ドリーム・シアタードリーム・シアター
(2013/09/18)
ドリーム・シアター

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前回のサウンド・オブ・コンタクトが届いた翌日に、それまで頼んでおいたCDが一気に届いて、嬉しい事に最初に何から聴いて良いのか分からなくなった(笑)。どれも興味のあるモノばかりだったんで、嬉しい悩みには違いないけど。
まだ全部は聴いていないのだけど、一昨日の休日が物凄く天気良かったんでちょいとドライブのお供に数枚持っていったのだけど、その中の1枚が今回のお題であるドリーム・シアターの2年振りの新作「DREAM THEATER」。

前作「A DRAMATIC TURN OF EVENTS」から2年。前作が久しぶりにこのバンドとしては聴き易い作品だったので私的にはかなりお気に入りだったけど、さてこの路線は今回も活かされているか?が今回の一番のポイントだった。
で、全曲聴いた後に思ったのが、さすがバンド名をタイトルに持ってくるだけの事はある力作だと。マイク・ポートノイ在籍時はやけにヘヴィな音像に拘って、いかにテクニカルで演奏が巧くても余り心に響いて来ないというのが私の意見だ。
それが前作で彼が抜けてからヘヴィさは抑えられ、メロディを重視とした路線に切り替わったお陰で非常に聴き易くなったのは素直に良い変化だと思った。勿論、ポートノイの方が好きな人も当然いると思うけど、彼の復帰は暫くはないだろうし...

前作よりもよりドラマチックに聴かせる楽曲は、全く長さを感じさせない。「THE BIGGER PICTURE」で聴ける、溜めを効かせるギターソロがホントに素晴らしい。あと「THE LOOKING GLASS」で聴けるポップセンスにも驚いた。彼等がこういう音を聴かせてくれるとは思ってなかったんで、この曲が収録されたお陰でアルバム全体にかなりメリハリが付いてる印象を受ける。

今回は久しぶりに日本盤ボートラが付くとの事で「THE ENEMY INSIDE」のインストverが収録されてるけど、コレは正直蛇足に思える。エンディングの「ILLUMINATION THEORY」が約20分以上の5部構成の大作なので、この余韻をこのボートラで消されてしまうのだ。だから、このインストはスルーで聴いてる(笑)。

あと前作でも感じたけど、音の分離が素晴らしく個々の楽器が綺麗に聴こえるのも特徴かと。限定盤でDVDオーディオ付きも売られているけど、ウチにはちゃんとしたシステムが無いので通常盤で十分(苦笑)。それなりのシステムを持ってる方なら限定盤の方がお得かも。

これは今年度のベスト5にチョイス確定ですなあ。久々にライブも観たくなったし。「IMAGES AND WORDS」の時にライブ観てるけど、あの頃はまだ楽曲で聴かせる雰囲気があったんでライブも凄く良かったんだけど、徐々にテクニカルな部分が強くなっちゃって何処か置いてけぼり喰らった感覚があって、アルバムもライブにも全然興味無かったけど、今の状況ならかなり楽しく観られそうな雰囲気が感じられる。しっかし、凄いの作っちゃたなあ...


「THE ENEMY INSIDE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=kivbHHazxFQ


「THE LOOKING GLASS」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=AzV6SKQT0oo
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Dimensionaut (Special Edition)Dimensionaut (Special Edition)
(2013/05/24)
Sound Of Contact

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ちょっと間が空いてしまいました。先日の3連休もずっとゲーム三昧だったんで(中坊か?)音楽も聴いてなかったし、頼んでおいたCDも全然来なかったモンで。

実はこのCDがその全然届かなかったCDで(笑)久々にアマゾンの海外のマケプレを利用して購入。アマゾンにも在庫はあったんだけど、金額が輸入盤なのに¥2000超え。マケプレだと¥1150で、送料入れても¥1490なら納期は遅れても安い方にするか...と思ったのだけど、その納期が過ぎても全く届く気配がないので、アマゾンのカスタマー使って販売元にメールしてもらい、その2日後に届いたという(苦笑)何とも人騒がせな話で...海外のマケプレなんで、再度送ってもらうにせよまた2週間近く掛かるのはちょっとね。

そんな訳で待望の(笑)このCD、サウンド・オブ・コンタクトのデビューアルバム「DIMENSIONAUT」。聞いた事のないバンド名かと思うけど、実は私も購入直前まで全く知らないバンドでした(笑)。YOU TUBEのリンクで辿っていった結果、このバンドに出会えたと。
ジャケがメビウスの輪って事でちょっとデヴィン・タウンゼントを思い出したけど、音楽性はプログレがかったシンフォロックみたいな印象。レーベルもインサイドアウトって事で、実に納得な音楽性。

で、何の情報も知らず聴いてみて、ボーカルの歌い回しでピンと来た人はかなりの音楽通かと。実はこのバンドでボーカルとドラムを担当しているサイモン・コリンズなる人物、あのフィル・コリンズの息子である。
数年前のジェネシスの再結成ライブ(ピーガブが復帰するしないの話題があった時ですね)で初めて表舞台に出てきたらしいけど、2世だからといって親の七光りの色眼鏡で見ると驚かされる。ドラムもボーカルも父親譲りな部分もあるけど、それ以上に音楽で十分勝負出来る実力派だと思う。

楽曲の方は、やや散漫な部分があるけどコンセプトがしっかりしてるので聴き応え十分。ポップな雰囲気とテクニカルな印象が良いバランスとなっているので、ちょっとイット・バイツっぽい雰囲気も感じられる。ラストの「MOBIUS SLIP」は全4節からなる大作で、起承転結がはっきりしてるので実に分かりやすい。因みに「BEYOND ILLUMINATION」なる曲で、意外なゲスト:ウィッシング・トゥリーのハンナ・ストバート嬢がデュエットしてます。

もう既に数回聴いているけど、よく練られてるアレンジのお陰か飽きさせないので、非常に聴き易いのが素晴らしい。もうちょいメリハリがあると名盤となりそうな雰囲気だけど、これはこれで非常に素晴らしいと思う。これは今年度のマイベスト5にランクしそうだな。


「NOT COMING DOWN」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=d8TGFsLXoRo


「OMEGA POINT」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=-Y9J47hTtNY


「COSMIC DISTANCE LADDER」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=7t1U3rFjQu8

ザ・ダウンワード・スパイラルザ・ダウンワード・スパイラル
(2006/05/17)
ナイン・インチ・ネイルズ

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世間的には3連休だったのだろうけど、私的には先週土曜日は出勤だったのでいつもの通りの2連休。しかも土曜日は仕事後に実家帰るまでの間に色々ありすぎて、実家から帰ってきて物凄く疲れ果ててしまい、結果的にダラダラした休日に...しかも台風来てる割りにはそんなに激しくないし、ホントはtaroサンがギターで参加するライブを昨日観に行くつもりだったのだけど、主催者側が前日に中止を発表したのは良いけど、昨日は午後めっちゃ良い天気だったのは一体何故なんだぜ?(苦笑)
まあ、taroサンのライブは、本人主導のライブが観たいんでまた機会があると思うから(ありますよね?/笑)その時のお楽しみに取って置く事にしますか。

で、CDの方も先日HMVで¥1万買ってポイント15倍セールがあったんで、色々探して¥1万超えにしたのは良いけど、来るのが早くても来週末なんでそれまで旧譜で繋ぐか...と思いきや、あるブツをアマゾンのマケプレで1枚頼んでおいたのを忘れていた。しかも、今月アタマに発送してるハズなのでそろそろ届いても良い頃なのだけど...こういう時間のある時にゆっくり聴きたいんだけどなあ。

ってな訳で、先日久しぶりに復活を果たしたナイン・インチ・ネイルズ。正直「WITH TEETH」以降は購入しておらず、活動休止の話が出た時にもそれほどピンと来なくて、NIN名義でやるにはもうやり尽くしたんだろうなあ...としか思わなかったんで、今回の復活も全然実感が湧かない。
しかも試聴で聴いた限り、やはり私が期待する音にもなってなかったし、インダストリアルというよりも普通のテクノにしか感じなかった。もう初期の様な病的な雰囲気は皆無で、トレント自身がオスカー獲ったり結婚して奥さんと別ユニットやったりしながら完全に別人と化したんで、もう期待出来る事は殆ど残ってないだろうなあ。

ってな訳で、間違いなく彼の最高傑作に挙げられる2ndアルバム「THE DOWNWARD SPIRAL」を今回はチョイス。
私は、以前レビューした1st~2ndの間に発表されたEP「BROKEN」が一番好きな作品なんで、このアルバムの完成度は認めつつ、しかも好きな曲も結構入ってるにも関わらず余りアルバム全体を聴く事が少ない。
多分、全体的に漂う退廃的な感覚がちょっと重く感じるんだろうなあ。リリース当時、確かカート・コバーンが自殺した直後で、このアルバムのタイトル曲がそのテの雰囲気を促すモノだった事もあって、不謹慎ながらも凄いタイミングだよなあと驚いた事を覚えている。

「BROKEN」の様な、衝動的な破壊力満点の感覚はそのままに、インダストリアル特有の冷たい機械音が良いアンサンブルとなって、演奏は熱いけど何処か冷めた視点が常に存在する独特の世界観。たった2枚目でそれを成し遂げたトレント・レズナーは天才というよりは奇才だと思う。
次作では更にトレント自身の世界観を推し進めた作品となったけど、同時に内省的な雰囲気になってしまい、失ったモノも多かったと思うけど、このアルバムで聴ける音にはちょうどその過度期な部分が記録されていると思う。

久々にアルバム全体聴いて、やっぱよく出来てるなあ~と感心したけど、まさか後々こういう風に変化していくとは思わなかったなあ。ただ、この人の場合はいつ何処で心境の変化が訪れるのか分からないから、いつか凄いモノを出してくるとは思うけど。
それはそうと、そろそろ「CLOSURE」のBD出してくれませんかね?


「MARCH OF THE PIGS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=PL72Tyxe1rc

「CLOSER」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=9eROTYeIyJg

エピック・オブセッション(通常盤)エピック・オブセッション(通常盤)
(2013/04/24)
バーニング・レイン

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折角の休日なのに、昨日今日と天気が悪いんでウチで引き篭もってます(笑)。
いや、仕事疲れの影響もあってあちこち痛みもあって安静にするにはもってこいなんだけど、ただウチの中にずっとってのも気分が優れないんで、昨日の夜にちょっと遠方のショッピングモールでドライブがてら洋服探したりして気を紛らわせて正気を保ってましたよ。

そんな中、その道中で聴いてたのが前回のブラック・スター・ライダースと一緒に購入した、現白蛇のギタリストであるダグ・アルドリッチ率いるバーニング・レインの約13年振りとなる3rdアルバム「EPIC OBSESSION」をチョイス。

13年振りという事実にも驚きだけど、このアルバムの発表するタイミングにも驚いた。何せ、メインであるハズの白蛇のツアー中にも関わらず、別バンドの新作発表なんて余り聞いた事がない。よくデヴィッド・カヴァデールがOKしたよなあ。
最近の白蛇の作品を聴いてる人には十分お分かりの話だろうけど、ダグが加入してからの白蛇のメロディがイマイチ...という批判はこれまで何度を取り上げられてきたけど、アルバム毎にその辺は改善されてきた様に思える。まあ、歴代の白蛇のギタリスト達が凄腕ばかりだったから、どーしてもダグの存在が希薄になるのは仕方ない事だけど。
ただ、このアルバムが発売された時に某音サンが自身のブログで「このバンドの最高傑作」という評価だったんで、前から気になっていて今回初めて彼等の作品を買ってみたと。

明らかに今の白蛇の影響がモロに出てる作風で、似た様なスタイルのバンドを2つやる理由があるのか?と疑問は置いといて、私的にはボーカルのキース・セント・ジョンの歌唱力がこのバンドのポイントかと。全く知らないボーカルだけどモントローズにも参加してるらしい。ブルージーでソウルフルなスタイルなので、このテのHRには実にうってつけのボーカルで聴き応えがある。

ダグのギタープレイは白蛇と変わらず、曲によっては白蛇の楽曲よりも良いモノもあってちょっと得した気分。カヴァデールがお気に召さなかったのか知らないけど、そのまま白蛇の新曲ですと言ってもおかしくないモノも幾つかある。
ただキースの声質の違いもあって、白蛇とは違う質感が感じられてなかなか面白い作風になってると思う。

実際、このバンドでライブ活動とか出来てるのかどーか知らないけど、そのまま埋もれさせるには勿体無いバンドかと。カヴァデールがあとどれくらいアルバム作れるか分からないし、引退したらダグはフリーになる訳だから、後々のキャリアの為のバンドなのかな?早くも次作が楽しみなバンドだと思う。
あ、あと最後に一言。ドラムのヒゲは非常にカッコ悪いんで、何とかしてください(爆)。


「MY LUST YOUR FATE」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=Q71lr6aHP5A

「TOO HARD TO BREAK」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=XXZrK2jCmEE

「TILL YOU DIE」曲のみ↓
http://www.youtube.com/watch?v=XsAYMGrJeXM

All Hell Breaks LooseAll Hell Breaks Loose
(2013/05/22)
BLACK STAR RIDERS

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しかし、ホントに最近は色々な事に不精になってしまってイカンですなあ~。
まあこの暑さや仕事疲れの影響もあるんだろうけど、とにかく色んな事にやる気が起きない。自分の趣味でさえイマイチ乗り気にならないのは一体どーしたモノか?2日間の連休もダラダラ過ごして終わり。何だかなあ~。

新作CDをチェックはするのだけど、買うのに結構手間取って、例えばHMVはそろそろポイントセールやるかな?と変な勘繰りをするお陰で中々手が出せない(苦笑)。まあ、こんな事言ってればいつまで経ってもCD買えないんで、邪念は捨てるべきでとっとと買うのがベストなんだけどなあ...単にセコいだけか(笑)。

そんな事を言ってる間に、結構買い逃してるCDが多いんでそろそろ買おうか...と市内のHMVで探して2枚捕獲。その内の1枚、ブラック・スター・ライダーズのデビューアルバム「ALL HELL BREAKS LOOSE」をチョイス。

結構前から「リジィの灯を消してはならない」だか何だかで、再結成して本国でライブ活動を延々続けていたシン・リジィだけど、フィル・ライノットがいないバンドをシン・リジィと呼べ!と言っても全然ピンと来ない訳で、正直な話フィルが永眠した時には既にバンドは終わってる訳だから、幾ら過去在籍したメンバーがリジィを名乗っても「何だかなあ~」と首を傾げてしまうのだ。
しかも、最終的なメンバーには元オールマイティのリッキー・ウォーウィックやデフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベルまでもが在籍して、もはやバンドの灯なんてどーでも良いのでは?と思っていた。

それが、今回リジィの名を封印して新たなバンド名で仕切り直したのがこのアルバム。ライブには参加していた元リジィのブライアン・ダウニーやダーレン・ワートンはこのバンドには参加しておらず、元メガデスのジミー・デグラッソや元ブルー・マーダーのマルコ・メンドーサが加入しており、もはや元リジィ経験者はスコット・ゴーハムただ一人となった。

なので、今更リジィの名を持ち出すのもどーか?と思うけど、このアルバムで聴ける音は明らかにリジィの影響化にあるモノばかり。フィルが在命していたらこういう楽曲を書いていたか?という疑問はともかく、今の時代にリジィの影響を受けたこういう音楽を聴く事になるとは思わなかったな。

リッキーの声質もフィルの声質に近いモノがあるので、明らかに歌い方を意識してるのがよく分かる。オールマイティのイメージからして、最初リッキーがリジィの歌を歌うのは結構ミスマッチじゃないのか?と嘲笑していたのだけど、なかなかどーして結構良い感じになってるじゃないの!?と驚いた。

しかし、ケヴィン・シャーリーはこういうレトロなHRバンドの御用達プロデューサーになった感があるなあ。先日解散してしまったブラック・カントリー・コミュニオンや、ディープ・パープルの過去の何周年記念アルバムのミックスを担当したり結構幅広くやってるけど、そういう得意分野のあるプロデューサーは嫌いじゃないんで、今回のこのアルバムが良作に仕上がったのは彼の貢献があったからじゃないかな?
欲を言えば、もうちょいオリジナリティを出しても良かったんじゃないか?と思ったけど、まあそれは次作に取って置いて今回はこれで十分満足な出来。オールドスクールなHRが好きな人には堪らない音楽性かと。

メンツだけ見ると、最近は余り活躍の場を見付けられなかった人達で溢れてるけど(苦笑)そういう”外かれし者”が集まってこういうバンドやってるのもなかなか面白い。末永く活動してもらいたいものだ。


「HEY JUDAS」PV↓
http://www.youtube.com/watch?v=sUFhANBJPwY

「BOUND FOR GLORY」↓
http://www.youtube.com/watch?v=kq6Z6C3ipMk