3連休とはいえ、お金もない・身体もダルい・お彼岸で忙しい...となれば、気分はちょっと悶々としてますねー(棒読み)。でもゆっくりのんびりと身体を休めるだけでも良しとしないと。大してやる事もないんで、ダラダラと過ごす日曜の午後はゆっくり時間が過ぎてる感じですよ。

そんな日は久々にメロディアスハード系のモノが聴きたいと思い、ウチにあるそれ系の音を新旧問わず頻繁に聴いてるのだけど、このバンドの事はすっかり忘れていた(笑)。確か、ディスクユニオンの中古ネットサイトで未開封リマスター盤がかなり安く売られてのを確保したモノだったと記憶してるけど、当時結構聴くモノが多くて余りまともに聴いてなかったんだろうなあ。
という訳で、今日はこの91スイートというバンドのデビューアルバム「91 SUITE」をチョイス。発表は2001年。

よく雑誌のメロハーの名盤特集みたいな企画で、このバンドの名前が出て来てたのを覚えている人は相当なマニアだと思うけど、私はディスクユニオンの無料で置いてあるメロハーの冊子みたいなモノをチェックして知りました。しかも出身はスペインという意外な地域から出てきたのも興味惹かれたし、一昨年だったかシークレットというバンドがデビューした際、このバンドのボーカルとギターが新たに結成したバンドという触れ込みで、この前身バンドもどんな感じなんだろうと思ってたし。

スペイン出身のメロハーバンドというと私的にはNEXXを思い出すけど、そのNEXX同様に幾分北欧メタルの要素が絡んだハードポップと言えばお分かりだろうか。キーボードがキラキラしてる透明感のある爽やかな音に、マイク・トランプ+ジェフ・キース似のハスキーなボーカルが乗るといった感じで、デビュー作としてはかなり完成度が高いバンドだと思う。
演奏も申し分ないけど、楽曲の練りにもう一工夫あったら相当注目されたんじゃないかなあと。まあ新人にそこまで期待するのも無理な話だけど、スペインという国からこうしたメロハーバンドが出てくる事自体意外なんで、このアルバムには正直驚かされましたよ。

このアルバムがどの位のセールスを記録したのか分からないけど、メロハー系が好きな方は一度は耳にしても損はない音楽性だと思う。後に2ndアルバムもリリースしたみたいだけど、結局バンドは解散し、新たにシークレットが結成される経緯になったと。
シークレットの方も、試聴してみたらかなり良かったので後でお金がある時にでもチェックしたいトコ。それまではこのアルバムを聴き倒す事にしますか。


「DOWN TO YOU」


「LOST IN SILENCE」
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ちょっと間が空いてしまいましたが、全てはコレが原因です(笑)。ブルーレイ1枚+CD3枚組というボリュームの、正に”食べ放題”というタイトル通りの内容である、サンダーの新作ライブ盤「ALL YOU CAN EAT」を今回はチョイス。
昨年、2度目の再結成にて新作「WONDER DAYS」を作り上げた彼等が、今回はその製作過程を追ったドキュメンタリーから2014年ラウドパーク参加、その後の新作発表前に行なわれたライブまでを余すトコなく収録した、ファンには堪らない内容となっている。

「WONDER DAYS」は未だ飽きずによく聴いてるアルバムで、昨年末の日本公演でまたサンダー熱が冷めやらぬウチにこの作品のリリースは、彼等が如何に「WONDER DAYS」という作品に力を入れて製作したという事がよく分かるかと。音楽が昔ほど重要視されてないこの時代に、こうした再結成→復活ライブ→新作リリース→ツアー→来日公演→ライブ盤リリースという、一連の流れを組んで活動しているのは実に計算高い方法論ではないかと思う。
ファンならバンドが再結成して、新作作ってくれて、ライブやってくれて、そのツアーの模様が記録として残るとなれば全てを網羅したいと思わせるし、上手いトコ突いてくるなあ~と。それも、勿論新作の出来が素晴らしくないと出来ない事ではあるのだけど、彼等は今回自信があったんだろうなあ。

ドキュメンタリーでは、メンバーが再結成の思いからこの新作に対する意気込みを語っているけど、やはりダニーが言いだしっぺだった2度目の解散の話は結構興味深かった。それとベン・マシューズが癌治療の為に新作に参加出来なかった事や、それに伴うバンド内での見解とか、色々と興味深い話が聞けてよかった。雑誌には余り載らないからこうして映像で本人達が語ってるのを観れるのも貴重だし。ドキュメンタリーなのでいつものおちゃらけた彼等の姿は余りなく、いつになくシリアスな感じなので、今までの映像とはちょっと印象違うかも。

肝心の音源は、まずは前菜:新作発表前にファンを招待するメインのライブ前日でのスタジオライブが収録されていて、メインは新作の曲が中心でプラス6曲のカヴァーが収録されている。全14曲。
翌日の本編では収録されなかった「I LOVE THE WEEKEND」や「SERPENTINE」、「WHEN THE MUSIC PLAYED」や「CHASING SHADOWS」などが聴けるのは良い。
カヴァー曲はフランキー・ミラーやスティーヴィー・ワンダー、CCRやフリーといった渋めのミュージシャンの中にビートルズの「I'M DOWN」やシン・リジィの「THE ROCKER」が私的にはヒット。特に「I'M DOWN」はハマり過ぎて素晴らしい出来。

メインコースは、そのスタジオライブの翌日に行なわれた、新作発表前にファンを招待して新曲を披露したライブを収録。これもやはり新作メインで、定番曲とカヴァー曲を少々。これも全14曲。
私が日本公演のライブを観た時にも思った事で、インタビューでメンバー自身も語ってる通り、定番曲7曲の中に新作の楽曲が入っても余り違和感を感じないのが今回の一番の驚きだったけど、それはこのライブ盤聴いても同じ気分なのは素直に凄い。

日本盤ボーナスCDでラウドパーク14出演時のライブも収録されているけど、このライブはダニーの歌唱にちょっと不安定な部分があって、彼等にしては並くらいかな?まあ、出演時間も限られた中でのフェスだから大変だったんだろうけど。

そしてデザートでは先述のドキュメンタリーの映像に加えて、スタジオライブ・新作発表前ライブの数曲を収めた映像(CDより半分の曲数のみ収録)、そしてラウドパーク出演時のライブと盛り沢山の内容...といった感じで、書いてるだけで疲れてくる(苦笑)大盛りの内容に、暫くライブ盤はこのアルバムで良いやと(笑)。

ファンなら間違いなく満足出来る内容。今の彼等が何を考えてシーンに復帰してきたのかもよく分かるし、そして音楽に対して真摯に向き合って活動している彼等はホントに素晴らしい。早くも次作が楽しみになってきたけど、暫くはこのライブ盤を聴き漁る楽しみが出来てホント幸せだ。


「予告編」


「THE THINGS I WANT」