トリック・オブ・ザ・テイル(紙ジャケット仕様)トリック・オブ・ザ・テイル(紙ジャケット仕様)
(2013/05/29)
ジェネシス

商品詳細を見る


昨日は、もう一つのブログでコメント書いてくれているsaraサン、クロスさん、けけけいサンともう一人Kサンを加えた5人で、舞浜のイクスピアリまで行って「ローン・レンジャー」を鑑賞、その後皆で夕飯食べながら4時間近く談笑して幕を閉じたのだけど、意外とハードスケジュールだったんで今日はもう体力・気力共にボロボロに。まあ、楽しかったから良かったんだけどね。
今朝から洗濯三昧で、疲れが溜まったんで昼食後に昼寝したら結構寝過ごして、髪切りに行きたいと思ってたんでダッシュで床屋へ向かったらいつもはガラガラな駐車場が今日は満杯。仕方なく来週に延期に。

で、結局1日グダグダで終わってしまった...ああ、大型連休が早くも懐かしい(苦笑)。

ってな訳で、今日のグダグダっぷりを正す為に(笑)ちょいとじっくり聴きたい音を...と思ってチョイスしたのが、ジェネシスの「A TRICK OF THE TAIL」。発表は1976年。

昨日の合流前に新宿でCDチェックして回ってた時、ちょうど最近ジェネシスの旧譜の紙ジャケ盤がDVD無しで再発されたばっかだったんですね~。2年くらい前に出ていれば紙ジャケ盤で購入したのに、何ともタイミングが悪い。

バンド的には確実に注目を浴びる運命だった作品なので、絶対に下手を打てないというプレッシャーが間違いなくあったと思う。それまでのバンドの顔で中心人物だったピーター・ガブリエルが前作で脱退した為、中心人物を欠いたバンドが一体どんなスタイルを提示するのか?が最大のポイントだったからだ。

前作「THE LAMB LIES DOWN ON BROADWAY」がピーガブ色が非常に強いコンセプトアルバムだったので、それと比べると非常に聴き易い音で幾分コンパクトにまとまってるのが特徴かと。だからといってプログレっぽい展開が少ないかというとそうでもない。彼等ならではの変拍子を多用した展開は健在なので、私的には前々作「SELLING ENGLAND BY THE POUND」の音楽性に続くのはこの作品だったんじゃないかと。

ステージでもアクの強かったと言われているピーガブに対して、声質的にも似てるフィル・コリンズがボーカルを取る事によって違和感はそれほど感じないし、むしろプログレ枠でのカルト的存在から一般リスナーを振り向かせる魅力に溢れていると思う。何せ、ステージで変な衣装着て歌うシンガーが消えた訳だし。
ただ、後のポップ路線への移行は作品毎に顕著に表れてくるけど、さすがにこの時点でまだはそれほどポップではなく、あくまでも”あの”ジェネシスからの脱却は既に始まっていると感じさせる程度のモノかと。
因みに、ライブではフィルがボーカルに専念するのでビル・ブラフォードが担当してたという話。結構豪華だよなあ。

だけど、そんな過度期だからこその”味”が凄く活きていて、適度にポップで適度にプログレというバランスが凄く心地良い。イット・バイツやマリリオンが好きな私には堪らない訳だ(笑)。私的なお気に入りは「DANCE ON A VOLCANO」「SQUONK」「ROBBERY ASSAULT AND BATTERY」「RIPPLES...」辺りかな。リマスター効果のお陰か、音が凄く綺麗なのが非常に嬉しい。

正直、このアルバムで彼等の旧作は打ち止めで良いかな?と思ってたんだけど、次作はプログレ期最後の名盤扱いされているらしいので、ちょっと興味が湧いてきたかな。もはや別バンドと言ってもおかしくない80年代のポップバンドのアプローチよりは、プログレ期のバンドの方が好きなんで、お金のある時にでもチェックしてみようかと。


「DANCE ON A VOLCANO」ライブ(PV?)↓
http://www.youtube.com/watch?v=FraoJitaP7I


「RIPPLES...」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=b5i-qcqX-yk
スポンサーサイト

Devil Put Dinosaurs HereDevil Put Dinosaurs Here
(2013/06/05)
Alice in Chains

商品詳細を見る


長かった連休も遂に今日で終了。
毎年思う事なんだけど、何で始まる前は「長いなあ~」と思いつつもダラダラ過ごして連休最終日になると「あっと言う間」って事になるんだろうか?
ホントに今年の連休は骨休めという表現がピッタシで、お盆関係の行事と1日ドライブに費やしただけで後はウチで引き篭もりライフ満喫という、休日を非常に勿体無い使い方してる割りにはお金が飛ぶ様に消えてしまったのはホントに納得いかないなあ(苦笑)。
ま、でも身体の方は腰痛だの筋肉痛だの大分ラクになったんで活力が出てきたのは非常に有り難い。ただ、昨日からアタマが痛いのはちょっと気掛かりだけど。

そんな訳で、ちょっと前に届いて数回聴いてはいたのだけど、なかなかレビューを書きそびれていたアリス・イン・チェインズの新作「THE DEVIL PUT DINOSAURS HERE」を今回はチョイス。

通産5作目となる今作、ボーカルが変わってから2作目となる本作だけど、音楽的な路線はそのまま変わり無し。暗く重いリフにドロドロした様なボーカルが乗るスタイルは、もはやバンドの代名詞となっているけど、今作では幾分そのスタイルにも変化が訪れてきた様だ。

まずリフの重さが過去作よりも幾分和らいだ印象。これは多分プロデュースの影響だと思うけど、切れ味が鋭いというよりは歌を活かす為に押さえてるのではなかろうか?だから、冒頭の「HOLLOW」でのカオスっぷりは健在と思いきや、その後アルバムが進むにつれどんどん薄れていってしまってるのがちょっと残念。アルバム後半が特に顕著で、曲によってはアリチェンの曲?と疑ってしまう雰囲気も感じられる。

それと全体的に少し華やか印象も受けた。これは明らかに新曲の曲作りから来るモノだけど、これは私的には別にネガティヴな印象は持ってない。過去にも「JAR OF FLIES」や「SAP」で、重いだけじゃない違った一面も見せていたので免疫は出来てたし、休止期間が長かったとはいえデビューから既に長い年月も経っている事から、音楽的に変化しても別に不思議ではない事だし。

なので、最初の数回は余りピンと来なかったけど、何度も聴いてるウチに色々と見えてくるスルメ作というのが今回の評価かな。お気に入りは「HOLLOW」「STONE」「VOICES」「SCALPEL」「LOW CEILING」辺りがグッド。

一つ苦言を残すと、Voのウィリアム・デュヴァールの存在が希薄な事。ジェリー・カントレルの方が明らかにメイン食ってる印象なんで、さすがにレイン・ステイリーを望んじゃいないけどもっと頑張って欲しいトコだなあ。

という訳で、今回の新作はバンド史上最も”軽い”作品という印象になった訳だけど、これをバンドの進化と取るべきか路線変更と取るべきかは今後の活動次第に関わってくるけど、個人的にこのバンドに期待してるのは”楽曲の良さ”なので、その部分すえ崩れなければ十分期待し続けていけるかと。


「HOLLOW」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=Brm9PhIS3BM

「STONE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=9KmYFY5oOvM

「VOICES」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=PF_sGFjQYow

ライク・ア・ヴァージンライク・ア・ヴァージン
(2005/11/23)
マドンナ

商品詳細を見る


さて、お盆休みも中盤、結構グダグダな生活を送ってます(笑)。
月曜は半日出勤だったんで、長期連休にしてはちょっとメリハリは付いてる感じはするけど、基本はこれだけ気温が高いと何処にも出掛ける気分にはならず、ウチでゲームしてるか映画観てるかのどちらかでほぼ廃人化(爆)。
でも、とりあえず1日くらいは何処かへ出掛けようと思ってたんで、お得意の那須塩原へ朝からドライブ。
しかし、自然の中でちょっとまったりして来よう...と那須の温泉地でブラブラしようと思いきや、思ったよりも観光客が多くて駐車場も満車状態。なので車から降りられず、仕方なくそのままUターンして那須アウトレットへへ着いたは良いけど、今度はそんなに欲しいモノも見当たらず(まあ、ただでさえお金の掛かるお盆中なんで、その方が有り難かったりして/笑)一通り見て回って帰宅の途へ(笑)。

ただ、そのまま帰るのも面白くも何ともないので、近場の道の駅で実家用のお土産を購入し、その近辺のブックオフをチェック。そしたら、今回のお題であるマダーナ(注:小林克也風に)の紙ジャケ11枚組セットが何と¥1550の破格値で売られているではないか!?
前からちょっと狙ってたモノで、今は在庫が少なくなってしまったお陰かアマゾンでも¥4000弱で売られているモノがこの金額。今月はCD買わないと言いつつも、コレには飛びついてしまった(って、ブックオフ寄ってる時点で「CD買わない」なんて甘い事言ってる...という突っ込みはナシだ/爆)。しかもクーポン利用で1割引、¥1395也!全127曲、1曲あたり何と10.9円(爆)。ほぼタダ同然じゃねーかっ!?

マダーナは(もういいって?/笑)「LIKE A PLAYER」以降はそんなにまともに聴いておらず、その後はシングル曲くらいしか覚えてなかったりするので、私的には1~3枚目までしか思い入れがないので、今回改めて再評価するには良いタイミングだったなと。
で、一番最初に語るのはやっぱ出世作である2ndの「LIKE A VIRGIN」でしょう。発表は1984年。

”爆発的な大ヒット”というのはこういう事を言うんだろうな...と、リアルタイムで経験していてホントにそう思った。前作から「LUCKY STAR」のPVをベストヒットUSAで見た時「何だか、随分とエロいねーちゃんが出てきたな」と、思春期真っ只中の私はそのビジュアルに釘付けになってしまったが(爆)正直言って、その後の音楽シーンを代表するポップシンガーになるとは全く思ってなかった。歌もそんなに上手くないし(苦笑)。

で、このアルバムが発売された時、タイトルが「LIKE A VIRGIN」と聞いてやはりエロさで勝負するのか...とPV見てもそう感じたけど、「LOVE DON'T LIVE HERE ANYMORE」や「STAY」、「ANGEL」あたりのちょっと影を感じさせる雰囲気が非常にカッコ良かった。実は今回のボックス購入も、実はこれらの曲が聴きたいから...というのがあったし。
またアルバム全編で、まだまだ”作られたポップシンガー”的な雰囲気は払拭されてないけど、前作よりも堂々とした存在感というモノが感じられて”これからのし上がってやる”みたいな勢いは十分に感じられる。

このアルバムのPVのお陰でマドンナみたいなルックスが徐々に世間でも浸透してきて、一般人にはそんなに見受けられなかったけど、本田美奈子が完全なマドンナスタイルで歌ってるのをTVで見て、やっぱ影響力は強いんだなと思ったくらいだ。

因みにこのボックスセット、1stから3rdまでリマスター音源が使われているので音の良さも十分に感じられた。何だか、耳に優しい音で非常に聴き易いのが嬉しい。


「LIKE A VIRGIN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=s__rX_WL100

「ANGEL」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=APO9ZKtiy1c

「STAY」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=gCo-6C3_D6A

VIBeVIBe
(2006/09/06)
VOW WOW

商品詳細を見る


前回のBOφWY以来、ほぼ毎日ライブ盤2枚ばっか聴いてました(笑)。もうとっくの昔に解散したバンドなのに、今頃になって車内でバンバン聴いて歌ってる私もかなり異常ですね(笑)。面白い事に、全然歌詞とか読まなくてもスラスラ言葉が出てくるのには自分でも驚いた。それだけハマっていた証拠でもあるんでしょうなあ。

さすがにBOφWYばっか書いてるのも何なんで、そろそろ違うモノにも...って事で、同じ時代に活動したバンドではあるけど音楽性は全く相成れない、同じ国内のバンドVOW WOWの5thアルバム「VIVe」を今日はチョイス。発表は1988年。ちょうど白蛇がアメリカで大ブレイク果してブイブイ言わせてた頃ですな。

私はVOW WOWに関しては後追いなんで、こうして過去の旧譜を今新鮮な気持ちで聴けるのは非常に微妙な感覚が残るけど...勿論、こういうバンドが今の時代に存在しないから旧譜を聴いて悦に浸る事は嬉しいんですが、やはりリアルタイムで追えずにライブも観られなかったという歯痒さは凄く悔やみ切れないという。

”日本のハードロック”という枠を「Ⅲ」から完全に払拭し、ラスト作の「MOUTAIN TOP」までクオリティが高い作品をリリースし続けてきたと私は認識しているけど、このアルバムでは幾分バラエティに富んだ楽曲が収録されてきて「Ⅲ」「V」とは違った趣を感じさせる。
前作、前々作には「SHOT IN THE DARK」や「DON'T TELL ME LIES」みたいな一聴して「おおっ!」と唸らせてくれた楽曲が数曲入っていたけど、残念ながらこのアルバムにはそのテの楽曲はない。しかし、彼等ならではのHRを感じさせる佳曲がぎっしり詰まった作品という評価で良いと思う。

”インパクトが足りない”とか”全体的に散漫”という評価は色んなトコのレビューで散々書かれているけど、確かに私自身もそう思うけど、それは前作、前々作のインパクトが格段に違い過ぎただけの事であって、彼等はこの作品では少し変わった事がしたくなっただけの事なんじゃないかな?と思った。
ただ、この頃からバンドがアメリカ進出も視野に入れてたらしいけど、アメリカを目指すにはやはりインパクトは足りないと思う。またビートルズのカヴァー「HELTER SKELTER」や如何にもアメリカンな雰囲気の「ROCK ME NOW」は正直浮いてると感じるトコにも”散漫だ”と言う評価に繋がってるんではなかろうか?

私自身は冒頭の「SPELLBOUND」と「YOU'RE THE ONE FOR ME」から「KEEP ON MOVING」までのアルバム後半の流れが非常に素晴らしいので、決して「駄作」「凡作」の評価にはならないのだけど、「Ⅲ」「V」路線を期待した人にとっては「何かが違う」「何かが足りない」という事になると思う。

次作「MOUNTAIN TOP」で終焉を迎えてしまう訳だけど、その次作への布石も(今だからこそ)感じられる部分もある事からこのアルバムの構成は必然的な流れだったと思う。やっぱ、凄いバンドだったんだなあ。


「SPELLBOUND」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=1qhIkszZ_sA

「YOU'RE THE ONE FOR ME」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=jIgXZ63DdNs

「TALKIN 'BOUT YOU」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=avp41ggYqhE