![]() | Future World (1990/04/16) Pretty Maids 商品詳細を見る |
行ってきましたよ、昨年に引き続き今年も日本来てくれたプリティ・メイズ来日公演。
前回は約11年振りの来日公演、しかも平日1日限りという事もあってライブはコアなファン達が集合して大いに盛り上がったのだけど、今回は今年発表された新作「MOTHERLAND」のツアーの一環という事で(それと、前回で手応えを感じて味を占めたのか/?笑)バンドとしても前回の大盛況から、新たにバンドの真価を問われる来日公演かと。
私自身、前回のライブが初メイズで非常に楽しかったから今回も問答無用で行く事にしたのだけど、その後に再々度復活した(笑)サンダーの来日公演が同じ時期に発表されるとは思ってもおらず、金銭的にもちとキビしいなあ...と思いつつも、やはりライブが観たいバンドは無理してでも行かねば!!って事で両方観る事にした。
だけどメイズの東京公演は22日金曜日のみ、サンダーは22・23日と2日公演で、運良く両方チケットが確保出来た訳だけど(クロスさん、THANX!)日程や金銭的に両方観たくても1つに絞る事を止むを得ない人達がいるのは明白で、両方共ソールドにはならなかったみたいだ(大体、両方共8割程度くらいの入り)。
今年のヴァッケン・オープン・エアでも両バンドは出演してるんだから、いっその事カップリングで行なうとか(!)ちょっと打開策が欲しかったなあ。まあ、呼び屋が違うから無理なんだろうけど。
ともかく、詳細は雑談版にも書いたんでそちら参照してもらうとして、今回のお題は彼等の2ndアルバム「FUTURE WORLD」をチョイス。
ジャケを見てもらって分かる通り(笑)この頃の彼等は大手EPICソニーと契約していてもまだまだB級っぽさが抜けてなく、裏ジャケのメンバー写真見てもダサいメタルバンドの典型的なスタイルで(爆)垢抜けるには全然程遠い感じだった(ハマさんが細い!!)。
しかし、音の方は2作目にして早くも曲のクオリティは総じて高く、楽曲で勝負出来るバンドという認識が確立されつつあったと思う。正等派HMの根本的な部分はそのままに、キーボードで装飾されてポップな部分も感じられ、デンマークという土地柄のお陰か、北欧メタルの煌びやかな部分、ジャーマンメタルの疾走感な部分という”美味しいトコ取り”のスタイルは、既にこの時点でほぼ完成されていたと思う。
今でもライブの定番曲となっているのもこのアルバムから「FUTURE WORLD」「RODEO」「YELLOW RAIN」「LOVE GAMES」「NEEDLES IN THE DARK」とかなり多い。他にも私的には「EYE OF THE STORM」なんかもかなり好きだ。
続く次作では、キーボードが更に強まってよりポップ色が強くなるのだけど、このアルバムでは寸止めで済んでいるので代表作として挙げられるのもよく分かる。よりHM色が強いのが好みだと1stアルバムという事なるのだけど。
しかし、ホントに良いバンドだわ~。この当時のスタイルとは音もルックスも(笑)変わってしまったけど、楽曲良さだけは変わっていないと思う。良い曲持ってるバンドはライブが強いのも実に納得で、昨夜のライブでも「アレも聴きたい、コレも聴きたい」という感じで、あっと言う間の1時間半だったし。ホント、末永く活動していって欲しいと願うばかりだ。
「FUTURE WORLD」PV↓(もはや”誰?”レベル/笑)
http://www.youtube.com/watch?v=Ka6OFwp25YI
「RODEO」ライブ↓
http://www.youtube.com/watch?v=fW3lJxmIIK8
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