日の早朝(何故そんな時間帯に...と思うけど、今思うとそれでも地上波で放送してくれたことに感謝しなきゃイカンのだろうなあ...)にTBSで放送してたMTVヘッドバンガーズ・ボール(といっても、アメリカそのまんまの番組ではなく、萩原健太と光岡ディオンのVJで30分番組のヤツ)で、いきなりアンスラックスやドン・ドッケン、ウォレントなんかと一緒に「STOP」のクリップが流れて、当時は「何だコレ?メタルじゃないじゃん!」と最初は軽く流してた。
しかし、何故か耳に残るヘンなハイトーンと妙なポップ感が気になり、またアクセル・ローズが「DON'T CRY」のクリップの中でこのアルバムジャケのTシャツ着ていたのが印象的で、それなら一度アルバム聴いてみるか...となったのが、彼等の2ndアルバムである「RITUAL DE LO HABITUAL」。

国内盤で発売されているのは、オリジナルVerの紙粘土で作った変な人形のジャケなのだけど、何故かキリスト教を冒涜しているとの事で本国では見事に発禁ジャケとなり、新たなVerでは単にバンドロゴとタイトル、そして発禁になった腹いせなのか(笑)表現の自由を訴える文字だけのシンプルなモノ。私はその発禁直後だった時期とカブった為、白ジャケを買いましたが。

全曲聴いて思ったのは、まずフェイス・ノー・モアやレッチリみたいにミクスチャーのジャンルで括られるタイプではあるけど彼等ほどストレートな感じではなく、もっとサイケ風味を散りばめた感じに聴こえるので、正に真の意味でオルタナティヴなのだろうな。

演奏はかなり荒いけど、とにかくグルーヴ感がハンパない。「NO ONE'S LEAVING」や「AIN'T NO RIGHT」あたりではその凄さをよく分かるけど、圧巻なのが「TREE DAYS」。約11分あるこの曲は、構成的にはめちゃくちゃなんだけど、その訳の解らなさが凄さを増幅させているというか、ホントに括りに困る楽曲だと思う。後半の盛り上がり方(特にギター)は最高で、アルバムのハイライトだと思う。

このアルバムを最後にバンドは一度解散して、Voのペリー・ファレルは新バンド:ポルノ・フォー・パイロスを結成。後のオルタナ系フェスの「ロラパルーザ」の首謀者となり、Gのデイヴ・ナヴァロは何とレッチリに加入。これには当時かなり驚かされたなあ。13年後に再結成され、アルバム1枚出してまた解散という、一体何やりたいんだよ?と言いたくなる活動もこのバンドには妙に似合うのが不思議(しかもYOU TUBE検索すると、最近のライブもアップされている事からまた再結成したのか?)

考えてみりゃ、ブレイク前のニルヴァーナよりも先に出てたんだよなあ、このアルバム。やっぱりこの頃のアメリカは飽和状態から変化していく一歩手前だったんだな...

「STOP」クリップ↓
http://www.dailymotion.com/relevance/search/jane%27s+addiction/video/x26y6j_idontlikeyouinthatwaycomjanes-addic_music

「BEEN CAUGHT STEALING」BBCライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hvDNMRZLL-0
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メトロポリス・パート2 : シーンズ・フロム・ア・メモリーメトロポリス・パート2 : シーンズ・フロム・ア・メモリー
(1999/10/27)
ドリーム・シアター

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最近、新作を発表したばかりのドリーム・シアター。
普通なら発売日に決まって買うのに、今回は食指が全く動かない。最近はホントにネームバリューだけで買ってる気がしてるからだ。前作も、近所のTHUTAYAで3枚¥3000セールに入ってたので購入したくらいだし。

確かに演奏技術はホントに驚嘆するくらい素晴らしいモノだと思ってるけど、残念ながらそこまでが私の評価で、楽曲が耳に残るか?と問われると、コレが耳から流れていってしまうのが致命的だと思う。
そりゃ「IMAGES AND WORDS」の素晴らしさは当然認めているし、一般的に不評だった「AWAKE」も実は私は気に入ってたりする。

そんな彼等の作品で「IMAGES AND WORDS」に次いで高い評価を得ているのが、通産5作目にあたる「SCENES FROM A MEMORY」。
前評判が異様に高かったので、遂に2ndアルバムを超えるモノが出てきたのか!?とかなり期待していたのだけど、一聴しただけではその凄さは感じられなかった。コンセプトアルバムと銘打ってるだけあって、アルバム全体で1つの作品として捉えた方が評価になると思う。
また、単体だけの楽曲の中にもギラリと光るギターソロが入ってたり、耳を奪われるメロディが入ってたりと、ただの技術至上主義だけのバンドじゃない事を証明しているのが救いかな。最近の作品には、ただヘヴィな音像を狙っただけのモノとかもあって、それが退屈な原因の1つとも感じているので。

私的には、やはり2ndアルバムは超えてはいないと思う。しかし、聴き応えは十分にある作品だと思う。別に2ndアルバムの音楽性に戻ってくれと言うつもりは全く無く、楽曲が長くても構わないからもっと魅力的なモノを色々と作り出してもらいたいというのが本音。ただ演奏が「凄えー!」だけで終わってしまうのは余りに勿体無い。

「OVERTURE 1928 ~ STRANGE DEJA VU」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=IZ-dNUOYNLA&feature=related

「THE SPIRIT CARRIES ON」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=W70LZxzp2js

トリロジー(紙ジャケット仕様)トリロジー(紙ジャケット仕様)
(2008/08/27)
イングヴェイ・マルムスティーン

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何気に某巨大掲示板のHM/HRの欄を覗いていたら、何と元インギーバンド、現ラスト・オータム・ドリームのマルセル・ヤコブが自殺したとの報道が。
数年前のBURRN!のインタビューで彼自身の家系に関わりがあるリウマチを患っている事で、自分はいつかはベースもプレイ出来なくなる、と語っていたのを思い出したけど、今回の件はこれに発端しているとの事で、当人としては余程苦しかったのだろう。
私自身は、マルセル・ヤコブと言えばインギーでもLADでもなく、ジェフ・スコット・ソートと組んだタリスマンを思い出す。北欧メタルの傑作と謳われた1stアルバムは、北欧メタルというよりもAOR的な雰囲気の方が強かったので、クオリティは高くてもHMとはちょっと違うな...という印象を受けた。結局その後は新作が出ても追わなかったし、確か4thアルバムで2種類のタイプ違いのアルバムを発表して、こういう商売は正直止めてほしいとまで思ったくらいだ。
なので、彼にそんなに思い入れがある訳ではないけど、こういう記事を読むと何だか切なくなってしまうな。

と、いう訳で、マルセル参加のアルバムを探してみたけどインギーの1st&2ndは持っていなかったので、この3rdを久々に聴いてみた。マーク・ボールズ参加でインギーの楽曲の幅が大きく広がった「TRILOGY」。

前2作では歌モノとインストが半々の割合で収録されているので、私的には幾らギタリストのアルバムでもこういうやり方は中途半端なのでは?と常に疑問を持っていたので、幾らインギーが天才ギタリストであっても今イチのめり込めない理由はそこにあった。
しかしこのアルバムでは、インストは4曲目の「CRYING」ラストの「TRILOGY SUITE OP:5」の2曲のみで、後は全部歌入り。これくらいなら許せる範囲だし、それ以前に楽曲の良さが前2作と比べ物にならないくらい素晴らしい。

アタマの3曲「YOU DON'T REMEMBER, I'LL NEVER FORGET」「LIAR」「QUEEN IN LOVE」の流れも見事、その後に続く「CRYING」のメロディの美しさ、後半地味ながらも佳曲が続いてラストの「TRILOGY SUITE OP:5」で〆る構成は、初めてインギーのアルバムで感動したくらいだ。因みに「LIAR」は、裁判沙汰にまで発展したマルセル・ヤコブとの関係を書いたモノだそうだ。

最近のインギーのアルバムは全くチェックする気も起きないし、やはり才能が枯れてしまった感が歪めないのだけど、後の「ODYSSEY」「ECLIPSE」「THE SEVENTH SIGN」といった名作群を作った事実を考えれば、このアルバムは1つの分岐点だったのではなかろうか。

「YOU DON'T REMEMBER, I'LL NEVER FORGET」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=xNOuOwu5sug

Demo AnthologyDemo Anthology
(2007/05/01)
Winger

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今月はセーブしながら...なんて書いておきながらも、先日のポイズンを聴いて以降80'Sメタルばっか聴いており、このアルバムも以前から興味があったのでタワレコのポイントを使って購入。ウィンガーの1st~3rdのデモ音源集「DEMO ANTHOLOGY」。

私は復活作「Ⅳ」を聴いていないので、現在のバンドがどの様な変化を伴ったのかはよく知らないのだけど、このアルバムで聴ける彼等の音はデモ音源という事もあってかなりラフな音であり、その生々しい音がバンドのアグレッシヴ度をかなり高めているので、普通のオリジナルアルバムを聴いてるよりもハードに聴こえるのが面白い。

私的には、やはり思い入れの強い1stアルバムからの楽曲に興味が惹かれるのだけど、「HEADED FOR A HEARTBREAK」のデモだけは以前、キップ・ウィンガーのソロ作のボーナストラックで聴いた事があり、その時にオリジナルも勿論良いけど、デモもなかなかイケるなあ...と感心した覚えがある。
しかしデモといっても、デモにしては気合入り過ぎじゃないの?と思うくらい演奏力はかなりしっかりしており、ここにボー・ヒルがオーヴァープロデュースを重ねると思うと、かなり興味深い。
ライナーノーツでキップ本人が語ってる通り、「WITHOUT THE NIGHT」のデモが存在しないのが非常に残念...凄く良い曲なのに。

ちょっと残念なのが、2ndアルバムの楽曲はギターのリード部が入っていないのでかなりスカスカに聴こえるのがキビしい(特に「UNDER ONE CONDITION」)。まあデモだから、この後にレブ・ビーチがソロを入れたんだろうなあ...と聴くのがベストなのだろう。
3rdアルバムの楽曲に関しては、デモ段階でありながらも十分クオリティは高く、ちょこっと色付け程度で普通にリリース出来るんじゃないの?と思ったくらい。またオリジナル盤には無い曲の出だしがカッコ良かったりと、不発に終わったアルバムは再評価が欲しいところだと思う。

また、当時お蔵入りしてしまった未発表曲が10曲も収録されているのも魅力の1つで、特に2ndアルバム時に話題になった、楽曲差し替えによってオミットされた「NEVER」「ALL I EVER WANTED」の2曲が収録されているのが嬉しい。もし収録されていたら、アルバムの色合いも随分と変わっていたと思うけど、ここで日の目を見たのは非常にありがたい。未発表曲の中では、AORっぽい雰囲気の「SOMEDAY SOMEWAY」と、如何にも当時のメタルっぽい「SKIN TIGHT」が素晴らしい。
これで「ビル&テッドの地獄旅行」のサントラに収録されていた「BATTLE STATION」が入ってたら文句無しだったのだけど、サントラとかの権利関係は結構複雑なんで入れられなかったんだろうなあ...

それにしても全38曲収録、うち未発表曲10曲という大判振る舞いで、バンドの何たるかを知らしめるには十分過ぎる内容かと。ただデモなので、ウィンガーを聴いた事ない人には普通にベスト盤から入るのが良いのかな。

「HEADED FOR A HEARTBREAK」クリップ(私の中ではホント、ベストクリップの1本!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=1knO1Ip9oEg

「MILES AWAY」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JMKPQKU61QI

「WHO'S THE ONE」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1jPsU4DkjSs&feature=related

オズモシスオズモシス
(2002/02/06)
オジー・オズボーン

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私がいつもチェックしてる音楽関連サイトの中で、「オジー、ザック・ワイルドと快を分かつ!?」と見出しが出ており何事か?と読んでみると、オジーがザックの作る楽曲がどんどんブラック・ラベル・ソサエティ化しているのが悩みのタネらしく、新たなギタリストを探している...との事で、そのザック本人は寝耳に水状態らしく困惑しているとの事。

確かにオジーのこれまでのキャリアは、ギタリストによってカラーが決まるというか、方向性自体をも左右する自体にもなるので、今現在のザックのスタイルがオジーに合うかどーかはかなり微妙だと思う。正直、ブラック・ラベル・ソサエティのヘヴィネスはともかく、歌メロに関しては全く面白味の無いモノだと思ってるし。これが「NO REST FOR WICKED」路線のヘヴィリフ満載だったら歓迎すべき事なのだけど。

そーいや、ザックはこのアルバムの時にレコーディングだけ済ませてそのまま脱退しちゃった経緯があるので、今回もまた元の鞘に収まりそうな感じがする。そのアルバム、もう14年前!?と今驚いた(笑)「OZZMOSIS」。

前作で感動的な引退を演出したと思いきや、プロレスラーの引退と同じ様に絶対信じてはいけない闇の掟(爆)をたった4年で実行してしまったオジーだけど、復帰するにあたって既にブラック・ラベル・ソサエティを始動していたザックにしてみれば「それはないだろう」状態であった事は間違いない訳で、レコーディングのみの参加になったのだろう(またこの時、ガンズ&ローゼズに誘われた事もあって両天秤に掛けたのも原因だったりする)。
リズム隊にいたっては、旧友のギーザー・バトラーとディーン・カストロノヴァという前作のマイク・アイネス&ランディ・カストロとは別のセクションを使ってるのもちょっと不思議。確かにディーンとの相性は良いと思うし、ギーザーは旧知の仲だから問題ないけど...

このアルバム、私的にはオジーの復活を祝うにはちょっと地味な印象を受けた感じがする。そりゃ話題性に欠かないオジーだから、キラーチューンが少ないと疑問に思うのも事実で、「PRERY MASON」や「I JUST WANT YOU」、「GHOST BEHIND MY EYES」と普通に良い曲ではあるけど、いきなりガツンと来る感覚ではなく、ジワジワと利いてくる感覚なので物足りなさを感じてしまうのだ。

意外なのは、スティーヴ・ヴァイが曲作りに参加した「MY LITTLE MAN」が良い出来であった事。1曲だけだからかも知れないけど、ヴァイの独特の世界にオジーが絡んできた様な雰囲気が新しい一面を見た気がする。
でも、マジでオジーはホントに新しいギタリストを迎えるのだろうか?ジェリー・カントレル(ALICE IN CHAINS)と曲作りなんて話もあったけど、ジェリーはバンドが復活するから絶対にないだろうし、だとしたら誰が?
以前噂のあったジョージ・リンチ?それとも最近シン・リジィから脱退したジョン・サイクス??(何だか後向きなのがどーも...)

「PERRY MASON」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=QadjuYOolCc&feature=related

「I JUST WANT YOU」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=zyup4uVJTlE&feature=related

The Best of Poison: 20 Years of RockThe Best of Poison: 20 Years of Rock
(2006/02/27)
Poison

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ウチのPCのマルチドライブがいきなり壊れてしまった...。
ネットで調べてみると、この機種(既にPC関連から撤退を決めてしまった日立プリウス)の弱点がどーやらこの部分との事らしい。ま、i-tuneでCD取り込みやCD-R作成をほぼ毎日やっていればこーなるのも当たり前なのだけど。
で、修理に出すとエラい金額になってしまうので、ここは外付けのDVDドライブを購入する事に。約¥6000で済んだのは本当に助かった。県内のPC修理に出すと持ち込みだけで¥5000は取られるみたいだし。

そんな感じなので、今月はちょっとセーブしながら...と思いつつも、このCD買ってしまいました。しかも、何故今更ポイズン?HMVの国内盤2枚で20%オフセールで、このCDが入ってたのをチェックしたら何だか欲しくなってしまった。中身はベスト盤+カヴァー集の「POISON'D!」+DVD(クリップ集17曲収録)で約¥3000はお得だったので。

ベストは久々に聴くと相変わらずヘタだなあ、と思うけど(笑)彼等の魅力は楽曲の良さにあると思ってるので、知らない曲があってもスッと入ってくるのが心地良い。とは言っても、殆ど3rdアルバムまでの曲で構成されているので(最後の4曲のみは4th以降)知らない曲は少ないのもまた良い。

「POISON'D!」はカヴァー集なのだけど、彼等はこれまでにロギンズ&メッシーナやキッスをカヴァーしていたけど、その選曲のセンスは得に驚く事はなかったけど、このアルバムでは結構意外な選曲で驚いた。トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズやジム・クロウチなんかプレイするとは思ってなかったモノで。アリス・クーパーの「I NEVER CRY」やデヴィッド・ボウイの「サフラジェット・シティ」は非常にカッコイイ仕上がりだと思う。

DVDはこれまでクリップ集だけど、初期のケバいイメージから徐々に脱却していく過程が面白い。楽曲もパーティー路線から渋めのアーシー調になっていって、何となくボン・ジョヴィみたいな経緯を狙っているのかな?と。

しかし、最近はホントにこういうバンドが絶滅状態なので(最近ではスティール・パンサーとかウィグ・ワムくらい?)ケバいのはともかく(笑)こういうポップで分かりやすいバンドがまた出てきてくれると嬉しいんだけど、今のシーンの状況からすると難しいかなあ...あ、勿論本家にも頑張ってもらわないと!

「RIDE THE WIND」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=juhBVAnLkHk

「WHAT I LIKE ABOUT YOU」クリップ(オリジナル:ロマンティックス)↓
http://www.youtube.com/watch?v=Igj4GnkXjiA&feature=SeriesPlayList&p=F5A937C254B500DC

スライド・イット・イン(紙ジャケット仕様)スライド・イット・イン(紙ジャケット仕様)
(2008/04/23)
ホワイトスネイク

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今月は何か新作はないかな?と、HMVや密林サイトでチェックしていたのだけど、コレといったモノが見当たらなくてちょっと旧譜なんぞを...とチェックしてたら、このアルバムのアニバーサリーCDが発売されてたんですな。

私はこのアルバムは、最初に日本盤を購入し、USリミックスでジョン・サイクスがギターを弾いてテイク差し替えていると知って後から輸入盤でUSリミックス盤を購入したクチなんだけど、今回のアニバーサリー盤では両方収録、しかもDVDも付いてこのアルバムからのビデオクリップ他を収録しているらしい...良い時代になったモノだ。
しかも、レーベルもゲフィン版とEMI版があるらしい。コレクター泣かせの商売ですな(笑)。しかしDVD狙いで購入しようか...という気分にはならないな。
そんな訳で、私は両方のアルバムを聴いているのだけど派手さを求めるならUSリミックス、堅実さを求めるなら日本盤といった感じだろうか?まあ、ジョン・サイクスにハマってた頃はUSリミックスばかり聴いていたけど(苦笑)。

しかし、その差し替えられたメル・ギャレー&ミッキー・ムーディーのギターも別に悪くはなく、むしろ当時の白蛇には上手く作用していたと思う。前作までの経緯を考えれば、これでも十分に派手だったと思うけどなあ...当時、クワイエット・ライオットの”前座”としてプレイして、ケヴィン・ダブロウに散々「古臭い」と馬鹿にされた事が原因なのかな?それなら、派手なジョン・サイクスを入れたのもよく分かるけど。

でも、このアルバムでの貢献者は間違いなくコージー・パウエルだと思う。「SLOW AN' EASY」なんかは間違いなくコージーじゃないとこのノリは無いと思うし、他の曲でも自己主張は相変わらず強いし。

私的に好きな楽曲は「LOVE AIN'T NO STRANGER」「SLOW AN' EASY」「GAMBLER」「STANDING IN THE SHADOW」。「GAMBLER」は以前レビューしたフェノメナでも書いたけど、フェノメナ収録の「KISS OF FIRE」のイントロを聴いたデヴィッド・カヴァデールが「貰った!」と言って書いたモノ。確かにそっくりですな。

しかし、このアルバムを最後に音楽性をガラリと変えたのは、商業的や知名度はかなり上がったので良かったのだろうけど、失ったモノも間違いなくあったと思う。今の白蛇がこのスタイルで演ってくれたら最高なんだけど、メンバーもカヴァデール以外誰一人残っていないから無理なんだろうか...?

「LOVE AIN'T NO STRANGER」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=l_qkB07VSwU&feature=fvst

「SLOW AN' EASY」クリップ↓
http://www.youtube.com/watch?v=gW4LQN1Bx1Q

「STANDING IN THE SHADOW」(1987ver...って事はヴァンデンヴァーグ+キャンベル?)
http://www.youtube.com/watch?v=ZP_P9RMwGJ4&feature=related