On a Storyteller\'s NightOn a Storyteller\'s Night
(2008/01/01)
Magnum

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最近は、欲しい新作が余り無いので旧譜ばっか買っているのだけど、旧譜も聴きたくても新品で売ってないモノが結構多いので、中古屋サイトばっか覗いてる始末。
しかし、先日椎名林檎もTVで発言してたらしいけど、ホントにCDは終わったアイテムになってしまったなあ...とつくづく実感。昨日は久々に市内にあるHMVをチェックしてきたのだけど、やっぱネットショップの安さには敵わないし、品揃えも全然ダメ。メジャーなモノを直ぐに手っ取り早く聴きたい人が買いに来る程度なんだろうなあ。

旧譜の中でも名盤と謳われるモノに関しては、一度は耳にしてみたいと思ってるんだけど、今回チョイスしたマグナムのこのアルバム「ON A STORYTELLERS NIGHT」は以前から代表作として挙げられていたので、是非聴いてみたいと思ってたアルバムだったのだけど、探すのにとにかく苦労した。
マグナムのアルバム自体、国内盤で売ってるのは近作ばかりで、昔の作品に関してはレーベルの契約問題もあって殆ど再発されないのだけど、今から約8年前に紙ジャケ・リマスター盤が発売されていたというので、これが欲しいと思ってネットショップをずっと張っていたら(苦笑)ディスクユニオンで何とか中古見付ける事が出来たので無事購入。因みにデモ音源集も付いた2枚組。

”大英帝国の誇り”と言われるマグナムだけど、私は以前ここでレビューした5枚組ベストの「GATHERING」を聴くまで殆ど聴いた事がなかった。ここ日本では、宣伝の仕方が悪いのか特にメジャーなバンドでもないし、過去に来日公演があったのかさえ分からない。正に”知る人ぞ知る”バンドというのがこのバンドの印象だった。

で、音楽性は如何にも英国っぽい気品に溢れた大人のHRってな雰囲気で、プリーストやメイデンみたいなゴリゴリの音ではなくもっと落ち着いた、歌を中心に聴かせる古き良きスタイル。ロドニー・マシューズの描くジャケットの雰囲気そのままに、少々芝居がかった大仰しいノリで、何処か懐かしさを感じる。まあ、発表されたのが1985年なので、音作りに少々当時の時代性を感じさせるけど、名盤と謳われる事だけあって全体的のクオリティは高い。
シリアスな大作「HOW FAR JERUSALEM」で幕を開け、「JUST LIKE AN ARROW」や「BEFORE FIRST LIGHT」での絶品なハードポップ、感動的なバラード「LES MORT DANSANT」「THE LAST DANCE」など聴き所が多い。

ボブ・カトレイの叙情的な歌唱も見事だけど、トニー・クラーキンの流れる様なギタープレイがホントに素晴らしい。ガツンと来るフックがない様に聴こえる楽曲群も、よく聴いてみると結構練られており、英国のバンドにしか作れない拘りが感じられるのも本作の魅力の一つだと思う。

もう活動歴は40年を超える大ベテランの彼等だけど(一時解散していたらしいけど)ここ数年はコンスタントに新作発表し続けて順調な活動を見せてくれているので、一度くらいはライブを観てみたいと思うけど、今まで一度も来日しなかったトリートが来年遂に初来日を果たす事が決まったくらいだから、彼等も期待して良いのかな?


「JUST LIKE AN ARROW」



「ON A STORYTELLERS NIGHT」
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天眼  VILJANS ÖGA天眼 VILJANS ÖGA
(2013/01/01)
アングラガルド ÄNGLAGÅRD

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毎度の事なんだけど、3連休というのはどーして早く過ぎ去ってしまうモノなんだろうか?
大した事してないのに、時間だけ過ぎ去ってあっと言う間に終了...まあ、ゆっくりのんびりしてる時間がそれだけ長いという事なのだろうか?今月はもう1回3連休があるから、その時こそは時間を有意義に使いたいモンだ。

で、今日のお題は久々にアングラガルドの3rdアルバム「VILJANS OGA」(邦題:天眼)。特に理由もないのだけど、BOXセット買って以来、聴くのは大体1stの「HYBRIS」ばかりだし、今日みたいに時間が多い時にでもこういう音楽は集中して聴かないとなかなか手を出さないので、お昼からPCに張り付いて久々に聴いてみた。

2ndアルバムを発表して解散してしまい、その間短期間の活動があったみたいだけど(ライブやアルバム再発関係)結果的には18年掛かって3rdアルバムを完成させたという事だけど、基本的な音楽性は殆ど変わっていない。相変わらずフルートやメロトロンの音色が響くシンフォニックロックといった感じで、メンバーチェンジを経てとても18年もブランクがあったとは思わせない堂々たる力作。全4曲という大作のみの構成も、如何にもこのバンドらしい。ジャケットも雰囲気ぴったりだし。

1stアルバムよりも、どちらかというと2ndアルバムの流れに近い雰囲気だけど、前作ほど極端な曲展開がないのが特徴。とはいえ、先の読めない展開は健在で部分的にはHR然とした部分も感じられるので、前作よりも聴き易さを感じた。
しかし、この長い曲構成をよくライブで再現出来るモンだよなあ~とホントに感心する。普通に聴いてるだけでも”何処でどう変わっていく”という部分がよく分からなかったりするし(苦笑)。聴き込みが足りないのかも知れないけど、それでもこの演奏力にはホント恐れ入るなあ。

このアルバム発表後に待望の初来日公演があって、その模様がライブ盤としてリリースされているみたいだけど、お金が無くて買ってません(笑)。まあ、そのウチ手に入れたいと思ってるけど、どーやら早くも次作の製作に入ってるみたいです。しかもまたメンバーチェンジがあって、このアルバムで作曲を担当したメンバーが脱退し、1stアルバムのメインライターだったメンバーが復帰してるとの事らしい。
そーなると、次作は1stに近い路線になるという事なのだろうか?気の早い話ではあるけど、さすがに今度は18年も待たされそうにないんで(苦笑)続報を待ちたい。


VILJANS OGA (FULL)