シェイク・ユア・マネー・メイカーシェイク・ユア・マネー・メイカー
(2001/05/09)
ブラック・クロウズ

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昨日の天気の良さを受けて、久々に朝から隣県の海まで約3時間掛けてのドライブ。ここ最近ちょこちょこ起きてる頭痛や、会社のストレスなどで心身共に疲れ果ててる毎日なんで、気分転換こそがストレス解消にも繋がるし。もうホントにたらたら車走らせて、田んぼと山に囲まれた一本道をひたすら走るだけ。
その道中のBGMが、久々に聴きたくなった漆黒の鴉団こと、ザ・ブラック・クロウズの1stアルバム「SHAKE YOUR MONEY MAKER」。発表は1990年なので、もう24年も経ってるのか!?(今知った)

このバンドを知った経緯は、当時人気絶頂だったガンズ&ローゼズのスラッシュが雑誌のインタビューの写真でこのバンドのTシャツを着ていた事で、同時期にエアロスミスが彼等の事をめちゃくちゃ絶賛しまくってたのが気になって、ちょうどアルバムが発売されるという事でCDを買ってみたのが最初だった。
ところが聴いてみると、エアロとかガンズみたい派手なハードロックではなく、もっとベーシックな古臭いサザンロックを基調とした音だったので肩透かしを喰らった気分だったのをよく覚えてる。これまた同時期にイギリスから出てきたクワイア・ボーイズと類似する部分が多かったかな。

クワイア・ボーイズは古き良きブリティッシュロックを継承した音だったけど、彼等の場合は明らかにアメリカの大地に根差した古き良きロックを現代に再現した音だった。それこそ、ザ・オールマン・ブラザース・バンドやグレイトフル・デッドあたりのイメージとかなり被っており、当時の自分の歳では聴くにはまだ早過ぎるか?と思ったくらいだった。
しかし、このアルバムが何故かかなりの好セールスを記録して、一躍彼等の名前は知れ渡っていったのは前述のエアロやガンズあたりがこぞって絶賛したお陰もあるんだろうけど、それでもこういうレトロなロックが突然売れるというのはアメリカの奥深さを感じさせる出来事だったなあ。

しかも、このアルバムがリリースされた年はボーカルのクリス・ロビンソンの年齢が24歳、弟リッチに至っては21歳と恐ろしく若い。この若さにしてこの渋さ。ちょっとありえないっしょ!当時の私なんて、LAメタル聴いてカットTシャツバリバリ着てた頃なのに!
それでも、売れてた影響もあってかこのアルバムと次作はホントによく聴いた。余り深く考えずに気楽に聴けるロックなんで、気分に委ねて音流してるだけでも心地良い楽曲が揃ってる。中でも大好きなのが「TWICE AS HARD」「SISTER LUCK」「SHE TALKS TO ANGEL」。また歌詞の渋さも相俟って良さが身に染みる。

残念なのが、今現在が無期限活動停止状態という事。クリスもリッチもそれぞれ自身のバンドで活躍してるけど、やっぱ鴉団でやってほしいというのが願い。そろそろこういうロックも恋しくなってきたんで、そろそろ再活動お願いしますよ~。


「TWICE AS HARD」


「SHE TAKES TO ANGEL」

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ファンク・ディスファンク・ディス
(2007/10/10)
チャカ・カーン、マイケル・マクドナルド 他

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最近は新作で欲しいモノがそんなに出てきてないので、先週は中古盤探しに色々チェックしてたのだけど、近年CDが売れてないお陰なのか、それとも洋楽自体が盛り上がってないお陰なのか、ユニオンの中古サイトやアマゾンのバーゲンあたりで未開封で安く売られてるパターンを結構見掛ける。リスナーとしては非常に喜ばしい事なんだけど、何だかちょっと複雑な気分。まあ、こういう時だからこそ色々冒険出来るんで良いんだけどね。

で、結果的に4枚買って今日届いたんだけど、その中の1枚:チャカ・カーンの2007年発表の「FUNK THIS」を今回はチョイス。
ちょっと前に輸入盤廉価5枚組のCDボックスを中古で購入したけど、5枚全部聴いて思ったのは、当時の音処理とかの関係で古臭く感じる部分があるにせよ、基本的なこの人の声自体は全く衰えないという事。ホントに何でも歌えるんじゃないか?と。

で、その5枚組を購入しようとした前後にこのアルバムの存在を知って、いつも中古CDを購入するネットショップでこのCDが新品¥780くらいで売られてたのを発見、意気揚々とカートに入れてその5枚組もカートに入れ、さて会計へ...と打ち込んだら「この商品はありません」の文字が。どーやら、タッチの差で他の客に先越されたらしい(苦笑)。
買おうと思って翌日にチェックしたらもう売れてた...というパターンは今まで何度かあったけど、買おうとしたその時点で無くなってたのはこの時が初めてだったんで、ちょっとショックだったな(笑)。

で、今回買うまでちょこっと試聴で聴いたりして、かなり良さげな雰囲気で期待してたのだけど、こうして全曲聴いてみたらやはり素晴らしいアルバムだった。前作はジャズに挑戦した彼女が、今回はタイトル通りファンク路線を突っ走ってるんで、ファンク路線が好きな人には堪らない内容になっている。
リズムが図太いゴリゴリの音にも全く負けてないチャカのボーカルが凄みを効かせて、バラードでも何でも彼女が全て支配してる様は非常にカッコイイ。
今から7年前の作品だけど、現代的なアレンジや音処理が為されてない分、古き良きのR&Bスタイルが聴ける。プロデュースがジャネット・ジャクソンで名を挙げたジミー・ジャム&テリー・ルイスという事で、チャカと非常に相性が良いと思った。
また参加ミュージシャンもメアリー・J・ブライジやマイケル・マクドナルドと豪華で、カヴァー曲もプリンスの「SIGN 'O' THE TIMES」やジミヘンの「CASTLES MADE OF SAND」、アース・ウィンド&ファイアの「SHINING STAR」など計6曲も収録。

聴いてて、素直に明るくハッピーになれる作品かと。R&Bやファンクが嫌いな人にはお薦めしないけど、こういうスタイルを余り聴かない人達には是非聴いてもらいたいな、と思う。
で、このアルバムからずっと新作リリースしてないんで、そろそろ何かアクション起こしてくださいな!

DISRESPECTFUL (ACAPELLA:MARY J. BLIGE)


BACK IN THE DAY

シャングリラ・ディー・ダシャングリラ・ディー・ダ
(2012/02/22)
ストーン・テンプル・パイロッツ

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GWも終わって、何だか気の抜けた感じでこの歳で五月病かよ?ってな具合だけど(苦笑)、それでも日々は過ぎていくんだからどうこう言ってられないっすね。昨日は出勤日だったんで、今日1日しかない貴重な休日を「何しようか?」と考えてるウチに、あらびっくり!もうこんな時間に。とは、言いつつも、午前中からずっと音楽聴いてたんで、それはそれで久々にたっぷり聴いたなあ~という満足を得られたけど。

以前から購入してる5枚組アルバムも好きなアルバムは率先して聴くクセに、それほど馴染みのないアルバムに関しては中々引っ張り出さないのも事実で、ホントは他のアルバムも聴けるからお得感がある...と思いつつも、時間が無かったり集中して聴かないから結局は”その他”の1枚になってしまう。それじゃイカンだろ。
だから、こういう何もない日に普通に音流してるだけでも耳に軽く引っ掛かってくると「これ何だ?」と興味を惹く。

ってな訳で、今日のお題はストーン・テンプル・パイロッツの5thアルバム「SHANGRI-LA DEE DA」をチョイス。
以前、2ndアルバムをレビューした時にこのバンドの廉価盤5枚組セットを購入したのだけど、思い入れのある1stと2ndはよく聴くけど、その後の3枚はなかなか手を出す機会が少なく、実際に聴いてみても、頻繁によく聴く1stや2ndアルバムと比べて音楽性の変化が大きくて余りピンと来ない。
でも、STPというバンドとして先入観を持たないで軽い気持ちで聴いてると、これが意外と心地良かったりするのが不思議な感覚で面白い。

グランジ/オルタナ系バンドと同時期に売れたバンドなので、イメージとしては「VASOLINE」「や「SEX TYPE THING」、「PLUSH」の様なラウドなリフと暗めな楽曲をどーしても連想してしまうのだけど、このアルバムではそのテのイメージは前半4曲までは全く出てこない。
ココが自分的には余りピンと来ない原因だと思ってるんだけど(笑)実はこの前半4曲が明るい曲調で切なさを感じさせる綺麗なメロディで構成されてるので、今までのバンド像を打ち消す為のモノなんだろうなあと。5曲目以降はいつものバンドスタイルで、所々に前半と同様のスタイルが入ってるといった感じ。

理解するのにちょっと時間掛かったけど、コレはコレで素直に良いアルバムだと納得出来た。むしろSTPを知らない人達に最初に聴かせるならこのアルバムが一番良いんじゃないか?とすら思った。適度にロックで、適度にメロウなこのスタイルなら受け入れられそうだし。

結果的にこのアルバムで、スコット・ウェイランドと残りのメンバーとの確執が表面化してバンドは一旦解散してしまうのだけど、こうして楽曲聴いてるとボーカルの上手さと存在感が圧倒的で、幾ら問題ばっか起こしてるとはいえ稀な存在だったというのは否定する人はいないと思う。でも、この時点ではヴェルヴェット・リボルバーみたいなスタイルのバンドをやるとは思ってなかったなあ...


「DAYSOF THE WEEK」


「COMA」

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(2013/10/09)
デフ・レパード、ジョー・エリオット 他

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さて、4連休と大喜びだったGWも終わりが近付いて、徐々にブルーな気分が(苦笑)。
でも結構充実してた4日間で、心身ストレス溜まりまくりだったのが随分改善された気分。最近悩まされてた頭痛も殆ど出なかったし、やっぱゆとりのある生活で気分も一新された感じがする。

そんな訳で、ずっと映画ばっか観てたので音楽の方が疎かになってたのだけど、約半年前にリリースされたこの作品がたまたまアマゾンにて半額以下で売られてたのを目にし、ホントは今月分は打ち止めだったのにも関わらず慌ててポチった(笑)デフ・レパードの「VIVA! HISTERIA」。ブルーレイ+CD2枚組を購入。国内盤は定価¥7180だったので、ちょっとこの金額はデカイなあ...とスルーしてたのだけど、¥3220なら文句無いです(笑)。良いお買い物でした。

言わずと知れた、レップスのモンスターヒットとなった4thアルバム「HYSTERIA」を全曲プレイライブの模様を映像に収めたモノなのだけど、最初聞いた時は「何故今のタイミングで?」と疑問だった。まあ、今のご時勢CDが全く売れないんで、ミュージシャンがあれこれ色々と策を練らないと自分達のキャリアもままならない状況になるのだろうから、一つの企画モノという意味合いなのだろう。

しかし、あれだけ大ヒットしたアルバム、しかも私も当時はリアルタイムで散々聴きまくったアルバムなので、アルバム全曲演奏となるとやはりテンションが上がる訳で(笑)。勿論、当時のまま再現という訳でもなく、スティーヴ・クラークは不在だし、ジョー・エリオットの声も当時よりもハイトーンは出なくなっているけど、今現在のバンドでやれる事を全力でやってる雰囲気が何より素晴らしい。
個人的には「GODS OF WAR」からの、アナログでいうB面曲が何より聴きたかったので文句無し。アルバムで聴くとイマイチかなって思ってた「EXCITABLE」も、ライブだと普通にカッコイイし。

また、面白い事に彼等の前座で「DED FLATBIRD」なるバンドの映像が...というのも、ファンの間では有名なバンド名だけど、実際は彼等の覆面バンドで主に初期の曲を取り上げてライブの模様も収録されており、これも必見。正に一粒で二度美味しいってヤツですな(笑)。
最後にアコースティックメドレーで締める構成もお見事。余韻を引き摺って終わるのは本物のライブみたいで、十分にバンドを堪能出来た。

しかし、改めて良い曲の多いバンドという事を思い知らされた。リリース期間の長いバンドとはいえ、これだけ長い間第一線で活動続けているにはやっぱ理由があるんだな、と。

ヴィヴィアン・キャンベルが癌と闘病中との事だけど、彼等の新作は期待しても長い間待たされる事で有名だし(苦笑)まずは病を完治させてから素晴らしいアルバムを作って欲しいと願うばかりだ。


予告編


「HYSTRIA」

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(2014/04/30)
カリフォルニア・ブリード

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聴くモノに困らないというのはホントに幸せな事なんだけど、忙しかったり疲れたりして聴く時間と比例してないというのは逆に不幸な事かも(苦笑)。
まあ、明日仕事こなせば明後日から4連休が待ってるんで、その期間に沢山音楽聴いて映画も観ると今から思うともうね。仕事疲れで途中で寝てしまう事もしばしばあるんで、失った時間を取り戻す事がまず先決かと。

ってな訳で、久々の新譜。グレン・ヒューズ率いるニューバンド、カルフォルニア・ブリードのデビュー作を今回はレビュー。初回盤がDVD付きで、ジョーシンで割引クーポン使って¥3099也。

グレン・ヒューズといえば、ブラック・カントリー・コミュニオンがあった訳だけど、3rdアルバムをリリースして半年もしないうちにジョー・ボナマッサが脱退したお陰で解散してしまったのはホントに残念。
まあ以前にも、ギャラの配分で揉めて解散危機があったという記事を読んだ事があったし、畑違いの人もいたから何かと大変だったんでしょう。でも、一度はライブが観てみたかったな。
で、この後グレンはソロに戻るんかな?と思ってたら、何とまた新バンド。しかもトラピーズと同じ3ピースで、ドラムがBCCから引き続きジェイソン・ボーナム、ギターはグレンがジュリアン・レノンから紹介されたという若干23歳のアンドリュー・ワット。

となると、やはり原点回帰か?と思ってしまうのが彼のファンである性分(笑)。早速CDを聴いてみると、音の塊の様なヘヴィなリフで幕開け、そこにグレンのシャウトが響く。とにかく重い。ラウドロックの様な重さじゃなくて、古き良き70年代のレトロロックを意識した重さ。私はリヴィング・カラーを想起させるリフに、レッド・ツェッペリンの影がチラつく感覚を覚えた。
ただ、そこにちょっとガレージ系やグランジ系のエッセンスが散りばめられてるみたいで、グレンの声がハイトーンを駆使してる事もあってかサウンドガーデンみたいな雰囲気も感じられる。

しかしグレンはもう還暦越えてるのに、何なんでしょうかこの歌唱力は!全く衰えを知らないというか...ロニー・ジェイムズ・ディオも凄かったけど、グレンもホントに凄い。
またジェイソンのドラムも良い味出してるし、アンドリューのギターもツボを押さえたプレイで一役買ってる。PVでのSGの使い方がサマになってる。

しかし、ホントに良いバンドを作ったモンだ。BCCは渋さが前面に来るサウンドに対し、このバンドはインパクト重視のサウンドなんでモロにハードロック調を感じさせて勢いがある。
今度こそ、末永く活動して欲しい。まだまだポテンシャルは秘めてそうなバンドなので、今後が非常に楽しみだ。


「SWEET TEA」


「MIDNIGT OIL」