ザ・ネクスト・デイ デラックス・エディション(完全生産限定盤)ザ・ネクスト・デイ デラックス・エディション(完全生産限定盤)
(2013/03/13)
デヴィッド・ボウイ

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いやあ、参りました。
何が?って、仕事の激務のお陰で腰が痛くて×2。おまけに右肩まで痛めてしまい、先週火曜日あたりに痛み止め飲んでも余り効かないし、ホント週末まで持つのか不安だった。そういう時に限って土曜日出勤だったりするのは
明らかに身体を酷使し過ぎなのは十分承知してるので今日は静養に当ててるけど、1日だけの休日で回復するとは思わないので、明日は午後から半日出勤にしてもらった。ただ、今日はホントに何もしていないので、かなり身体がラクで助かる。
でも年齢と共に身体もこれから衰えていく訳だし、上手く身体と付き合っていかないとマジで壊れてしまうだろうから、注意しなければ!

そんな体調悪化とは逆に、先週は新作3枚とBOXセットが届いているので楽しみに聴いているのだけど、まずは給料貰ったら即CD屋に直行すると公言していた、実に10年ぶりの新作となったデヴィッド・ボウイの新作「THE NEXT DAY」をチョイス。

それはホントに突然の事だった。いつもの如く某巨大掲示板のスレを覗いていたら、そこにいきなり新作発表の報が載っていて、マジで驚きだった。
ボウイに近い人物から「彼は音楽に興味を失ってしまったので、復帰はまずないだろう」というコメントが報じられたり、奥さんのイマンからも「彼は家で(陶芸だか工芸)の作品作りに没頭しているわ」なんてコメントが発せられたりしてたので、幾らファンが復帰を待ち望んでも彼が音楽自体に興味を失ってしまったのでは、もう引退は避けられないんだろうなあ...と半ば諦めモードだったので、このいきなりの報道には「してやられた」の気持ちが強かった。

また、彼ほどの大物ミュージシャンが極秘に製作して発表するまで全くリークされなかったのも非常に驚いた。大体、何処かしか情報が漏れてスクープされるハズなのに、今回は全くそれがなかったので如何に周りのスタッフが彼に敬意を払ってるのかがよく分かる。

まず最初に先行配信された「WHERE ARE WE NOW?」のPVを観たのだけど、これが非常に微妙だったお陰でCDはちょっと様子見にした。何故ならPVの出来が、単にボウイと知らないおばさん(後にこのPVの監督の奥さんと判明)の顔がぬいぐるみの顔の真ん中に映し出され、後はベルリンの風景が映し出されてるモノだったので、曲調と併せても久々の復活を盛大に祝う様な雰囲気からはかけ離れていたからだ。

その曲調も、何処かしか彼自身の老いを感じさせる「...HOURS」の雰囲気に近いモノもあって、ボウイも年齢を感じさせる作風にシフトしてきたのか?と、ちょっと残念な印象を受けた。

しかし、CDが発売されて色んなレビューを読んだり試聴したりしていくウチに「やはりコレは聴かねば」という事で購入に踏み切ったのだけど、この1週間の間に何度もリピートして聴いた感想は「やはりボウイは只者ではない」と。
それは歳相当の音楽にシフトする訳でなく、これまで通り彼が毎回貫いている色んなスタイルの音楽を踏襲して彼自身の音楽として昇華しているからだ。確かに、以前と比べて声に張りがないし時代を見越す鋭さも幾分後退してるけど、66歳(!)という年齢を考えても普通にロックしていて、こういう作品を作り上げた事自体が今回の成功に繋がったんだなと思った。ブライアン・イーノやロバート・フリップ抜きでもこれだけのモノを作り上げる才能は、やはり非凡なんだなあ。

2ndシングル「THE STARS(ARE OUT TONIGHT)」や「LOVE IS LOST」、「IF YOU CAN SEE ME」「HEAT」で聴ける、何処か不穏な雰囲気を感じさせる曲調が好きだ。PVで観た時に微妙だった「WHERE ARE WE NOW?」も曲だけで聴くとなかなか良い。
日本限定盤ではボートラ4曲追加で全18曲の作品だけど、曲自体の長さがないので不思議と長丁場を感じさせないのも魅力だと思う。
また話題になったこのジャケも意外と面白い。こういう発想でさらりとやってのけるのも彼くらいなモノかと。

彼の影響化にあるミュージシャンは数あるけど、やはり孤高の存在であって、ナンバーワンではなくオンリーワンの存在。彼がこの復帰を一時的なモノとして捉えてるのか、その先を見越しての事なのかまだ全く分からないけど、彼の創作意欲がまだ枯れてないのであればこの先も楽しませてくれるのは間違いないと思う。


「WHERE ARE WE NOW?」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=QWtsV50_-p4

「THE STARS(ARE OUT TONIGHT)」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=gH7dMBcg-gE
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モーズ・バーベキュー(CCCD)モーズ・バーベキュー(CCCD)
(2004/02/25)
ボウズ・アンド・モーリー

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最近は色々とドタバタと忙しない状況だったんで、昨日今日の2連休にはホント助かった。ウチでバカみたいに寝て食べて...の繰り返し。特にやる事もなく、こうして時間を持て余す事がどんなに有意義に感じる事か。来週はまた土曜日出勤で忙しい週になりそうだから、この時間は身体を休めるのに貴重なひとときになりそうだ。

で、音楽もいつもの激務に併せて激しいモノばかりをチョイスしてテンション上げまくりだったので、せめて休日くらいはゆっくりのんびり出来るモノを(って、日曜は基本リラックス出来るモノばかりだけど)って事で、久々にこのCDを引っ張り出してきた。何だか、再解散したのにまたちょこちょこライブ活動を行なってるサンダーのダニー・ボウズとルーク・モーリーのプロジェクト、ボウズ&モーリーの2ndアルバム「MO'S BARBEQUE」。

このCD、数年前にネットCDショップの閉店セールにて1stアルバムと一緒に格安で手に入れてお得だったのだけど、この盤はCCCD仕様だったのでPCに取り込むのはイマイチ乗り気じゃなかったのだけど、それじゃなかなか聴く機会もないな...ってな事で意を決して(笑)一度取り込んで盤は棚の中...という状況が暫く続いたので、余り手に取ってないし聴いてもいなかった。1stの方は結構な割合で聴いてるけど。

まあ、改めて聴くには時間掛かったけど、もうこの2人の名前だけでどんな音楽演ってるのか想像は付くので、あとはどんな展開が待っているのかという点がポイントになる。前作と違うのは、前作の製作時はまだサンダーの再結成が決まってなく、このアルバムの製作時期はもうサンダーの再結成が決まりアルバムも作ってる最中だったという事。

そのお陰か、このアルバムの曲作りに十分時間掛けられなかったのか、全11曲収録中カヴァー曲が4曲というちょっと中途半端なノリになってしまったのが少々残念。何故なら、これまでにサンダーでもカヴァー曲は数曲演ってる訳だし、またサンダーとは違うスタイルの音楽を聴かせる事が目的のプロジェクトなのだから、カヴァー曲演るなら全曲で統一した方が良かったのではなかろうか?

まあ、残念な部分はそこだけで、あとはこの人達に期待する音は十分に活かされているので、私の様な彼等のファンなら全く文句無しのアルバム。勿論サンダーみたいなHRスタイルはなく、前作と同路線のR&Bのエッセンスを散りばめたロックを展開している。女性コーラスやホーンを導入して彩りを添えているけど、やっぱ中心はダニーの歌とルークのギター。
フェイヴァリットは「ON A DAY LIKE TODAY」「WAITING FOR THE SKY TO FALL」「DESIRE」「THAT'S NOT LOVE」「SINCE I LEFT HER」。スティーヴィー・ワンダーの「LIVING FOR THE CITY」も素晴らしい出来。

ただ、このスタイルとサンダーのスタイルを分けられなかったのか(両方共、作曲はルークだから仕方ないけど)この後のサンダーは徐々にHR的要素が消えてしまったのが残念だった。勿論曲は悪くないけど、もはや「DIRTY LOVE」のイメージは全く無いし、それがファンとバンドのイメージギャップに繋がったんだろうなあ。

ルークは更にこのアルバム以上に突き詰めた渋い枯れた音楽をユニオンで演ってるけど、せっかくサンダーがライブ限定で復活してるなら完全に活動を分けて、サンダーでは豪快なHR演って欲しいんだけどなあ。ダニーだってライブ演ったりベン・マシューズと一緒にCD作ったりしていて、裏方の仕事がずっと忙しい訳でもないんだろうから、もっと緩いペースでサンダーの活動が出来ると思うんだけどなあ。日本公演だってコンスタントに人は入ってる訳だし、ホント勿体無い...


「DESIRE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=e9-AbLnvQSk

「WAITING FOR THE SKY TO FALL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=JeT7krx1qLA&list=PLC439274A8396CE99

「ON A DAY LIKE TODAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=sLBYCs8iK1k&list=PLC439274A8396CE99

トリビュート~ランディ・ローズに捧ぐトリビュート~ランディ・ローズに捧ぐ
(2002/06/19)
オジー・オズボーン

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今日は3月19日。そう、知っての通りランディ・ローズの命日である。
このブログを初めて7年目になったけど、今の今までランディの事は一切書いてこなかった。大体、この日を過ぎると某音サンのブログで彼の事が話題になって、そこで気付いていたりするという。
勿論、非凡なギタリストである事は疑いのない事実ではあるけど、亡くなってから既に30年以上の月日が経ってしまった今、ファンの方には申し訳ないけどやはり風化してしまった部分は歪めないと思う。

因みに私は彼に対してそんなに詳しくは知らないし、リアルタイムで追ってこなかったので思い入れは殆ど無いのだけど、ブラック・サバスをクビになってソロで活動を始めたオジーの最も重要なバンドメンバーであった訳だし、オジーのソロ活動を成功に導いた張本人と言っても過言ではない人物だったので、当然実力は認めている。

そんなランディが25歳でこの世を去って、約5年の月日を破って発表された貴重なランディのプレイを収めたライブ盤「TRIBUTE」である。皮肉にもHM/HR系のミュージシャンが挙ってヒットチャートを賑わした時期だった。
映像も殆ど残ってないし、まして彼がプレイしているスタジオ盤は2枚のみ。そんな伝説のギタリストの実力を知らしめる格好となったライブ盤だけど、まず最初に聴いた時の印象は「結構分厚い音出してるなあ」という意外な印象だった。スタジオ盤聴いて結構繊細なプレイを聴かせるギタリストだと思ってたので、ライブならではの荒々しさも相成って「この人のプレイってラフなスタイルなのか?」と勘違いしたくらいだ。

ライブの時期が時期だけに初期ソロ作からの曲とサバスの曲が収録されてるけど、ランディの実力は十分発揮されてるとは言えない。まあ元々リリース目的で録音されたモノではないし、プレイのミスも結構多い。だけど、そういったモノを全てさらけ出して単にランディのプレイを聴かせるという意味合いでは、これ以上のモノはないと思う。
スタジオ盤よりもヘヴィで荒々しく変貌した楽曲のお陰で、オジーの初期2枚はこのアルバム聴いてからもう聴けなくなってしまったくらいだ。それくらい、このライブは物凄く熱い。サバスの楽曲もテンポの早い「IRON MAN」は違和感あるけど、「CHILDREN OF THE GRAVE」は本家とはまた別のカッコ良さがある。

また最後の最後に入ってる未発表曲の「DEE」が泣かせる。多分、ギターの練習をそのまま録音したモノだと思うけど、曲の途中でミスって演奏止めてまた最初からプレイする...の繰り返しで、ライブでこれだけの存在感を出しながらも、こういう人でもちゃんと練習もしてミスもするという彼の人柄が垣間見える貴重なテイクだと思う。

久しぶりに聴いたけど、ふと思ったのがやっぱジェイク・E・リーは不憫だったなと。ランディが悲劇的な死のお陰で神格化されて、彼に負けないくらいのプレイを要求されるプレッシャーは半端なかったと思うし、ジェイクが脱退した後にこのライブ盤リリースされて「やっぱランディは凄い!」と称えられて、ジェイクの存在意義を問われるハメになったのは可哀相だったと思う。
同情する訳じゃないけど、そういうアンダードッグ的な存在だからこそジェイクの個性は光ったと思うし、今でも彼のプレイは大好きだったりする訳で。

”もし”ランディがまだ生きていたなら、どんなギタリストになっていただろうか?オジーの話だと、バンドを脱退してクラシックギターを学ぶ為にカレッジに行きたいと語ってたみたいだけど、あのHM/HR隆盛期に彼がメインストリームから外れている姿が全く想像出来ない...あーいう時代だったからこそ、あの時にランディのプレイが聴けなかった事が本当に残念だったなあ。

「CRAZY TRAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=FVovq9TGBw0

「SUCIDE SOLUTION~GUITAR SOLO」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=nWOVKkzkgME

ライズ・アップライズ・アップ
(2013/03/13)
ウエット

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昨年からずっと楽しみにしていたW.E.T.の新作がやっと届いた。
前作は輸入盤の方がDVD付きだったので問答無用で輸入盤をチョイスしたけど、今回は国内盤もそんなに待たずに発売されて、しかもボートラ1曲ありなので国内盤をチョイス。

前作が約3年前で、その時はそれぞれ個々のバンド持ってるし単発プロジェクトで終わるんじゃないかという感じだったけど、アルバムの売れ行きやメンバーの関係が良好だった事もあってこうして2作目が発表された事にまず感謝したい。前作は今でもたまに聴くくらい大好きな作品だったので、ホントに新作を心待ちにしていたし。

で、この3年の間にそれぞれのバンドは(ジェフ・スコット・ソートはソロだけど)新作出している事もあって実に多忙なスケージュールでこの作品に取り組んでいた事になる訳だけど、それが今回の作品に影響があったのかどーか分からないけど、今回はよりバンドらしい雰囲気が感じられた。ライブは地元スウェーデンで数回あったみたいだけど、それぞれ経験豊富なミュージシャンだからライブでも相性は良いんだろうなあ。
裏ジャケのメンバーショットも、如何にもバンドらしさを強調した様な雰囲気を感じられるし。一番右のスーパーマンのTシャツ着た人だけは南国の格闘家みたいな風貌ですが(笑)。

アルバム聴く前に、ネットの書き込みで先に聴いたリスナーの反応は「前作超えはしてない」という声が多かったけど、最初に通しで聴いた時には確かにそう感じた。前作の「COMES DOWN LIKE RAIN」や「BROTHERS IN ARMS」みたいな一発で気に入る曲が今回は見当たらない。
また気になったのが、殆どがミドルテンポで統一されているのでバラード以外は楽曲のメリハリが感じられない。ボーナストラックの「VICTORIOUS」でようやくファストチューンが...って、何でこの曲本編に入れないの?ってな感じなんだけど。

あと前作にはあった北欧らしさが今回はかなり薄味で、代わりにアメリカンっぽい雰囲気が感じられるという事は、今回の主導はジェフなんだろうなあ。キーボードが効果が結構薄いので、ワーク・オブ・アートのロバート・サールがもっとガツガツしてくれたら...と思うと非常に残念だ。

でも、やっぱこのメンツから作られる音は完成度は高いと思う。ソツのない安定感から来るプレイはそんじょそこらのバンドじゃ真似出来ないだろうし、メンバー個々の技術もさすがプロのミュージシャンだなあと感じさせる部分も多かったし。エクリプスのエリック・マーテンソンのギターはかなり好きな音だなあ。こういう音楽性に見事ハマってると思う。全体的には前半よりも後半の方に良い曲が多い様に感じたかな。

こうして2枚目も無事国内盤で発表された事だし、そろそろ日本に来てくれませんかね?JSS・エクリプス・WOAとカップリングで、トリかアンコールでW.E.T.みたいな感じで。まあ本音を言うと、一番観たいのはWOAだけど(爆)結構お客も入ると思うんだけどなあ。


「LEARN TO LIVE AGAIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=COq2RouJ2tQ

「SHOT」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=LpB-quL141Y

「STILL UNBROKEN」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=G62YG57yXTc

31213121
(2007/09/05)
プリンス

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約10年という沈黙を破って遂にデヴィッド・ボウイが新作を発表しましたね。
一時は「もう表舞台には出て来ない」と彼に近い人物から発言があったり、奥さんのイマンが「彼はウチでのんびりしてる。揚げ物が好きなのよ。」と発言したりとか、すっかりアーティストの側面が見えなくなってしまってホントにこのままフェイドアウト...と思いきや、いきなり新作リリースの話でしたからそりゃビックリですよ。
まだ購入してないんですが、コレは絶対に給料貰ったら買いますよ!詳細はレビューの時に書きますが、試聴したらコレはかなりの力作ではないか?と。限定盤がソールドにならない事を祈る...

で、この人の近辺も最近は賑やかになってきましたね~。久しぶりにCDシングルはリリースしましたが、アルバムとしてはもうリリースしないだの、まだ色々とゴネまくってる50歳過ぎても殿下の2006年発表「3121」。

もはやすっかり過去の人扱いにちょっと寂しくなってしまうんですが、前述のボウイのトコにも書いたけど、ボウイとこの人だけは”ミュージシャン”ではなく”アーティスト”と表現を使ってしまう。
勿論ミュージシャンではあるけど、日本のジャーナリストがアイドルにさえ”アーティスト”という表現を使うのにはホントにイラっとさせられる訳で...周りから用意された楽曲や衣装を着て歌い、自分を”アーティスト”と表現するのは何か勘違いしてるんじゃないか?と常々思ってるんですよ。
その点、ボウイ(「TONIGHT」「NEVER LET ME DOWN」の時期はアーティストではなかったと自分でも認めているけど)と殿下だけは自分でコンセプトを全て決めてる訳だから、正に”アーティスト”ではないかと。

そんな殿下もこれまでには色々と音楽的には冒険もしてきた訳だけど、このアルバムのリリース前にPVが紹介された「TE AMO CORAZON」ではアダルトなラテンフレーバーが利いたバラードで、初めて聴いた時は遂にこういうトコまで来てしまったか...と少々残念だったけど、間髪入れずに発表された「BLACK SWEAT」ではゴリゴリのファンクナンバーで、やっぱ殿下はこうでなくては...と嬉しくなった。

で、アルバム全体聴くと「RAINBOW CHILDREN」の様なジャズスタイルではなく、「MUSICOLOGY」の様なR&Bではない、いつも通りの彼のスタイル。重いグルーヴで幕を開けるタイトル曲、ポップな「LOLITA」「FURY」、デジタルファンクっぽい「LOVE」、R&Bスタイルの「BEAUTIFUL, LOVE AND BLESSED」「GET ON THE BOAT」などがお気に入りで、80年代の様な豪華なプロダクションでロックスタイルを貫いてる訳ではないのに「ああ、やっぱ殿下は良いな~」と和む作りはさすがだと。

でも、ホントにもうアルバムは出さないのかな?この人こそアルバム全体で存在を語れるアーティストだと思ってるのに、ダウンロード販売には(最近は随分丸くなったと思うけど)難色を示したり、相変わらずワーナーとは仲悪いし、どうも音楽とは別なトコで揉めて損しちゃってる印象を受けるし。結局、それで割りを食うのはリスナーなんだって事をもっと自覚して欲しいんだけどなあ...


「BLACK SWEAT」PV↓
http://www.dailymotion.com/jp/relevance/search/prince+black+sweat/1#video=x7fy4

「BEAUTIFUL, LOVE AND BLESSED」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-yQZ7ClUiq8

「TE AMO CRAZON」ライブ↓
http://www.dailymotion.com/jp/relevance/search/prince+te+amo+corazon/1#video=xxw3mk

Just Add LifeJust Add Life
(1996/07/23)
Almighty

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相変わらず公私共に忙しく、先週は勤務中に何度かヤバい時があり(苦笑)しかも週末土曜も出勤日...体力がかなりキビしかったので、土曜日に前以って今日の有給を頂く事にした。
まあ有給なんて滅多な事じゃ使いたくないけど、今回はさすがに自分でもキビしいと踏んだので使わせてもらったのだけど、やはりゆっくり出来るだけで身体が休まるので取って正解だった。
偶然にも弟が先週靭帯断裂してしまったらしく、今は自宅療養中って事だったらしいのでお見舞いに行って完全な静養とはいかなかったけど、まあ良しとしよう。明日からまた頑張らなければ!

って訳で、今日は久々に昔のCDを引っ張り出した。噂では今年中に再結成後の新作をリリース予定と言われているジ・オールマイティの通産5作目のオリジナル「JUST ADD LIFE」をチョイス。発表は1996年。

このアルバムが出た時はよく覚えていて、前作「CRANK」が文句無しの名盤だったのでこの新作には思いっ切り期待をしていたのだけど、実際にアルバム全部聴いて当時の主流だったグリーン・デイに代表されるメロコアっぽい雰囲気に気分が萎えてしまった。そりゃリッキー・ウォーウィックが歌っていれば「おおっ、オールマイティ」となる訳だけど、バックの音楽性が前作の硬派でパンキッシュな作りから、明るくさっぱりとしたメロディアスな作りに変わったとなると、どーしても軟弱になったとしか思えず、ちょっとがっかりしたモノだった。
だって、タトゥーだらけの強面の人達が前作で近寄るモノ全てを蹴散らす勢いの音出しておきながら、今作は明るくちょっとハッピーな音出して「ほーら、ボク達はこんな感じの音も演れるんだよ!」って、アンタらそれは違うだろっ?って突っ込みたくもなりますがな。

そこへ来て、リリースから半年後に解散発表。しかも終演の地は日本公演というのも非常に感傷的になったモノだ。残念ながらこのライブには行けなかったのだけど、かなり盛り上がったという話は人伝から聞いた。ラストの曲でドラムライザーにSG叩きつけて、フィードバック残してステージから去った後アンコールが鳴り止まなくても全くステージに現れなかった...というのも彼等らしい男気溢れるスタイルで「さすが」だと。

やっぱ、当時のバンドの運営も影響していたのだろうけど、それにしてもあからさま過ぎてちょっと受け付けるには時間が掛かったなあ。「ONGOING AND TOTAL」「HOW REAL IS REAL FOR YOU」「COALITION STAR」「FEED THE NEED」「MISERY GUTS」みたいに好きな曲もあるんですよ。
だけど、1stシングルだった「ALL SUSSED OUT」でのホーンセクション導入ナンバーなんかは明らかにやり過ぎでしょうと。「Do YOU UNDERSTAND」や「8 DAY DEPRESSION」なんかはモロにメロコアの影響化の曲だし、「DEAD HAPPY」ではザ・クラッシュかと思うくらい。
ただ、後に再発されたボートラ4曲の方が前作寄りのパンク色が強くて「何でこっちをアルバムに入れないんだ?」と思った時には後の祭り。やっぱ、アンタ等の根っこはこっちだろ!と。

今思うと、前作でリッキーのアイディアを出し切っちゃって枯れていたとしか思えないくらいだ。そこへ来てベースのフロイドが学業に目覚めてバンドを抜けたいとか、バンド内部はかなりガタガタだったから解散も避けられなかったんだろうなあ。
なので「何故今復活なのか?」の真価を問う為にも、噂される復活作アルバムでは「CRANK」級の...いやそれ以上のモノを期待したい。今度、こういうアルバム作ったら流石に見切る事になると思うけど。


「ALL SUSSED OUT」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=wlkBt4MmSUM

「DO YOU UNDERSTAND」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=8ZLUEKzxzIQ

Greater of Two EvilsGreater of Two Evils
(2004/11/23)
Anthrax

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先日、HMVの”輸入盤4枚で40%OFF”セールがあった時に色々とチョイスしておいて、最終日の夜に注文しようと思ってアクセスしたら全然繋がらない。10回くらい試したけど全然ダメ。仕方ないから諦めていたら、どーやらHMV側で何かトラブルがあったらしく、翌日謝罪が出ててセールも継続...と思いきや、今度は私が日にちを勘違いして(苦笑)頼もうと思った時にはもう既に終了していたという、何とも後味の悪い結末を迎えてしまった。
まあ、一昨日の楽天スーパーセールで憂さ晴らしに(CD以外の)色々と買い物したから良いけど、注文しようと思ってたCDは何時買おうか?と。今は結構聴くモノが多いからまだ良いけど、またセールがある時にでも待つしかないかな?

で、中古をネットで色々探し回ってたら、余り店頭では見付からなかったモノが何と破格の¥311で売られていたので迷わずポチる。それが今回のお題であるアンスラックスのジョン・ブッシュ在籍時に発表された、過去曲のセルフリメイク集「THE GREATER OF TWO EVILS」。勿論、2枚組の輸入盤。送料の方が高かった(笑)。

このアルバム、国内盤の中古も余り見付からないけど、輸入盤の2枚組も一度だけ新宿のユニオンHM館で見かけたのみ。その時は¥1580の値が付いてたけど、他に欲しいモノがあったんでスルーしちゃったんだよなあ。ま、こうして激安特価で手に入れられたから結果オーライだけど。
国内盤にはボーナストラックなしで、この2枚組には「ANTHRAX」「LONE JUSTICE」「IN MY WORLD」が入ってるので絶対こっちがお得。探してた甲斐がありましたよ。

個人的にはジョーイ・ベラドナよりもジョン・ブッシュの声質の方が好きなんで、過去の曲を彼がどんな風に歌ってるのか興味があったから当然このアルバムにも注目してたんだけど、色んなレビューを見る限り結構賛否両論があったみたいで、結局自分で聴いてみないと評価出来んな...と。しかし、売ってないんじゃどーしようもないじゃんと(苦笑)。

結論からいうと、各曲の出来に結構バラつきがある様に感じた。お馴染みの定番曲あたりは、やはりベラドナの方がしっくりくる感じだけど、余りライブでもプレイされていない楽曲に関しては素直にリメイクの方がカッコイイと感じた。
特に「DEATHRIDER」「METAL THRASHING MAD」「PANIC」「GUNG-HO」はお見事の一言。ダウンチューニングに若干違和感があるものの、ジョンの歌唱の方があっていると思う。「AMONG THE LIVING」や「BE ALL END ALL」、「IN MY WORLD」も私的にはこっちの方が好きかな。

逆にちょっと...と思うのが「CAUGHT IN A MOSH」「A.I.R.」「INDIANS」「MADHOUSE」「LONE JUSTICE」。このチョイスでもお分かりの通り、ジョンの声域よりもベラドナの高い声域の方がしっくりくる曲がダウンチューニングとキーの下げた演奏で違和感ありまくり...という訳ですな。
「N.F.L.」なんかも曲は大好きで、このリメイクにはチャーリーのブラスト炸裂しててカッコイイ仕上がりなんだけど、重さが加わったけど代わりに疾走感が足りなくなってしまい、それだけで随分印象が変わってしまった感じで非常に勿体無い仕上がり。

でもまあ、結構楽しめましたよ。最近のバンドの作風は現代的なバンドの要素を取り入れてるから、純粋なスラッシュやってる感じが全然しないけど、このアルバムで聴けるのはスラッシュ全盛期な曲ばかりなんで、ヘヴィになって印象が変わっても「ああアンスラはやっぱ良いな~」と和めるのがこのアルバムの楽しみ方ではないかと。


「全曲」↓
http://www.youtube.com/watch?v=ysFWAnI7FMU

パープルパープル
(2012/02/22)
ストーン・テンプル・パイロッツ

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久々の更新となってしまいました。先週はかなり公私共に忙しく、精魂尽き果てて仕事も休みたいくらい体力の限界だったので、昨日は仕事終わって会社から家まで約40分、更に県北へ約2時間掛けて常用してる温泉地まで行ってきましたよ。
もう背中と腰の痛みがかなりキテしまい、温泉に入ると身体の負担が大分軽減されるので週のアタマから絶対に温泉行くと決めていたのであった(笑)。絶対に金曜は残業しない!とも。
結局、帰宅は23時近くなってしまったけど、ちょっと気分転換の夜道ドライブで心身共にリラックス出来ましたね。今朝起きたらやはり痛みは取れてたので、やはり温泉の効能は侮れないなあ。また近いウチに行って来よう。

さて、音楽の方はちゃんと毎日聴いてますよ(っていうか、日々の楽しみがコレしかないとも...)。色々と購入してるから書きたいモノはあるのでネタには困らないと。
で、今回のお題はストーン・テンプル・パイロッツの2ndアルバム「PURPLE」。最近よく出てる廉価版CD5枚組でこのバンドがあったので、コレはお買い得とばかりに即ポチったけど、タイムリーな事に数日前のニュースでVoのスコット・ウェイランドがバンド側から一方的に解雇されたという話が出たばかり。

以前も3rdアルバム製作時にバンドと折り合いがかなり悪くなって、別々にレコーディングしてアルバム完成させたという経緯があったけど、スコットの有名なドラッグ癖がまた再発したという事なのだろうか?ヴェルヴェット・リヴォルバーでも他のメンバーから愛想尽かされて脱退したくらいだし、今度は戻るトコがないからこれからどーするんだろうか?

このアルバムは当時ちゃんとCD買ったのだけど、シングルになった「VASOLINE」や「BIG EMPTY」が好きでよく聴いてた以外、他の曲はそんなに聴かず後で売ってしまった。そもそもこのバンド自体、グランジ隆盛の時期に”遅れてきたグランジ”という触れ込みで徐々に名を上げてきて、デフ・レパードのジョー・エリオットがお気に入りの一つとして1stアルバムを挙げてたのをよく覚えている。
しかし、売れてた割りにはバンドの評判はそれほど良くはなく「グランジの上っ面をなぞってるだけ」だの「流行りに乗っかったポーザー」だの酷い言われようだった。先日観た「メタル・エヴォルーション」のグランジの回でも”ポスト・グランジ”と比喩されてたくらいだし。

今改めて聴いてみると、グランジ/オルタナ云々という事を抜きにして普通のロックバンドだったんだな、と思った。PVの作り方やイメージがグランジっぽいだけであって。ジャケットなんて、こんなデザイン絶対使わないでしょ?(笑)Tシャツで売ってても絶対買わないし、着る気もないし。

前述の「VASOLINE」「BIG EMPTY」は勿論、妙に明るい「INTERSTATE LOVE SONG」やノリと勢いで構成された「UNGLEUED」、当時の亜流を感じさせる「SILVERGUN SUPERMAN」や切なさを感じさせるメロディが秀逸の「KICHENWARE & CANDYBARS」などが良い。

一度解散して再結成したのも束の間、今回は完全な決別みたいなので、バンドがこれから新しいボーカル入れて続けるのか分からないけど、幾ら問題ばかり起こしてるボーカルとはいえ、やはりスコットがいなければこのバンドは成立しないと思う。彼に代わるカリスマ性を持ったボーカル探しは結構難しいと思うんだけど...


「VASOLINE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=ht672-wYelc

「BIG EMPTY」MYVアンプラグド↓
http://www.youtube.com/watch?v=LzmMSod6uyY

「INTERSTATE LOVE SONG」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=yjJL9DGU7Gg