レッド・ツェッペリンレッド・ツェッペリン
(2005/05/25)
レッド・ツェッペリン

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いやしかし、マジで暑いですねえ~。
今週は夜勤週だけど、夜中でも暑さが変わらず汗が噴き出してくる感じ。水分も取らないとホントにヤバいんでガンガン飲んでるけど、冷たいモノ飲みすぎて腹壊して本末転倒だし...今年は”去年の様な猛暑にはならない”とか言ってる割りには、今日は6月の観測史上の猛暑日とかニュースで言ってたし。
お陰で、既に体力がバテバテ。明日が休みでホントに良かった...中年にはキツいっす。

こんな感じなので、聴く音楽でもテンションが上がるモノを聴こう...と思い、久々にテを出してみたZEPの1st。
ZEPはi-podで聴く時は2枚組のリマスターズベスト盤、車内で聴く時は自分で編集したCD-Rで聴いてるのだけど、こういう聴き方なんでほぼ代表曲ばっかに偏ってしまう。だからマイナーな曲は聴くとホントに久しぶりになってしまうのだ。

なので、ホントに久々に「YOU SHOCK ME」とか「HOW MANY MORE TIMES」、「YOUR TIME IS GONNA COME」あたりはかなり新鮮な気分で聴けたなあ。でも何が凄いって、今の時代に聴いても普通に聴けちゃうトコだと思う。
音楽性は昔のブルーズの楽曲をHRにアレンジしたモノだから古臭さが残るのは仕方ないけど、そういう認識で聴けばこの人達が今から40年以上も前にたった30時間くらいで歴史に残る名盤を作り上げた事実が全てだと思う。

パンクが隆盛を極めていた頃に、ジョン・ライドンが「ZEPなんて恐竜だろ」と茶化した事があったけど、後のPIL時代にロバート・プラントだかジミー・ペイジだかに「「KASHMIR」のコードを教えてくれ」と語ったっていう話があったけど、良いモノは時代を問わず良いという事を見事に表わした話だと思う。

全曲名演と言っても良いくらい、テンションの高さを感じられるのはバンド史上後にも先にもこのアルバムだけだと思う。私的には「I CAN'T QUIT YOU BABY」は「CODA」収録の方が凄いと思うけど、あれは云わば「後出しジャンケン」みたいなモノだから仕方ないかな。
私的なベストは1曲だけならやっぱ「DAZED AND CONFUSED」かな?他の曲も勿論素晴らしいけど、この曲構成はホントに凄いと思う。この時代でよくこんなモノ作ったなあ~と感心するくらいだし。

またZEPはカヴァーしたミュージシャンが多いのも特徴だけど、私的にはグレイト・ホワイトがカヴァーした「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」が秀逸だったなあ。惜しむ点はドラムのお粗末感だけで、後は忠実どころかジャック・ラッセルの歌唱がホントに見事だったし。

「BLACK MOUNTAIN SIDE」を聴くと、何処か旅にでも出たくなる気分。仕事に行く車内なんかで聴いたら、そのまま観光地とかに行っちゃいそうでヤバいかも(笑)。


「DAZED AND CONFUSED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=pau8Zf7srlU


「YOUR TIME IS GONNA COME」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=oLuE6ftUI2g
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RADIATIONRADIATION
(1998/09/18)
マリリオン

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本来なら気分が上がる週末なのに、来週の仕事関係の面倒臭さを考えると結構ブルー。お陰で朝からテンション下がりまくりで、折角休出を断って得た久々の完全週休2日も嫌な気分だ。
でも、余り溜め込むの良くないんで、今日は朝から普段余り聴かないCDを選んでじっくり聴いてみようと考え、久しぶりにこのアルバムを手にしてみた。久しぶりに聴いたマリリオン、通産10作目となる「RADIATION」。ジャケットは結構好きなんですよ(笑)。

考えてみれば、このアルバムまでが国内盤で発売されていたんだよなあ...(再発分を省いて)このアルバムの国内盤を探しに店を巡ってやっとの思いで手に入れたのを思い出す。
しかし、そんな苦労して手に入れながらも余り聴かなかった。理由は単純、従来のマリリオンの路線とは違う異色作だから。

前作「THIS STRANGE ENGINE」では全体的にアコースティックを基調とした音で、これまた路線を外れる”予兆”を感じさせたモノだったけど、まさかココまで変えてくるとは聴くまで全く思わなかった。
幾つかの楽曲はそれまでの路線を踏襲するモノなのでそれはそれで良いのだけど「BORN TO RUN」なんか完全にブルーズソングだったり、「THE ANSWERING MACHINE」や「THREE MINUTE BOY」、「CATHEDRAL WALL」あたりは奇をてらったのか、展開が全く読めない楽曲で当時は結構驚かされた。

しかしバンドの意図はともかく、こういった事をこのバンドがやる必然性があったのかどーかというと、リスナー側としてはちょっと複雑な心境かと。何でもやってみようとするバンドの姿勢は尊重するけど、ここまでやるとちょっと...って典型的なパターンかと。それに、楽曲の出来がイマイチ中途半端な印象を受けるのも特徴的で、そこが余り聴かない理由の一つかも。
でもまあ「COSTA DEL SLOUGH」~「UNDER THE SUN」みたいな退廃的な雰囲気を持つ楽曲は面白いし、従来の路線を受け継ぐ「THESE CHAINS」、新機軸な路線では「CATHEDRAL WALL」や大作「A FEW WORDS FOR THE DEAD」あたりは結構気に入ってたりするかな。

日本盤ボートラには「THE SPACE」のアコギライブと、レディオヘッドのカヴァー「FAKE PLASTIC TREE」のアコギライブが収録されているのだけど、コレは蛇足かな?レディオヘッドが好みではないからかも知れないけど(笑)。
あと今回、このアルバムをヘッドフォンで聴いてみたのだけど、音の作り込みが結構丁寧に作られていてちょっと印象が変わったかな?

まあ、このバンドで最初に聴くアルバムでない事は確か(笑)。バンドの代表作を一通り聴いて、興味があったら...で十分ではないかと。


「UNDER THE SUN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=nF4JjKgLs1M&feature=related

「CATHEDRAL WALL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=NJ4nCLQKHl4&feature=related

Bad EnglishBad English
(2008/02/01)
Bad English

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ジャーニーの新作を聴いて、久々にこっちも聴きたくなったので今回のお題はコレに決定。個人的には衝撃的なデビューだったバッド・イングリッシュのデビューアルバム「BAD ENGLISH」。

何が衝撃的って、そりゃジャーニーがあんなカタチで解散し(当時はそう伝えられていたので、こう称するけど)その後のメンバーの活動はどーするんだ?と思ってたトコに、「MISSING YOU」で全米No.1を取ったジョン・ウェイトが合流して(当時はベイビーズを知らなかったので、ソロ活動の方しか思い出せなかった)名前の知らないリズム隊と一緒に組んでバンドとして復活!と聞けば、一体どんなモノが出来るんだ?と。

で、早速聴いてみたら、コレが完成度が高過ぎるアメリカンロック以外の何者でもない音にブッ飛んだ。当時は早くも”デビュー作でジャーニーを軽々超えてしまった”とすら思った程だ。
「FORGET ME NOT」のPV観て、メンバー全員が動き回るパフォーマンスがジャーニーよりも自由度が高い印象を受けたし、程よくハードに程よくメロディアスな音で、このテの音としては文句も無いくらい完璧なモノとして提示してくれたと思う。
同時期にジャーニーの元メンバーが組んだザ・ストームもデビューしたけど、ザ・ストームもジャーニー系統のアメリカンロックで良いバンドだけど、このバンドと比べたらザ・ストームには悪いけど格が違い過ぎると思う。

まあ、バンドの核は間違いなくジョナサン・ケインとニール・ショーンの2人だけど、バンドの顔はジョン・ウェイトでしょう。スティーヴ・ペリーみたいに天まで届く様な伸びやかに歌うタイプではないけど、声と歌い方に哀愁を感じられて、彼と歌唱力が比較されるタイプでないトコにこのバンドのしたたかさを感じられた。

ディーン・カストロノヴァ以外のメンバーが曲作りに関与して、しかも外部ライターを使う事に全く躊躇していない事もこの完成度に繋がってるとは思うけど、それにしても楽曲の良さがハンパじゃないと思う。
お気に入りはほぼ全曲だけど、敢えてチョイスすると「POSSESSION」「FORGET ME NOT」「WHEN I SEE YOU SMILE」「GHOST IN YOUR HEART」「PRICE OF LOVE」「THE RESTLESS ONES」「DON'T WALK AWAY」あたりかな(敢えてチョイスどころではないけど/苦笑)。

残念ながら2作を残してバンドは解散してしまう訳だけど、そのお陰で実現したジャーニー再結成も嬉しかったけど、このバンドが解散してしまった事はホントに悔やまれたなあ。2ndも完成度が高かっただけに来日公演に期待してたら、アルバム発表して直ぐに解散表明だもんなあ~、あの時はホントにがっかりしたな...

数年前に幻の3rdアルバムがブートで出回ったけど、もう2度とジョン・ウェイトとは組みそうにないだろうから、せめてこのアルバムだけでも音作りを丁寧に作って正規版リリースしてくれないかなあ?あのブート、音悪くて聴くには度胸がいるんだよねえ...(汗)


「FORGET ME NOT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=NfUMswVj5hg&playnext=1&list=PLA246CD761964602C

「WHEN I SEE YOU SMILE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=_DPfHc0C3VQ

「PRICE OF LOVE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=4VqWc4PCE7A

エクリプス(ECLIPSE)エクリプス(ECLIPSE)
(2011/06/01)
ジャーニー(JOURNEY)

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さて、やっと買いましたよ。ジャーニー、約3年振りの新作「ECLIPSE」。
当初、ボーナストラックがライブ1曲のみという事で、輸入盤で良いや...と思い、輸入盤発売まで待っていたのだけど、思ったより安くならないんで(タワレコにて¥2000)結局国内盤を購入。オマケでバッジとステッカーが付いてきましたよ。

umeさんや某音さんのコメント読んでから全曲聴いてみたトコ、お2人の言いたい事がよく分かる内容で、それを踏まえて聴いたお陰か、特にどうこう思う事もなく普通に楽しめた。
楽曲的には前作の延長線上にあって、今回は更にロック色を強めた印象。ニール・ショーンがインタビューで「今回は音楽的に冒険してみた」と言う割りには、そんなに大きな変化はなく、ここ数年のジャーニーの音だと思う。とはいえ「SHE'S A MYSTERY」や「HUMAN FEEL」みたいな曲構成は意外と新鮮だった。
某巨大掲示板あたりでは「ハードラインっぽい」とか書いてあったけど、それは違うと思う。ハードラインの頃の方がもっとエッジが強調された音作りだったし、ニールもかなり弾きまくりだったし。

バンド加入してから2作目となるアーネル・ピネダは、前作のお披露目からすると随分リラックスして歌ってる感じが受けられた。自分の役割をしっかり受け持って、尚且つ楽しんでる感覚が伝わってくるし、バンドの演奏陣もいつもと変わらず素晴らしいプレイが聴ける。

ここ数年、よくジャーニーの新作が出る度に「Voはスティーヴ・ペリーじゃないとダメだ」とか「全盛期の彼等は超えていない」とかいう批評が聞こえるけど、今のスティーヴ・ペリーは声域のレンジが狭くなって枯れてしまったし、楽曲的に全盛期を超えられないとか言うのは、これだけ長い間ずっと活動していれば製作時の波だってあるだろうし、逆にアルバム発表する度に全盛期を超え続けるバンドが存在するのだろうか?的外れもいいトコですね。

私は今回のアルバム、物凄く気に入りましたよ。もしかしたら前作よりも聴く回数を超えるかも?umeさんのコメントに”「AFTER ALL THESE YEARS」みたいなバラードが入っていない”と書かれてたけど、私は逆にバラード抜きでも良かったんじゃないか?とすら思ったくらいだし(まあ、流石にそれじゃファンの期待を裏切るから無理な話ですが/笑)。大体、ライブで過去のバラードで聴きたい楽曲が多過ぎじゃないですか?「OPEN ARMS」「FAITHFULLY」「WHO'S CRYING NOW」「SEND HER MY LOVE」「LIGHTS」「WHEN YOU LOVE A WOMAN」「MOTHER,FATHER」など。これ以上バラード作ったら、ライブの半分バラードになっちゃうし(それはないか)。
私が特に気に入ったのは「EDGE OF THE MOMENT」「CHAIN OF LOVE」「ANYTHING IS POSSIBLE」「RESONATE」 MYSTERY」「RITUAL」あたりかな。

しかし、最後に一つだけ苦言を。日本盤ボートラのライブは、有名曲でなく前作からの楽曲にして欲しかったな。新作購入するファンは圧倒的に昔からのファンだろうから、有名曲のライブverなんて実際のライブで聴いてるだろうし。この辺のツメが甘いんだよなあ~。


予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=3PWiEhzJkPU

「ANYTHING IS POSSIBLE」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=kcWi_X7L9P8

ラン・ウィズ・ザ・パック(紙ジャケットCD&2010リマスター)ラン・ウィズ・ザ・パック(紙ジャケットCD&2010リマスター)
(2010/09/22)
バッド・カンパニー

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さて、以前からちょこちょこ揃えていきたいと思ってるバドカンの紙ジャケ。宣言したとおり、今回は3rdアルバムの「RUN WITH THE PACK」。
まず、このジャケの意味がよく分からない(苦笑)。狼だか犬だかの家族の中に人間の子供が紛れてるけど、一体何の意味が??ただ、紙ジャケ化に伴い銀色の紙質で作られてるのは素直に高級感があって良いと思う(だからといってジャケのデザインは好きになれないけど/笑)。

で、内容はというと、2ndアルバムよりも更に聴きやすくなり、また世間の評判通りバラエティ豊かな音楽性となり、確かにこのアルバムを最高傑作に挙げる人がいるのも納得出来る完成度かと(と言っても、私はまだ全部聴いた訳ではないけど)。

タリスマンの2ndアルバムで取り上げられていたタイトル曲を始め(邦題は何と「ロックでつっ走れ」という凄いタイトルだったらしい/笑)、タイトル通りのシンプルな作りであるお陰でポール・ロジャースの歌唱力が抜群に引き出されている「SIMPLE MAN」、ZZトップが如何にも演りそうなハードブギー調の「HONEY CHILD」「SWEET LIL' SISTER」、穏やかな雰囲気が心地良い「SILVER, BLUE & GOLD」「DO RIGHT BY YOUR WOMAN」、切ない気分をしっとりと歌い上げる「FADE AWAY」で締める構成も見事。収録時間は全10曲で短いけど、聴き所満載の素晴らしいアルバムかと。

何だか、聴いてて全然疲れないというかスッと耳に馴染んでくるのでプロデュースは誰なんだろう?と思ったら、前作同様バンド自身のセルフプロデュースだったのが驚きだった。
インナースリーヴにはロン・ネヴィソンがエンジニアとして参加してたらしく、このアルバムでプロデュースのクレジットとギャラを要求してバンドから途中で解雇されたなんて書いてあるけど、ロン・ネヴィソンってハートやサバイバーあたりと仕事して有名なイメージがあるんで、ちょっと意外な感じ。ちょっと調べてみたら、シン・リジィの「NIGHTLIFE」やレッド・ツェッペリンとも仕事していて、やっぱ凄い人なんじゃん!と。

しかし、この頃だったかちょっと前だったか忘れたけど、ポール・ロジャースがリッチー・ブラックモアにディープ・パープルに誘われてたという逸話があったけど、実際に加入してたらどうなってたんだろうか?ポールはこういうレイドバックした音で伸び伸び歌う方が、パープルみたいにシャウトばかりの歌唱よりも断然活きると思うのだけど...でも組んでたら面白かったとは思うけど。


「RUN WITH THE PACK」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=bHZIK4Ymr0A

「SILVER, BLUE & GOLD」(曲のみ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=xdvI4G11eBk

キングダム・オヴ・デザイア~欲望の王国~(紙ジャケット仕様)キングダム・オヴ・デザイア~欲望の王国~(紙ジャケット仕様)
(2011/05/04)
TOTO

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TOTOの紙ジャケ再販、1~7枚目まで先に発売されて残りは約1週間後に発売されたのだけど、以前もちょこっと書いた通り「ISOLATION」だけ手に入れるのが苦労しただけで、後はすんなり手に入った。
で、この残りの4枚も聴いた事ないんで最初はどーするかちょっと考えたんだけど、とりあえずこのアルバムだけは色々と気になってたんで購入する事にした。通産8作目にあたる「KINGDOM OF DESIRE」。

正直言って、前作までのバンドはセールス的にはともかく、内容的には(あくまでも好みの問題だけど)クオリティの高いモノを生産していたと思う。
それが一通りの活動の区切りとしてベスト盤を発表し、その後4年の沈黙期間を経て発表されたのが本作だったのだけど、その時既にメンバーは4人となっており、シンガー不在でギターのスティーヴ・ルカサーがボーカルも兼ねるというのがこの作品の大きな変化の一つ。

ルークと言えば「このバンドの中でロックスピリッツを取り込んでるのは俺だ」と豪語する事もあって、バンドのカラーに反するのでは?との思いが強く、ソロアルバムやセッション活動でそのバランスを保ってたとばかり思ってたのが、まさかのバンド内での行動で作風に影響が出る事はまず間違いないだろうな...と最初に思った。

で、アルバム全曲聴いて思った通り、コレは名義はTOTOであっても完全に別モノと認識した方が良いと思う。「Ⅳ」や「FARRENHEIT」が好きな人達にとっては、残念感があっても仕方ないと思う。
それほどまでにバンドの作風は変わり、ルーク主導によって重さとHR的なアプローチに重点を置かれていて、それまでは「ISOLATION」が最もロックっぽい作品と称されていたけど、それ以上にHRっぽい。
しかもルークの声が、それまでシンガーとは違う野太い声なので、コレがまたバンドの変化を表わしてるかと。

でも、TOTOという枠組みを外して聴いてみると、コレが実によく出来たHRアルバムだという事がよく分かる。却ってバンド名が足枷になってるとしか思えないくらい。TOTOのアルバムでは微妙だけど、別モノとして聴けば高水準...という、2年後に同じ感覚を味わう事になるモトリー・クルーと似た様な位置に存在する作品だと思う。

そして、このアルバムを最後にドラマーのジェフ・ポーカロが急逝するという悲劇もあって、バンド内がますます混沌してしまい、色々と混乱した状況が続いてしまったのはホントに勿体無いかと。
AORとしてのバンドが好きならお薦めは出来ない作品だけど、バンドに思い入れがなくてHRもイケるという人達にとっては是非聴いてもらいたい作品だと思う。


「KINGDOM OF DESIRE」(ライブ)↓
http://www.youtube.com/watch?v=FvpEFwnfgdY

「2 HEARTS」↓
http://www.youtube.com/watch?v=BBxLXZ5Z2X8

Live & Dangerous: Deluxe EditionLive & Dangerous: Deluxe Edition
(2011/01/24)
Thin Lizzy

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私が待ちに待ってたシン・リジィのデラックス・エディション盤。ようやく国内盤も発売されたので、ちょっと高いけど頑張って買おうか...と思ってた矢先、アマゾンのレビューで書かれていた事を読んで、結果的に輸入盤の方にした。

そこに書かれていた内容とはこんな感じで、発売先のU社のSHM-CD盤が数年前から紙ジャケ+SHM-CDの組み合わせで売っているけど、その人が数年前に買ったキッスの紙ジャケSHM-CD盤に無数の細かい小さな穴があるのに気付いて、よく見てみたらそれがどーやら腐食らしいと。
他のレコード会社のSHM-CDは盤面にプリントがしてあるので、それがコーティングの役目となって耐久性が少しは違うらしいのだけど、そのU社のSHM-CDは文字のみの簡素なモノなので耐久性が悪いというらしい。

ウチにもメタリカ、白蛇、以前レビューしたリジィの「西洋無頼」の3枚あるけど、もしコレが本当ならちょっと嫌だなあ。折角、高額で買った国内盤なんだからずっと保存しておきたいモノだし...
まあ、現物を見ていない話なんで信憑性も何も無いんだけど、あんまり嬉しくない話なんで値段も国内盤の半額近く安い輸入盤の方が安全かな?と。ただ、リジィは歌詞が重要な部分も占めてるので、対訳が読めないのが痛い...

それはともかく、一気に3枚購入。「JOHNNY THE FOX」と「JAILBREAK」、そして「LIVE & DANGEROUS」。他の2枚はボーナスCDが付いた2枚組だけど、これだけはライブ本編を収めたDVDが付いた3枚組。それが¥2637で手に入るのは超お買い得かと。
しかも、今月末には「BLACK ROSE」「CHINATOWN」「BAD REPUTATION」の3枚も発売されるので、それも早速予約した。出来れば「NIGHT LIFE」や「RENEGADE」もデラックス・エディション化してくれると嬉しいんだけど。

内容に関していえば、リジィの代表作にも挙げられる本作。また、ロック界のライブ盤の中でも必ず名前が挙がる名盤として語られる事から絶対ハズす訳がない!
オリジナルアルバムに収録されている楽曲よりも、ライブによって魅力的聴かせるモノなので、正に名演という言葉が当て嵌まる。またバンドのテンションも高いので、映像の方も見せ所は多い。
中でも必見・必聴はやはり「STILL IN LOVE WITH YOU」でしょう!ここでのプレイはホントに素晴らしいの一言。これ聴いて何も感じない人とは住む世界が違うかな、と。

デラックス・エディション化に伴い、オミットされた2曲(「OPIUM TRAIL」と「BAD REPUTATION」)が追加されて、オリジナルを聴きまくった人にも良いボーナストラックとなったハズ。リマスター効果もばっちしですぜ!


「STILL IN LOVE WITH YOU」↓
http://www.youtube.com/watch?v=LaP2p07VIWY


「SHA LA LA」↓
http://www.youtube.com/watch?v=040LffWKwvc