The Essential Montreux / Gary MooreThe Essential Montreux / Gary Moore
(2009/09/23)
ゲイリー・ムーア

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先日、無事に来日公演を終えたばかりのゲイリー・ムーア。21年振りの来日公演という事もあって期待してたけど、残念ながら東京は平日公演のみだったので泣く泣く断念。
ネットの書き込みやライブに行った人の話を聞く限り、かなり満足のいったライブだったらしいとの事で、ブルーズセットだから...という危惧も全く皆無だったらしい。来年に噂されているHR/HMスタイルでのライブにも期待を持たせる感じらしいので、次回こそは土日に公演日を入れてほしいなあ。

ってな訳で、来日公演が平日のみだった事に失望した私は、とりあえずコレで鬱憤を晴らそう...という事で購入したのが、この「ESSENTIAL MONTREUX」なるCD。
私もチェックするまで知らなかったのだけど、このCD、過去にゲイリーが出演したモントレックス・ジャズ・フェスティバルの年度別に分けたライブCD集で、1990・1995・1997・1999・2001の5枚組となっている。
因みに、私が購入したのは輸入盤で¥3000弱。国内盤はTシャツ他のオマケが付いて¥8000超えだったかな?
最近、色んなミュージシャンが過去のアルバムをセットにして低価格で販売するケースが増えているけど、これから過去を辿って聴いてみようと思う時にはホントに打って付けのセットなので非常に好感が持てるのだけど、それをオマケだなんだ付けて値段を吊り上げるのはマジでKYではなかろうか?

それはともかく、肝心の内容の方はさすがに5枚もあると聴くのも大変なのだけど、例えば時期に拠ってゲイリーの音楽性が若干変化しているので、1997年なんかは「DARK DAYS IN PARADISE」リリース時だったので、そのスタイルでプレイしているからかなり面白い。
あのアルバム自体、ファンの間でも賛否が起こった作品だったのでライブではどんな感じなんだろう...と常々思ってたので、こうして聴いてみると意外と悪くない。けど、歓声の少なさから判断すると向こうのファンでもやはり微妙なんだろうなあ(苦笑)。

他の4枚は基本ブルーズスタイルなので特に変化はないけど、思ったのがスタジオ版とライブでは楽曲の魅力に差があるという事。プレイがどうこう...と言う事ではなく、例えば「OH PRETTY WOMAN」なんかはスタジオ版の方はラウドでカッコ良いんだけど、ライブになるとちょっと音が薄くてあっさりした感じがしたり、逆に「STORMY MONDAY」なんかは断然ライブの方が良かったりする。まあ、コレは個人差があるとは思うけど。
「STILL GOT THE BLUES」みたいなバラードは、一貫してライブでも出来が良いので、安心して聴けるのが嬉しいな。

しかし、こうしてライブ聴いてみても、彼に付けられた「人間国宝」の異名は伊達ではないと思う。まだまだこの人の活動には目を離せないと感じた。
...しかし、ホントにまたHM/HRスタイルを復活させて演るの?

「THE MESSIAH WILL COME AGAIN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=lWp-Mazmf88

「THE PROPHET」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LGdC4GBkcbM

「STORMY MONDAY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=v6OFxJ4VIYs&feature=related
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インフェステイションインフェステイション
(2010/04/21)
ラット

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これまで長い事このブログでレビュー書いてきたけど、ラットが抜けてたのに今気付いた(汗)。
先日、私がチェックしているサイト「WE ROCK PRESS」にて、この新作の情報がこれでもかと言わんばかりに掲載されていたのでイヤでも目に入ってきてたのだけど、幾ら前評判が良くてもここ数年の活動には疑問が付きまとっていたので、幾分懐疑的になっていた。

ロビン”キング”クロスビーが亡くなって以来、メンバー間の確執が表面化して、それをBURRN!あたりで煽っていた様に感じてたのが事の始まりで、その後再結成して未発表曲集の「COLLAGE」を発表した意図、そしてオリジナルアルバムの「RATT」での時代に沿った音作り、で、結局またバンドを抜けてしまったスティーヴン・パーシー...何一つ上手い事行っていないなと感じてしまうのは当然の結果でしょう。
2~3年前にウィンガーとのジョイントライブで来日した時にも単に集金ツアーだと感じてたので、今後のラットの活動には全く期待なんぞしていなかった。

昨日タワーレコード2倍ポイントに併せて何かないかな?とチェックしてたら、このアルバムが視聴コーナーに入ってたので、期待せずに聴いてみた。
見事にやられた。ホントにやられた...物凄く良いアルバムだった。彼等の音はホントに久しぶりだったので、勢い余って選曲がぬるいと評判の(苦笑)リマスターベストも一緒に購入。今日はホントに彼等の曲しか聴かなかった。

とにかく冒頭の「EAT ME UP ALIVE」からインパクト大。続く「BEST OF ME」「A LITTLE TOO MUCH」...最後まで全く彼等らしさが貫かれている。一体、彼等に何があったのだろうか?この原点回帰は。
確実なのは、明らかにカルロス・カヴァーゾの加入。曲が書けるギタリスト、しかもLAメタルの体験者が入った事であの時代の空気が完全に蘇っている。私的には現在目立った活動していないジェイク・E・リーが入ってくれれば...と思ってたけど、カヴァーゾがまさかこんなにラットにフィットするとは全く思わなかったなあ。

私がラットに求めちゃいけない3つのモノ(テクニカル・ブルージー・バラード)を見事に守っていながらも(これでも褒めているんですよ)彼等らしさを最大限に引き出した新作。間違いなく彼等の最高傑作と断言しても良いでしょう。

しかし、気になったのがCD帯のコピー「ハード・ロック/へヴィ・メタル・サウンドなのに何故かノリが良く」...って、逆にHR/HMはノリが良くなくちゃダメでしょ?
こういうのって「ゴシック/ニューウェーヴなのに何故かノリが良く」って使うのが普通じゃないですか?
しかも「キャッチーで爽快なラット・ン・ロールがここに復活!?」って、何故最後に疑問符を使う??聴いてもまだ未だに懐疑的だってか?(笑)このコピー考えた人は絶対このアルバム聴いていないと見たな。

「BEST OF ME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=-u_AppX2eo8

「EAT ME UP ALIVE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SjYBOlj2SIQ


Up from the AshesUp from the Ashes
(1997/10/21)
Don Dokken

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遂に3度目となる、ドッケン再々結成。ここまで来ると呆れてモノも言えないけど、やはりこの4人じゃないと...という思いがそれぞれにあるんだろうなあ。
今回はジョージ・リンチがドン・ドッケンに擦り寄ってきた感じみたいだけど、元はと言えば前回の再解散の時はジョージからバンドを離れていったんじゃなかったか~?
正直、今オリジナルメンバーの4人が集まったトコで全盛期の音の再現は無理だろうから、過剰な期待はせずに生暖かく見守るつもりだけど、私のこんな醒めた感情を真っ向から否定する様な作品作ってくれたらホントに凄いんだけどなあ。とりあえずは近日発売の再録ベスト盤がどんな出来になってるか?で期待度が違ってくるかな。

そんな彼等の鍵を握る男、ドン・ドッケンの1stアルバム「UP FROM THE ASHES」。
当時は、あれほど大好きだったドッケンがソロになってどんなモノを提示してくれるのか非常に楽しみにしていたのだけど(勿論、リンチ・モブも)初めて聴いた時は「何か足りないなあ」という思いが強かった。

集めたメンツが豪華で、元ヨーロッパのジョン・ノーラム、元キング・ダイアモンドのミッキー・ディー、元アクセプトのピーター・バルテス、そして無名の(元ウォッチタワーという肩書きがあるけどマイナーなバンドなので)ビリー・ホワイトという布陣。
各バンドを知っていれば、これだけのメンツよく集めてきたなあ~と感心すると思うけど、幾らメジャーなプレイヤーを集めても楽曲に反映されなくれば全く意味が無い訳で、ドンにとっては自分のバンドだから好きにやるぜ的なノリなんだろうけど、2作目が作れなかった事情を見るとこれだけのメンツをまとめるのは難しかったんだと思う。

ジョージ・リンチはこのアルバムを「HM/HR版リチャード・マークス」と称したけど、それは結構言い当て妙かと。ただ、ドッケン最後のライブアルバム「BEAST FROM THE EAST」が演奏面を前面に出した音作りだったので(特にギター)その反動で、自分のアルバムくらいは歌を前面に出した音作りにしたのがこういう事を言われる原因になったのではなかろうか?私も、もうちょっと演奏面をラウドにした方がHM/HRのファン層にアピール出来たのでは?と思ったし。

「MIRROR MIRROR」「STAY」「LIVING A LIE」「CRUSH & BURN」「1000 MILES AWAY」あたりは大好きだけど、残りは普通な雰囲気なのが惜しい。ドンの実力ならばもうちょっと何とかなったのでは...と思わせるトコが、このアルバムの最大の弱点かと。

しかし、ドンの声の具合は大丈夫だろうか?昨年のラウドパークでのパフォーマンスはかなり評判悪かったみたいだし(太り過ぎと声量の無さ)。せっかくの再々結成なんだから、気合入れてリスナーを唸らせる様なアルバム作らないと自分で評価落とす羽目になるだろうから、ここは是非頑張ってほしいなあ。

「MIRROR MIRROR」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=BDM-7xUkjuo

「STAY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=VIXGrCP0qOg&feature=channel

トライアル・バイ・ファイアー(紙ジャケット仕様)トライアル・バイ・ファイアー(紙ジャケット仕様)
(2006/12/06)
ジャーニー

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先月、たまたま覗いたロックTシャツ通販のネットショップが決算セール行ってて、そこにジャーニーの新譜のジャケTシャツが¥1500という安値で売っていたので早速購入。ライブ観に行けなかったからせめて雰囲気だけでもと言う事で...ま、あのジャケも好きだしね。

で、思い出した様に最近ジャーニー聴いてないなあ~ってな訳で、久しぶりに聴きだしたのが再結成第1弾だった「TRIAL BY FIRE」。
発売当時は大物バンド復活、しかもオリジナルメンバーという事でエラく騒がれていたのを思い出すなあ。私も当時は、確執が噂されてたスティーヴ・ペリーがニール・ショーンとまた一緒に演るとは思っていなかったし。これはお互いがどうこうと言うより、ジョン・カロドナー(エアロスミスを復活に導いたA&R)の手腕による力が大きかったと過ぎた後で分かった事だけど。

今改めて聴くと、楽曲の良さは相変わらず流石だなと感じさせるけど、当時から2つばかり気になっているのは未だに解消されないなと。
一つは、アルバム全曲で16曲もあるのはやはり多く、幾ら楽曲が良くても集中力が維持出来ない。4曲削ってもう少しコンパクトにまとめれば印象が大分変わるのではなかろうか?
もう一つは、バラードが多い事。スティーヴ・ペリーは「ジャーニーはバラードバンド」という認識だったらしいけど、それは違うでしょ!?そんなんだからギターをもっと弾きまくりたいニールが怒る訳で...それにニールがそういう認識を持っていたら、バッド・イングリッシュを似た様な理由で崩壊させたのだからジャーニー再結成だって絶対に無かったハズ。

とは言いつつも、アルバムの完成度は流石!の一言。スティーヴ・ペリーの声の衰えは隠せないモノがあるけど、逆にそれが円熟味として感じられ、過去の名作と並べても引けを取らない。私的には1~4の流れはホントに素晴らしい。「MESSAGE OF LOVE」の中間部で「SEPARATE WAYS」のフレーズが入るトコなんて最初聞いた時は鳥肌モンでしたよ。
「WHEN YOU LOVE A WOMAN」は彼等の中でも最高のバラードだし、「IF HE SHOULD BREAK YOUR HEART」のポジティヴな雰囲気も最高。 何から何まで美しい「STILL SHE CRIES」、幻想的な「IT'S JUST THE RAIN」も良い。

まあ、大方の予想通り(と言うのも悲しいけど)アルバム発表直後にスティーヴ・ペリーとスティーヴ・スミスが脱退してオリジナルメンバーはまたもや彼方に消え去ってしまった訳だけど、逆に言えばこの後にスティーヴ・オウジェリーが加入して、また素晴らしいアルバムを発表してくれたのだから、それはそれで良い夢見せてくれたかな?と。でも、やっぱオリジナルメンバーでのライブは観たかったなあ...

「WHEN YOU LOVE A WOMAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZrIvkS7tVbE&feature=related

「IF HE SHOULD BREAK YOUR HEART」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-7Lh7nWxqsU

「STILL SHE CRIES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EfeZ8wSvuj0&feature=related

アセンブラージュアセンブラージュ
(2004/09/22)
ジャパン

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いきなりウチのPCが壊れてしまった。
理由は明白で、セキュリティソフトが更新エラー続きでHPに繋げても再インストール出来ず、年度更新してもそれは相変わらずで、そろそろ別なトコにしようかな?と思ってた矢先の事で、月曜の朝YOU TUBEで動画観てたらいきなり電源落ちて、そのまま天に召されてしまいました...
PC無くては困るので、翌日電器屋に行って激安PCをチェックして、以前から興味のあったDELLを購入。何だかんだ付けてローン10回払い、月々約¥8000。ああ、暫くは派手にお金は使えないなあ...
しかし、さすがは新しいPCは動作環境がまるで違いますなあ。設定には苦労したけど(取説はアテにならないし)サクサク動いて快適でありますよ。

ってな訳で、久々に更新。これまた久しぶりに引っ張り出した、デヴィッド・シルヴィアン率いるジャパンの曰く付きのコンピ盤「ASSEMBLAGE」。
何故曰く付きなのかというと、ジャパンの初期3枚のオリジナルアルバムを配給していたアリオラ/ハンザというレーベルが、移籍したヴァージンレーベルから発表された4枚目「GENTLEMEN TAKE POLAROIDS」(邦題:孤独な影)がヒットしたお陰で、その恩恵に授かろう...という魂胆が見え見えのコンピ盤という訳。しかもリリースが5枚目の「TIN DRUM」(邦題:錻力の太鼓)の発表前という、非情なやり口だった(ハズ)。
そりゃ、初期3枚が十分なセールスが上げられず(日本ではルックスで人気爆発だったけど)3枚目でようやく注目を浴びてきた時にヴァージンにバンドを掻っ攫われてしまっては、レーベルとしては堪ったモンじゃないだろう。
結局、バンド側がヴァージンとの契約金の殆どをアリオラ/ハンザとの関係解消に使ったらしいけど。

まあ、レーベルうんぬんの話は別にして、このコンピ盤で初期のスタイルがどんなモノだったか理解出来ると思う。私自身はヴァージン時代の2枚が大好きなんで初期には思い入れが殆ど無いのだけど、「ADOLESCENT SEX」(邦題:果てしなき反抗)の衝撃は忘れられない。後期しか知らない人が見たら、ホントにコレがデヴィッド・シルヴィアンなの?と言わんばかりの若かりし頃である。しかも音楽性はグラムっぽいファンクロックだし。
でも、コレはコレで全然アリだと思う。シルヴィアン本人は「1stや2ndは別人で、3rdからが本当の自分達だ」と公言しているけど、まあ後の音楽性の経路を考えるとこうも言いたくなるわな(笑)。
私が好きなのは前述の「ADOLESCENT SEX」「QUIET LIFE」「EUROPEAN SON」「LIFE IN TOKYO」あたりかな。

後期の難解さや内省的な部分を嫌う人達なら、この初期の方が取っ付き易いと思う。デュラン・デュランが大ヒットする前からこういう音楽を演っていた事実を考えると、彼等は世に出るのが早過ぎたんだな...とホントに思う。

「ADOLESCENT SEX」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=zLhF2ptc3fI

「EUROPIAN SON」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=zvxBD_FUNH4

「QUIET LIFE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=zKg3QyHF70U&feature=related

狼牙生誕!狼牙生誕!
(2007/09/05)
ウルフマザー

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今日は特に何もする事が無かったので、スピリチュアル・ベガーズの中古CDでも探しに行こうと市内から外れたブックオフにチェックしに行った。
私が住む宇都宮市は栃木県のほぼ中央に位置するので、そこから向かう先によってブックオフの有無も変わってくる。今までの経験を生かしHM/HR系が多い北西に行って2軒チェックしたのだけど、残念ながらお目当ては見つからず...
しかし、以前から探していたスローターの1stリマスター盤が帯付き¥950、そして今日のお題であるウルフマザーの1stが帯付きで¥500の破格値で売ってたので購入してみた。

たまに「このテの音が聴いてみたいけど、何かないかな?」と思うと、umeさんや某音さんのサイトで過去のレビューを参考にさせてもらってるのですが(ホントに助かってるんですよ!)そこで名前だけは知ってて音は聴いた事がなかったので、以前からちょっと興味はあったCDだった。
先月のCD屋の閉店セールにもこのバンドの2ndが半額で売られていたので、ちょっとどーしようか?と悩んでる最中に閉店してしまったので(...)今回のこの金額で気楽にチェック出来てホントに良かった。

さて肝心の音の方は、噂には聞いていたけど、ここまで世に出る時期を間違えたバンドはホントに珍しいのではなかろうか?と思うくらい、70年代HRを見事に再現している。一聴してまず思ったのはやはりブラック・サバスの影響が強いと思った。あと同郷のJETとか。
3ピースで(楽曲によってはオルガンが入るけど)ここまで音がブ厚いのも非常に好印象。やっぱこのテの音には、オルガンの音が程好い程度で鳴っているのは心地良くて良いですなあ。
ただ、ジャケがちょっとB級HM系っぽいんで、普通にプッシュされないで発売されていたらまず間違いなくスルーしてしまう作品だったと思う。i-podのCMで「LOVE TRAIN」が使われていたと言うけど、ちょっと記憶なかったし。

このアルバムのみでリズム隊が脱退してしまった...って非常に勿体無いなあ。まあ、無事2ndも発売されているのでバンドとして存続しているのは(後追いながらも)嬉しい限り。お金に余裕があった時にでも2ndも聴いてみたいな。
しかし、最近のオージー産バンドはかなりハイレベルなモノが多くて凄いなあ...と改めて思った次第。次のアルバムではガツンと来るキラーチューンが欲しいトコですな。そしたら一気に人気に火が点きそうだし。

「LOVE TRAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=2rGaICcf21I&feature=fvsr

「WHITE UNICORN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=iDhx2eJVr4M&feature=related

「WOMAN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=VS8En23fZRE&feature=fvw

ペイイン・ザ・デュースペイイン・ザ・デュース
(1998/01/21)
ヘラコプターズ

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前回のバックヤーズのDVD観ていて、ちょこっとだけへラコのPVが流れて「おっ!」と思い、そーいやまだヘラコのレビューは書いていないな...と言う訳で、今回はバックヤーズと何かと縁のあるヘラコプターズの2ndアルバム「PAYIN' THE DUES」をチョイス。

バックヤーズと同時期に現れて...というよりも、ここ日本ではバックヤーズの人気に釣られてドレゲンがもう一つのバンドでプレイしているヘラコプターズ、という風に紹介されていたけど、実は地元スウェーデンではヘラコの方が先にブレイクしていたらしい。
勿論、私もその事例に習ってバックヤーズを聴いた後に、ヘラコの1stと一緒に発売された2ndを両方買って聴いてみたのだけど、最初は余りの音の汚さ(笑)に驚いた。「TOTAL 13」が意外と聴き易かったので、その流れで想像していたからかな。
1stに比べると若干2ndの方は聴き易いと思うけど、それでもラフな一発録りってな雰囲気でへラコのスタイルがこの時点で十分に感じられる。要は暴走R&Rなガレージバンドだったと。

何の小細工も無い、いきなり始まる「YOU ARE NOTHIN'」からラストの「PSYCHED OUT & FURIOUS」まで約30分弱、アッと言う間に駆け抜けて終わってしまう余りにも潔い作品に、最初に聴いた時はホントに呆気に取られた。しかも、一回聴いただけで自分達が何者で何を表現したいのかが直ぐに分かるという意味ではモーターヘッドやAC/DC、ラモーンズのそれによく似ている。

結果的には、このアルバムを最後にドレゲンがバックヤーズに専念する為に脱退してしまうのだけど、もしこのまま彼がバンドに残っていたなら、後の渋い方向性には変わっていなかったと思う。3rd以降のスタイルとドレゲンのそれとは余りにも掛け離れているから、余り想像が付かないし。
私的には最初に1st&2ndを聴いているから、後の方向性にはどーしても付いていけず(別バンドとして捉えれば良いのだけど)ファンが絶賛する4th&5thも悪くはないけど、へラコと言ったら間違いなくコレでしょ!と本作を薦めてしまうけどなあ。

因みにここに表記されているジャケは輸入盤のモノで、確かライブ盤とカップリングされていたハズだけど、私が持ってるのはトイズファクトリーから発売されていた、真っ黒な下地にパープルのグラデーションが施されたフレイムパターンのジャケで、断然こっちの方がカッコイイと思う。

「LIKE NO OTHER MAN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jDdU-10DVq4

「HEY!」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=VihS40xNzXg&feature=related

リヴ・ライヴ・イン・パリ(ボーナスDVD付き初回生産限定盤)リヴ・ライヴ・イン・パリ(ボーナスDVD付き初回生産限定盤)
(2005/03/23)
バックヤード・ベイビーズ

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先日の来日公演以降、無期限活動停止を発表したスウェーデンの暴走R&Rバンド、バックヤード・ベイビーズ。
彼等のアルバムは以前「TOTAL 13」をレビューした事があったけど、このアルバムが発売された時はホントにハマってアルバムはかなり聴き込み、ライブでは最前列を陣取るくらいに大好きだった。
続く次作でちょっと荒々しさが減ってしまい、次のアルバムでもまたまた...ってな具合に、アルバムを出す度にファンが求めるモノを提示してくれなくなったので、結局4thアルバムで見切ってしまったのだけど、そんな彼等も遂にこういう事態を迎えてしまったのは、既に離れてしまっていてもやっぱ寂しい。同郷のヘラコプターズも同じ感じでフェイドアウトしてしまった事だし。

そんな彼等のライブアルバムなのだけど、実はそんなに聴いていなかったりする。と言うのも、初回盤のオマケで付いていた地元でしか発売されてなかった「JETLAG THE MOVIE」のDVD狙いで購入したからだ。
久々に手に取って観て&聴いてみたけど、暫く離れていた為かやっぱカッコイイなあ...と。正直「TOTAL 13」からの「LOOK AT YOU」での演奏のグダグダ感が気になるけど、他のアルバムからの楽曲に関してはこのライブ盤の方がカッコイイと思うモノが多々あった。

で、DVDの方はメンバーがバンド結成から世界各国を回るまでに至った経緯をライブ映像と共に追っていったドキュメントなのだけど、この編集が異様にカッコイイ。わざと荒く撮ったしか思えない映像が、エフェクト多用して如何にもバンドのイメージ通りの画質(?)となって観られる。
でもこういう作品を観ると、バンド活動もかなり大変なモノなんだな...とつくづく思わせる。ドレゲンなんか、初期の頃はヘラコプターズと平行して活動してたから尚更で「俺達はR&Rに身を捧げてる」なんて台詞も強ち嘘ではないと。

ただ、バンドとしては成功し過ぎちゃったんじゃないかなあ...と思った。何かハングリー精神が無くなったと言うか、楽曲の多彩さを出すのは大いに結構なんだけど、らしくない楽曲を提示して「これが今の俺達なんだ!」と言われても、ファンには届かないと思うんだけど。それで今まで多くのバンドがジレンマに陥ってる訳だし。
ともかく、復活する際にはより強力な作品引っさげて帰って来て欲しいなあ...そうすれば、ファンだってまた放っておかないだろうしね。

「POWDERHEAD」ライブ(強力!)↓
http://www.youtube.com/watch?v=plSEtyAAvdA&feature=related

「ROBBER OF LIFE」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YEi_QFB_bEU&feature=related

「THE CLASH」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tjauEJg13q0&feature=related

アド・アストラアド・アストラ
(2000/03/23)
スピリチュアル・ベガーズ

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今月は車検の支払いで約¥9万吹っ飛んでしまったので、なるべく控えめに...と思っていた矢先、近所のブックオフにてこのCDを発見してしまったので、早速購入。しかも、今まで現物見た事なかったDVDまで¥1550という破格値で売ってたので(某密林サイトで中古品に約¥1万の値が付いてたのにも驚いたけど)これも購入。...何が「控えめに」なんだか...

ちょっと話がズレるけど、ブックオフでCD探してた時にマニアの間でもレアな代物として有名なニルヴァーナの「HORMOANING」が売ってて、一瞬「おおっ!」と目を疑ったけど、よーく見たらブート品(というかCD-R?)印刷が滲み過ぎて、明らかに正規盤ではないのがはっきり分かったのだけど、こういうモノを勘違いで買っちゃう人もいるんだから、何とも...しかもよりによってブックオフに売るのもどーか?と。明らかに小銭稼ぎの手口ですな。こういうモノを見ると何とも言えない気分になりますな。

それはともかく、このバンドのCDは初めて購入。しかも以前からumeサンや某音サンに「良い!」と言われてたので、いつか手に入れてやる...と思ってたので、そんなに安くなかったけど(¥1250)買ってみた。
一通り聴いてみて、早速後悔の念が...「何でもっと早く聴かなかったのか?」と。
BURRN!などのレビューで70年代の香りがするHRと書かれてたのでイメージはある程度あったのだけど(最初はカテドラルに近いのか?と思ってた)実際に聴いてみると現代のバンドが今の解釈で70年代HRを再現するとこうなる...と言った感じだろうか。思っていたよりもかなりHM寄りの音だし。

マイケル・アモットも、カーカスやアーチ・エネミーなどのイメージがあったので、こういう音楽を演るとちょっと違和感あるかな?と思ってたけど意外とすんなりハマっていて、よく雑誌に書かれているストーナー/ドゥーム系とは一味違う、もっと懐の深いバラエティに富んだ楽曲群で、そのテの音楽が苦手な人でもコレはイケるのではなかろうか?
ウォール・オブ・サウンド的な音作りなので、音が迫って来る感じが非常にカッコイイ。プロデューサーは誰?と思いきや、昨年発表したアウトレイジの新作を手掛けたフレドリック・ノルドストロームだったので大いに納得。このプロデューサーの音、ホントに好きだわ~。

コレはヤバいの聴いてしまいましたねえ...他のアルバムも聴きたくなってしまい、ちょっとネットで探ってみたトコ、国内盤にはボーナストラックが含まれてので国内盤探した方が良いですな。でも、地元にはなかなかお目にかからないバンドなんで(だからDVD見つけたのはホントに奇跡的かも)探すの大変そうだけど。
ま、とりあえずはこのアルバムをじっくり堪能してからにしようっと。あと5枚もこのテの音が聴けるとなると、今から楽しみも増えるってモンだ!

「ANGEL OF BETRAYAL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Uf9UVqaBQI8

「SAVE YOUR SOUL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=5tmJlQo6LgE