Hold Your FireHold Your Fire
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Rush

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しかし、何故か急に色々と予定が入って忙しくなってしまい、折角の休みでも色々と動き廻ってる感じでゆっくり休めない。ホントは昨日今日と近所のGEOにてレンタルDVDが¥50セールやってるので借りに行きたいのだけど、観る暇がないから無駄だろうなあ~。
給料も出た後なので、タワレコポイント3倍セールもやってるからタワレコ行ってCDチェックしてきても、自分の欲しいCDが全く置いてなかったので、結局無駄足になってしまったし...まあ、先日のサバスのブラックBOXで急な出費だったから無理して買う必要もないんだけどね。

今週はそのタワレコのサイトから注文したラッシュの新作ライブBDともう1枚頼んであるブツが届く予定なので、それも今から楽しみなんだけど、とりあえずそのラッシュの過去カタログから、何故か今まで書いてなかった「HOLD YOUR FIRE」をチョイス。発表は1987年。

このアルバムの頃には既に洋楽の道に足を踏み入れてたのだけど、このバンドの存在は全く知らなかった...というより、このジャケは当時レコード屋で貰える新作情報のチラシで見た覚えがあって、その時の印象が「随分シンプルなジャケだな~」と(笑)。
当時はそれ以外全く耳にもしなかったし興味もなかったのだけど、もし聴いてたならその後の洋楽人生に大きく影響があったと思う。

以前も語ったけど、私は「COUNTERPARTS」「SIGNALS」と同様にこのアルバムも大好きで、過去の代表作よりも何故こっちが好きなのかというと、ラッシュの作品の中でも最もメロディアスな作風だからかな。
ゲディの声も初期みたいに高音で叫んでる感じではなく自然な感じで歌ってるのが聴こえるのも影響してるのか、いつもは物凄いテクニックで圧倒してる演奏も幾分控えめな割りには、きちんとバンドらしさは残ってるという、ちょっとだけバンドの本質から外れてるのも良い。
楽曲も初期の様なバリバリのHRスタイルではなく、キーボードを主体としたポップな雰囲気を持つ、当時のチャートを意識した様なスタイルなので、聴き易さの点では全アルバムの中でも一、二を争うと思う。

まあ、コレが原因だと思うけど当時のBURRN!誌では「ポップ過ぎてHRらしさが足りない」的な事を書かれてしまっていたのだけど、こういう一次元的な偏った評価がここ日本でのバンドの評価を下げる要因だったのではなかろうか?
このバンドにHRのスタイルだけを求めているファンがどれだけいるのか正直分からないけど、少なくとも変化を全く恐れないバンドというのは既に「PARMANENT WAVES」の頃から立証済みだった訳で、テクノロジーの進化と共にバンドの興味がこの路線に移行しただけの事だったのに、今のBURRN!の編集長の人が「この路線が次作に続く感じなら、ラッシュなんて凄くない!と断言しようとした」なんて言ってたのは、正直呆れ返ってしまった。分からないなら無理して語らなくても良いですよ...って逆に言いたいくらいだ(笑)。

今回のライブBDには久しぶりにこのアルバムから「TIME STAND STILL」がプレイされてるのが嬉しい。この曲も、今のバンドが演奏するのに最も意味のある楽曲に思えるからだ。因みに、この曲のバックコーラスを務めてるのは当時ティル・チューズデイに在籍してたエイミー・マン(PVにも登場)。後にソロ作でああいうスタイルに変わっていくとは、この曲を聴いた時点では全く思わなかったな。
あとは「FORCE TEN」や「MISSION」あたりがよくライブで演奏されるけど、「OPEN SECRETS」や「HIGH WATER」「LOCK AND KEY」あたりもライブでどんな感じになるのか聴いてみたいんだけど...マイナーな曲だけのライブでも、彼等なら十分に成立するハズだと思うんだけど。


「TIME STAND STILL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=UTFHwTKWawU


「OPEN SECRETS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=2pwIPU4_dg8&feature=related


「LOCK AND KEY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=adBF2c7budI

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母乳母乳
(2009/07/01)
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

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昨日は朝からフットサルの練習、帰宅して風呂入って昼飯食ったら直ぐに歯医者、帰宅して今度は暫く振りの友人と一緒に1時間掛けてラーメン食いに行って、帰ってきたらダウン...
それをまだ引き摺っているのか、今朝から溜まっていた洗濯を片付けてスーパーへ買い物行って昼飯食ったらまたダウン...どんだけ疲れているんだよ?と(汗)。まあ、フットサルで身体のあちこちが痛むけど、極めつけが足首なんで動くのもキツイ感じだから仕方ないけど。
ま、少し仮眠したら大分ラクになったけど、これでアッと言う間に連休終了(涙)。まあ、明日から夜勤なんで時間調整で夜中まで起きてるから、まだまだこれからだけど。

で、少しテンションを上げようとチョイスしたのが、久々のレッチリ。しかも最近の作品じゃなくて4thの「MOTHER'S MILK」(邦題:母乳←そのままやないか!)。
最近じゃMステに出て、フリーがタモさんの事を「世界で最高の紳士だ」とツイートしたり、初めて日本のCMに楽曲提供した事がワイドショーで取り上げられたりと、もはや過去の活動からは想像付かないくらいのメジャーバンドになってしまったなあ~と、改めて思った。

新作では、再度ジョン・フルシャンテが脱退したので新ギタリスト、ジョシュ・クリングフォファーを加入させて近作の路線を貫いたみたいだけど、ジョンほどの存在感がないのも事実なんでファンからも賛否挙がってるみたいなのは仕方ないと思う。
ただ、そのジョンも加入した当時は前ギタリストのヒレル・スロバクのインパクトが強くて”地味”という評価を頂いた経緯もあるんで、ギタリストとしての正念場は次作でしょう。

それはともかく、レッチリはジョンが再加入した作品からは殆ど聴かなくなってしまったので(その中でも好きな曲は数曲あるけど、アルバム単位ではもう聴かない)私にとってのレッチリはこの頃のイメージで止まってるし、この頃が一番しっくり来るのだ。

前作と比べると格段に楽曲も音質もキレが良くなって、良い意味でも悪い意味でも洗練された印象が強い。これはプロデューサーのマイケル・ベインホーンの功績だと思う(後にオジー・オズボーンの復帰作「OZZMOSIS」でその思いは確信した)。それが賛なのか否なのかはリスナーの判断だと思うけど、私的にはこの位の変化は聴きやすさも相成って良かったと思う。
あとは、現在まで続くドラマーのチャド・スミスもこのアルバムで初めてプレイしてるのだけど、既に実力は発揮されていて、前ドラマー(現パール・ジャムのジャック・アイアンズ)よりもパワフルでこのバンドに見事ハマっている。

またヒレルが亡くなってメンバーはかなり生活態度を改めたという話なので、PVでは相変わらずはちゃめちゃな印象だけど”作られた”暴れっぷりが微妙に感じられて、これも変化の一つなんだろうなと当時は思ったな。初期のPVなんかは明らかにドラッグでブッ飛んだ姿が映されてたし...

バンドにとっては明らかにメジャーを意識した作風となった訳だけど、前作までのラフでコアっぽい作風が好きなファンは正直微妙なノリだったんだろうなあ。
しかし、この作品がなければ次作の大ヒットは間違いなくなかったので、勢いに乗ったバンドの成長期の過程と捉えるのが正しい見方だと思う...でも出来ればもう1枚似た様なアルバム作って欲しかったな~。


「HIGHER GROUND」スタジオライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fw-XK_X8Rm0

「KNOCK ME DOWN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=hU9vToZ8ti4

「MAGIC JOHNSON DRUM SOLO PRETTY LITTLE DITTY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=hA6KRNi7yEU

パンプパンプ
(2011/10/12)
エアロスミス

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先日の話の続き、ディスクユニオンで中古を見つけたので即注文したサバスのブラックボックスが届きました。
いやあ、コレはホントに買って大正解。今まで発売されたボックスセットの中でも最高の部類に入ると思いますよ。外装から中身までこれほど拘ったモノもなかなか無いと思うんですが...何でこういうモノが日本で発売されなかったのか?と。色々理由もあるんだろうけど、レコード会社はホント何考えてんだか。
噂に聞いてたライノ社のリマスターも、正直これほどのモノだと思ってなかったのでマジで驚いた。普通のステレオで聴いても勿論効果絶大、PCに取り込んでi-tunesで聴いても綺麗に聴こえる。今3rdアルバムまで聴きましたが、もう感無量...涙が止まりません(笑)。
ついでに評判のよろしくないロニー期以降の80年代サバスの作品群もライノ社でやっちゃってください!

で、サバスばっか続くのも何なんで、別なアルバムをチョイス。
いよいよ今月下旬から久々に日本ツアーを行うエアロスミス。第二の黄金期を確実なモノにしたアルバム「PUMP」。
1989年の作品っすね。当時の事はよく覚えていてモトリー・クルーの「DR.FEELGOOD」と同日発売で、勿論両方購入して聴いてみたらどっちも大当たりで、ホントに暫くの間この2枚しか聴いてなかったを思い出すなあ。
で、このライブが絶対観たい!と思ってたトコにちょうど来日公演があってチケットも前から5列目ゲットして意気込んでいたトコに大型台風の影響で電車止まってしまい、結局行けずじまい...あの時の悔しさはホントになかったなあ。

前作「PERMANENT VACATION」でのキャッチーな楽曲群から更に推し進めた方向性で、誰が聴いても楽しく聴ける...そしてその完成度の高さには一躍世界最高のロックバンドの称号を獲ったといっても過言じゃないでしょう。
とにかくテンションが全く落ちない。8曲目の「DON'T GET MAD,GET EVEN」で楽曲的にクールダウンする箇所があるにせよ、最後まで一気に聴かせる作風はお見事の一言。プロデュースは...おっと、このテの音ならお手の物のブルース・フェアバーンなら納得。若くして亡くなってしまったのがホントに悔やまれるなあ...

最初のPVだった「LOVE IN AN ELEVATOR」の作りも如何にもエアロらしく、MTVでのワールドプレミアを録画して毎日飽きずによく観てたなあ。他のPVもこの時代ならではのモノで全部大好きだ。久々に観たけど、何かこのアルバムの時期だけバンドのオーラが違う気がするのは気のせいかな?何か別格というか何というか...

この時期に日本ツアーに来てくれるのは嬉しい限りなんだけど、どーして土日公演入れてくれないのさ。土日公演あったら行ってみようと思ってたのに...まあ、これはバンド側よりもプロモーター側の問題だけど。
でも、これに伴い過去のアルバムが¥1300という安値で販売されるというし(欲しいモノはもう全て持ってるから別に買わないけど)サービス精神は忘れないトコは好感が持てるかな。

あとは新作だよ、新作。このアルバムみたいな問答無用の傑作を有終の美を飾る為に1枚作ってくれ~!!


「LOVE IN AN ELEVATOR」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=h3Yrhv33Zb8&feature=fvsr

「THE OTHER SIDE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=zkGfPrst29Y&NR=1

「WHAT IT TAKES」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=CSnuQcFgvDo&ob=av2e

リユニオンリユニオン
(1998/10/28)
ブラック・サバス

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先日の11/11、遂に噂になってた話題が現実のモノになりましたね。そう、オリジナルメンバーによるブラック・サバスの再々結成。現時点ではリック・ルービンによるプロデュースでの新作発表を来年秋頃を目指している事と、来年のダウンロードフェスのトリを務めるという事が決定しているらしいけど、これは是非注目していたい。
既にオジーは7~8曲を書いてるという話なので意外と早く出来たらそれはそれで嬉しいけど、一つ難点なのがリック・ルービンの存在。彼と相性の良いミュージシャンなら傑作も十分に期待出来るのだけど、相性が合わないと期待外れになる可能性が高いからだ。AC/DCなんかが最も良い例かと。

それと、このメンツでの来日公演は行われていないのでコレを機に是非日本に来て欲しいと願うばかり。もうコレが本当の意味でのラストチャンスになる訳だし。招聘元は絶対に押さえて欲しいぞ、前回の時に失敗してるという話だし(苦笑)。

そんなタイミングと相成って、ずっと前から探していたライノ盤のブラック・ボックスを中古でやっと発見して購入した。まだ到着してないけど箱に擦り傷があるみたいだから、余り状態は期待出来そうにないけど、廃盤なのに金額が¥6300だったし、今のサンクチュアリ盤と比べてリマスター効果はかなり違うみたいなので今から凄く楽しみだ!

で、今回はそのサバスが前回再結成した時のライブ盤である「REUNION」。実はこのCDは持っておらず、近所の市立図書館にて置いてあったので借りて聴いてみた。
2枚組なので代表曲はほぼ網羅されており、「LORD OF THIS WORLD」や「DIRTY WOMAN」みたいな意外な選曲も入ってるのでマニアにも十分楽しめる構成になってると思う。
また当時の新曲として収録された「PSYCHO MAN」「SELLING MY SOUL」は、サバスの新作への期待を十分に期待させる音と同時に、やはりオジーが歌えばオジーだなあ...という気持ちにもさせられたな。

演奏も歌唱も文句無し...というか、このアルバムは普通にあの4人が一緒にプレイしているという事実だけでもう十分というモノなので、発表する時点で内容が悪くない訳がないと(笑)。病気で療養していると言われていたビル・ワードのドラミングが、意外とパワフルだったのが何より驚きだったな。

しかし、何度も書くけどホントに日本に来て欲しい。チケット争奪戦が今から凄い事になりそうなのは想像がつくけど、これは見逃しちゃいけないと久々に思った。サマソニとかラウパとかバカな事いっちゃイカン...単独でキッチリ演らなきゃ意味ないだろうが!もし本当に実現したら会社サボっても行かねばなるまいな(笑)。


「WAR PIG」(THE LAST SUPPER)↓
http://www.youtube.com/watch?v=LRkWDMbGgNY

「ELECTRIC FUNERAL」(THE LAST SUPPER)↓
http://www.youtube.com/watch?v=xVO8lRJm-ZY&feature=related

「PSYCHO MAN」↓
http://www.youtube.com/watch?v=yVBMRvJHzAQ

ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン-THE BEST OF BOTH WORLDS-(完全生産限定スペシャル・プライス)ヴェリー・ベスト・オブ・ヴァン・ヘイレン-THE BEST OF BOTH WORLDS-(完全生産限定スペシャル・プライス)
(2006/03/08)
ヴァン・ヘイレン

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先日の新宿ユニオン・HM/HR館で見つけてきたもう1枚がこのアルバム。新作の噂が全く聞こえて来ない(...)ヴァン・ヘイレンの2004年発表の2枚組ベスト盤「THE BEST OF BOTH WORLDS」。購入額は¥1200でした。前回のアネクドテンとは大違いの音楽性ですな(笑)。

しかし、何故この時期にヴァン・ヘイレン?と思ったかというと、ウチにある彼等のCDで車内で聴く為にCD-Rを作成しようと試みたのだけど、年代によって見事に音圧がバラバラでいちいち曲ごとにボリューム上げ下げしないと聴けたモンじゃない...なので、手っ取り早くべストから落とした方がラクで聴き易いからと言う理由。
しかも購入前に何の曲が入ってるか知らなかったので、ネットで調べてみると当時の新曲3曲入ってるし、2枚組だから選曲もかなり豊富になって以前のベスト盤とは段違いにお買い得。

でもこうして改めて聴いてみると、2枚組でもまだまだ収録して欲しい楽曲があるのはさすが大物バンドならでは。デイヴ・リー・ロス時代の初期群はまあこんなモノだろうとは思うけど(しかし「HANG 'EM HIGH」(「DIVER DOWN」収録)が入っていないのは納得いかん!)サミー・ヘイガー期はホントにあれこれ入れて欲しいのがあった。思いついた中でも「GOOD ENOUGH」「SUMMER NIGHTS」「MINE ALL MINE」「JUDGEMENT DAY」「BIG FAT MONEY」と、ホントにキリが無い感じだ。ライブ曲を入れるくらいなら、普通にスタジオ曲のみで構成して欲しかったと思う。

ゲイリー・シェローン期は省かれても仕方ないとは思うけど(事実上、失敗作だったし)「BALANCE」からは「CAN'T STOP LOVIN' YOU」と「NOT ENOUGH」しか選ばれなかったのは意外。全体的に暗めの作品だったから?
当時の新曲3曲については特に加もなく不可もなく...といった感じだけど、それはベスト盤の中だから浮いてしまうのは仕方ないのかも。まあ、サミーが歌ってるのがポイント高いけどね。

しかしこのバンド、現状がどうなってるのかホントに分からない。エディの息子ウルフィーをベーシストとして加入させた後に、結局デイヴとヨリを戻してツアー再開させたのは良いけど、ツアー終了後そのまま何の情報も無いという。
ツアーもアルバム製作も無いので、ウルフィーが自分のバンドを結成しようとしたらお父さん大激怒って話だし。もう正直新作は期待出来ないのかな?...ちょっと残念。


「IT'S ABOUT TIME」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=TP_vr0-HqDg

「DREAMS」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=6qOvr0me2kw

「UNCHAINED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7P1d8BVvY-I

暗鬱暗鬱
(1995/08/25)
アネクドテン

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先日の3日の祝日に、久々に東京でCD漁ってきた。
本当の目的は西日暮里に住んでる友人を訪ねる為だったのだけど、その友人とは合流が夕方からだったので、折角東京行くならやはりハズせないだろう...と。前回フットサルの練習で痛めたアバラがまだ痛むし、先週から奥歯の歯茎が化膿して未だに腫れが引かない状況なのに、ホント懲りないというか何というか...
で、実は最初から狙っていたモノが3つあって、1枚は残念ながら見つけられなかったけど、残る2枚は無事にゲット。その1枚はスウェーデンのプログレバンド、アネクドテンのデビューアルバム「VEMOD」(邦題:暗鬱)。

これはもう結構前から気になってた1枚で、デビュー当時にBURRN!内でのディスクユニオンの広告でこのジャケ写がデカデカと載っていて「衝撃の1枚」だか何だかでプッシュを受けていたのを今でも覚えている。
プログレうんぬん...的なモノよりも、ブラック・サバスの1stみたいな雰囲気のジャケットの不気味さと邦題の「暗鬱」というタイトルだけで暗黒面がかなり強いんだろうなあ~と、常々思いながら今まで購入に踏み切れてなかったのだ。

で、ようやくユニオンの新宿プログレ館にて中古盤を発見したので捕獲、¥2100でした。もう結構前の作品なのにまだこの金額って随分強気だな...と思いながらも、また逃すと今度は何時になるか分からないからここらで妥協するかと。

で、早速聴いてみると、多くの人達が絶賛する意味が冒頭の1曲だけでよく分かった。明らかにキング・クリムゾンの再来だと。私みたいなクリムゾンに疎い人ですら直ぐに分かるのだから、デビューアルバムでこの音出されたらプログレマニアの方々は間違いなく悶絶モノでしょ。まあ、元々クリムゾンのコピーバンドから始まったバンドらしいので、似てて当然かと。
また演奏の方も申し分なく、ギターのロバート・フリップ度はかなりのモノだし、ドラムもビル・ブラッフォードばりのプレイも聴き所。またプログレマニアではない私が何故か好きな楽器である(笑)メロトロンを大々的に使いこなしているのも大きなポイントだ。

邦題で「暗鬱」と使われてるだけあって、重く暗く悲しく寂しく...といった要素が満載なので、そのテの音が好きな方には間違いなくお気に入りの1枚になるであろう事は確実。私みたいにクリムゾンに思い入れが無い人でも十分に楽しめた。そーいや、ポーキュパイン・トゥリーにも若干似てる雰囲気があるなあ(つまり内向的という事)。
少し苦言を呈するなら、ボーカルのヘタウマ加減がかなり微妙だという事。声質は良いのだけど歌唱力は...ってな感じだけど、雰囲気重視と捉えるならギリギリで許せる範囲かな。それと全体的に似た様な印象の楽曲が多いので、メリハリがなく一辺倒に聴こえるトコもツメが甘い感じがした。

既にオリジナルアルバムは数枚発表されており、2度ほど来日公演も行われてるので(2度目のツアーの時にはメロトロンがステージに3台(!)用意されたらしい)ここ日本でも受け入れられているんでしょうなあ。
アルバムを発表する毎にクリムゾン色は薄くなってるみたいなので、オリジナリティーは最新作になるのだろうけど、コレはコレで衝撃を受けるには十分な作品だと思う。
ちょうど今の様なこれから寒くなる時期には打ってつけの世界観なので、聴く頻度は高くなりそうだ。


「KARELIA」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=EMgUicXgFGA

「WHERE SOLITUDE REMAINS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=PPH5Ybx1294&feature=related

「SAD RAIN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Zbum2Vm0E1U