スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド(紙ジャケSHM-CD)スレイヴ・トゥ・ザ・グラインド(紙ジャケSHM-CD)
(2009/09/23)
スキッド・ロウロブ・ハルフォード

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LAメタルの紙ジャケ盤が発売された。
私的にはドッケンの3rdが気になっていたのだけど、ネットの書き込みを見てるとリマスター効果の評判が余り宜しくないみたいで、輸入盤が\1000切ってる状態の今ではどちらを買えば良いのかは紙ジャケが好きか?によるだろうけど、紙ジャケ好きの私でもなかなか渋ってしまうなあ。リマスターを担当したのも日本人みたいだし。

で、店頭に現物置いてあるかどーかCD屋を何件か探して廻ったのだけど、これが何故か何処にも置いてない。タワーレコードでラットの2ndが1枚ひっそりと置いてあっただけ...じゃあ売れ行きは抜群って事なのだろうか??
それは困るなあ...と、慌ててネットでスキッズの2枚を注文して無事届いた。1stの方は以前レビューしたので、今日は2ndをチョイス。91年発表の「SLAVE TO THE GRIND」。

以前持ってたCDは今手元にないので聴き比べは出来ないけど、SHM-CDのお陰なのかリマスターのお陰なのか分からないけど、明らかに音質は良くなってると感じた。考えてみりゃ、このアルバムが世に出てもう既に18年も経ってるから、リマスター効果は確かにあるのかも。

内容の方は、私的にはちょっと音像が軽い感じだったデビュー作よりも、音の重さに比重をおいた今作の方が好きだ。また、前作はバラードを省くと意外と全曲一辺倒な楽曲だったのに対して、このアルバムではミドルテンポでグイグイ攻める「MUDKICKER」や、スラッシーなタイトル曲などが楽曲の幅を惹き立たせている。ただ、バラードが3曲というのはちょっと多い気がするけど。

しかし久々にこのアルバムを聴いて、やっぱバズあってのスキッズという事を確信した。今のVoはバズと比較するのも可哀想なくらいオーラが無い人だから(いや、バズのあのオーラは天性のモノだから仕方ないのかも知れないけど)普通のロックバンドと成り下がってしまった感じがしてホントに勿体無いと。
しかし、そんな私も3rdのノリには付いていけなかった人間なんで、今更ながらこの頃のスキッズは良かった...と嘆くしかないのだけど。

「SLAVE TO THE GRIND」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=dqtGBpNYo9U&feature=related

「MONKEY BUSINESE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=_O-NAUM7UZ0

「WASTED TIME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=jx9tMk3qoZI&feature=related
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ファースト・アンダーグラウンド・ニュークリア・キッチンファースト・アンダーグラウンド・ニュークリア・キッチン
(2008/07/09)
グレン・ヒューズ

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待ちに待った5連休も、早くも2日目終了。
特に何してる訳でもなく、昨夜はHR/HM好きの友人達と夜中まで音楽談義という、実に有意義な時間を過ごしたのは良いけど、夜勤時間を引き摺って睡眠時間が削られて今イチ本調子ではないので、今日はのんびりCD聴いて、PS3やって、昼寝という、童心に帰った時を過ごした(中年のクセして/汗)。

で、以前買っておいたグレン・ヒューズの現時点での最新作「FIRST UNDERGROUND NUCLEAR KITCHEN」を改めて聴いてみた。因みに発表は昨年(タイトルが長すぎて年月表記が入らなかった...)。

この作品は、CD発売前にグレンのMY SPACEにてシングルの「LOVE COMMUNION」のPVが公開されていたので、先にその映像を観たのだけど、そのPVがエラくカッコ良かったのでこのCDにも結構な期待をしていた。
御大のインタビューでも近年HR色が薄れてルーツであるファンク色が強くなっていたので、最初っからこういう作品になるとは思っていたけど(アルバムタイトルの頭文字を取ると、見事F.U.N.K.になっている!)かなりHR色が薄くなっていたのには驚かされた。
アップテンポのファンキーな曲では結構重い音になっているけど、バラードやミドルテンポの楽曲に関しては、もはやHRの範囲で括られるモノではなく、普通にR&Bチャートに入っていてもおかしくないほどだ。

前々作「SOUL MOVER」から参加している、レッチリのチャド・スミスというファンクに強いミュージシャンが参加している事もあって、御大の音楽性はブレる事がなくなったのは喜ばしい事なのだけど、そんな御大ももう50代半ば。若干地味な音楽になってしまったのはその関係もあるのだろうか?

同世代であるロブ・ハルフォードやデヴィッド・カヴァデールなどは、声の衰えを隠せなくなってきているのに対して、この人は相変わらず素晴らしい歌唱を聴かせてくれるのはホントに奇跡かと。この調子だと、あと10年は楽しませてくれそうである。

「LOVE COMMUNION」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=qkDHQp0C6lw

「FIRST UNDERGROUND NUCLEAR KITCHEN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=t88vYpKA22M

ナッシング・バット・トラブルナッシング・バット・トラブル
(2006/08/30)
ブルー・マーダー

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シン・リジィからジョン・サイクスが脱退した...という話を数ヶ月前にネットで見かけたのだけど、一体サイクスは何をしたいんだろうか?
シン・リジィを再結成させて、リユニオンツアーと銘打って約10年間も新作を出さずに地味ながらも活動したのはある意味凄いなとは思うけど(笑)悪くいえば才能の枯渇であって、昔のヒット曲でメシ食ってますという誰が見ても集金ツアーとしか思えないはず。それでも客がそれなりに入ってたみたいだから本国でのリジィ人気の高さは本物なのだろう。

で、脱退したのは良いけど、次にアクションを起こすのはやはりバンドとしての活動なのだろうか?某巨大掲示板には、わざわざお忍び来日までしてレコードディールを取りにきて「HM/HRとは無関係のモノをやりたい」と語ったとか。ま、ホントかどーか分からないから鵜呑みにするつもりはないけど、もしホントなら完全に迷走してるな...と。
やはりサイクスにはHM/HRのフィールドしかない訳で、他ジャンルに関しては以前「LOVE LAND」を製作したくらいしか実績がないから(とは言っても、あの作品もHM/HRサイドしか興味は持たれていないし)正直他ジャンルは厳しいと思う。

そんな事を思いながら、久々にブルー・マーダーの2nd「NOTHIN' BUT TROUBLE」を聴いているけど、1stが最高に好きだった私としては、アメリカナイズされた楽曲群には最初は正直とまどった。サイクスのプレイに関しては全然問題ないんだけど、前作にあった英国的な匂いが余り感じられずがっかりした記憶が...
しかし、如何にもサイクスにしか出来ないHRの「WE ALL FALL DOWN」を筆頭に、豪快な「CRY FOR LOVE」、地味で暗いながらも美しい「RUNAWAY」、映画なんかに使われそうなメロウな「SAVE MY LOVE」、切実と歌う「SHE KNOWS」などは一発で気に入った。
逆にスモール・フェイセズの「ITCHYCOO PARK」の能天気な明るさや、この曲だけVoが違う「I'M ON FIRE」、ボーナストラックで入ってた「BYE BYE」なんかは正直蛇足かな。

この後ブルー・マーダー名義は消失してしまい、サイクス名義になってしまうのだけど、バンド名を変えた事も意味してなのか、若干音楽性も徐々に変化が見えてきて興味を失ってしまったのは残念。
でも、こういったHM/HRは今では殆ど聴けなくなってしまったので、サイクスには今だからこそこの音で勝負して欲しいのが願いなんだけどなあ...

「WE ALL FALL DOWN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=xdC7vLSmiro&feature=fvst

「RUNAWAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-xTBadpLAdQ

ビリーヴ・イン・ナッシングビリーヴ・イン・ナッシング
(2001/04/11)
パラダイス・ロスト

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ホントは、今週に新作が発売されるハズだったパラダイス・ロストのCDが月末に延期になってしまったらしいので(奇しくもアリス・イン・チェインズの新作と同日...9/30は暗闇に染まりそうだ/爆)それじゃゴットハードの新作でも買おうかとCD屋へ行ったら、新品CD¥1000セールを実施していて、まだ持っていなかったこのアルバムをゲット。今から約8年前の作品、「BELIEVE IN NOTHING」。

「ICON」以降の作品は一通り聴こうと思いつつも、「HOST」みたいに大胆な路線変更をやられた後ではなかなかその後の作品には手を出しづらく、このアルバムと次作の「SYMBOL OF LIFE」は未だに持っていなかった。しかも次作は遂に国内発売が見送られた作品でもあったし、路線を変えた代償は思ったよりも大きかったのかなあ?と。
まあ¥1000だし、失敗しても良いかー的なノリで今回購入。

そんな事を思いつつも、全曲聴き終えた感想はやはり”中途半端”。「HOST」に比べれば幾分ギターの比重が多くなってはいるけど、ニューウェイヴ路線を突き詰めるならこの音は余りにもどっち付かずだと思う。
当時のインタビューでは「出来るだけメタルからは離れたい」様な発言をしているにも関わらず、ギターのエッジの鋭さは正にメタルのノリ。で、楽曲に関してもシスターズ・オブ・マーシーの路線を狙いたいのだろうけど、ゴス風味はそれなりに感じるけどただそれだけ。

そりゃ「DRACONIAN TIMES」や「ONE SECOND」の様な名盤を作った彼等ならではの独特な雰囲気は、所々で聴けてハッとさせられるけど、全体的に聴くとそれが持続しない...つまり惜しい、あと一歩といったトコなのだ。
まあ、今では普通にメタルサイドに戻ってきてくれたので過度期の作品として聴けば良いけど、そのままこの路線を貫いていたらもう彼等からは離れていただろうなあ...

「FADER」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=pdjaBqg6RlY

エンドゲームエンドゲーム
(2009/09/09)
メガデス

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最近のMYブームだった80’Sも一段落し、怒涛の新譜ラッシュが続く中、まず最初に手に取ったのは久しぶりにCD買ったメガデス。約2年振りとなる新作「ENDGAME」。

最近のメガデスは...というよりは、デイヴ・ムステイン1人しか残らなくなってしまったバンドに対してメガデスとして見出す事が全く出来なかった。デイヴ・エレフソンと袂を割った時点で、バンド名は残っていても別バンドとして見ている感じだったので、前2作は正直微妙なノリだった。

しかし今回のアルバムの前評判の良さを耳にして、しかも全盛期を彷彿とさせる作風etc...と書かれているなら耳にしたくなるのも当然の事。YOU TUBEで検索かけて新曲の「HEAD CRUSHER」と「1,320」を聴いてみたトコ、あの激しく荒々しいメガデスが戻ってきた!と嬉しくなってしまった。ホントはゴットハードの新作を買うつもりだったのだけど、急遽こっちに鞍替えしてCD買ってしまった...と。

で、全曲通して聴いてみたのだけど、最近のアルバムしてはボーナストラックを含めて約50分と随分短いのだけど、この勢いで聴かせてしまうノリは変に長いアルバムよりは全然良いと思う。インストから間髪入れずに始まる「THIS DAY WE FIGHT!」の怒涛の攻めで今回は勝負あった。ミドルテンポの曲もフックはあるし、全12曲飽きさせない作りはバンドの完全復活といっても良いと思う。

某巨大掲示板では賛否両論が出ている感じだけど、私的は最高に素晴らしい作品だと思う。元々、発表当時から問題作扱いされていた「SO FAR, SO GOOD, SO WHAT?」が大好きな私は、従来のメガデスファンとは観点が若干ズレていると思うので、今回の否の意見は余り参考にはならなかったし。
贅沢を言えばもっと変拍子を多用してもらいたかったけど、それは次回作に期待したい。

でも、正直ココまでやってくれとは思ってなかったので嬉しい誤算だったな。最近はポップスばかり聴いてたので、それを打ち消す衝撃がかなり強かった。正に「HEAD CRUSHER」というトコだろうか。

「HEAD CRUSHER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=BohJHfPlHnY

「1,320」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=D_oKsj0OBys&feature=related

Third StageThird Stage
(1990/10/25)
Boston

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先日のダリル・ホールのCDと一緒に購入したのがこれ。ボストン通算3作目にあたる「THIRD STAGE」。

ダリル・ホールのCDはBLU-SPEC CD盤であったのに対し、ボストンも先日紙ジャケ・SHM-CD盤が発売されたのでそっちに興味惹かれたのだけど、1st&2nd盤が御大トム・シュルツが自らリマスター作業を行ったのに対し、未だに3rd&4thは御大自身が動いてくれてないので、リマスターされていないSHM-CDも如何なモノか?という事で、今までの通常盤を購入。通常盤とSHM-CD盤では約¥1000の差もあるし。

ただ、ジャケを見て驚いたのが「THIRD STAGE」の文字が普通は黒なのに、このCDでは白抜き。お陰で文字が殆ど見えていない。コレってどーなの?もしかしてレア盤ってヤツ?(笑)ジャケのデザインが最高なのに、これでは...

私がボストンと出会ったのはこのアルバムが最初。当時の「ベストヒットUSA」にて、突如シングルの「AMANDA」が急浮上して、小林克也が「彼等の8年振りになる新作です!」という言葉を聞いて、「8年振り!?」と驚いたのは言うまでもない。
今でこそこの8年間というのは、例えば他のメンバーが別プロジェクトで活動していて、ようやく本業のバンドに戻って再始動したら8年掛かった...という風であったりするのは別に不思議な事ではない様にはなってきたけど、他に何の音沙汰もなく1作あたりのリリース期間が8年も掛かれば、そりゃ「何故今更?」となる訳で。最近じゃ、19年も掛かってやっと新作をリリースした某HRバンドもいるくらいだから、8年はどーって事ないのかも?(って、十分空き過ぎだっての)

で、久々に聴いたけど、やはり「AMANDA」が突出しているなあ。アルバムの冒頭でいきなりこういう静かな始まり方するのにも驚かされるけど、徐々に劇的に盛り上がっていく楽曲の良さにも感動を受けるし。他にも「WE'RE READY」や「TO BE A MAN」、「STILL IN LOVE」あたりがお気に入り。
全体的に楽曲が短いのでアッと言う間に終わってしまうし、やはり前2作と比べると若干クオリティも下がってる感じだけど、彼等のアルバムの中では一番好きな作品だな。

「AMANDA」↓
http://www.youtube.com/watch?v=5_rK1FyFtJ4&feature=fvw

「WE'RE READY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=x9rCsEdUAY4&feature=fvw