The Ghosts of PripyatThe Ghosts of Pripyat
(2015/02/10)
Steve Rothery

商品詳細を見る


前回のパイナップル・シーフを調べてるウチに、何とこの人の初ソロアルバムが発売されている事を偶然知ってしまったので、問答無用で即ポチった(笑)。マリリオンのギタリストであるスティーヴ・ロザリーの初ソロ作「THE GHOSTS OF PRIPYAT」。

最近は円安の影響もあって輸入盤が高くなってしまって、今まではアマゾンJPやHMVで普通に買ってたのだけどアマゾンのマケプレの方が全然安いので、最近はこっちばっか使ってる。このCDもアマゾンJPだと¥2100くらいなのが、マケプレだと¥1500くらいだし。届くのに時間掛かるけど、そこまで焦るモノでもないしね。

さて、長年マリリオンで活動してきた人が、一時期ウィッシング・トゥリーというプロジェクトがあったにせよ、何故今になってソロ作発表したのだろうか?マリリオン関係では、スティーヴ・ホガースがソロ作やポーキュパイン・トゥリーのリチャード・バルビエリとプロジェクトやってたり、ベースのピート・トレワバスが元ドリーム・シアターのマーク・ポートノイとのトランスアトランティックで活動してたりするけど、そういうのを横目で見ながらチャンスを窺ってたとか?
しかも、このアルバムの前にソロツアーでのライブ盤まで発表しているし、ソロではマリリオンでは出来ない事をやろうとしてるのか、それともバンドが単に休業状態なのか定かではないけど、ともかくどんなモノなのか聴いてみた。

ざっと一通り聴いた第一印象は、やっぱ近年のマリリオン+後期ピンク・フロイドと言った感じだろうか?しかし、フロイドほど内省的ではなく、幾分弾けた雰囲気も兼ね備えているので、全体的にはバランスの取れた良い構成になっていると思う。デヴィッド・ギルモアの「ON AN ISLAND」に近いイメージかな。
因みに、このアルバムは全てインスト。ボーカルは全く入ってないのだけど、音を聴くだけでマリリオンっぽい雰囲気は十分伝わってくるから、初めて聴いても何処か懐かしい雰囲気を感じられる。

寒々としたジャケットの美しさも特出すべきだけど、音の方は優しく温かみのある音で、気分が穏やかの時に何も考えないで聴くにはホントに最高かと。個人的には捨て曲なしと断言したいほどで、ギターだけでここまで感情表現を豊かにするのは、マリリオンから聴いてるファンにとっては十分理解出来ると思う。

暫くはヘビロ決定ですなあ。仕事や病院通いで心も身体もボロボロの身には、ホントこの音は染み渡って癒される。
マリリオンの新作の話はまだ聞こえて来ないけど、その間はこのアルバムがあれば十分と言える内容に非常に満足ですよ。

「MORPHEUS」


「YESTERDAY'S HERO」
スポンサーサイト

マグノリアマグノリア
(2015/01/28)
パイナップル・シーフ

商品詳細を見る


何だか、ホントに久々の更新になってしまいました(大汗)。
まあ、いつもの如く毎日疲れの残る日々に加えて、精神的にもちょっとキビしい感じで、更に腰痛が再発してしまったので時間が全く取れないのであります。
雑談版ブログはちょこちょこ更新してるものの本調子ではないし、何より自分の身体が本調子じゃないのにブログの方まで気が配れないのがホントにキツい...まずは体調を元に戻す事から始めて、それから自分の事を徐々にこなしていければ良いかと。

そんな訳で、久々の更新に選んだアルバムは、ちょっと前から気になってたバンド:パイナップル・シーフの、昨年発表された最新作「MAGNOLIA」。
元々は、スティーヴン・ウィルソンの新作が出るという事で色々とチェックしていたトコ、このアルバムのジャケットが関連として色んなトコで見掛けて、バンド名は全く知らなかったけどジャケの雰囲気が只者ではない様に感じられてしまい(笑)YOU TUBEで数曲チェックし、とりあえず買ってみる事にしたのだ。
一応国内盤も出てるみたいだけど、調べたら2枚組の限定盤が発売されてるとの事で、アマゾンには置いてなかったけどディスクユニオンには置いてあったから、金額も国内盤と大して変わりないので2枚組の方を購入。

この英国出身のバンドは、1999年にデビュー作を発表してこのアルバムで10作目となるので、キャリアは結構長い。レーベルがKscopeという事でピンと来た人は大したモンだと思うけど、あのスティーヴン・ウィルソンがオーナーを務めるレーベルという事もあって、このバンドのスタイルも結構近年のポーキュパイン・トゥリーに近い雰囲気を持っている。

ただ、ポキュパよりももっと楽曲はコンパクトに押さえられており、楽曲によってはヘヴィでエッジの効いたスタイルが何処かオルタナ的な雰囲気も感じられ、またコールドプレイっぽいポストロックのイメージも感じられるお陰か、取っ付き易さとしてはこっちの方に軍配が上がると思う。私的にはU2の雰囲気も感じられたけど。

全体的にバランスが良いとは思うけど、少々内省的な楽曲が多いのがちょっと気になった。まだ聴き始めて時間経ってないからよく分からないけど、似た様な雰囲気の曲が続くのが惜しい点かと。
因みに私のお気に入りは、冒頭の1~3曲目の流れが非常に良く、最後の10~12曲目の構成も素晴らしい。つまり中だるみしやすい作品かと(苦笑)。

キャリアが長いお陰か、繊細な音楽演ってる割りには手馴れたイメージがあって、何処か余裕の貫禄すら感じる音楽性は聴いていて実に綺麗にまとまってる感じ。こんなバンドが存在していた事すら知らなかったけど、実は来月の東京国際フォーラムでのユーロロックフェスにフラワーキングスと共に出演するらしい。その筋では有名って事なのだろうか?

「DON'T TELL ME」


「ALONE AT SEA」