ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー(初回限定価格盤)ラヴ、ハーモニー&エタニティ~グレイテスト50・オブ・スティーヴィー・ワンダー(初回限定価格盤)
(2010/08/04)
スティーヴィー・ワンダー

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先日、近所のTHUTAYAへレンタルDVDを探しに行った際、全然品揃えが無いCDコーナーをいつもはスルーするのだけど、この日は何気にチェックしたらラックの1/4くらいが50%オフになってたので、給料前にも関わらず2枚購入。1枚はアース・ウィンド&ファイアーのCD+DVDのベスト盤が¥1150、そしてもう1枚が今回のお題、スティーヴィー・ワンダーのSHM-CD3枚組ベスト「LOVE HARMONY & ETERNITY」を¥2000で購入。

EW&Fは以前2枚組ベストでレビューしたので今回はスルーだけど、内容は1枚に絞ってるお陰で正にグレイテストヒッツ的な内容で満足。2009年に発売されたモノなので音も綺麗だし。入門には最適な1枚ですな(DVDは、如何にもEW&Fな雰囲気のクリップで余り観ないと思うけど/笑)。

で、スティーヴィー。当然、洋楽を聴く以上誰もが一度はCM等で耳にするであろう大物ミュージシャンである訳だけど、私の場合はリアルタイムで聴いたのは全米1位を獲得した「I JUST CALLED TO SAY I LOVE YOU」(邦題:心の愛)でした。
当時の主流だったシンセを多用したナンバーだけど、メロディはタイトル通り温かみのある雰囲気で、こういう曲をさらっと演って全米No.1取っちゃうトコに、この人が若かりし頃から天才と謳われてきたのがよく分かる。
でも何時だったか、TVで観たストリッパーのドキュメントで、この曲をBGMにして踊ってる映像を観てちょっと違うんじゃ...と思った事があって、それ以来この曲聴くとその事を思い出して複雑な心境に(苦笑)。いや、別にスティーヴィーが悪い訳じゃないんですけどね。

でも、その後彼を追ったのは次作の「IN SQUARE CIRCLE」まで。「PART TIME LOVER」がヒットしたのはよく覚えてるけど、その後は結構リリース期間があったりして自然と聴かなくなってしまった。まあ、この人の真髄は70年代~80年代初頭と言われてるから、当時の音楽シーンの流れでは仕方ないのかもしれないけど。

そんな訳で、こういうベスト盤はスティーヴィーを知っていながらも初期の頃から全盛期を殆ど知らない私の様なリスナーには物凄く有り難い作品かと。このCDは日本独自企画盤だったらしく、発売された2010年にスティーヴィー自身がサマソニに来日(!)という事もあって、それを機に発売されたらしい。
しかも意外だったのが、スティーヴィーのそれまでのベスト盤は本人が余り関与してなかったらしく、このアルバムで初の監修を行ったとの事。しかもタイトル通り、愛・調和・永遠を各CD1枚ずつにテーマを決めて編集してあるので非常に興味深い。

全50曲収録。スティーヴィーのコアなリスナーには「あの曲がない、この曲がない」って事になるのだけど、基本的な代表曲を殆ど収められてるし(前述の「PART TIME LOVER」は収録されてないけど、構成上無理に入れるとイメージに合わないので入れなくて正解だと思う)様々なタイプの楽曲が収められてるので、物凄く楽しめた。驚いたのは、この人の楽曲にはR&Bテイストが強いかと思いきや、意外とポップ寄りの雰囲気が強いという事。だからこそ、万人に天才と認められて大成功を収められたんだろうなあ~。

でもこのCDを聴いて、彼のフォロワーはホントに多かったんだなあ~と改めて実感した。畑違いだけど、グレン・ヒューズがよく彼の様な歌い方って言われるのがよく理解出来たし、ジャミロクアイも明らかに影響受けまくりだし、レッチリが「HIGHER GROUND」をカヴァーしたり、あのマイケル・ジャクソンですらジャクソン5時代に影響を受けた訳だし。でも、やはりオリジナルの凄さには誰も勝てないと、今更ながら思い知らされた気分だ。


「ISN'T SHE LOVELY」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=gckGhM7GmWM&feature=related

「SUPERSTITION」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=wDZFf0pm0SE

「RIBBON IN THE SKY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=fihlBfuA2B4

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ヘイト・クルー・デスロールヘイト・クルー・デスロール
(2009/03/04)
チルドレン・オブ・ボドム

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先々週は土曜日が出勤日だったんで、先週はやたらと長く感じた1週間もこの3連休の為に頑張ったのにも関わらず、いざその時が来ると大してやる事も無くて(笑)ダラダラと過ごしてます。
ホントはちょっとドライブで気晴らしに行きたいトコなんだけど、天気がイマイチすっきりしないし、相変わらずの残暑でうんざり気味。中古CD屋でチェックしようにも最近行ったばっかなんで大して変わり映えしてないだろうし、来週リニューアルオープンのトコもあるのでそれまでは良いかな?と。普通のCD屋(?)も、軒並み潰れているんでチェックする場所もないし...

ってな感じで悶々とした感覚なんだけど、先日余りメタルに詳しくない友人から「プリティ・メイズのライブに行くかどーか迷ってるので音源あったら貸して」との連絡があったんで、先日購入したライブCDの他に、何か聴きたいモノはないか?とリクエスト募ったら、何故かチルドレン・オブ・ボドムの名が。
あ、そっち系にいっちゃうのか?とちょっと意外だったけど、考えてみりゃ私もチルボドのCDは1枚も持ってなかったなあ~と思い(っていうか、それ以前にまともに聴いた事がなかった)これを期にまともに聴いてみるかと思い、やはり一番評判の良い4thアルバムの「HATE CREW DEATHROLL」を購入。
ネットで調べたらリマスター盤が出てるらしいけど、このテの音にリマスター効果なんぞ期待してないので(笑)安い廉価盤の方を購入。

実は、そもそもこのテの音”メロデス”という呼び名が余り好きじゃないのと、その代表格と言われるイン・フレイムスやアーク・エネミーみたいなバンドを聴いてみても余りピンと来るモノが無かったという事もあって、そのままこのジャンルには手を出さなくなってしまったという経緯があった。

でも聴いてみると、いわゆる”メロデス”とはちょっと違う雰囲気を醸し出してる様な気がした。北欧ならではのキラキラしたキーボードと、ジャギジャギしたギターのコントラストが抜群に良いアクセントとなってるんで爽快感がある。ギターソロは意外とクリーンなトーンで弾いてたり、私が苦手なデス声じゃないなく、ただの吐き捨て型のVoってトコもとっつき易い。

お気に入りは、冒頭3曲「NEEDLED 24/7」「SIXPOUNDER」「CHOKEHOLD(COCKED'N'LOADED)」「YOU'RE BETTER OFF DEAD」「HATE CREW DEATHROLL」あたり。スレイヤーの「SILENT SCREAM」もハマっててカッコイイ出来。

最近の作品ではモダン路線に走ったという事でファンからも賛否あるという話だし、また聴くなら評判の良い2ndあたりか無難なベスト盤から入るのが良いかな?と。でも、とりあえずはこのアルバムを十分に堪能してからかな。


「NEEDLED 24/7」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=vjhRWh5L19Y

「YOU'RE BETTER OFF DEAD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=TVZKCwv25Wo

「HATE CREW DEATHROLL」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=4EpRIU4Le_0

We\'re Here Because We\'re HereWe\'re Here Because We\'re Here
(2011/06/07)
Anathema

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今頃になって夏バテになったらしく、そういう時に限って昨日の土曜日は出勤日だったんで体力のバテバテ感がハンパない。お陰で今日は洗濯と買い物以外は何もやる気が起きず、ダラダラ過ごしてるし。
これを機にHDレコーダーに取り貯めた映画などを観たいんだけど、途中でそのまま寝てしまって記憶に全く残らないし(苦笑)こういう時はゆっくり静養に務めるのが一番なんだな。まあ、来週は3連休だからそっちに譲れば良い訳だし。

でも、こういうボーッとした時にこそ耳には集中して聴けるモノを...という訳で、購入して暫く手に取ってなかったアナシマの通産8作目にあたるオリジナル作「WE'RE HERE BECAUSE WE'RE HERE」をレビュー。

今年発売された新作の「WEATHER SYSTEMS」を気に入ったお陰でこのバンドに興味が湧いたのだけど、初期のゴシック路線よりも新作のポストロック路線がどツボにハマったので、この路線に近いモノを...と調べたらやはり前作って事らしいので、とりあえずこっちも購入したと。書き込みなんか見ると新作よりもこっちの方が良いという人もいたし。

第一印象は、新作にハマった身としてはこのアルバムも悪くはないけど幾分インパクトには欠けるかな?と思った。曲構成の流れは新作と全く同じスタイルで徐々に盛り上げていく構成なのだけど、新作との決定的な違いはメリハリの部分がそう大きくないトコなのかも。だから、新作を聴いて「大仰しい」と感じた人は、こっちの方が良いかも。

すっきりしたメロディの裏に何処か寂しさを感じさせる曲調はもう既にこの時点で発揮されており、某音さん曰く「気分が落ち込んだりした時に聴くと自殺したくなる様な~」とまでは行かなくとも(苦笑)悲しいメロディが聴きたい時にはこれをチョイスしても良いと思う。
お気に入りは「DREAMING LIGHT」(ホントに美しい!)と「A SIMPLE MISTAKE」(この曲の後半部の盛り上がりは凄い!)、「SUMMERNIGHT HORIZON」がベストかな。

ミキシングにはポーキュパイン・トゥリーのスティーヴ・ウィルソンが絡んでる事もあってポーキュパイン・トゥリーを感じさせる部分もあるけど、それ以上にバンドの個性が強いのでさほど気にならない。ただ、新作にもあったけど語り部の部分は余りピンと来ないので入れない方が良い様な気が。

でも今作聴いても思ったけど、切なさを感じる雰囲気はホントにマリリオンと似てると思う。これが英国クオリティってヤツなんですかね?


「A SIMPLE MISTAKE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=RKjJIcqC2I0

「DREAMING LIGHT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Mk0OF9DdVhw

「SUMMERNIGHT HORIZON」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=d5lNYXyT4fo


Heaven & HellHeaven & Hell
(2008/10/07)
Black Sabbath

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まだ購入していないけど、ようやくトニー・アイオミの自伝の日本語訳本が発売された。ホントはオジーの自伝と併せて読むのが筋なんだろうけど、オジーの方は「オジー降臨」の映画を観て、オジー本人が過去の記憶が曖昧だと暴露してるのに自伝とはこれ如何に?って事で(まあシャロンの方が覚えてるんだろうけど)買ってない。またジェイクの事やザックの事がハブかれてると聞いて、やはり政治的な部分もこういうトコで露呈しちゃマズいでしょ?って思ったし。
だから、トニーの方にはちと興味があるんですよ。何であの時代にああいう禍々しい音を出したバンドを作ったのか?と。それと、やっぱリタ・フォードの事も書かれてるんでしょうか?

先日、ロニー時代のサバスの音源を集めた「THE RULE OF HELL」を中古で¥3300で売ってたので即ポチった。この為にデラエディ盤は買い控えていたので、ようやく何時でも聴ける状況になったのは嬉しい。しかもリマスター仕様で「THE BLACK BOX」と同じくライノが担当してるので、クオリティは文句なし。しかもBOXのデザインもカッコイイ。コレと同じデザインのTシャツも買ってしまったし。

ってな訳で、ロニー時代のサバスと言ったらまずはコレでしょう。オジーに代わるロニーの存在感を圧倒的に感じさせる「HEAVEN AND HELL」。

まず、当然ながらリアルタイムでは聴いてないので、発売当時がどんな状況だったのか全然知らないけど、リアルタイムでサバスを追っててコレを最初に聴いた時はさぞかし腰を抜かしたんだろうなあ~と容易に想像出来る。
勿論、唯一無二の存在であるオジーの後任を任せられるシンガーが世界にどれだけいるんだ?ってトコから考えるだろうけど、オジーとは全く違うタイプのロニーを入れた時点でまず驚くでしょう。人によっては冗談か?とすら思うだろうし(笑)。

そしたら、シンガーを代えたら音楽性までもが変わってしまったのにもまた驚いたと思うし。前作から兆候はあったものの、陰鬱で沈み込む様なドゥームっぽさは消え、明らかにロニーの歌唱力によってもたらされた様式美を感じさせるスタイルには、絶対賛否あったと思う。
だけど”ヘヴィ”というスタイルだけは絶対に変わらなかった。コレがサバスにおける重要な事くらい、御大も分かっていた事だろうし。

海外においては、やはりオリジナルメンバーの方がしっくり来るみたいだけど、日本に関してはロニーのスタイルの方が受け入れられたのは間違いないでしょう。ロニーの歌唱力のお陰もあっただろうし、また楽曲のスタイルも聴き易かったと思うし。
あと、このアルバムに関しては捨て曲は存在しないと断言出来る。サバスらしくない「LADY EVIL」や「WISING WELL」ですら強引に聴かせてしまう力がこのアルバムにはあると思う。

御大もラストの「LONELY IS THE WORD」で泣きのギターを聴かせるなど意気込みも感じられるけど、意外にも(?)ビル・ワードのドラミングが冴えてるのがポイント高し。ギーザーが控えめに聴こえるのが勿体無いと感じるくらいだ。


「HEAVEN AND HELL」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-og87crqsCE

「DIE YOUNG」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=frtJQFe9apw

「LONELY IS THE WORD」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=k-9nUowqroA

Johnny the FoxJohnny the Fox
(2011/01/24)
Thin Lizzy

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いよいよ9月ですね~。毎日の暑さで、仕事終わりにはバテバテで何もやる気が起きないのは正直キツいっす...そろそろ涼しくなってほしいんだけど...
昨夜、何気にダラダラとネットやってて、例の如く何か掘り出し物はないか?とウェブ徘徊してたトコ、私がよく利用するロックTシャツを買うならまずココをチェックする”バックドロップ”にて、Tシャツ¥2100均一セールがやってたので、最近余り見掛けないチープ・トリックのTシャツと、シン・リジィのこれまた余り見掛けない、今日のお題である「JOHNNY THE FOX」のTシャツを購入。
でも、この前まではミュージシャン限定で¥1500くらいで売ってたのに、全品になると少し高めな設定なのは如何なモノかと?

そんな訳で、「JOHNNY THE FOX」。シン・リジィのデラックス・エディション盤が発売されてから結構頻繁にリジィは聴いてるのだけど、中でも一番よく聴くのがこのアルバムだったりする。理由はよく分からないけど(苦笑)一番バランスが良いアルバムだからかも?
前作「JAILBREAK」でバンドがブレイクを果たし、セールス的にも勢いが増して、たった7ヶ月で早くも新作のリリースに踏み切ったという。今の時代じゃ絶対にありえない話だけど、如何にバンド内がテンションが高く創作意欲に駆られてた時期だったかという事実がよく分かる内容かと。

正直言って、バンドの代表作には成り得ない作品だし実際評価もそんなに高くない作品だけど、何と言ってもバンドの定番曲で、ゲイリー・ムーアもソロ作でカヴァーした「DON'T BELIEVE A WORD」(邦題:甘い言葉に気をつけろ)や、「LIVE AND DANGEROUS」にも収録されている「MASSACRE」(邦題:虐殺)や「JOHNNY THE FOX MEETS JIMMY THE WEED」(邦題:サギ師ジョニーとヤクザのジミー)も収録されているので、意外と馴染みやすいのが魅力。
メロウな「BORDERLINE」や「SWEET MARIE」(邦題:いとしのマリー)なんか哀愁漂う良い曲だし、ほのぼの系の「FOOLS GOLD」や「OLD FLAME」で和み、ヘヴィな「JOHNNY」や「ROCKY」、「BOOGIE WOOGIE DANCE」なんかもカッコイイ。つまり、全曲私のツボだと(笑)。

デラエディ盤のディスク2はお得意のBBCセッションやインスト、リミックスなどが収録されてるのでバンドのコアなファンなら楽しめるけど、インストは正直微妙かな。まあ「FOOLS GOLD」なんか聴くと意外とリフ中心の曲なんだな、と思い知らされたり意外な発見があったけど。「DON'T BELIEVE A WORD」のリミックスなんかはオリジナルと聴き比べると意外と面白い。

しかし、後期のアルバムはデラエディ化はしないのかな?「THUNDER AND LIGHTNING」は勿論の事、「RENEGADE」も出さないのはおかしい。っていうか、「CHINATOWN」まで出したんだから責任取って(?)ちゃんと出せよ、いや出してください。これじゃ、何時まで経っても「RENEGADE」が買えません...


「DON'T BELIEVE A WORD」REMIX VER.↓
http://www.youtube.com/watch?v=IbO3hGrotRk

「BORDERLINE」↓
http://www.youtube.com/watch?v=0UsFR9bHOYE

「JOHNNY THE FOX MEETS JIMMY THE WEED」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ARHuUfgi_Mw