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正月明けてから結構忙しい日々が続いていて、休日は何かしら予定が入ってる始末...昨日・今日と連休だったけど健康診断の2次検診に引っ掛かってしまったのでその検査の為に2日間潰れてしまったし、次回の休日は車の修理で、その後は会社のメンツと合流...と色々詰め込みすぎ。ブログもちょっとまともに書けてないし。
お陰で音楽をまとも聴く時間がないけど、欲しいモノがちょこちょこ出てるんでタワレコ10倍ポイント時に予約しており、今日のお題であるクリフ・マグネスの新作「LUCKY DOG」が早速届いたんでチョイス。発表は昨年でした。

そもそもクリフ・マグネスって誰?って感じで、アマゾンでCDチェックしてる時にお薦め欄にこのジャケが出てたので調べてみたトコ、あのプラネット3のボーカルだった人との事。私はプラネット3に関しては勉強不足で、地味JAM尊サンのコメントにバンド名が書いてあったのを見て「ああ、あのリーバイスのCMの曲か!!」とそこで初めて知ったくらい(笑)。

しかもプラネット3のメンツがジェイ・グレイドンとグレン・バラードとこの人という、凄いメンツで構成されていたとは2度ビックリ。ジェイ・グレイドンはデヴィッド・フォスターとのエアプレイで有名だし、グレン・バラードはソングライターとして様々なミュージシャンに曲提供してるので名前はしょっちゅう見てる人という事で、このクリフ・マグネスだけがちょっと地味な存在になってるかな?まあ彼もアヴリル・ラヴィーンやスティーヴ・ペリーとの仕事でキャリアを築いてる人ではあるけど私は全くノーマークでした。

では、何故そのアルバムを購入しようかと思ったのか?というと、単純に視聴で聴いて素直に良い曲だな...と思ったからで、ちょうど今こういうスタイルの音楽が聴きたかったから良いタイミングだったと。
プラネット3がAOR的な作品に扱われているのでその流れにあるモノだと思ってたけど、実際にアルバムを聴いてみてAORというよりはメロディアスハードに近い作品だと感じた。「AIN'T NO WAY」のPVでのご本人の姿を見て、年齢を考えると正直いって弾けまくりだろっ!という感じだけど(御年61歳だそうだ)この年齢でも普通にロックしてるのはマジで最高!ボーカルも年齢を感じさせない素晴らしい声量の持ち主で、今まで彼の存在を知らなかったのがホント悔やまれる。

その「AIN'T NO WAY」、最初聴いた時はヴァン・ヘイレン+ナイトレンジャーみたいなスタイルでAORでも何でも無いじゃん!と思ったけど、「UNBROKEN」や「MAYBE」などのバラードを聴くとTOTOやシカゴみたいなAORスタイルが感じられて、しかも「LIKE YOU」や「ALL OVER MY MIND」などで聴けるコーラスワークなんかはキャッチーで透明感があるので聴いていて非常に心地良い。

そうそう、久々にこういう音が聴きたかったんですよ!新しい事を演ってる訳でもないし、ジャケットのダサさで非常に損してるとは思うけど(苦笑)昔ながらのメロディアスで聴き易いロックをお探しの方には是非手に取ってもらいたい作品ですね。プラネット3は勿論の事、プラネット3解散後にリリースされた1stソロアルバムもそのウチ聴いてみたいなあ。マジで恐れ入りました...暫くヘビロになりそう!


「AIN'T NO WAY」


「UNBROKEN」
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昨年から楽しみにしていた、サンダーの新作「PLEASE REMAIN SEATED」が届きました。
国内盤は出ないのかな?とワーズレコードのサイトを覗いてたけど一向に発表する気配がないし、今回のアルバムは新作というよりは過去作の新録ver集なので対訳はいらないから国内盤に拘る必要はないな...と思い、さっさとタワレコのサイトで予約したんだけど、アマゾンの方では¥600も安かった...ポイント10倍の時に予約したからまだ救われるけど、それでも値引き率が違い過ぎるよなあ。
後で思ったけど、今回のアルバムのリリース元は新たに契約したBMGからなので、その関係で国内盤は見送られたのかな?

ともかく、過去作の楽曲から選曲して新たなアレンジを加えた作品となっているのだけど、今回購入したのは通常盤全12曲にボートラの全7曲が付属したデラックス・エディション盤。
またこの選曲が面白く、いわゆるグレイテストヒッツ的な楽曲ではなく、余り注目を浴びないアルバム収録曲にも日が当たってるのが実に素晴らしい。そうだよ、こうゆう”意外な選曲”でライブも攻めてほしいのに、何でライブはいつもの楽曲になっちゃうんだろうなあ...(独り言)
意外な選曲だったのは、2ndアルバムに収録された「A BETTER MAN」のBサイド曲だった「BIGGER THAN BOTH OF US」、1stアルバム収録の「GIRL'S GOING OUT OF HER HEAD」、3rdアルバム収録の「FUTURE TRAIN」、6thアルバムのボートラ収録曲だった「BLOWN AWAY」、10thアルバム収録の「MIRACLE MAN」など。

で、肝心のアレンジの方はいつものハードロック的なアプローチは皆無で、アコースティックを基調に女性コーラスやバックコーラスを多用した歳相当なバンドの渋いアレンジになっている。ジャケットにイメージされる様に古臭いバーで古臭い音楽を演っている様な雰囲気すら感じさせる音作りだ。

私みたいにバンドのファンだと楽曲が好きだからこういうアレンジもアリでやっぱカッコ良いなあ~とは思うけど、新規のファン層に向けた作品ではない事は確か。バンドを知らない人にいきなり聴かせるアルバムなんてとんでもないかと!(笑)やはりバンドの本質はハードロックだから、ちゃんとオリジナルアルバムを聴いた上でこのアルバムを聴くというのが正しい聴き方だと思う。
このアレンジで好きなのは「FUTURE TRAIN」「「I'M DREAMING AGAIN」「EMPTY CITY」「GIRL'S GOING OUT OF HER HEAD」「MIRACLE MAN」「「BLOWN AWAY」「LOW LIFE IN HIGH PLACES」「LONG WAY FROM HOME」などが良かったな。

しかし、このスタイルでライブとか演るのかな?まあいつものマンネリ化したライブよりはかなり新鮮で楽しめそうだけど、どうせ演るなら一度きりの限定みたいな感じで、後はいつもの豪快なHRスタイルに戻ってほしいんだけどな。ゲイリー・ムーアみたいに居心地が良くてブルーズスタイルに入り浸りみたいな事だけは勘弁。企画モノだからこそのアルバムであって、バンドの本質を表すモノではないとは思う。バンドのファンなら聴いて損はないアルバムかと。


「MIRACLE MAN」


「BLOWN AWAY」




今年初の新作になりますね。イングランドのオーソドックスなスタイルなハードロックバンド:イングロリアスの3作目となる「RIDE TO NOWHERE 」を購入しました。年末に情報を知って、慌てて予約入れましたよ。

早くも3作目という事で、バンドとしてこれから更に円熟味が増していくんだろうなあ...と思いきや、インナースリーヴを読んでビックリ。ボーカルとドラマーを除く3人のメンバーが10月末で脱退してしまったという話らしい。ネットで情報を...と思いきや何処にも詳細は載ってないから調べようがないんだけど、ニューアルバムがリリースされる直前に3人も脱退するというのは殆ど空中分解みたいなモノなのだろうか?一応バンドは存続しているみたいで新たにギタリストを加入させているみたいだけど、ライブなどのまともな活動はちょっと先の話なんだろうなあ。どんな理由なのか全く分からないけど、凄く勿体無い話だ。

さて、その肝心の新作の内容は相変わらず安定のオールドスクールなハードロックを聴かせてくれている。コレがこのバンドに求めている最大の部分なので、私的にはコレだけでもう十分(笑)。前作との比較といっても特に変わったトコは見受けられないのだけど、英国のバンドらしい湿り気が後退して曲が若干コンパクトになった気がする程度かな。ジャケットのシンプルさ同様、幾分あっさりした感覚なので聴き易いのも良い。でもジャケットに関しては、過去作みたいに写真の方が好みだったのでその点は残念。

アルバムリリース前に発表された「WHRER ARE YOU NOW?」のPVではメンバーショットがきっちり入ってるんだけど、最近発表された「I DON'T KNOW YOU」のPVではボーカルとドラマーのショットだけで他のメンバーは顔が入ってないという徹底振り。メンバー不在で混乱させたくないからの理由なんだろうけど、やっぱり違和感があるよなあ。まあ最近のPVにしては珍しいストーリー仕立てになってるのがまだ救いだけど。

しかし、相変わらずのクオリティの作品なのにつくづく勿体無いという言葉しか出てこない。まだバンドが存続してるのが救いだけど、マジで今後の活動が心配になってくる。逆にボーカルのネイサン・ジェイムズが抜けたらそれこそ終わったとなるのだろうけど、もし次作があるのなら音楽性も変わってくるのだろうか?今後に期待と同時に不安もあるのは複雑な気分だよなあ...


「WHRER ARE YOU NOW?」


「I DON'T KNOW YOU」




いよいよチャカ・カーンが新作をリリースするという話ですね。
前作からかれこれ12年も経っちゃいましたけど、本人としては単に作品をリリースしなかっただけという話らしく、プリンスが亡くなったショックもあって自身の処方箋の中毒のリハビリに入って治療もしたという事でこの12年の間にも色々と思うトコはあったんでしょう...けど、さすがに12年は長いっ!!「FUNK THIS」がホントに素晴らしい内容だったんで、新作も期待したいトコです。今の時点では今年中にリリースという事だけでどのタイミングで発表されるのか分からないけど、早くリリースされないかな。

そんな訳で、今日は彼女の通産6作目にあたる「DESTINY」をチョイス。発表は1986年。

前作「I FEEL FOR YOU」の大ヒットのお陰でR&B界隈のみならず、一般チャートの人達にも歓迎されて知名度を一気に上げた彼女の新作という事で多いに注目されたけど、実際のトコはアルバムの内容と相反して思ったよりも成果を上げられなかったアルバムになってしまった。
「I FEEL FOR YOU」自体が、それまでの彼女のアルバムと比べてバラエティに富んでキャッチーさを増した作品だったので、このアルバムもその路線を踏襲して作られたモノだったけど、R&Bスタイルというよりはロックやポップサイドを意識した作りになっているのが従来のファンが違和感を感じたお陰でセールスが振るわなかったのかな?
しかし、そこは安定の歌唱力を誇る彼女、楽曲の良さも際立ってより華やかにゴージャスな作品になっている。発表された当時が1986年という事から時代を感じる音作りではあるけど、ホントに何で売れなかったの?と問いただしたくなるくらいの素晴らしいアルバムだと思う。

プロデューサーは前作と同じくアレフ・マーディン。この人が手掛けた作品に近い音を最も反映されているのが冒頭の「LOVE OF A LIFETIME」。この曲はスクリッティ・ポリッティのメンバーが作曲とプロデュースに絡んでいるので、まんま”スクリッティ・ポリッティの曲をチャカが歌ってる”といった趣きになっている。
また3曲目の「WACHING THE WORLD」は、タイトルでピンと来た人は凄いと思うけどMr.ミスターの楽曲。しかもギターがダン・ハフ、ドラムがフィル・コリンズという豪華さ。続く「THE OTHER SIDE OF THE WORLD」には、ジェネシスでフィルと同僚のマイク・ラザフォードが提供した楽曲。確かにマイク+ザ・メカニックスに近いノリを感じる美しいバラード。
他にもアルバム中最もロック色が強い「SO CLOSE」ではプロデュースにボー・ヒルのクレジットがあり、ギターにはレブ・ビーチが参加という意外な人選もある。

このアルバムが不発だった事が影響してるのかどうか分からないけど、この後チャカは低迷期に入ってしまって活動も地味になっていったのは残念。才能とセールスが必ずしも直結するモノではないけど、こんなに歌唱力がある人でもスランプがあるのは何だか不思議な気分。でも、私はこのポップなファンキーで聴いてて楽しいアルバムが大好きですよ。


「LOVE OF A LIFETIME」


「WACHING THE WORLD」




明けました。今年も宜しくです。
さて新年初めの1枚は、亡くなられて既に8年近く経って昨年トリビュートアルバムも発表されたゲイリー・ムーアの「AFTER HOURS」をチョイス。リリースは1992年。

ハードロックからブルーズロックに転身を図った前作「STILL GOT THE BLUES」が大ヒットしたお陰で、これに味を占めた御大が(笑)更にこの路線を推し進めたのがこのアルバムで、私はこれを最初に聴いた時は「ああ、もう御大はこれでハードロックには戻って来ないんだろうな」という寂しさを感じたモノだった。
そもそも前作がリリースされる前のインタビューでは「新作はあくまでも自分の楽しみで作ったモノだから...」と強調してたので1枚限りの企画モノかと思いきや、売れちゃったお陰でこの路線でイケるのかと調子こいちゃったんで(苦笑)ハードロック時代のファンとしては「そりゃねーよ」となるのは仕方ないかと。

でもまあ、御大もこのアルバムの時は40歳という事もあって、その時点でキャリアも既に長かったから今後の音楽性を模索するにはちょうど良かったのではなかろうか。いつまでもハードロックを続けられると思わなかっただろうし、売れない路線よりも自分のルーツに根差した音楽性で売れるならブルーズロック路線移行するのもアリじゃないかと思ったんだろうし。

前作では、タイトル曲に代表される様に御大のギタープレイも最大に活かされていて、ブルーズロックに詳しくなくとも聴き手を捻じ伏せる様な魅力に溢れた感じだったけど、このアルバムでは思ったよりそこまでの求心力は感じられない。だけど、前作にはなかったホーンセクションや女性コーラスなど様々なアレンジが施されているので、全体的な完成度は前作以上でこのテの路線が好きな人には堪らない作品かと。

私は聴いた時20代前半だったので、ブルーズロックに対する理解がそれほどある訳ではなかったけど、ギタープレイが相変わらず凄いので意外とすんなり受け入れられた。ただ、普段HR/HMを聴いてる人がこのアルバムにも手を出すというのも何か変な感覚で(笑)若造が調子こいて渋いロック聴いて悦に浸ってる的なモノもあったと思う。「STILL GOT THE BLUES」なんかそうだけど、あの曲を20歳そこそこの小僧が聴いてるのも傍から見て変な感じでしょ(苦笑)。どう考えても酸いも甘いも噛み分けた渋い大人が聴いてハマる様な音楽だし。

お気に入りは「STORY OF THE BLUES」や「SEPARATE WAYS」、「NOTHING'S THE SAME」などのバラードは相変わらず絶品だし、豪快なブルーズロックの「COLD DAY IN HELL」や「ALL TIME LOW」、枯れた雰囲気の「JUMPIN' AT SHADOW」が素晴らしい。

後にブルーズアルバムを連発する事になり、途中テクノロジーに触発されてデジタルとロックの融合路線に変えて、晩年はハードロックに回帰する様な発言をして実際に数曲作ってた矢先に急逝してしまったのはホントに残念だったけど、そのハードロック路線もまた封印して最後はやっぱこの路線で締め括りたかったのかな?とは思う。この音なら歳を取っても十分に説得力はあっただろうし、老人になった御大のプレイも聴いてみたかったな...と思うとホントに惜しい人を亡くしたと今更ながらに思う訳ですよ。


「STORY OF THE BLUES」


「ALL TIME LOW」