フォーゴトン・アームフォーゴトン・アーム
(2005/04/27)
エイミー・マン

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ちょっと色々と用事が立て込んでて、なかなか店頭へCD買いに行けなかったのだけど、昨日ようやく空いたので地元のタワーレコードへ。
先週に携帯会員限定のポイント2倍セールも併せて...と考えていたのだけど、その携帯を忘れたのが車に乗ってる時で(苦笑)仕方なくポイントは諦めて、気を取り直してタワレコへ。
そしたら輸入盤半額セールが行われていて、気になるモノもそこそこあったのだけど(蠍団の最新作とか、THE CULTとか)とりあえず新譜1枚は確実だったので、もう1枚は今日のお題のこのアルバム、エイミー・マンの「THE FORGOTTEN ARM」。中のブックレットが限定盤なのかな?

実は先月にHMVにて4枚注文してるのだけど、その中の1枚にエイミーの以前レビューした「LOST IN SPACE」の輸入盤2枚組が入っていて(以前レビューした時は、本編にも書いてあるけど市立図書館で借りたのだ)何故かこの時期になると無性にエイミーが聴きたくなるのだ。
で、このアルバムもいずれ手に入れねば...と思っていたのだけど、どーやら国内盤は廃盤になってしまったらしく、中古屋やネットで探すか...と思ってた矢先に見つけられたので良かった。まあホントは、この人の場合は歌詞が非常に重要なので、国内盤は後に探してみるつもりだけど。

ジャケットを見ると、今までの路線とは全然違う雰囲気だったのでこれまで敬遠してたのだけど、「LOST IN SPACE」が地味ながらも大変素晴らしい作品だったので、続くアルバムもさぞかし良いのだろうと期待はしていた。
基本的な路線はそのままで、本作はサザンロックやカントリーっぽい雰囲気がほんのり薫るといった感じ。前作が内省的な感覚だったの対して、今作はもっと開放的というか外に打ち出す感じかな?

ジャケットはちゃんとコンセプトに基づいているモノらしく、歌詞を読んでいないからよく分からないけど、麻薬中毒のボクサーと恋人とのロードムービー的な内容らしい。でも、このジャケはやはりエイミーらしくないなあ...ま、本人もあのスタイルでボクシングやってるらしいから、本人にとって意外性は余りないのかも?

休日の昼下がりや、晴れた日のドライブに聴くとより効果的に聴こえるかな。今のトコ、この人のアルバムには(ティル・チューズデイ時代は別として)駄作は全くないので、安心して聴ける鉄板の1枚かと。

「VIDEO」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ACPG9_01srI

「DEAR JOHN」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=fYRf3peIEY0
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サンダー・ゴー・マッド・イン・ジャパン [DVD]サンダー・ゴー・マッド・イン・ジャパン [DVD]
(2008/11/19)
サンダー

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先日、HMVにて4点で30%オフセールをやってたんで、最近特に買ってなかったからCD4枚注文したのだけど、お取り寄せが多いので未だに届かず、その間に新譜CDがそこそこ出てきてしまい、しかも来月はAC/DCのDVDが発売されるし、ホント、何処かにお金落ちていませんか?(笑)

で、ホントはそのセールでこのDVDを購入しようと思っていたのだけど、初回盤の高いヤツしか残っておらず、廉価盤は既に売り切れ状態。最初の方のDVDは廉価盤出るので、もしかしたら...という淡い望みを頼りに検索したら、中古で¥970という破格値で売ってるではないか!?勿論、即注文で昨日届いて早速観てみた。サンダーのDVD「THUNDER GO MAD IN JAPAN」。

2006年2月18、19日に行われた川崎クラブチッタ公演の模様、そして浅草や横浜でのファン交流の様子などを収めた2枚組なのだけど、実は18日の方のライブには行ってました。その時にも、場内アナウンスでDVD収録の話もあったので話は知ってたのだけど、買ったのは昨日って...(大汗)。

ライブの方は文句無しに素晴らしい、いつものサンダーなんだけど、注目はやはりディスク1のオフシーンのドキュメント。
こうして映像にして観ると、メンバーの陽気さはインタビューやビデオクリップなどである程度知ってはいたけど、正直言ってここまで面白い人達だとは思ってなかったな。
日本に着くなり、メンバーだけで焼肉食いに行って、たらふく飲み食いした挙句、翌日のファン交流に向かう車内でベンとハリーが吐いてしまったという話はくだらな過ぎて笑えるし、そのファン交流のシーンでメンバーの人柄やくだけた姿が垣間見えて、よくありがちなバンドのカッコ良さとは無縁の(笑)真の姿が見えて、ファンには堪らない内容かと。

でも、こういう企画を見事にこなして、しかも映像にしてしまうバンドはホントに素晴らしい。ホントにファンあってのバンドだったんだな...と再認識。今更ながらサンダーに嵌りっぱなしだったりする。


DVD予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=79wXZgJ0g1g

「YOU CAN'T KEEP A GOOD MAN DOWN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=6gyz95BYJyU&feature=related

Tall Blonde HelicopterTall Blonde Helicopter
(1995/09/05)
Francis Dunnery

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しかし、約19年振りの復活作を引っ提げ、1日だけの来日公演も行われるとはこのバンドに対して全く希望も予想も無かったので、正に奇跡としか言い様がなかったイット・バイツ。
umeさんがライブを観て「一生付いていく事に決めました」と語ったくらいなので、今更ながらライブ盤をHMVで注文してしまった私であるけど、そんなバンド復活を横目にこの人は一体どんな心境なのか...バンドの核でもあったフランシス・ダナリー。

イット・バイツの復活をアピールしたのが2003年。バンドが新作を発表したのが今年だから約5~6年のインターバルがあったのにも関わらず、何故この間に何も残せなかったのか?私が思うにフランシスはもうバンドとして楽曲を書く事自体興味が無かったのではないか?と思う。そりゃ、こんだけ待たされればボブ・ダルトンだって怒りますがな。

出る前からかなり注目していたフランシスの新作が最近リリースされたみたいで、オフィシャルHPを覗くと過去のバンドの楽曲を数曲収録されており、以前インタビューで語ってた通り”再構築”したモノである事は明らか。残念ながら噂されていたマリリオンのスティーヴ・ロザリーやジョン・ウェットンの参加は見送られたらしいけど(涙)、現イット・バイツのフロントマン、ジョン・ミッチェルは参加した模様で(しかし、バンドの楽曲で参加させなかったのはフランシスの意地か?/笑)どの様にアレンジしたのか見物である。

さて、そんなフランシスの1995年発表の3rdアルバム「TALL BLONDE HELICOPTER」。
前作で大手アトランティックレーベルとの契約が成立して発表されたものの、成績は著しくなくて起死回生を図った今作、前作とは打って変わってアコースティックを基調としたスタイルで、メロディも前作ほど弱くなくイット・バイツ時代を感じさせるモノもあるくらいで、最初聴いた時はそれまでのソロのアルバムの中では一番の出来だと思った。

しかし、歌詞がちょっと独り善がりのトコがあって、この部分がフランシスの一番の弱点なんだと思う。バンド時代にも物事を遠回しに表現する傾向があって、何を伝えたいのかがさっぱり分からないといった感じなのだ。もっとストレートで良いの思うのだけど、これってフランシスの英国人気質ってヤツなのだろうか?お陰で、このアルバムを最後にアトランティックとは契約を打ち切られてしまう。

昨年だったか、英国のみでこのアルバムのツアーを行ったらしいけど、何故今更10年以上も前に出たアルバムのツアー?ホントに何を考えてるのか、ファンであってもよく分からない人だと思う。

「TOO MUCH SATURN」弾き語りライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=d5zyNkICCOM

「ONLY NEW YORK GOING ON」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=xWWDMgid6sc&feature=related

Vigil in a Wilderness of MirrorsVigil in a Wilderness of Mirrors
(2006/09/19)
Fish

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さて、前回のネイミー・コールマンの時に予告した通り、同じ中古屋で\290という破格値(しかも国内盤、帯付き!)で売られていて即ゲットした、元マリリオンのフロントマン:フィッシュのソロアルバム「VIGIL IN A WILDERNESS OF MIRRORS」(邦題:虚構の鏡)をレビュー。

いきなりフィッシュには失礼な話だけど、正直いってマリリオンの元ボーカルだからといってソロアルバムまでは手を伸ばそうとは全く思ってなかった。
理由は単純、私が最初に聴いたマリリオンのアルバムは「SEASONS END」。つまり既にフィッシュの姿はそこには無く、当時新ボーカルとして迎えられたスティーヴ・ホガースがフロントマンを務めていたからで、マリリオンの第一印象はそこで決まってしまい、”ホガースの歌声こそマリリオン”と認識してしまったからである。

なので、過去を遡って旧作も勿論買って聴いたのだけど、フィッシュの歌唱は幾分芝居掛かった感じで、声質はフィル・コリンズみたいだし、ホガースのそれとは似ても似つかないモノだったので全くの別バンドとして捉えてるくらいだ。
「CLUTCHING AT STRAWS」のリマスター盤の2枚目に、後に「SEASONS END」に収録される楽曲のデモがフィッシュのボーカルで収録されているのを聴くと、フィッシュのボーカルで「SEASONS END」が製作されていたら...というイメージが全く見えてこない。この時点でバンドの転換期だったというのが明確だったと思う。

バンドは新たな方向性に向かったの対して、フィッシュの方はというとソロという事もあってバンドの呪縛から解放された印象を受ける。全体的にモダンなポップ路線で、若干古典的なスタイルも取り入れている感じ。
「BIG WEDGE」なんてブラスが導入されてて当時のマリリオンでは絶対になかったスタイルだし、「A GENTLEMAN'S EXCUSE ME」なんてストリングスとピアノの弾き語りのみで、それまでのキャリアであった様でなかった事もトライしている。

ただ、バラエティに富んだ内容であるにも関わらず、今一歩と感じるのはやはりキラーチューンが無い事だろう。歌が上手いのは十分分かるけど、代表曲と捉えるモノがないのは正直イタい。これで「KAYLEIGH」や「LAVENDER」クラスの楽曲が2~3曲あったら結構な名盤だったと思うのがホントに惜しい。

「THE COMPANY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=CwySVgA9odE&feature=related

「BIG WEDGE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=nrOwCVEn3KA&feature=related

Bring Down the MoonBring Down the Moon
(2001/06/26)
Naimee Coleman

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ちょっと前に中古で¥180という破格値で売っていた、umeさんお気に入りのネイミー・コールマンの2ndアルバム「BRING DOWN THE MOON」。
1stアルバムはよく中古CD屋に安値で置いてあるので比較的楽に入手しやすいのだけど、何故か2ndはなかなか見つからなかったので、見つけた時は思わず驚いた(しかも帯び付きだったし!)。
私はよく近所のBOOK OFFで中古CDを探すのだけど、このCDはゲームソフトなどをメインに置いてあるGEOで見つけて、次回レビューしようと思ってるフィッシュの1stソロなんかも安値で置いてあった。やっぱ中古は探し回らないとダメだって事を実感したなあ。

デビューアルバムのレビューでも書いた事だけど、私はこの人の事は全く知らなくてumeさんのお薦めって事で中古で1stアルバムを買って知ったクチなので偉そうな事は言えないけど、それまで全く知らなかった彼女の歌は同郷のエンヤやコアーズあたりを想起させる、爽やかで華やかな雰囲気を感じさせるモノで、なるほどumeさんのお気に入りというのも何となく分かった様な気がした。

そして4年の間隔を置いてリリースされたこのアルバム、前作と比べると古典的なアイリッシュの雰囲気は鳴りを潜めて、もっとテクノロジーに比重を置いたサウンドだったのは予想外だった。
確かに前作に通ずる部分もあるけど、その要素に加えてエレクトロで使われるブレイクビーツなどを頻繁に取り入れてる姿勢は、かのスザンヌ・ヴェガが大胆な路線変更を行った感覚に似ている。
ただ、スザンヌの方は予兆も兆候も何も無かったからかなり衝撃的だったけど、ネイミーに関しては年齢の若さやキャリアから考えると、こういう変化も不思議ではないと思う。あとはリスナー側の好みに委ねられるだけの事で。

でも私は、意外とこの路線は好きだな。上手い具合に取り入れてあるから不自然さは全く感じないし、逆に面白いと思う。「MY STAR]「LOVE SONG」「BRING DOWN THE MOON」「STANDING STRONG」「ALTERED」あたりがフェイヴァリットですかね。
デュラン・デュランの「ORDINARY WORLD」のカヴァーも面白いけど、出来れば原曲のままのアレンジの方が歌の良さが引立ったのでは...まあこれはDJユニットのオーロラ名義だから、評価の対象外かな?

因みにジャケットはこの2ndの方が好き。裏ジャケも良いけど、何だかマドンナの「RAY OF LIGHT」っぽいかな?(...狙ったのかな?)

「MY STAR」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=EqlzDUZHuNg

「ORDINARY WORLD」 AURORA feat. NAIMEE COLEMAN / PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=FA39yqwnX98&feature=related

ブラック・トゥ・ブルーブラック・トゥ・ブルー
(2009/09/30)
アリス・イン・チェインズ

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久しぶりに新譜を買った気がするけど気にしない(笑)。待ちに待ったアリス・イン・チェインズ、オリジナルアルバムしては通算4作目、約14年振りのニューアルバム「BLACK GIVES WAY TO BLUE」。

まさかホントに復活するとは思わなかった。レイン・ステイリーが亡くなった時点でバンドは終わったモノだと思っていたし、それは彼等を知る人達なら誰しも同じ事を感じたハズ。それほどまでにレインの存在はバンドにとって重要なモノだったと思う。

バンド解散後に発表されたジェリー・カントレルのソロアルバムを聴いても、そこに感じるモノと言えば「ここにレインの声が入っていれば...」という、絶対にありえないのにそれを求めてしまうのは余りに酷だったと思う。それほどまでにジェリーの作った楽曲もアリス・イン・チェインズのそれと変わらないモノだった。

だから、今回の新作も勿論バンド名義で出す意義は十分にあるし、そのジェリーが選んだボーカルに外しはないだろうと思っていたので、アルバムより先に発表された「CHECK MY BRAIN」「A LOOKING VIEW」の2曲を聴いた時点で、今回の再結成に何の不安も感じなかった。

で、全曲聴いた感想は、レイン不在でよくここまで作ったと感心した。最高傑作とまでは言わないけど、復活作としては十分に満足出来た。全体的に聴きやすくなり、注目の新ボーカルも頑張っているし、今までの作品には無かった新境地を感じさせる「WHEN THE SUN ROSE AGAIN」なんかも面白い。

改めて思ったのは、彼等の後に出てきた後続的なバンドよりも説得力が格段に違う事。そして(無理なのは十分分かってはいるけど)レイン・ステイリーのボーカルで聴いてみたかったな。
でも、復活してくれただけでもホントに嬉しい1枚だと言える。14年の月日はホントに長かった...
「CHECK MY BRAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=SBcADQziQWY

「A LOOKING VIEW」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=w98ht7j4i4Q&feature=related