Native SonsNative Sons
(2006/03/28)
Strangeways

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真っ只中の紅葉シーズン...しかし何で休日に入った途端、天気が悪くなってタイミング悪いんだろうか?ただでさえ混んでるから早朝(というよりは夜中に近いけど)から出るつもりでも、前日の夜空を見上げると雲が覆い尽くしてるし。今回、ホントに写真撮りに行けるんだろうか?

そんな事を思っていたら、今日は以前頼んでおいたHMVのCDが届いていた。メインの新作(コレは後日レビュー)の他に、均一セールでストレンジウェイズのCD2枚が安くなっていたので同時に購入したので、今回は2ndアルバム「NATIVE SONS」をレビュー。発表は1987年。因みに¥800でした!

このバンドは、よくCD屋や雑誌の特集なんかで組まれる「メロハーの名盤」扱いでよく名前の出てくるバンドとしてずっと頭の中に入っていたのだけど、名前だけ知っていてまともに聴くのは今回初めて。
最近じゃボーカルのテリー・ブロックがソロ作を発表したり、再結成ディープ・パープルからイアン・ギランが抜けた時、カル・スワンと共に後任ボーカル候補に挙がったりという事でそれなりに興味もあった。

で、早速聴いてみると、確かにメロハーの名盤として扱われるクオリティに驚かされた。ボーカルが私の大好きなエイリアンのジム・ジッドヘッドに似ていて、何処か煮え切らないスタイルまで酷似(笑)。
演奏の方も英国出身のクセにアメリカのメロハーバンドに近いスタイルで、キーボードが入ると北欧のバンドっぽい爽やかさも兼ね備えてるので、正に私好みのサウンドで大満足。TOTOの7thアルバムやワーク・オブ・アートの路線と言えばお分かりでしょう。
ただ、時代を感じさせるプロデュースと楽曲の練りの足りなさがもう一つ!と言ったトコで、その点だけが悔やまれるけど全体的には素晴らしい構成。どーしてこのアルバムが国内盤発売されなかったのか不思議なくらいだ。

今回購入したのは2006年に発売されたマジェスティック・ロックなるレーベルのリマスター盤なのだけど、近年過去のHM/HR系のアルバムを再発しまくってるロック・キャンディからもリイシュー盤が発売されているので、比較的手に入れやすいのは有り難い限り。
ただロック・キャンディ盤はボートラが未収録だったので、ライブ4曲入ってるマジェスティック・ロック盤の方にしたのだけど、残念ながら音質は最悪で海賊盤レベル。ライブの雰囲気が分かるという資料的な価値しかないけど、オリジナルと比べて意外と演奏はハード。テリー・ブロックのボーカルもライブでありあがら聴かせるスタイルで実に上手いし。

いやあ、久々に良い作品に出会いましたなあ~。暫くの間、ヘビロ決定ですな。他の2枚も当たりだと良いけど、これだけ気に入ってしまったらなかなか手を出しづらいなあ~(苦笑)。


「WHERE DO WE GO FROM HERE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-NkZNuvCWIw

「GOODNIGHT L.A.」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tSZKS9uiVW4&feature=relmfu

「FACE TO FACE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Wp9r2npAIBA
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アフターマス・オブ・ザ・ローダウンアフターマス・オブ・ザ・ローダウン
(2012/09/12)
リッチー・サンボラ

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市内のCD屋には国内盤が軒並み売っていなかった(輸入盤は売ってたけど、¥1800という高額な為却下)リッチー・サンボラの最新ソロ作「AFTERMATH OF THE LOWDOWN」を、ジョーシンにて¥200引きで購入。
最近、国内盤の新譜はジョーシンで購入する事にしている。CD1枚のみだけどクーポン使用で¥200引き、更に一割分のポイントが還元されるので、正に塵も積もれば...状態。でも唯一困ってるのが、旧譜ばっか買ってるので新譜まで手が回らない...(苦笑)。

通産3作目、約15年振りのソロ作となった訳だけど、実は前作はまだ未聴。1作目は以前レビューに書いたけど、考えてみりゃ本家のCDすらまともに聴けてないのにソロまで手が回ってないのは当然の流れかも?

まずジャケットがカッコイイ。今年発売された中でも一番良いデザインだと思う。ただumeサン、某音サンが先に語っていた通り、エコジャケ仕様(最近ではこう呼ぶらしい)が国内盤にも適用されていたとは...それが困るので国内盤にしたのだけど(苦笑)。
またCDが取り辛い。紙ジャケみたいに外側から取れる仕様ならまだしも、内側にあるので強く引っ張り出してCD割れないかが心配。以前某音サンも語ってたSHM-CDと紙ジャケの相性はよくないという言葉を思い出した。

さて、肝心の中身はというと、1stアルバムの渋い路線から大分ロック寄りに戻った印象を受けた。しかも本家のアルバムに収録されていても全くおかしくないタイプの楽曲なんで、さすがバンドのメインライターの片割れだけの事はあるなあ~と。もしかしたら、最近のバンドの楽曲よりも充実しているのでは?

だけど、リッチーの歌唱とバックバンドの演奏の違いで本家との違いを感じさせるのは、如何にもソロ作といった感じ。驚いたのは、バックバンドのメンバーの中にロジャー・ジョセフ・マニング・Jrの名が!!現在はソロミュージシャンとして活動しているけど、元ジェリーフィッシュの彼がメンツに入ってたのが嬉しい誤算。
ボン・ジョヴィとジェリーフィッシュ...?どんなスタイルになってるのか非常に興味津々だったけど、さすがバックに徹してるだけあって自分の色は余り出してはいなかったけど、意外と相性は良いと思った。「BURN THAT CANDLE DOWN」のエンディングでピコピコやってたり、「SUGER DADDY」はもろパワーポップ風だったり、お遊びも感じられるし(笑)。

お気に入りは「EVERY ROAD LEADS HOME TO YOU」「NOWADAYS」「SUGER DADDY」「SEVEN YEARS GONE」「LEARNIN' HOW TO FLY WITH A BROKEN WING」「BACKSEAT DRIVER」(何でこの曲がボートラなんだろう?)。

しかし、これだけの内容のソロ作られちゃうと、俄然期待が高まるのが本家のニューアルバム。「THE CIRCLE」が彼等にしてはやけに落ち着いた作りだったので、久々にハードロック的なアルバムを期待したいのだけど、果たしてどーなる事やら。


「EVERY ROAD LEADS HOME TO YOU」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Z-2gh498atg&feature=relmfu

「SUGER DADDY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=3K1pE8JrJ4k&feature=relmfu

「BACKSEAT DRIVER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=rEX3Z324yKY

Sound That Can\'t Be MadeSound That Can\'t Be Made
(2012/11/28)
MARILLION

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何だか夏以降、新作CDを購入していない気が...まあ、旧譜が安値で出てるからそっちばっか目がいっちゃって、新作チェックしても、国内盤あたりは全部後回しになってしまってるのが実情で、待ち侘びたモノがリリースされてる訳でもないから後回しになってしまうと。それに「やっぱ欲しいな」と思っても、直ぐに買いに行けるCD屋が近所にないのがキツい。
しかし、ようやく待ち侘びたCDがリリースされた。そうマリリオンの新作「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」だ。

ジャケットのイメージもこれまでのモノとはイメージが異なり、毎回新作がリリースされるなり音楽性がどの様になっているのかが彼等のアルバムの楽しみな部分の一つなのだけど、結論からいうと今回の作品、かなり気に入りましたね。
まず冒頭の「GAZA」がいきなり17分半の超大作。しかも音を聴いて驚いたのが、音の厚みとギターの重さがメタル的な音で、過去の作品には感じられなかった事。ましてや17分もあるから曲展開が変わる×2。umeさんが”プログレ的”と表現したのはこういう事なのだろうか?

しかし、私的に”プログレ的”と感じたのはこの曲と「MONTREAL」だけで、後はいつものマリリオン的な曲展開だと思う。但し、音作りが今までとは幾分趣きが異なるので、かなり新鮮な気分を感じられる。勿論、スティーヴ・ホガースの歌声や演奏陣が変わってる訳ではないから、明らかにマリリオンを聴いてるのだけど”何処か”が違うのだ。これは予想外だったなあ。

前作が2枚組(といっても良いでしょう)で、似た印象の楽曲が多かったので聴き込むまで結構な時間を要したのだけど、今回は大作が2曲入ってるのにも関わらず一気に最後まで聴いてしまうのもかなりの好印象。

このアルバム作る前に、ネットで彼等のこれまでの作品の中でどんなタイプの楽曲が聴きたいか?というアンケートを取ったらしいけど、そんなアンケート取った割りにはそれが全然生かされてない(笑い)。つまり、過去のどの作品の楽曲にも似てないモノを作り上げちゃったというのは、バンドのポテンシャルがまだまだ存在するという事なんだろうなあ。80年代からバンドが続いて、未だに新たな発見があるってホントに凄い事だと思う。

全曲素晴らしいの一言。これはかなりの愛聴盤になりそうで、間違いなく今年聴いた新作の中ではトップですな。
国内盤が久々にリリースされるらしいけど、ついでに来日公演も実現しちゃってくれればもう文句ないんだけどなあ...っていうか、死ぬまでに観たいミュージシャンの3つのウチの一つなんで、来日公演が実現すれば夢の1/3が叶うのだけど果たして...


「GAZA」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Z5VKmyDEF6U

「POUR MY LOVE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=kF8-_0jfCgU

「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Af_5ZMtSfpo&feature=relmfu

See the LightSee the Light
(2008/10/10)
The Jeff Healey Band

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あっという間に3連休も終わり。
初日に久々のフットサルで片足を捻り(しかもプレイとは関係ないトコで/苦笑)歩くのも困難になり、2日目は隣県まで雨の中ドライブついでに魚市場で回転寿司三昧。で、今日は2日間の疲れを癒す為グダグダと過ごして終了。ホント、あっという間だったなあ...

でもCD聴く時間はきっちり取って、今日は色々と数多く聴いたなあ~。その中でも随分と久しぶりにブルーズ系のCDを購入。先日HMVで3枚組BOXセットが¥1200で売っていたので、迷わず購入したジェフ・ヒーリー・バンドのデビューアルバム「SEE THE LIGHT」をチョイス。

ジェフ・ヒーリーという名は、このデビュー当時から知ってはいたものの中々聴くタイミングがなかったのだけど、一番最初に彼を知ったのは当時のTV「PUREROCK」でゲストで来てプレイしたのを観たのだけど、驚いたのは何と言っても彼が盲目でギターをプレイし、しかもギターを自分の膝の上に置いて琴の様に寝かせてプレイするという変わった奏法だった。

当時のHM/HR系ミュージシャンがこぞってブルージーだのブルーズ回帰だのと騒いでいた時期に、本格的なブルーズプレイヤー、しかも盲目でプレイし変わったスタイルでプレイするのを目の当たりにしたら、そりゃインパクトは強かったですよ。
しかし、当時はそんなに積極的にブルーズを聴こうという気にもならなかったし(まだゲイリー・ムーアが「STILL GOT THE BLUES」をリリースする前だったし)後回しにしているウチに名前も聞かなくなってしまった...というのが今までチョイスしなかった訳で。

で、こうして初めてアルバムを聴いてみると改めてブルーズとして身構える必要もなく、意外とライトな感覚でブルーズを楽しめるアルバムに思えた。同時期のスティーヴィー・レイ・ヴォーンみたいに泥臭くゴリゴリした音ではなく、もっと都会的で洗練されており、一歩間違えるとフュージョン系のプレイヤーみたいに聴こえる箇所もある。事実、バンドが解散した後はジャズっぽい音楽性に向かっていたらしいし。

また脇を固めるバックの面々がマーカス・ミラー、オマー・ハキム、Dr.ジョンとその筋では有名なミュージシャン達で、ライブではスティーヴィー・レイ・ヴォーンとも競演し、B・B・キングも絶賛したというお膳立てが揃い過ぎてるデビューは、ホント鳴り物入りだったかと。

でも、それもジェフ・ヒーリーの才能あってのモノ。残念ながら数年前に彼の視力を奪った癌に侵され41歳でその生涯を閉じている。改めてその才能を彼が亡くなって知る事となった訳だけど、後追いながらもこれからも聴き続けたいと思っている。本物の凄さを思い知らされた気分だ...


「SEE THE LIGHT」スタジオライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=8H0gvJPwf90&feature=related

「I NEED TO BE LOVED」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=qaGMPatPGjE

「BLUE JEAN BLUES」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=_cUswsWUBHs&feature=related


Greatest Radio HitsGreatest Radio Hits
(2009/06/02)
Bruce Hornsby

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この秋は結構な新作ラッシュで、ホントどれを買って良いのか分からなくなってしまうのだけど、少なくとも予約してあるマリリオンの新作と11月のエアロスミスは絶対に買うつもり。しかも数年前のZEP再結成ライブDVD発売もいきなり告知されたし、マジでどーしてくれんだよっ!?

そんな事を思いながら、HMVのメールでまた輸入盤均一セールやってるよ~という悪魔の囁きのお陰でチェックしにいき、またまたCD5枚購入で¥3600の出費...ホントに懲りないヤツ(笑)。
今日はその中の1枚、今更ながらブルース・ホーンズビーのベストアルバム「GREATEST RADIO HITS」をチョイス。発売は2004年。¥800で頂きました。

ブルース・ホーンズビーといえば、80sヒットチャートをリアルタイムで通過した人には懐かしい名前だと。当時はヒューイ・ルイスの弟分的な扱いで紹介され、シングル「THE WAY IT IS」がいきなり全米No.1獲得。アルバムも300万枚のセールスを叩き出した。
しかしアルバムを追う毎にセールスは下がっていき、結果的にバンドは解散。ソロ活動に身を投じるけど、あのジェリー・ガルシアと意気投合し、そのままグレイトフル・デッドに加入。バンドが解散するまで活動し、その後は自身のバンドを結成し現在に至る...という感じだけど、私は正直言って1stアルバムのイメージしかなく、その1stアルバムが懐かしく思い「そーいや、最近はどんな感じの音楽なんだろう?」と興味が湧いて、それならベストが手っ取り早い...しかも¥800なら買いでしょ!ってな具合で買ってみたのだ。

この人のイメージは、以前1stアルバムのレビューでも書いたけどフーターズの様な世界観で、「大草原の小さな家」を想起させるモノなのだけど、今の自分の気分が正にこういうモノを欲していたので非常に楽しませてもらった。
バンド時代の楽曲は勿論、ソロになってからの曲も収録されているので、彼がどういう感じで音楽的な変化を遂げてきたのがよく分かる内容になっている。
ソロになってからは、初期の様な大らかなアーシーな雰囲気は大分消えてもっと洗練された音に変わってきているのだけど、ピアノと歌声を聴くと直ぐに彼の曲だと分かるのはずっと変わらない。イメージとしてはタイプは全く違うのだけどスティングやフランシス・ダナリーの様な印象を受けた。
また初期の楽曲はリマスターされているらしく、音が格段に綺麗になっていて感動した。

フーターズもそうだけど、若い頃によく聴いていたミュージシャンが今もなお活動しているのはホントに嬉しい。彼のアルバムは暫くご無沙汰だったけど、このベスト盤はかなりのスルメ盤になりそうだ。



「THE WAY IT IS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=GlRQjzltaMQ

「LOST SOUL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=cYhsj1EZHNs

「SEE THE SAME WAY」↓
http://www.youtube.com/watch?v=EbtYJun8tfA