DestinationDestination
(2009/06/01)
Street Talk

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しかし、購入量は多いのに全然聴く時間が確保出来ないのはホントに困る。
最近はどーしても聴きたいと思わせる新作が少ないからまだ良いけど、来週から増税の影響もあるしCD購入は少し控えめにしないとマジでイカンですねえ。中古購入が更に増えそうな予感。

で、このアルバムも以前から気になってて、いつだったかディスクユニオンの店頭で配布されてるメロディアス・ハードロック・ガイドにこのアルバムの事が書かれたのを思い出し、新品の輸入盤が一向に値下がりしないんでネットの中古サイト開いたら入荷されてたんで購入してみた。北欧のストリート・トークのベスト盤「DESTINATION」。発表は2004年。

全く知らないバンド名(プロジェクト?)だし、ジャケットもイマイチだし、それじゃ何が気になったのかと言うと、元マディソン・元イングヴェイ・マルムスティーン・バンドのヨラン・エドマンがシンガーとして参加してるから。
インギーの作品をそんなに多く聴かない私としては、彼の「ECLIPES」のスタイルが結構好きでこのシンガーも透明感がある事から、彼のボーカルでメロハーを歌うとかなり良いモノが出来るのでは?と常々思ってたので、正しく打って付けのアルバムかと。

まあ、正確にはメロハーというよりはAORに近いスタイルだったりするのだけど、それでもベストアルバムという事もあってか楽曲の充実度はかなり高い。曲によっては80年代のシカゴあたりに近い印象を受けた。
ただ、ちょっと気になったのはヨランの歌メロ。全体的には良い雰囲気でかなり好きなタイプなんだけど、どうも”歌わされてる”感が残るのだ。歌詞の字余り的な歌い方が所々で引っ掛かって、その辺を上手く練ってくれれば自然に聴こえてもっと良いのになあ...とちょっと残念。
ギターはソロ作も出していて、色んなトコでゲスト・ミュージシャンとして参加しているスヴェン・ラーソン。ライオンヴィルでもこの人のギターは良い味出してて、クリーントーンが心地良くてかなり好きだなあ。

なお、このバンドにはもう一人ボーカルが参加していて、その一人が元ヴァレンタインのヒューゴ。このベスト盤には彼のボーカルで2曲収録されているけど、やっぱスティーヴ・ペリーそっくり(笑)。本家ジャーニーの新ボーカルのオーディションにも参加したらしいけど、アーネル・ピネダにその座を奪われちゃいましたねえ。

こういう期待を裏切らない、ちょっと心に潤いが欲しい時にぴったりな楽曲群なんで、これから長い付き合いになりそうなアルバムかと。お金に余裕がある時にでも今度はオリジナルアルバムにでも手を出してみますかね。


「ASTRAY」



「STANDING IN THE RAIN」
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(2012/11/21)
レッド・ツェッペリン

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以前からジミー・ペイジが公言していた「レッド・ツェッペリンの新しいマテリアル」なるモノの詳細が出て来ましたね。
もうZEP関係の出せるモノは「俺の生きてるウチに全て出してしまおう」的なノリにはちょっと笑ってしまうけど、バンドのメンバーが亡くなってから色々変なモノ出されるよりは、ちゃんとメンバーが関与している作品をリリースしてくれる方が好感は持てるかと。ましてZEPは既に解散して、オリジナルメンバーでの再結成も不可能なんで尚の事かと。

で、その詳細を探るべくアマゾンで商品紹介をチェックしていたら、何とこの作品が67%オフの¥2000で売られていたので問答無用で購入。お金が回らなくて購入がずっと後回しになっていたので、この金額は物凄く嬉しい。しかもブルーレイ+ボーナスDVD付きですよ。
まあ、以前購入したナイトウィッシュの2CD+2DVDが定価で¥9000近い値段を考えると、ZEPのこの定価は普通に適正価格なんだろうけど、それでも毎月何かしら買ってるモノとしては¥6000捻出するのはちょっと考えてしまうのだ(苦笑)。

さて、この1夜限りの再結成ライブ、元々はアトランティック・レコードの創設者アーメット・アーティガンのトリビュート・コンサートという大義名分があるのだけど、当時この再結成ライブは日本でも結構話題になって朝の情報番組でもその時の模様がちょこっと流れて、メンバーの年老いた姿でもあの3人が一緒にプレイしてる...と思うと、それだけでかなり胸が熱くなった。
そりゃロバート・プラントが高音出なくても、ジミー・ペイジがヨレヨレでも、ZEPとしてプレイしているだけで伝説を目の当たりにしていると感じられてしまうのは、彼等の音楽が好きな人達には仕方のない事かと。

客観的に見ても、この時の再結成ライブの出来は彼等の年齢や解散後のキャリアを見ても、十分素晴らしい出来だったと思う。何でも約6週間近くの入念なリハーサルのお陰で演奏はかなりタイトになっており、何よりボンゾの代役が息子のジェイソンというのも感慨深いモノがあるし。

選曲はファンなら大体納得するリストではなかろうか。とにかくこのバンドは「あの曲も、この曲も」ってのが数多くあるから万人を完全に満足させる事はまず不可能だと思う。さすがに「IMMIGRANT SONG」辺りはキビしいのも本人達もファンも分かってるだろうし(苦笑)。個人的には「BABE I'M GONNA LEAVE YOU」や「THE BATTLE OF EVERMORE」が聴きたかったな。

多分、もうこの4人で演奏される事はないと思うけど、こうやって最後に良いモノ観させてもらったのは素直に嬉しい。ジェイソンなんか、伝説的な父親のバンドで父親の代役を務める事が出来てキャリアで最高のライブだったのでは?
人によっては全盛期の頃に及ばないライブなのかも知れないけど、古臭かろうが何だろうがレッド・ツェッペリンがその時に存在した...という事実だけで十分ではないだろうか?少なくとも、私は十分楽しめましたよ。


予告編



「KASHMIR」

Alice in ChainsAlice in Chains
(1995/11/07)
Alice in Chains

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ちょっと遅くなりましたが、先週月曜に新木場スタジオコーストでのアリス・イン・チェインズ観て来ました。
あの2006年伝説の(笑)ウドーフェスから約8年振り、あのライブを体験した人や本人達の発言からも「もう日本には来ないんではなかろうか?」と半ば諦めムードがあったにも関わらず、急な話ではあったもののこうして再び日本の地に来てくれた事にホント感謝しきり。

まあウドーフェスの場合、富士スピードウェイという交通の便が悪い場所、しかも大物ミュージシャンが多かった為チケット代も高額という最悪の条件が揃っていたにも関わらず、それでも客が入ると思ったプロモーターの大失敗が原因だったのでバンド側は何も悪くないのだけど、バンド側はそれを皮肉って「ナイス、ピクニック」って発言したらしいじゃないですか(笑)。

まあそんな過去があったんで、今回も人いなかったら言い訳にならないなあ~と思いきや、新木場は4~500人くらいは入ってたみたい。しかも前日の横浜は直前にソールドとなり、かなり盛り上がってバンド側も驚いてたって話だから、今でもこのバンドに思い入れのある人達は多いって事でしょう(私もその一人ですが)。

そんな訳で、今回のお題は1995年発表の3rdアルバム「ALICE IN CHAINS」。
バンド名をそのままタイトルに持って来て、しかもかなり意味深なジャケット。メンバーの誰かが夢にこの犬が出て来て追い回された悪夢をそのままイメージした...とか言ってたけど、犬の脚が3本しかないからドラッグ中毒だったレイン・ステイリーの除いた3人でもやっていける意思表示だの、3枚目のアルバムだから脚が3本だの、当時は色々と憶測を呼んだモノだったけど、このジャケットのお陰で国内盤が大幅に遅れたので輸入盤でさっさと購入したのを覚えている。当時はCDのカラーケースが黄色と濃い紫の2種類があって、私は濃い紫の方を所持している。

内容の方は、濃密なヘヴィ路線だった前作からするとかなり薄味な印象だけど、よく聴き込むと前作以上に混沌とした世界が広がっているのがよく分かる。
私は前作にかなりハマったクチなので、このアルバムを最初に聴いた時は正直期待ハズレと思ったくらい淡白な印象を受けた。しかし、前作との間に発表された「JAR OF FLIES」でのアコースティックを基調とした繊細な一面も既に知っていたので、これも彼等の新たな一面を見せたモノなのだろうと納得した。今では1stアルバムよりも好きなアルバムではあるけど。

レインの歌唱も、楽曲のスタイルのお陰か力強いイメージは殆どなく実に淡々とこなしている印象で、これがアルバムの色を明確にしちゃってる原因かも。それとは対象にジェリー・カントレルのギターは儚く美しさすら感じさせるトコに、このバンドの特異性を感じさせるのはさすが。ただ、何処かしか”行き着くトコまで行っちゃった”雰囲気が感じられるのは(今思うと)後のバンドに起きた悲劇を暗示してる様で悲しくなってくる。

今回のライブ直前にツイッターで、彼等にプレイして欲しい楽曲をリクエスト出来る企画があったのだけど、1位は「ANGRY CHAIR」、2位が「HEAVEN BESIDE YOU」、3位が「GRIND」という結果でも分かる様に、このアルバムから2位3位と独占していて、それだけ人気も高いアルバムという事もよく分かる結果だったな。結果的にはライブで「GRIND」(←横浜ではプレイされなかった)「AGAIN」がプレイされたけど、是非「HEAVEN BESIDE YOU」も聴きたかったなあ...

ライブ終了後、ステージ上でジェリーが「SEE YOU SOON, OK?」と発言していたけど勿論ですよ!フェスよりかは単独で来て欲しいけど、今回のライブで彼等が楽しんでくれたならファンとしても嬉しい限り。また絶対に観たいライブなんで、是非単独でお願いします!


「GEIND」PV



「HEAVEN BESIDE YOU」PV

メテオラメテオラ
(2012/06/20)
リンキン・パーク

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今日は(一応、こんな私にもチョコくれた人達がいたので)バレンタインのお返しを買いに、街中のデパ地下へ開店同時に行ってきたのだけど、そのデパート内にあるTHUTAYAには全然行ってないので久しぶりに覗いてみたのだけど、直感というか何かニオうモノを感じ取ったのか、いきなりCD50%オフの文字が。自分で言うのもなんだけど、何だろうかこの恐るべき嗅覚は!(笑)

正直あんまり大したモノが下がっておらず、せっかくチェックしてもこれじゃあなあ...と諦めるかと思ったトコに、このアルバムがひっそりと置いてあったので、CDは持ってなかったからちょうど良いタイミングだと思い購入。私にとっては久しぶりのリンキン・パーク、大ヒットを記録した2ndアルバム「METEORA」。2003年発表。

以前、レンタルで借りて1stアルバム同様に聴きまくって大好きな作品なんだけど何故か購入する機会がなく、中古CD屋でもそんなに値下がりはしないし、ずっと先延ばしにしてたらもう10年以上経ってしまったと(爆)。
しかも、今回買ったこのCDはワーナーのフォーエヴァーヤングシリーズ仕様のモノで、2年くらい前に発売されたモノらしいけど、リンキン・パークがこのシリーズに組み込まれてるって凄く妙な気分。フォーエバーシリーズって、それこそ70年代~80年代の作品が中心に売られてるイメージなので、2000年代の彼等が入ってるのは変な気分なのだ。

それはともかく、1stアルバムで名を轟かせてラウドロック系の中でも出世株だった彼等が2ndアルバムで見せたモノは、やはり前作同様のスタイルを更に推し進めたモノとなった。
音の作り込みが前作以上になったのは、1stアルバムと2ndアルバムの間に発表されたリミックス集「REANIMATION」の影響なのか、確実に1stアルバムからの進化が垣間見える。若手でありながらも既に堂々とした作り込みで大物の風格すら感じさせる。

でも今改めて聴いてみると、1stアルバムとの曲構成が似通ってる部分も感じられて、1stアルバムの楽曲と混在させて聴いても余り違和感は感じないと思う。それは3rdアルバム以降、既に数作リリースしてるから言える事であって、逆に言えば彼等はこのアルバムの時点で既に個性を確立させていたという事にもなる訳だけど。

好きな楽曲も結構多く「SOMEWHERE I BELONG」「EASIER TO RUN」「FAINT」「BREAKING THE HABIT」「FROM THE INSIDE」「NUMB」など、未だによく聴く。
アルバムトータルも13曲でありながら時間は40分未満という、当時としては珍しいのでホントにあっと言う間に全曲聴けてしまうのもまた良い。

久しぶりに全曲聴いたけど、やはり2ndアルバムでここまで作り上げてしまった才能はホントに凄いと思う。音楽性が変化した次作でファンが混乱したらしいけど、仮にこのアルバムのスタイルを突き進めたら多分先は見えてしまいバンドも終わっていたんじゃないかと思うけど、彼等は音楽性を変える事を恐れる事なく推し進めたのは結果的に良かったと思うし、また自分達の立ち位置がよく分かっていたんじゃないかと。ホント、若いながらも大したモンだよなあ。


「FAINT」PV


「BREAKING THE HABIT」PV


「NUMB」PV

ジ・インダストリアリストジ・インダストリアリスト
(2012/05/30)
フィア・ファクトリー

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最近はちょっとHM系の音から離れていたんで、そろそろ何か良いアルバムないかな?と色々チェックしたら、最近はもっぱらこのタイプのモノばっか買ってる廉価盤BOXセットのラインナップに、HM系のモノが結構発売されてるのを知り、以前からちょっと興味あったフィア・ファクトリーの6枚組BOXセットが何と¥1400で売られていたので、これは迷わず捕獲した。

フィア・ファクトリーは以前90年代初期の頃のミニアルバム「FEAR IS THE MIND KILLER」を、発売当時に聴いた事があったんだけど、一番最初に聴いたのがまずかったのか、自分の予想していた音とは全く別のモノだった。デス声なんだけど、音は結構なテクノでミスマッチ感ありありの音にかなり違和感を感じてそれ以降は全く聴いていなかったのだけど、¥1400でアルバム6枚聴けるのならハズしても良いか...と思って聴いてみたトコ、アルバムだとかなり重い音で普通にメタルしてるじゃん!と(笑)。
よくよく調べてみると、この「FEAR IS THE MIND KILLER」ってフロント・ライン・アッセンブリーのメンバーがリミックスした作品らしく、純粋なミニアルバムじゃなかったんすね~って今頃知りました(苦笑)。

なので、最近の作品も聴いてみたいな~と思い、2年前にリリースされた現時点での最新作「THE INDUSTRIALIST」
が新品で¥2000くらいだったので、とりあえずコレも買ってみた。何だか、過去作があんなに安く買ってしまった事に罪悪感を感じてしまって(爆)。

で、早速聴いてみたトコ、このアルバムが一番のお気に入りになってしまいました!初期作は結構単調なリフで攻めまくるスタイルで、今のHM系では当たり前のスタイルになったクリーンボイスとデスボイスの使い分けを早い段階から取り入れたタイプで、そこに機械音を散りばめるというこのバンドの完成形を更に突き進めた音世界がホントに素晴らしい。
冒頭から激烈スラッシュで勢いを感じさせて、緩急付けながら最後まで全くテンションが落ちない作風は、ホントに最高傑作と言っても良いくらいの充実作だと思う。

何でもこのアルバム、リズム隊のメンバーが脱退してしまったので(しかもそのリズム隊というのが、デヴィン・タウンゼント率いるストラッピング・ヤング・ラッドのバイロン・ストラウドとジーン・ホグラン)製作にはドラムマシーン使って、ベースはギターのディーノ・カザレスが弾くという変則的な作業だったらしいけど、それでもこの完成度。恐れ入りました。

インダストリアル系のHMというと前述のS.Y.L.や最近のミニストリーを想起させるけど、その2組にも負けず劣らずのアルバムが遂に見付けられて凄く嬉しい気分。余りにカッコイイんで、暫くはこのアルバムばっか聴く事になりそうだ。


「THE INDUSTRIALIST」PV↓