ザ・ゲームザ・ゲーム
(2005/05/25)
クイーン

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今年はきちんと11月24日にフレディ・マーキュリー追悼の意味合いを込めて、久々にクイーンを聴きまくりましたよ(昨夜は”アニメンティーヌ”入れちゃったんで、順序が逆になっちゃったけど)。
クイーンのアルバムは「FLASH GORDON」以外は全て持ってるので(但し、ポール・ロジャースとやったヤツは持ってないっす。アレはクイーンではないですから)”じゃあ何を聴こうか?”と思う時は、ホントに迷う。無難なベスト盤もまず外さないけど、気分によっては初期でも中期でも後期でも何でも聴けるので、そんな時に手を出すのは大体好きなアルバムで決まってしまう。

しかし、思ったよりも余り聴かないアルバムというのも存在する。実はこの「THE GAME」がそう。発売年が1980年なんで、バンドの中期にあたる作品。

まずこのアルバムの冒頭が「PLAY THE GAME」というのに驚かされた。私はベスト盤からクイーンを入ったので、それこそ派手な「BOHEMIAN RHAPSODY」や「KILLER QUEEN」なんかが冒頭に来るのは分かるのだけど、よりによってバラードをアルバムの冒頭に持ってくる大胆さに驚かされた。こういう事が出来るのもバンドの懐の深さだと思う。

アルバムの前に先行シングルで発売されて、アメリカでNO.1を獲得した「CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE」(邦題:愛という名の欲望/←コレはホントにナイスな邦題だと思う!)や、これまたブラック・コンテンポラリー・チャートでトップを取った「ANOTHER ONE BITES THE DUST」も収録されてる事で分かる通り、それまでバンドにとってアメリカでの成功は縁の無いモノだったのが、ここにきてトップを取る快挙。すなわち、これまでのバンドのスタイルから徐々に変化していた時代、いわゆる過度期だった訳だ。音楽的にもそうだけど、バンドのヴィジュアル面でもフレディが長髪止めて口髭始めた頃だったりする。

しかし、従来のスタイルからそんなに離れていた訳でもなく、前述の「PLAY THE GAME」や「DRAGON ATTACK」、「COMMING SOON」や「SAVE ME」あたりで聴こえる重厚なコーラスも健在で、クイーンの楽曲という事がすぐに分かる。
またいつだったか、ガンズ&ローゼズの日本公演でこのアルバムの「SAIL AWAY SWEET SISTER」を演ったらしい(確かにアクセルが歌ってもおかしくない感じかも)。

こんだけ話題性も十分なのに、何故そんなに聴かないのか自分でも不思議なんだけど(苦笑)まあ彼等には他に聴くべきアルバムが幾らでもあるから...という事で。
ただ、アメリカで成功したお陰で次作ではとんでもない事をやらかしてしまう節操の無さも、如何にも彼等ならやりそうな事であった訳だけど。

私のお気に入りは「PLAY THE GAME」「CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE」「NEED YOUR LOVING TONIGHT」「SAVE ME」がベストかな。

因みに、このアルバムのプロデューサーは後にイット・バイツ(!)やバッド・ムーン・ライジング(!!)などを請け負うマックが担当。そう思うと、何だか物凄く不思議な感じがする...


「PLAY THE GAME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=6_5O-nUiZ_0

「CRAZY LITTLE THING CALLED LOVE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=zO6D_BAuYCI&feature=related

「SAVE ME」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Iw3izcZd9zU
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アニメンティーヌ・プラス~ボッサ・ドゥ・アニメ~アニメンティーヌ・プラス~ボッサ・ドゥ・アニメ~
(2010/11/24)
クレモンティーヌ

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月末の恒例行事と化した(笑)タワーレコードの3倍ポイントセール、意気揚々と向かったのは良いけど肝心のCDの品揃えが悪くなってしまって、欲しいモノが全然置いてないという始末...
市内のタワーレコードはPARCO内にあるので、駐車場入れて何も買わないで出てくると¥500も取られるので、勿体無いから何か買おうと思ってても買うモノが無いという、とんでもない状況。
どーしよう、まいったなあ...と途方に暮れていた時、ふとこのCDを思い出した。コレなら置いてあるだろう、と探ってみたら早速発見。しかし、何故か2種類ある。

何だろう?と思いチェックしてみると、このCDが発売以来結構売れ行きが良かったので、後から3曲追加収録して新たにリリースしたモノらしい。しかも発売日が11/24だった。そりゃ¥2~300の差で3曲多く入ってるなら、当然そっちを買いますがな。

という訳で、CMに使われたバカボンのボサノヴァ・カヴァーが衝撃的で(笑撃的?)しかも歌ってるのはあのクレモンティーヌときちゃあ、結構マジなカヴァーかな?と思い、ずっと気になってた「ANIMENTINE-PLUS」をやっと購入。

某音さんのコメントで紹介されていたのを、購入前に数曲聴いていたので大体のニュアンスは掴んでいたから、どんな雰囲気のモノかは想像出来ていたのだけど、実際にアルバム全曲聴いたら予想よりも素晴らしい出来で驚いた。
やはり「バカボン」のインパクトがかなり強いけど、他も普通に良いアレンジで原曲を知らないアニメでもボサノヴァの優しい雰囲気でかなり癒される感じがする。オシャレな喫茶店やバーなんかで掛かってても全然違和感ないのも凄い事だと思う。

他のネタは「うる星やつら」「崖の上のポニョ」「ちびまる子ちゃん」「風の谷のナウシカ」「キテレツ大百科」「ドラゴンボール」「サザエさん」「ドラえもん」「一休さん」「タッチ」「CAT'S EYE」。
追加収録されたのは「ゲゲゲの鬼太郎」「元祖天才バカボンの春」「バカボン・メドレー」といった内容。

私的には「うる星やつら」と「キテレツ大百科」と「CAT'S EYE」が素晴らしい。「一休さん」なんかも良いけど、コレは余りにも原曲が分からない(笑)。「ゲゲゲの鬼太郎」なんかジプシー・キングスかよっ!?ってなノリで、コレも面白い。

しかし、この企画考えた人は相当キテるね(笑)。普通は考えないでしょ、アニソンをボサノヴァでカヴァーし、それを大御所に歌ってもらうって。完全に企画の時点で成功してるし。

でもコレって第2弾もあるんかなあ?と思ってたら、インナースリーヴに来年3月に発売予定だそうで。しかも12月に来日公演まであるという...やり過ぎだろう...(笑)
さて2匹目のドジョウはいるのか??...でも、私は選曲しだいでは次作も買うと思う。それほどまでに完成度は高いっすよ。


「ラムのラブソング」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=u9W4ngu7cBQ

「はじめてのチュウ」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=IHRwT_McZuk&feature=related

「CAT'S EYE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=ID2Z1Y8VTLg&feature=related

Queen of the OceanQueen of the Ocean
(2006/12/05)
Lana Lane

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今日の休日はホントにCDをよく聴けた。
ただメタル系は殆ど聴かないで、先日購入したビートルズやちょっとのんびりとする様な音で心と身体を癒してリフレッシュ出来たかな、と。
でも、夜になると何かメタルが聴きたいなあ~と思い、色々物色するもどれもピンと来ず。それじゃちょっと趣向を変えて”秋の夜長に合う音”を探ってみたトコ、このアルバムに行き着いた。久々に聴くラナ・レーンのオリジナルアルバム4作目にあたる「QUEEN OF THE OCEAN」。

唐突だけど、ラナ・レーンは一時期アルバム乱発し過ぎてちょっと付いて行けなくなってしまい、それから全然聴かなくなってしまったのだけど、少なくともこのアルバムまではきっちり聴いていた。このアルバムに伴う来日公演にまで行ったくらいだし。

前作がBURRN!誌で高評価だったお陰で、ここ日本で知名度がアップ。確かに完成度は高く素晴らしいアルバムだったし、次の企画モノだった「BALLAD COLLECTION」も素直に感動出来る作品だったので、この新作に掛かる期待はかなり高かった。

で、初めてこのアルバムを聴いた時の第一印象は「大人しくて、ちょっと地味じゃない?」だった。「GARDEN OF THE MOON」が意外とハードロックしていたのでこの路線を踏襲かと思いきや、メロディに重点を置いた歌モノ路線だったのでちょっと肩透かし的な感じがした。冒頭から4曲目までミドルテンポのナンバーで、スピードチューンが無いのも気になったし。
しかし、決して悪い出来ではないのがこの人達の凄いトコで、ラナの歌唱は十分聴かせるモノだし、バンドの頭脳である旦那サン(エリク・ノーランダー)のアレンジ力は更にスケールが増している。ただバンド的な感覚を得られないのが、このバンドの唯一の難点かと。

このアルバムでのハイライトは、間違いなく「RAINBOW'S END」。前作に収録されていてもおかしくないハードロックナンバーで、ライブでも2曲目で披露されていたけど結構盛り上がってたなあ。
それと、マリリオン好きには絶対に聴き逃せないのが「SEASONS END」のカヴァー。マリリオンがカヴァーしている楽曲は結構あるけど、マリリオンの楽曲をカヴァーしているのは余り聴いた事がないので(ドリーム・シアターが、ビデオで本家のMr.Hとスティーヴ・ロザリーと一緒に「EASTER」演奏しているくらいか?)どんなモノか?と思いきや、ラナの声質を上手く使ったナイスな演奏かと。コレが日本盤ボーナストラックって、何考えてんだ??

ミドルテンポとバラードが多いお陰で、全体的に地味な作風となってしまったので、私的には秋のイメージが付き纏う作品に感じる訳だけど、あと2~3曲疾走感のあるナンバーがあれば大分印象も変わってくるとは思う。

しかし、最近はめっきり名前を聞かなくなってしまったけど、まだ活動してるのかな?アルバム乱発時期に殆ど無視決め込んでいた身としては(だって、1年に1枚ペースだとなかなか手が出しづらいじゃないですか)その頃の作品もちゃんと聴いてみたいとは思っているけど...


「RAINBOW'S END」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=a_M7aq0etZY

「WITHOUT YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=cRHAXYZFT_w

ハット・フル・オブ・スターズハット・フル・オブ・スターズ
(2008/09/03)
シンディ・ローパー

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最近、よく見かけるミュージシャンの旧譜CDをBOXセットにして安く売っているモノがあるけど、実際どのくらいの売り上げがあるのだろうか?
名盤と言われているモノでも出し惜しみしないでそのセットに組み込まれているモノもあるし、中にはバンドの歴史そのものがパックされているものもあるので、リスナーにとってはとっても有り難い商品であるのは間違いない。何せ国内盤の新作1枚分で5枚も聴ける訳だし。

私はマイケル・ジャクソンと今回のお題であるシンディ・ローパーを購入したのだけど、両方共大ヒットアルバムが入ってこの金額は正直お買い得だった。また2人共オリジナルアルバムのCDを1枚も持ってなかったので、一気に揃えるには好都合だったし。

さて、シンディのアルバムの中でも地味な1枚として数えられる通産4作目にあたる「HAT FULL OF STARS」。この頃になると強烈だったデビューの勢いも殆ど無くなってしまい、本来なら起死回生を図るべき作品になるハズだったのに、意外にもシンディの取った方向性はイメージよりも楽曲の重視だった。
デビュー当時にあった派手なイメージで明るくポップなノリになるのかと思ってたら、ジャケを見ての通り非常に地味で、歌を聴かせる楽曲を揃えて勝負してきた。元々歌唱力はある人なんで、ファンとしてはそれでも良いけど、一般的なイメージを考えた場合、やはり明るく元気なシンディが見たかったんだと思う。それはセールスにも表れてしまった。

しかしシンディ自身はそんな事お構いなしで、このアルバムの作成前に音楽界に嫌気がさして引退を考えていたらしく、それを反映してかデビューしてから初めて全て自分自身でコントロールしたのがこのアルバムだったと。
セールスとか方向性とかイメージとかどーでも良かったんだろうなあ。デビュー当時が作られたイメージだったから、本来の自分を反映したというのなら自身がやりたかったのがこのスタイルという事で、本当の意味でのデビュー作だったと。

楽曲は決して悪くない、というより従来のシンディのイメージを全く無視して聴くとよく作られた良いアルバムだと思う。デビュー時からの付き合いであるフーターズのロブ・ハイマン&エリック・バジリアンも参加、オノ・ヨーコとの出会いによってインスパイアされた楽曲があったりと、楽曲のテーマにはちょっとした刺激もあってバラエティに富んだアルバムかと。お気に入りは「LIES」「BROKEN GLASS」「DEAR JOHN」「SALLY'S PIGEONS」あたりかな。

最近はブルーズアルバムも発表したりと、常に変化を恐れない姿勢でミュージシャンとしてはかなり意欲的な活動をしているその姿はホントにカッコイイと思う。このアルバムから暫く離れていたけど、また改めて聴くには良いタイミングなのかな?


「WHO LET IN THE RAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=KG7o3pL38iM

「SALLY'S PIGEONS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=j1z_5iyvbdc

Seventh StarSeventh Star
(2010/11/02)
Black Sabbath

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やっと届きましたよ、ブラック・サバス80年代の2作品のデラックス・エディション盤。
リリース予定のニュースを聞いた時に速攻予約したいと思わせたモノで、言わずもがなグレン・ヒューズのファンである私としては以前からこのCDは欲しかったのもあり(某音さんのサイトやコメントで散々煽られましたからねえ~/笑)やっと手に入れる環境が整った...と。

ま、これだけ入手に時間が掛かったのは予想外だったけど(苦笑)無事手に入ったのは良かった。BLSの新譜が良い出来だったのでそっちに集中出来たのも良かったけど、これまた予想外だったビートルズMONO BOXの購入もこの待ち時間のお陰の産物(?)だったのは如何なモノかと(まあ、これも重い腰を上げる事になったんで結果オーライなんですけどね)。

この2作品は今までシングルは聴いた事はあっても、アルバム単位で聴くのは初めてなので、やはりここは年代順に聴くべきかと思い、まずは「SEVENTH STAR」から。
知っての通り、前ボーカリストのイアン・ギラン(って書くのは、ホント違和感アリアリなんだけど)がディープ・パープル再結成の為に脱退したのを切っ掛けにバンドは崩壊状態となり、本来はこのアルバムはトニー・アイオミのソロ作品としてのリリースだったのだけど、レコード会社の方針で結果的にはサバスの新作扱いになってしまったいわく付きのアルバム。
ジャケットのアイオミさんの一人姿が何処と無く寂しいのは、当時の状況を反映しての事か?写真の真ん中に写らないで、端に寄ってるのも妙に泣かせるぜ。

そんな意識で聴いていると、確かに「DANGER ZONE」や「TURN TO STONE」あたりはサバスの曲らしくないし、「HEART LIKE A WHEEL」のブルージーな展開も違う雰囲気を醸し出している。
だけど「SEVENTH STAR」や「NO STRANGER TO LOVE」みたいに従来の路線を貫いてる楽曲もあるので、アルバム全体を通すと何か妙な感覚があると思う。

それに、このアルバムのみの参加となったグレンの歌唱もやはりサバスの名の下に聴くと違和感があると思う。勿論、クオリティの高いHRを演ってるのでアルバムが良くないという意味でないけど。

そしてデラックス・エディションの売りである2枚目のレイ・ギラン参加のライブ音源。レイの歌唱は上手過ぎてこれまたサバスの雰囲気には違和感を覚えてしまうのだけど、レイがサバスの曲を歌うのなんてホントに珍しいので、結構面白く聴かせてもらった。「MOB RULES」や「DIE YOUNG」なんてオリジナルよりもカッコ良いと思ったし。
ただ、定番曲はオジーとは全く違うノリ(すなわち歌が上手過ぎる)なので、コレをサバスとして聴きに来た観客は物足りなさを感じただろうなあ。サルを見に行ったらオラウータンしかいなかった感覚...といったら良いだろうか?(注:どちらがサルでどちらがオラウータンか...って話じゃありません)
あとデラックス・エディションなんだから、音質の方をもうちょっとクリアにして欲しかったなあ。せっかくのお宝音源がコレじゃ勿体無いですって。

ともかく、このアルバムに関してはよく地味だとか影が薄いだのという評価をよく聞いていたけど、実際に聴いてみるとそんなに悪くはなく、私的には結構気に入った。ド定番のオジー期よりもトニー・マーティン期の方が断然好きなモノとしては、こういうアルバムがあったからこそ後に続くアルバムが魅力的になっていったのだと思うけどなあ。


「NO STRANGER TO LOVE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=YYU_E0rGNz4

「DANGER ZONE」RAY GILAN ver(ライブ・曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=rSFrPc3s6aM&feature=related

Solid State WarriorSolid State Warrior
(2006/02/22)
Roger Joseph Manning Jr.

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私のビートルズ熱も一段落して(笑)更なるモノを捜し求めて...と言いたいトコだけど、先月アタマあたりからHMVに注文しているCDが全く入荷せず、同時に頼んだサバスのデラックスエディション盤2枚も楽しみにしているにも関わらず、ずっと待ち状態...市内のHMVで両方現物見ているのに(怒)。
それで、入荷が未定なので先にその2枚を送りますか?というメールが届いたのは先週金曜日。即、送ってくれと返信したのだけど、今の時点でまだ配送になっておらず配送準備中...んな仕事やってるから、渋谷や新宿などの店舗が軒並み潰れているんじゃないですかい、HMVさん?

ま、グチったトコで仕方ないので、それを待ってる間に何か...と金曜の午前中にネットで色々探っていたら、買う×2と言いながらも未だに買ってなかったこのアルバムが、中古で¥770で発見。送料入れても¥1030...勿論即ゲットっすよ!
で、昨日にはウチに着いていたという何という仕事の速さ!!何処かの外資系CDショップさんも見習ってもらいたいモンですな(って、まだ言うか/笑)。

それはともかく、大のクラゲファンの私が何故今まで手に入れてなかったのが自分でも不思議で仕方ない(苦笑)ロジャー・ジョセフ・マニング・Jrの初ソロアルバム「SOLID STATE WARRIOR」。

ジェリーフィッシュが解散したのが1994年なので、約12年経ってからリリースした作品となるけど、その間ロジャーは何もしていなかった訳ではなく、バンド解散後に同僚だったエリック・ドーヴァーと一緒にインペリアル・ドラッグを結成したものの1枚のみで解散、インストのみ演奏のムーグ・クックブック名義で1枚、その後ベックのサポートとしてアルバム4枚分参加、他にも様々なミュージシャンから引っ張りダコ状態で、それらを経てようやくソロアルバムが作れた...と。

インペリアル・ドラッグは、クラゲ路線を期待していたモノとしては結構残念な作品で、冷静に聴いたら結構元ネタが分かる音楽性でロジャーにしては随分ツメが甘いなあ...と感じてしまい、元相方のアンディ・スターマーの方がクラゲの核だったのか...と思っていたのだけど、このソロを聴くと、私のその安直な考え方を根本的に変えてしまった。やはりロジャーもクラゲの骨格を形成していたんだなあ...(って、クラゲに骨なんか無いんですけどね/苦笑)

しかし、何でコレをもっと早くやらなかったんだよ?...と感じさせるくらい、クラゲファン期待通りの音。本家に比べて全体的にあっさりした作りだけど、まあ本家が装飾過多だったので(爆)その装飾部分を剥ぎ取ったらこんな感じになりました、と。
お気に入りはインペリアル・ドラッグっぽいサイケっぽい「CREEPLE PEOPLE」、日曜の午後のゆったり感(正に今!)を感じさせるAORっぽい雰囲気の「WISH IT WOULD RAIN」、クラゲで演ってもおかしくない「YOU WERE RIGHT」あたりかな。

最近はセッション活動も一段落したみたいで(まあ、何かはやってそうだけど)自身のソロやプロジェクトに力を入れてる感じだから、これに負けず劣らずの作品を作っていって欲しいな、と
でも本音としては、やはりクラゲに復活して欲しいんだけどなあ...

「CREEPLE PEOPLE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=oWjion-lGLA

「WISH IT WOULD RAIN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=51ysc4pxELw&feature=related

レット・イット・ビーレット・イット・ビー
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

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MONO BOX買って以来、ずっとビートルズ漬けの毎日なので、もう一つチョイス。当時は映画公開と併せて発売された「LET IT BE」。
製作こそは「ABBEY ROAD」以前だけど、発売はこのアルバムが実質上彼等のラストアルバムとなっている。

私はこのアルバム...というより、ビートルズを初めて意識した曲が「LET IT BE」だった。何故かというと、小学生の頃に「悪霊島」という横溝正史の映画でこの曲が使われていたのをCMで観て、「何でこんな恐ろしい映画(当時は本気でそう思った/笑)にこんな綺麗な曲使ってるんだ?」と疑問だらけだった。
まあ、小学校の音楽の教科書に「YESTERDAY」が使われてたけど、当時は外国の曲か...程度の認識だったのでさほど興味も無かったけど、もしその時に洋楽に足を踏み入れてたら、また違った感性が出ていたんだろうなあ...

それはともかく、この作品は映画うんぬんという認識で聴くよりも(というか、今の時代にそういう感覚で聴く人はいないと思うけど)普通に1枚のアルバムとして十分聴き応えがある。
しかし、だ。それまでのアルバムと決定的に違うのは、やはりジョージ・マーティンが絡んでないお陰で、質感が大分違うと思う。フィル・スペクターも良い仕事しているけど、やはり何処か違うんだよねえ~。
例えば名曲とされている「THE LONG AND WINDING ROAD」のオーケストラを前面に押し出したサウンドは「こういう事もやってたんだ」という驚きがあるけど、それ以上のモノではないと思う。ポールが不満を持ってアルバムの販売中止の訴訟まで考えてたというのは意外だったけど、気持ちは物凄く分かる。

私的にはマイケル・ペン&エイミー・マン夫妻がカヴァーした「TWO OF US」、ルーファス・ウェインライトがカヴァーした「ACROSS THE UNIVERSE」、パール・ジャムが1stアルバムでカヴァーした「I'VE GOT A FEELING」、屋上ライブで有名な「GET BACK」、聴いた時メリーメーカーズかと思った(おいおい/笑)「ONE AFTER 909」、そして前述の「LET IT BE」がお気に入りかな。

でもまあ、これまでの洋楽を聴いてきた上で今更彼等にハマると思わなかったな。私の20代の頃の友人でビートルズをリアルタイムで体験した人が何本かテープで聞かせてくれたけど、余りに「彼等以外のバンドはない」的なスタイルだったので、アタマの堅いヤツだな...程度にしか思ってなかったけど(爆)今ではその気持ちも分からなくもない。
だけど、今の時代これだけミュージシャンが溢れている状況で、音楽スタイルも多様化している中で、未だに彼等の影響化にあるミュージシャンも多い事から、バンドが神格化されても仕方ない部分もあると思う。
そこが気構えてしまう部分である事がホントに残念に思う。実際、音楽なんて気軽に聴くものなんだろうし...

「LET IT BE」↓
http://www.youtube.com/watch?v=a5jLsXPi8xU&feature=related

「ACROSS THE UNIVERSE」↓
http://www.youtube.com/watch?v=QmkKkzcDQ58

「GET BACK」↓
http://www.youtube.com/watch?v=WtUgrolYxro

ラバー・ソウルラバー・ソウル
(2009/09/09)
ザ・ビートルズ

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遂に”禁断”のブツに手を出してしまいました...20世紀最大の音楽遺産のBOXセットを!

友人と一緒に夕飯食いに行った帰りに、その近くのTSUTAYAによって色々チェックしてたら例の赤盤・青盤が大々的に売られていて、以前から彼等のCDは1枚も持ってなかったのでそろそろ買おうかな...と思い、某密林でチェック入れたら「そーいや昨年はリマスターBOX出てたよな?」と思い、そっちをチェックし始めたら、楽天のビートルズショップにてMONO BOXの新品初回盤が何と¥10000引きで売られているではないか!?

書き込みや評判を元に出した結論は、「MONO BOX」+リマスター盤「ABBY ROAD」+「LET IT BE」の組み合わせが良いらしいので、散々悩んだ挙句(だって人間だもの / みつを)ポチりました。今月で愛車修理のローン地獄から開放されたので、来月からはまたぼちぼち貯金を...と考えてたのに、この自虐っぷり。ただ、さすがにキビしいんで分割6回払いにしたけど。

ともあれ、昨日ウチにやってきたMONO BOX。いやあ、噂に聞いていたけど紙ジャケの丁寧さはさすが日本製。ブックレットも読み応えあるし、この時点で買って良かったと実感。

ただ、問題はこの後。さて何から聴こうか?と。普通ならデビューアルバムから聴くのが筋だけど、それじゃ余りにも芸が無さ過ぎる。しかも初期の有名曲は散々聴いたんで、何か意表を突くモノが良いかな...と。編集盤のモノ・マスターズも普通過ぎるし...と考えた結果、6枚目のこのアルバム「RUBBER SOUL」をチョイス。
ホントは昨夜ゆっくりのんびり聴こうと思ってたのだけど、昨夜は外食したモツ鍋が大当たりして散々酷い目に合ってしまい(しかも来週夜勤なんで時間調整もしなきゃいけなかったのに...)朝起きたら大分落ち着いたので、早速朝から静かに聴き始めた。

まず驚いたのは、音の良さ。私が生まれる前のアルバムなのに、何なんだこのクリアさは!?今の技術ってホント凄いんだなあ~と。
肝心のMONO音源は、ウチのボロステレオのバランスいじってみて「おおっ、やっぱモノじゃん!」(当たり前だ/笑)。音が前面に押し出されている感じで、しかもクリアなのでとても聴きやすい。このアルバムでは「NORWEGIAN WOOD」や「IN MY LIFE」でそれを実感。

内容も勿論素晴らしく、アイドルから徐々に変貌していく過程が垣間見れる時代なので、バンドがどうこうって事よりも単に楽曲の充実度に目が向いてしまう。中でも前述の「IN MY LIFE」はやっぱ名曲だし、ちょっとサイケっぽい「THE WORD」や、ビーチ・ボーイズ風なコーラスが楽しい「YOU WON'T SEE ME」(これを聴いたブライアン・ウィルソンが、後の「PET SOUNDS」を作る切っ掛けになったのもまた面白い)が好きだ。
また、このアルバムと前作の「HELP!」はステレオミックスと一緒に収録されてるので、聴き比べも楽しめるのが利点かな(MONO BOXのみらしい)。

でもMONO BOX買って思ったのは、やはりEMIの商売はいただけないなと。MONO BOXは最初、完全限定生産を唱っておきながらも、即日完売したその3ヶ月後には早くもアンコールプレスを決定。しかも、そのアンコールプレスが今も市場にダブついてるというのだから本末転倒というのはこういう事なんだろう。
ビートルズクラスになると普通に何出してもヒット確実なんだから、こういう舐めた商売しないで誰もが普通に選択出来る様なマテリアルを用意する方が売り上げにも繋がると思うんだけどなあ。レンタルのみは流通禁止するとかにして。
マニアは両方のBOX買ってるだろうし、お金が無い時に国内盤だけで2つで約\80000もするモノは一般人には普通買えないでしょ。彼等の意図とは全く無関係な売り方は止めてもらいたいなと。

「ANTHOROGY」の時も、「1」の時も、「LOVE」の時もこれまで幾度となく彼等の作品に触れる機会は多々あったけど、今回は自分でもホントに一番良いタイミングで彼等に接する事が出来たと思う。
また、若かりし頃に聴いた印象と今現在聴いた印象では全く異なる事も、今日聴いたこのアルバムではっきりと分かったし、これから残りのアルバムを聴くのがホントに楽しみだ。
しかし、彼等がデビューしてから47年経った今でもこれだけ人々の興味を与え続けている事実は、ホントに凄い事だと思う。


「IN MY LIFE」↓
http://www.youtube.com/watch?v=zI0Q8ytD44Y&feature=fvw

「THE WORD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=E43weiALkao

「YOU WON'T SEE ME」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=BsrQgIQSQSw&feature=related

Woke Up With a MonsterWoke Up With a Monster
(1994/03/22)
Cheap Trick

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最近少し疲れが見えていたので、今日の休日は最初っからのんびり過ごす事に決めて、朝からゆっくり音楽聴いてダラダラ過ごして少し体力回復に繋がったかな?と。
で、マリリオンの「SEASONS END」から始まり、昨夜友人が持ってきたウィッシュボーン・アッシュのライブ盤とブルー・オイスター・カルトのベスト盤、バッド・イングリッシュの1st、そして今回のお題であるチープ・トリックの「WOKE UP WITH A MONSTER」。何の脈絡もない4枚だけど、一気に聴けてしまった。

このアルバム、ホントに久しぶりに聴いたなあ。実は発売日に購入してなくて、結構後になって中古屋で\500くらいで買ったんだけど、最初聴いた時は前作「BUSTED」とは幾分作風変えたかな?と思って、余り好きになれなかったんで、それっきりだった気が...(汗)ジャケも彼等らしくないし。

でも、そこは腐ってもチープ・トリック(別に腐ってなんか無いけど)時代がグランジ/オルタナ主流でも、メロディは相変わらずキャッチーで聴き易いのはさすが。しかもプロデューサーがヴァン・ヘイレンでお馴染みのテッド・テンプルマン。
時代を意識してか幾分音が重い感じでダークな雰囲気の曲もあるけど、「YOU'RE ALL I WANNA DO」や「NEVER RUN OUT OF LOVE」なんかは従来の彼等のスタイルで良曲だし、少し雰囲気の違う「RIDE THE PONY」「CRY BABY」も意外と面白い。

ロビン・ザンダーの歌い方がかなりラフで絶叫してる部分もあって意外性を感じたけど、やっぱロビンはラフな歌い方よりも甘い声でしっとり歌った方が良いと思うかな?仲の良いスティーヴン・タイラーの雰囲気を狙った感じが見える様な。
そのスティーヴンがこのアルバムを聴いて「これが売れなかったら、お前ら解散しろ」とまで言われたくらい出来は良いと思う。まあ、残念ながらセールスの方はレコード会社のゴタゴタでプロモーションが全く無くて散々だったけど...

現在、バン・E・カルロスが病気か何かでバンドから離れてるらしいけど、よくこれだけ長い間続けていられるなあ...とホントに感心するばかり。日本にも随分ご無沙汰なんで、一度はライブ観てみたいなあ。

「WOKE UP WITH MONSTER」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=QRTgQ4cx5ik&ob=av2e

「YOU'RE ALL I WANNA DO」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=bWXEufdBp30