プリンス・オブ・ダークネスプリンス・オブ・ダークネス
(2005/04/13)
オジー・オズボーン

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昨夜、遂にオズフェストの第二弾参加ミュージシャンが発表されて、1日目がスリップノット/スラッシュ/デフトーンズとなり、2日目がブラック・サバス/トゥール/ストーン・サワーとの事。
私の予想ではマンソンとかロブ・ゾンビあたりかな?と思ってたのだけど、まさかのトゥール。これは激しく興味が沸きましたね~。トゥールは未だにまともに聴いておらず、数曲聴いた程度では「変な音楽」という認識しかなかったので(笑)コレはまともに聴く良い機会だと思う。友人からもう既にオズフェストの打診は受けて「2日目に行く!」と宣言してるので、非常に楽しみですなあ~。

という訳で、そのオズフェストの主催者、オジーの初の4枚組ボックスセットとなる「PRINCE OF DARKNESS」を今回レビュー。先日、たまたま中古サイトで激安の¥1500で売られていたので早速捕獲した(って、こんな事ばっかやってるからCD溜まってしまう訳で/苦笑)。発表は2005年だからもう既に7年経ちますか。

何で当時スルーしたのか分からないけど、多分買うモノが多かったのと、内容に余り興味をそそられなかったからだと思う。しかし、こうして聴いてみると、意外とレア音源満載でお得感のあるボックスセットだったんだなあ~と。
このボックスセット発売後に「このボックスセットでしか聴けない」と謳われてた4枚目のカヴァー曲集は、後に「UNDER COVER」というタイトルで単品発売されてファンから不評を買ってしまったという曰く付きなモノもある(苦笑)。

1枚目は勿論ランディ・ローズ期の音源集で最後の数曲は「BARK AT THE MOON」の頃も収録。さすがにマテリアルが少ないせいかオリジナルアルバムとライブ盤「TRIBUTE」からのテイクが使われてるので、そろぞれの音源持ってる人には余り有難味はないモノかと。でも、オジーの歴史を語る上で重要な時期なのでコレはコレで良いかと。

2枚目は「ULUTIMATE SIN」から「DOWN TO EARTH」までライブやらデモを集めたモノ。個人的には「NO REST FOR WICKED」が好きだから、そのレア音源に期待したけどオリジナルから2曲のみなので、ちと残念。
でも「NO MORE TEARS」のデモは面白い。曲としてはもう殆ど完成してるみたいだけど、やっぱアレンジが違うしギターソロも荒いままなんで違った雰囲気が楽しめて良い。ただ「ULTIMATE SIN」と「PERRY MASON」のライブはイマイチ。両方共好きな曲だけにがっかりだ。

3枚目はオジーがこれまで他のミュージシャンとコラボした楽曲を集めたモノ。サバスの楽曲からカヴァーだの色々だけど、インフェクシャス・グルーブスの「THERAPY」は当時アルバム持ってたんでよく聴いたなあ。あとモスクワ・ピース・フェスのCD盤に収録されたジミヘンの「PURPLE HAZE」のカヴァーも、ザックのギターが重くてカッコ良かった。
逆にダメなのが、サバスのカヴァー「IRON MAN」をセラピー?とコラボしたヤツと、同じくサバスのカヴァー「N.I.B.」をプライマスとコラボしたヤツ。両方共かなりの違和感がある。特にプライマスはレス・クレイプールのベースがファンキー過ぎて噛み合ってない。「IRON MAN」はテンポが早過ぎるし。
でも、一番の注目は映画「サタデイ・ナイト・フィーヴァー」の主題歌でもあったビージーズの「STAYIN' ALIVE」のカヴァー。オジーが結構まともに歌ってるのが笑える(笑)。
意外なのがウータン・クランとのコラボ。ラップやってたのかよ!?しかも、アイオミさんも参加してるし(笑)。

で、4枚目のカヴァー集。クラシックソング集になるのはオジーの年齢を考えれば分かるけど、冒頭がキング・クリムゾンの「21st CENTURY SCHIZOID MAN」は驚いた。しかもかなりハマってるし。クレイジー・アーサー・ブラウンの「FIRE」もカッコイイ。ただ、この曲聴くとオリジナルのPV思い出して、エガちゃん思い出してしまうのがツラい(爆)。
オジーが敬愛するビートルズ関係が3曲入ってるのはちょっとやり過ぎかな?だったら、別の曲演ってほしいんだけどなあ。でも、全体的には結構まとまってるので意外とすんなり聴けるのはさすがオジーかと。

個人的には一番面白かったのは3枚目のコラボ集かな。どんなバンドと絡んでも絶対にオジーの個性が勝ってしまうのが笑える(さすがにウータン・クランだけは別だけど/笑)。あとカヴァー集でも、オジーの個性を消さずにどんなタイプでも歌えてしまうのは天性のモノだと思った(上手い下手は別として)。

やはりこの人は只者ではないと改めて思った次第。多分、次のサバスの再結成アルバムがオジーのキャリアの最後になると思うけど、アイオミさんの一件もある事だし凄いモノが出来そうな予感がする。オズフェスト同様、新作が楽しみだ。


「PURPLE HAZE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1j4FdlTepWA

「I AIN'T NO NICE GUY」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=7lHqG3sj1Fw

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ライオット!ライオット!
(2007/09/05)
パラモア

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いきなりの話だけど、どーして冬はこうもお金が飛んでいく時期なのだろうか?
まあ、物欲さえ無ければそんな事はないのだろうけど(笑)先日ネットで「半額以下の安値」という事でダウンベストを¥13000で購入したばかりなのに、またアマゾンにて日本ではもうオワコンと言われてるX-BOX360のバリューパックが約¥19000で売られていたので衝動買い。
そしたら、時期同じくしてウチの多機能プリンターが遂にご臨終。ネットで症状調べたら、もう復活出来ないらしい。原因はプリンターに使うインクを純正使わず他社製品を使うとこうなる確立が高いらしい。プリンターなんてめったに使う事もないから、1色¥1000もするモノよりも¥600くらいの安いモノでいーや...と調子こいてると痛い目を見るってか?
ま、プリンターは暫く見送りで良いとして、X-BOX360買ったから暫くは引き篭もりの生活で宜しいかと。

ってな訳で、エアロスミスの新作はどーしょう?と思ってた時に、何気に中古CD屋で物色してたらもう5~6枚出回ってるのにビックリ。某音さんのブログにも書かれてたし、試聴コーナーで聴いてもかなり地味で引っ掛かりがないなーと思ってたけど、皆さん売るの早くないっすか?

で、躊躇する代わりに買ってきたのが、以前YOU TUBEのお薦め欄にあった「THAT'S WHAT YOU GET」を何気にチェックして一発で気に入ったパラモアの2ndアルバム「RIOT!」を約¥800で購入。ついでに3rdアルバムも同金額で購入した。

全く知らないバンドだったけど、本国アメリカではこのアルバムが大いに話題となって最高位15位をマークし、続く3rdアルバムでは最高位2位まで上り詰めるバンドとなったらしい。

そもそも、何でYOU TUBEのお薦めに入ってたのかが全くもって不明なのだけど、聴いてみたら女性ボーカルのバンドで声質はアヴリル・ラヴィーンにそっくり。しかし、バンドっぽさが前面に出てるのでソロ作という印象は全く受けなかったし、音楽性もエモ系パワーポップ路線なので非常に聴き易い。帯には”パンク・ロック・プリンセス”と書かれているけど、絶対にパンクではない(笑)。好みからいえば、もっとアグレッシヴで荒々しいプロデュースで良いと思うけど、幅広い層を取り込むにはこの路線で良いんだろうな。

当時18歳というヘイリー・ウィリアムズを筆頭にティーンエイジャー4人からなるバンドなので、全体的に若さ溢れる感じが有り余るけど、思ったより曲作りも演奏も上手いし正に今風な音作りのバンドかと。個人的にはロストプロフェッツを思い出させた。
調べてみたら、もう既にサマソニには出演してたらしく、しかもセーラー服でライブしてたらしい(笑)。

しかし、バンドの成功と共にバンド内は結構内輪揉めが絶えなかったらしく、結果的にはソングライティングを担当していたメンバー2人が脱退してしまったらしく、バンドはそのまま継続していくらしいけど、明らかに音楽性は変わると思われる。バンドにとっては今度が真価を問われる結果になった訳だけど、さて結果は如何に?


「THAT'S WHAT YOU GET」↓
http://www.youtube.com/watch?v=1kz6hNDlEEg

「MISERY BUSINESS」↓
http://www.youtube.com/watch?v=u79Noy7duok&feature=related

「CRUSHCRUSHCRUSH」↓
http://www.youtube.com/watch?v=ei8hPkyJ0bU

AfterglowAfterglow
(2012/10/30)
Black Country Communion

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ガンズ・アンド・ローゼズが12月に来日公演を行うらしいですね。
半年くらい前から噂があって、アクセルが(というか、勿論代理人だけど)日本のプロモーターに話振ったらしいけど、前回の大阪公演みたいに何時からライブ開始になるかも分からない、勿論終了時刻も分からない、アクセルの機嫌次第で時間の規制も変わる...という事で何処もビビッて中々決まらない(笑)という話だったけど、結局クリエイティヴマンに決まったと。
しかし、凄いのがチケット代。東京はZEP東京でクラブハウスだけど1階スタンディングが¥17500、2階指定席が¥25000。しかもドリンク代別(爆)。来年のオズフェストよりも高いって...

ナメてんの、この金額?確かに伝説のアクセル・ローズを至近距離で観られるのは嬉しいだろうよ。だけど、今のガンズにこれだけの価値があるのか...絶対にNOだと思う。新作ツアーでもない、単に集金ツアーでこれだけのボッタクリ価格...某巨大掲示板には行きたいってヤツが結構いるのに驚いたけど、私は全く興味が沸かなかった。しかも今のメンバーショット見たら、アクセル以外、誰が誰だか全然分からないし。イスラム系みたいなのはいるわ、ちっこいボブ・サップみたいなのもいるし(爆)。
余談だけど、申し訳なさそうに元ガンズのダフとスティーヴン・アドラーのバンドもジョイントで来年3月に来日公演があるみたいで、こっちは¥6500也(笑)。身の丈を知ってるってか?

数日前に友人にも誘われたけど、メタメタにコキ降ろして却下した(笑)。だって、先日のプリティ・メイズなら2回観られてお釣り来るし(2階席なら3回観られる/爆)。それならメイズ2回観た方が絶対に良いって!
メタリカといい、今回のガンズといい、ファンの足元見すぎ。ボン・ジョヴィなんか、今度のイギリス公演は「この不況の中、ファンに大金払わせたくない」って事で、日本円で¥2000以下でチケット売るって聞いて「さすがジョンさんや!娘がオーヴァードーズで大変でもファンの事を分かってくれてるんや!!」ってな具合で(笑)少しは見習えっての。

さて、中々更新出来なくて結構溜まってるんで少しずつレビューしなければ...って事で、先月発売されたグレン・ヒューズ率いるブラック・カントリー・コミュニオンの3作目「AFTERGLOW」。

ペースも早くてもう3作目ですか...という事で、バンドメンバーの交代もなく順調に活動続けてるのは、グレンの過去の遍歴からするとかなり意外な感じもするけど(苦笑)それだけメンバー間の相性が良いという証拠なんでしょうなあ。
ライブ盤挟んでの新作となったけど、基本的な部分はこれまでと変わらず古き良きHR路線を展開している。グレンの歌唱も全く衰えが見えず、もう結構な年齢なのに相変わらず凄みを感じるし、ジョー・ボナマッサもようやくHR路線の音にこなれて来たみたいで素晴らしいソロを聴かせてくれる。重いジェイソン・ボーナムのリズムも、ハモンドが効いてるデレク・シェニアンのキーボードも健在だ。

ただ、この路線が好きな人には今回もハズレはないけど、一般リスナーにアピールするにはあと一押しって感じたのも事実。つまりマンネリ気味かと。
クレジットを見るとグレン一人で書いた曲数曲とメンバー全員で書いたモノ(プロデューサーのケヴィン・シャーリーも手伝ってる)が数曲ってな具合だけど、そろそろネタ詰まりかなあ。もうちょっと雰囲気変える為に外部ライターを数曲導入しても良いと思うけどなあ...

まあ、一時期のグレンのソロみたいに焦点が定まらず音楽性がコロコロ変わるよりは分かりやすくて良いけど、根っこがしっかりしてるだけに今回は逆にそれが足枷になってる気もするんだよなあ。この人がよく言われる”器用貧乏”っていうトコなんでしょう。

まあ、グレンのファンだからよっぽど変なアルバム出されなければずっと付いていくんで全然良いんだけど、やっぱ自身の年齢を考えて生き急いでる印象を受けるんだよなあ。今のウチにこのバンドでしっかり活動していきたい...みたいな。80年代を棒に振った生き方からするとずっと有機的だけど、今回国内盤も発売される事だし、そろそろ日本に来てくれないかなあ?


「THE CONFESOR」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=2uxQ3WqY5WE&feature=relmfu

勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)勝手にしやがれ(紙ジャケット仕様)
(2007/10/31)
セックス・ピストルズ

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しかし、これだけ長い期間このブログ続けてるのに、このバンドの事は殆ど語ってませんでしたな。
ってな事で、パンクムーブメントの立役者と言っても過言ではない、ご存知セックス・ピストルズの最初で最後のオリジナルアルバム「NEVER MIND THE BOLLOCKS」を今回はレビュー。
偶然、中古CDのネットショップで紙ジャケ仕様が¥800で売ってたので即捕獲。しかし、オマケのステッカーは付いてなかったし、音質もマニア内では有名な話らしい極悪リマスターだったけど、このバンドに音質なんか求めてないから聴ければ良いや、と言う事で納得させた(笑)。

洋楽を聴き始めた高校生の頃に当然の如くこのバンドの存在は雑誌や本などで知っていたし、また高校生という多感な時期にこのバンドが活動した10年後であってもその存在と衝撃は大きかった。バンド名がバンド名だけに親に見られたらマズイ!的なモノもあったし(笑)何だかエロ本と何ら変わりない扱いだったのをよく覚えている。
また当時はレンタルレコード屋で借りてテープに落として聴いていたのだけど、困った事にそのレンタル屋のおねーさんが美人で、別に冴えない高校生の私に興味持ってる訳でもないのに(苦笑)こっちは「どーしよう?こんなレコード借りてたらこのおねーさん何て思うだろ?”セックス・ピストルズ?何この子、変態かしら??やだ、もう最低。2度とウチに来ないで!」って思われたらヤだなあ...と要らぬ心配までしていた思春期でもあった(笑)。

ってな訳で、そう思われながらも(爆)何とかレコード借りて聴いてみたのだけど、音の方は意外とまともというか、ちゃんと聴けるレベルになっているのは不思議な感覚だったなあ。ってのも、パンクというと”演奏もロクに出来ない3コードの簡単な音”という前情報を雑誌などで刷り込まれていたので、出てきた音は「何だ、ちゃんと聴けるじゃん!しかも荒い音が結構カッコイイし」的なモノだった。

やっぱ多感期だった事もあってパンクには結構思い入れも出来て、暫くはボロボロのジーンズによれよれのTシャツ着て街中を歩いたモノです(さすがにモヒカンにはしなかったけど/笑)。結果、度が過ぎたお陰で警官に職務質問されるというオマケ付きで(爆)。
その後、パンクの名盤と呼ばれるモノを一通り借りて聴いたのだけど、ピストルズほどの衝撃は無かったな。クラッシュなんて全然パンクじゃねーよ!ってな具合だったし、モッズなジャムの方がよっぽどパンクじゃん...って思ったりして(だから今までザ・クラッシュのレビューは書いてないと言う訳で)。

しかしまあ、デビュー前からこれほどの煽りがあってレコードデビュー後約1年で解散するという如何にもパンク的なノリで駆け抜けて、極め付けがシド・ヴィシャスの逮捕と死という何とも凄い結末。しかも約20年後に再結成を果たし、その動機が「金の為」と言い切るそのふてぶてしさ(笑)。
さすがに再結成までは興味はなかったけど、ジョン・ライドンって人は結構アタマの切れる人なんだな、と改めて思った。

今思うと、ピストルズが解散する時のライブでジョン・ライドンが放った一言「騙された気分はどーだい?」という言葉そのものが、パンクの動機であり本質だと思うなあ。音楽性には特に語る事はないけど、一つの社会現象を作り上げたと意味合いでは絶対に外せない1枚だと思う。


「HOLIDAYS IN THE SUN」PV?↓
http://www.youtube.com/watch?v=2Ah1JM9mf60

「BODIES」PV?↓
http://www.youtube.com/watch?v=pph3j0euIRM

「EMI UNLIMITED EDITION」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YUanHzMDdAM

Calm Before the Storm 2Calm Before the Storm 2
(2012/10/23)
Dare

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購入したのは良いけど、結構聴いてないCDが溜まってきたのでCD購入はちょっと控えて聴く方に専念しなければ...という事で、昨日は出勤日だったので休日が1日しかないから、今日は家でダラダラとCD聴いて過ごすには打ってつけかと。

早速5枚くらい色んなジャンルのモノを聴いてるけど、今日のレビューは購入決めた時からかなり期待度の高かった元シン・リジィのキーボードだったダーレン・ワートン率いるデアーの新作「CALM BEFORE THE STORM 2」をチョイス。
今年の春に中古CDを扱ってるサイトにて定価超えで購入した3rdアルバムの続編にあたると言われてた今作、タイトルは結局何の捻りもない”2”に落ち着いたみたいですね。

で、早速曲目をチェックすると「なんじゃあこりゃ~??」と驚いた。全11曲収録で、完全なる新曲は「PRECIOUS」「DELIVERANCE」の2曲のみ。後は3rdアルバムからのセルフカヴァーだったという事が判明(リジィのカヴァー「STILL IN LOVE WITH YOU」は今回は入ってない)。完全なる続編モノだと信じていた私の気持ちは半分折れてしまった...
そもそも3rdアルバムが発表されたのが1988年、あれから14年経った今、何故セルフカヴァーを作ろうと思ったのだろうか?今でも本国では3rdアルバムは売られているのに。レコード会社関係のしがらみみたいなモノなのだろうか?

それでも、まあ気を取り直して聴いてみた。バンドの最高傑作と言っても良い3rdアルバムの内容そのまんまなので悪いハズがない。じゃあアレンジが劇的に変化してるのか?と言えば、ライブなんかで変わる程度の新たな解釈といった感じのモノでそれほどでもない。演奏や歌唱もいつもの通りなので、安心して聴けるには間違いないのだけど...
肝心の新曲は特に特出すべき点はなく、アルバムの世界観を損なわないモノではあるけど、特に絶対お薦めというモノでもないと思う。これなら未発表曲のリレコ演ってくれた方が全然有り難いと思うんだけどなあ~。

正直言って評価に困るアルバムとなった。3rdアルバムが大好きで新曲も聴きたいという人にはお薦め出来るけど、これからこのバンドを聴いてみようと思ってる人には、やはり3rdアルバムの方をお薦めしたい。私は3rdアルバムのアレンジの方が好きだし、リジィのカヴァーも聴けて取っ付き易い印象もあるし。


「PRECIOUS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=tSlEiSuy8Vc

「WALK ON WATER」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=YQHZKpMnOXs

イット・カムズ・アライヴ~メイド・イン・スイス(DVD付)イット・カムズ・アライヴ~メイド・イン・スイス(DVD付)
(2012/04/25)
プリティ・メイズ

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行って来ましたよ、2日前のプリティ・メイズ東京公演。ライブは今年3月のシンディ・ローパー以来、HM/HR系だと数年前のAC/DC以来という事になりますねえ~。
久々のHM/HR系のライブという事もあって体力持つかな?と心配だったけど、そんな不安などライブ開始と同時に吹き飛んでしまい(笑)観客のノリも凄く良くて、終始ノリまくった最高に楽しいライブでした。

いつもライブ関係はご一緒する友人達と、HM/HR系は勉強中の経歴の浅い友人を交えて観てたのだけど、そのHM/HR経歴の浅い友人は「ここ最近の中で最高のライブ!」と絶賛してたくらいだから、そういう人を巻き込むバンドの力量が存分に発揮されたライブだったと思う。

私自身も彼等のライブは初めてだったのだけど、ライブを観るまではその活動状況や力量にイマイチ確信が持てなかったので、ライブ後にガラリと評価が変わったと言っても過言ではない位、素晴らしいバンドだと思った。
メンバーの演奏のタイトさは勿論、ケン・ハマーのギターは物凄くキラーだったし、ドラムの硬質な感覚は如何にもHMバンドらしくて好感が持てた。でも、何と言ってもロニー・アトキンスの歌唱が素晴らしかった。かなり声が出ていて、年齢を考えても正直ここまでやるとは思わなかったなあ。

すっかりハマってしまいましたよ(笑)。キャリア30年近くの色々と波風あった活動で、未だに正統派HMの看板掲げて活動しているのだから頭が下がる思いで一杯だし。ちょっとナメてました、スイマセン...

さて、その余韻を思いっ切り引き摺ってくれるライブ盤が、この「IT COMES ALIVE - MAID IN SWITZERLAND-」。2枚組のライブ盤でライブ本編のDVD付。国内盤は¥5250と少々値が張るけど、輸入盤なら半額くらいで買える。私はインタビューとかも知りたかったから字幕付きの国内盤にしたけど、ライブのみ観るならば輸入盤でも十分ですな。

日本公演ではこのライブ盤から数曲削って、代わりに「LEATHAL HEROES」(コレは嬉しい誤算だった!)が追加された構成になってたけど、好きな「HELL ON HIGH HEELS」が省かれたのが残念。でも、こうしてライブ音源がいつでも観たり聴けたりするのは喜ばしい限り。
ライブ盤にありがちな荒削りな部分が魅力になってるのも良いし、特に初期の楽曲でのキーボードがキラキラしているスタジオ盤と比べると音はかなりヘヴィになっているので、古臭さは余り感じないのもポイント高し。上手い具合にライブの熱気を封じ込めた、素晴らしいライブ盤だと思う。

しかし、有給取って無理してライブ観に行ってホントに良かった。やっぱ良い曲を持ってるバンドは強い!と心から思ったし。曲を知らなくても決め所が分かる曲だから直ぐにノレるし、知っていれば尚の事ノレるし。ライブバンドの理想形を思い知らされた気分。
来年新作を発表予定だそうで、ロニーもMCで「また戻ってくるぜ」と語ってたので期待しちゃいますよ。勿論、再来日決まったらまた有給取って行きますぜ!(笑)


ライブ盤予告編↓
http://www.youtube.com/watch?v=YQlygBrGgEA

「BACK TO BACK」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=SpZku76xjFs

「PLEASE DON'T LEAVE ME」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=dzaMJGomcGY&feature=related