先日、バンド内のゴタゴタが発覚し、結局はシンガーのジェフ・テイトがバンドを解雇されて現クリムゾン・グローリーのVoが後任として発表されてしまったクイーンズライク。
ジェフと他メンバーとのいざこざがあって(近作の作曲クレジットはジェフと外部ライターでの曲で埋め尽くされ、他メンバーの曲は余り採用されないというトラブルらしい)バンド側がジェフを解雇しようと話してたトコをジェフに聞かれて。怒ったジェフはメンバーに暴行(リズム隊の2人らしい)、バンド側も強行でジェフ抜きのバンドを別名でライブを行ったら好評だったらしく、そのまま解雇に繋がったらしい。

ジェフほどの歌唱力を持ったシンガーが解雇されるという事は、そのままバンドの顔を失う訳だから相当な覚悟を持った解雇劇だったと思うけど、後任シンガーが初期のジェフを彷彿とさせるVoらしいので違和感は余り無いらしいけど、このバンドに対しては思い入れが深い事もあってちょっと冷静じゃいられない...先日、久々に新作を発表したグレイト・ホワイトだ。

バンドの顔と言っても過言ではなかったジャック・ラッセルは今回参加していない。マーク・ケンドールは数年バンドを抜けた事があったけど、まさかジャック抜きの白鮫のアルバムが発表されるなんて全く思いもしなかったなあ。

事の成り行きは、ジャックが胃潰瘍になってしまってバンドを一時的に抜けて治療に専念し、戻ってきたら何故かバンド側から参加を拒否されてしまい、それじゃ「別のグレイト・ホワイトを作る」と言ったらそれすらメンバーに拒否されて、結局ジャック・ラッセルズ・グレイト・ホワイトという妙な名前で活動する事になったと。

内部分裂は様々な理由があるから迂闊な事は言えないけど、とにかくファンとしては元の鞘に収まってほしいと願うトコ。今回の新作は某音さんのブログにも書かれてる通り「ジャックじゃなきゃ嫌だ」と思ってるので(笑)購入は見送りですなあ。

さて、そんな白鮫のブートDVDをネットで先日見つけたのでここにレビュー。
「N.Y. RITZ '88」というタイトル通り「ONCE BITTEN」発表後のライブだったらしく、翌年発表される「TWICE SHY」の楽曲は収録されてない。楽曲は以下の通り

1.SHOT IN THE DARK
2.WHAT DO YOU DO
3.GONNA GETCHA
4.MONEY
5.IS ANYBODY THERE
6.SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
7.FACE THE DAY
8.ALL OVER NOW
9.ROCK ME

全曲で約50分くらいなんで、少々食い足りない感じなのがもどかしいけど、この時期の白鮫はブルーズに漬かる前のまだHMっぽい雰囲気が残ってる頃なんで非常に貴重。私が観たライブは「HOOKED」のツアーだったけど、アレはアレで非常に素晴らしいライブだったけれどこの頃も観たかったなあ。カヴァー曲もバリバリ演ってた頃だし。

しかし、折角の「ONCE BITTEN」のライブなのに「LADY RED LIGHT」や「NEVER CHANGE HEART」「SAVE YOUR LOVE」が収録されてないのは何事か!?やっぱオウディ・デスブロウが曲覚えられないからかな??(笑)
だけど「SHOT IN THE DARK」や「GONNA GETCHA」「ALL OVER NOW」が収録されてるのは嬉しい。当然、定番の「ROCK ME」や「FACE THE DAY」、ZEPの「SINCE I'VE BEEN LOVING YOU」やロックのスタンダードと言われる「MONEY」が入ってるのは良い。

冒頭の「SHOT IN THE DARK」をYOU TUBEで試聴して購入を決めたのだけど、とにかくカッコ良い!の一言。曲が好きな事もあるのだけど、やはりジャックの歌唱力の素晴らしさとライブならではのラフな演奏が非常にカッコ良いのだ。
またZEPの「SINCE I'VE BEEN LOVING YOU」はこの映像のハイライトかと。当時、このライブの模様をBURRN!誌でもレビューされてたけど、ZEPのカヴァーをやらせたら同時期話題になってたレニー・ウルフよりも凄いんじゃないか?と評されてたジャックのVoがホントに凄い。コレだけでも十分買いですな。

地元でTV放送されたモノなので、画像は程よく観られるから(HQではないけど)購入したのだけど、何よりこのバンドのライブがずっと前からまた観たいと思ってるのに全然来日してくれないので、結局こういうモノで我慢するしかないのが現状なのはちょっと萎えるなあ。
先日行ったVOICE OF AORみたいなイベントで、当時のバンド達を2~3呼んでライブやればそれなりに当時のファンも入るんじゃないか?と思ってるんだけど(向こうでやってる「ROCKLAHOMA」みたいなヤツ)...当時の観たいバンドはそれこそ多いので(私的にはTESLA、WINGER、DOKKEN、CINDERELLA、POISONなど)何処かのプロモーターさん、ちょっと考えてみてくれませんかね?...あ、でも富士スピードウェイは勘弁で(爆)。


「SHOT IN THE DARK」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=QUqDr0mLn5o&feature=related


「SINCE I'VE BEEN LOVING YOU」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=bddULHM0bxM&feature=relmfu


「ALL OVER NOW」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=UlYBx515HuA&feature=related
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Weather SystemsWeather Systems
(2012/04/16)
Anathema

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先日の6/9”ロックの日”にちなんで、HMVにて”¥5000以上でポイント10倍セール”ってなモノが1日オンリーで実施されてたので、以前から欲しかったアナシマの近作2枚、TOTO紙ジャケ1枚、デアーの5thアルバムを合計¥5003(!)で合わせたのがようやく2日前に届いた。
因みに、前回書いたザ・スミスのコンプリートBOXも¥4400で売ってたので結局ポチってしまいました。同じ時間帯に佐川とヤマトの配達が被るという離れ技をやってのけて(爆)。

ちょっと前に某音さんのブログにてこの新作を紹介されていたのを切っ掛けに、物凄く興味を持ったアナシマだけど、それまではゴシックバンドの括りでよく紹介されていたのを雑誌などで目にするだけで名前だけは辛うじて知っていた。
まあ、私的にはゴシックメタル系はパラダイス・ロストは勿論の事、他にもシアター・オブ・トラジディやマイ・ダイイング・ブライドとかも聴いたけど、どれも途中で路線変更したり音楽性を変えたりして興味を失ってしまったので(肝心なパラロスでさえも途中で路線を変えたし)ゴシック系は余り深入り出来ないと踏んでる部分があるので、アナシマまでは手を伸ばしていなかった。

しかし、この紹介された新作を聴いて非常に驚かされた。まず「ゴシックじゃないじゃん!」。
とにかくメロディが物凄く綺麗!Voもゴシック系にありがちなデス声ではないから聴きやすく、女性Voも取り入れてメリハリを利かせるのも上手い。特に顕著なのが「UNTOUCHABLE PART 2」。コレはホントに泣ける!
ゴシックメタルという括りはとっくの昔に無くなってたらしく、ここ数作ではいわゆるポストロック的な手法を取り入れて独自の音楽性を追求しているみたいで、そもそもHMの括りにすら入るかも微妙なトコなんだけど、私的にはシンフォニック系に近いモノを感じたかな。

全体的に、シンプルで綺麗なメロディに併せて徐々に盛り上げていく手法がこのバンドの特徴なんだな...と感じたけど、それが決して一辺倒にならず聴き手を飽きさせないのは見事。音楽性は違うけど、マリリオンを聴いてる時に感じる「切なさ」や「儚さ」を十分思い出させてくれる。何処か影のある雰囲気を持ってるのも英国のバンドならではと言った感じだ。

正に傑作。間違いなく今年のベストアルバム候補の一つに入ってきますね。全く知らなかったバンドで大当たりを掴むと非常に感動するなあ...まあ某音さんの紹介のお陰なんですけどね(苦笑)。ホントに感謝してます!!


「UNTOUCHABLE PART 1」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SDldA5QWk_I

「UNTOUCHABLE PART 2」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7afB2jBtip4&feature=related

「THE STORM BEFORE THE CALM」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=2cr4YixJfi8&feature=related

ランク(紙ジャケット仕様)ランク(紙ジャケット仕様)
(2006/09/13)
ザ・スミス

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...何故アイオミからザ・スミスを聴く?(苦笑)

ともかく(笑)私が何故か急に聴きたくなるミュージシャンの筆頭角であるザ・スミスを今、マイブームと言わんばかり聴いてます。しかも、昨夜はザ・スミスオンリーでずっと聴いてたお陰もあってか、正に今日は”心に茨を持つ中年”と化しました(爆)。

切っ掛けは、ちょっと前に出たリマスター盤BOXセットが格安で売られてるのを見て、やはりここはまた押さえておくべきだろうか?と考えてしまった。
輸入盤に対訳と解説を付けただけで輸入盤の倍の値段を付けてる似非国内盤(笑)はめでたく完売したみたいだけど、一応リマスター前の国内盤は全部持ってるので対訳には困らないから、リマスター効果がビートルズのリマスターよりも効果抜群というレビューを見て、ここは最後のお布施という事で押さえようか、やっぱ。

で、「RANK」。
スミスが解散を表明したのが1987年で、その翌年に発売された本作は1986年のBBCの放送用に録られたライブ盤。
ギリギリでリアルタイムを体験出来た私だけど、このライブ盤が発売されるというニュースを音楽雑誌で読んだ時のタイトルは今でもよく覚えてる。”墓碑銘は「RANK」”。
4thアルバムが発売された直後に、呆気なく...そして肩透かしを喰らった様な感覚を受けた解散宣言だったなあ。

このライブ盤を聴いて、自分の中で早くもこのバンドにケリを付けるのか...と思ってたのに、ケリどころか未練タラタラで「これからまともに聴こうと思ってた矢先に、あっさり解散しやがって...しかもこのライブ、スタジオ盤よりもハードでめっちゃカッコ良いじゃん!ふざけんなよ、このオカマ野郎!#」と半ば怒りが込み上げてきたモンだった。

今CD聴いて、さすがに怒りは込み上げて来ないけど(苦笑)冷静に聴ける分、色々と細かいトコも聴けて新たな発見もあって結構楽しい。ライブなのに、ジョニー・マーの繊細なギターは魅力を損なわないし、後に印税分配で悪名高くなったリズム隊も結構頑張ってるなあ~とか、モリッシーの意外とエキセントリックな雰囲気もこのライブ盤で味わえたりと、スタジオ盤だけでは語れない魅力がこのライブ盤にはあると思う。

解散して既に25年近く経ってるにも関わらず、未だにザ・スミスに未練タラタラな人達は多いらしく、英国の首相は国会でバンドのファンを公言したお陰で曲名をモジられて批判されたり、プレミアリーグの某選手は「バンドの再結成を全力を尽くす」とコメント出して、ピッチでモリッシー同様ケツにグラジオラス挿してたり(コイツ、マジで最高!/笑)、常に英国の再結成して欲しいバンドのトップを飾ってるのもこのバンドだ。

私的には再結成はして欲しくないなあ...あの時代だからこそ輝いたバンドだと思うし、今の中年になったモリッシーやジョニー・マーを観て、当時と同じ気持ちでバンドを語れるとは到底思えない。
でも、まだこのバンドを聴いた事がなくて、これからCDを聴く人達にとっては結構新鮮に映るかも知れない。何故ならワン・アンド・オンリーのバンドだし、このバンド後に続いたUKロック勢は絶対何かしら影響を受けているものだし...改めて凄いバンドだったなあ~。


「THE QUEEN IS DEAD」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=BJHRP-IzHHw

「THE BOY WITH THE THORN IN HIS SIDE」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=HCdDxRaFV3s

「BIGMOUTH STRIKES AGAIN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=DwgfeH-0TiA

Dep Sessions 96Dep Sessions 96
(2004/09/28)
Tony Iommi、Glenn Hughes 他

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以前から探してた、現在ガン治療の闘病中にも関わらずブラック・サバスの新作製作を行ってるトニー”リフマスター”アイオミと、グレン・ヒューズとのコラボ作品「THE 1996 DEP SESSIONS」をようやく国内盤の中古CDを見つけたのでポチって今日届いた。

輸入盤なら今でも簡単に手に入るけど、国内盤は既に廃盤だったらしく2~3ヶ月前に国内盤をネットで探して注文したのは良いけど、そのCD屋も在庫確認を怠ってたみたいで、数日後に”在庫がありませんのでキャンセルさせていただきます”との旨のメール1本で簡単に終了してしまった...こういうのは客舐めてるとしか思えないんだけど...
アマゾンの中古でも高いし他でもなかなか見つからなかったので、とりあえずはアンテナ貼って中古探すしかないか...と暫く様子見だったのだけど、めでたくディスクユニオンの中古サイトにて¥1100で発見。何とか手に入って一安心と。

そもそもリリースの切っ掛けが、お蔵入りになったこの音源が「EIGHTH STAR」という名でブートとして出回り、それをアイオミや彼の関係者が聞きつけブート対策として新たにミックスし直し、当時幼児虐待疑惑のあった元ジューダス・プリーストのデイヴ・ホーランドがデモで叩いていたモノを別のドラマーで撮り直したのが、このアルバムという経緯がある。

さて内容の方は、アイオミのソロアルバム製作という名目でVoをグレンに頼んだところから始まり「とにかく何が出来るかやってみよう」的なノリで作られたデモ音源なので、全体的にリラックスした雰囲気が漂う作風となった。

しかしデモといえどこの御大2人の音源、単にリラックスという言葉だけでは片付けられず、冒頭の「GONE」からいきなりサバスばりのヘヴィなリフでガツンと一撃。続く「FROM ANOTHER WORLD」では一転、泣きのギター炸裂でもうこの2曲だけで十分元取った感じ。
「TIME IS THE HEALER」でも聴ける邪悪な重いリフ、アイオミにしては珍しい疾走感のあるHRスタイルの「I'M NOT THE SAME MAN」、前半は全然アイオミ色が薄いのに後半徐々に邪悪さが増してくる「DON'T DRAG THE RIVER」など、全8曲と短い割りには聴き所が多い。
因みに「GONE」は、グレンのソロ「THE RETURN OF CRYSTAL KARMA」にも別テイクで収録されているけど、やっぱり御大のギターの重さには敵わないといった感じの出来。

この作品がお蔵入りとなったのは、オジーが1995年に「OZZMOSIS」でシーンに復帰し、オズフェストでのサバス再結成が表面化した結果なのだけど、やはりこの2人のコラボは非常に面白い。サバスとして聴くと違和感あるけど、全くの別モノと捉えればこれほど贅沢な組み合わせもない訳で、アイオミには無理をして欲しくないけどサバスの活動が一段落したら、是非またグレンとアルバム作って欲しいと願うばかりだ。


「GONE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=kfhsvo58Bek

「FROM ANOTHER WORLD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=IspPkvcKeHE&feature=related

「I'M NOT THE SAME MAN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=7AtSz7_hY4k&feature=relmfu

クロックワーク・エンジェルズクロックワーク・エンジェルズ
(2012/06/13)
ラッシュ

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待ち望んでた、現在世界最高の3ピースバンドであるラッシュの約5年振り、通産20作目にあたる新作「CLOCKWORK ANGELS」が届いた。

70年代から80年代までの異様なハイペースなリリースパターンからすると、この5年という期間はちょっと待たせ過ぎにも感じるけど、区切りながらも前作「SNAKES AND ARROWS」ツアーと「TIME MACHINE」ツアーに伴うライブアルバムとDVDリリースがあったので、意外とバンド不在の寂しさは感じなかった。
特に「TIME MACHINE」ツアーの映像にはテンション上がりっぱなしだったので、あれから1年経たずに新作を届けてくれたのは興奮を持続させるに十分なモノだったと思う...って言うか、ラッシュは常に車内やi-podで散々聴いてるので、ずっとテンション維持は出来てるのだけど(笑)。

さて、内容はその「TIME MACHINE」ツアーでも先にお披露目されていた「CARAVAN」「BU2B」の2曲が冒頭に配置されているのだけど、既に聴いてる楽曲なので作品の大体のイメージは想像出来ていたつもりだったのだけど、実際は半分裏切られた感じだ。但し、良い意味での話だけど。

まず耳を惹くのが、ストリングス・アレンジの導入。過去の作品でもここまで大胆に入れた事はなかったのではなかろうか?その柔らかの音像はヘヴィな前述の2曲には聴こえてこないので、これには非常に驚かされた。
あとライナーノーツでニール・パート本人が語ってる通り、今回のドラムパートは決められたモノではなく即効性を活かしたという事もあって、過去のアルバムとはまた別の激しさを感じる事が出来た。

楽曲に関しては、前作にあった内省的な雰囲気は余り感じられず、ヘヴィでありながらも明るくポジティヴな雰囲気を感じる楽曲が全体を支配している。またスチームパンクなるSF的ファンタジーをキーワードとして用いてるので、全体的に近未来的な雰囲気を醸し出してる事もあって、私的には「GRACE UNDER PRESSURE」あたりの雰囲気を感じた。某巨大掲示板では「PRESTO」っぽいという意見もあったけど、私はそれは同意しかねるな(笑)。実際「PRESTO」よりもハードロックしてるし。

しかし、ここに来てこのテンションの高さは何なんだろうか?よく私が大御所ミュージシャンに用いる言葉「もうすぐ還暦なのにこの音は~」という言葉を今回ほど痛感させられた事はない。「HEADLONG FLIGHT」や「CARNIES」なんて60歳近いバンドが出す音か???と。

でも、非常に困った。今年はまだ半分しか経過してないのに、ベストアルバム候補が多くて参った。間違いなくここ数年でのバンドの傑作と断言出来る本作。この前、ゲディ・リーがまたお忍びで日本に来たらしいけど(野球・温泉・京都だったそう/笑)、プライベートじゃなくて本職で来てよ。マジで日本公演やってくれえ~~~。


「CARAVAN」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SOfh12Rtpyk&feature=related

「HEADLONG FLIGHT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ZcFGrWjOX0E

「CARNIES」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=v1tVdpzAtNc

破滅へのカウントダウン破滅へのカウントダウン
(2010/12/08)
メガデス

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今月は結構購入してるので、次の給料日までは買わなくて良いかな?と思ってたけど、昨日何気に覗いたHMVのサイトで"6/9ロックの日限定セール”で、幾らか安くなってたんで、先日某音さんのサイトで紹介されてたANATHEMAのアルバム2枚、これまた先日中古で購入して感動したDAREのアルバム1枚、TOTOの未発表曲集のアルバム1枚(国内盤)でピッタリ¥5003に収め、¥5000以上はポイント10倍のルールも見事守った(?)と。
しかし、最近はホントに聴いてみたいのが増えてしまい、まだ聴いてないモノも多々あるのだけど今度は逆に聴く時間がないので、少しずつセーヴしなきゃマズいよなあ~。

そんな訳で先日買ったBIG4のDVDも全然観れてないのに、メガデスのPV集DVDなんかも買ってしまって(¥2000で半額だったので)PVならコマ切れでも観られるから、時間が足りなくてもちょこちょこ観てたら久々にメガデスにハマった。
そんな訳で、メガデス通産5枚目にあたる「COUNTDOWN TO EXTINCTION」(邦題:破滅へのカウントダウン)を今日はチョイス。

このアルバムが出た1992年、前年にメタリカのブラックアルバムが発売されて名実共に大物バンドにのし上がったメタリカを見て、さてメガデスはどう出る?と物凄く興味を持っていた。ましてやHR/HM好きには文句無しの傑作「RUST IN PEACE」の次作という事も十分に楽しみにしていた。

結果、私的には前作越えは果たせなかったと今でも思ってるけど、それでも期待には応えてくれたアルバムだったと。当時のMTVで「SYMPHONY OF DESTRUCTION」のPV観た時はマジで興奮したし。

このアルバムは、ドライでエッジの効いた音作りが過去最高に良かった!(メガデスの全アルバム中でも好きな音かも)。ただ、楽曲に関してはちょっとバラつきがある感じがして、過去のアルバムにはなかった”歌モノ”的な楽曲が多く、色々と新しい試みもトライしているので純粋なスラッシュメタルとは言い難いモノとなってるのが私的に前作越えにならなかった理由だと思う。

それでも「SKIN O' MY TEETH」「HIGH SPEED DIRT」「ASHES IN YOUR MOUTH」は相変わらずのカッコ良さだし、PVになった「FORECLOSURE OF A DREAM」や「GO TO HELL」は独特な雰囲気で結構好きだ。
逆に今でもプレイされる「SWEATING BULLETS」は今でも余り好きになれないなあ。何かメタルっぽいノリじゃないリズムが癪に障るというか...

スラッシュメタルからの脱却を徐々に推進していった分岐点的な作品だと思う。バンドのメンツもいよいよ固定されてきて、楽曲的にも共作が増えて練られたモノが多いのは、バンドとして非常に有機的で充実したモノだったに違いないけど、一方で初期にあった大胆な奔放さと、殺気だった雰囲気が幾分失われてしまったのはちょっと寂しい気分にもさせられたという、今聴いてもちょっと複雑な思いが募るアルバムだと。


「SYMPHONY OF DESTRUCTION」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=nvVZM-B-t6M

「ASHES IN YOUR MOUTH」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=evZ70nTfMsA

「GO TO HELL」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=a7pqj8Be8kU

トラジック・アイドルトラジック・アイドル
(2012/04/18)
パラダイス・ロスト

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ネットで洋楽ニュースをチェックしてたら、ちと驚く様なニュースが載ってた。クイーンズライクの面々が内部分裂を起こしたらしく、ジェフ・テイトを解雇しようと他のメンバーが話してたトコに偶然(?)ジェフがその話を聞いてしまいブチ切れて喧嘩になったらしく、スコット・ロッケンフィールドに刃物を向けた(!)という噂が。
それで残りのメンバーは、クリムゾン・グローリーのVoと一緒にライジング・ウェストというバンドを組んで「EMPIRE」までの楽曲をライブでプレイするらしく、またそのままスタジオ入りするという話。
現時点ではジェフはクイーンズライクを辞めてないみたいで、マネージメントも解散を否定してるらしいけど、ここまでになってしまったらもう復縁は無理なんじゃないかと。
またクリムゾン・グローリーのVoもまだバンドを抜けてないらしく、新曲の曲作りやってるから心配するなとコメント出してるけど、ジェフの声質や歌唱力に近いVoをわざわざ別バンドとして迎え入れるのは明らかにジェフに対しての当て付けにしか思えないよなあ~(苦笑)。
個人的には「EMPIRE」で終わってしまったと感じてるので、現在のバンドには余り思い入れはないけど、何か勿体無い話だな~と思う。

さて、久々にCD屋に行って色々チェックしてたのだけど、市内のCD屋には「アレもない、コレもない...」状態でホント寂しい限りなのだけど、そんな中奇跡的(?)にパラダイス・ロストの新作「TRAGIC IDOL」が置いてあったので、とりあえずゲットした。

前作は結局買わずじまいだったのだけど、理由はYOU TUBEで数曲聴いたモノはヘヴィな音楽性に重点を置いてしまった為、このバンドの魅力的な部分である(と、私は感じてる)物悲しいメロディが希薄になってしまい、全くノれなかったのだ。近所の中古CD屋にも早々と中古で並んでたのを見ると、私同様に感じた人は少なからずいたのかな?と思った。
しかし、この新作は某音さんのトコのレビューで「とんでもなく美しい作品」と称されてたので、それなら今回はトライしてみるか!と手に取った。ジャケもかなり好みだったし。

全曲聴いてみた結果、某音さんの言うとおりバンドの代表作である「DRACONIAN TIMES」をかなり意識した作風になってるのには正直嬉しい誤算だった。さすがにあそこまでの完成度はないけど、あのアルバムの後にこの新作がリリースされていてもおかしくないと作品だと思う(勿論「ONE SECOND」も大好きな作品だけど)。
ただ今回のアルバム、冒頭での掴みがちと弱い感じがしてやや拍子抜けな部分も感じられるのがちょっと残念。1~4曲目まではドゥームっぽい雰囲気やミドルで押すタイプで固められてるので、メリハリがないのが致命的かと。
しかし後半の楽曲の良さで何とか持ち直して、私が彼等に期待する物悲しいメロディも健在。ラストの「THE GLORIOUS END」なんて”コレだよ、コレ!”って感じで非常に大好きな曲だ。
またボートラに収録されている「ENDING THROUGH CHANGES」なんかは「ONE SECOND」時代の雰囲気が感じられて、コレを何故本編に入れない?と疑問に思うほど良い曲だと思う。

私的には、この路線なら非常に満足。彼等にしか出来ない音楽性...っていうか、このテのパイオニアである彼等が色々と模索してどーする?オリジナルならオリジナルにしか出来ない事をやってくれた方がリスナーは喜ぶと思うんだけどなあ。じわじわと響いてくる、正に”力作”と呼ぶに相応しい作品かと。


「HONESTY IN DEATH」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=kU18F6yTuHo

「CRUCIFY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=R5CUqLwPl1Q