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やっと全部聴く事が出来たんで、やっと書く事が出来る(笑)プリンスの通算5作目になるオリジナルアルバム「1999」のリマスター、未発表曲、ライブ盤、ライブDVDが付属した「1999 SUPER DELUXE EDITION」を今回はチョイス。CD5枚+DVD1枚の物凄いボリュームですなあ(LPに至っては10枚組!)。

1999年といえばノストラダムスの大予言で「7月、世界に恐怖の大王が訪れる」という話が大きな話題となって、私も子供の頃には相当ビビらされた記憶があったけど、そういう内容に殿下は感化されたのかどうか知らないけど「2000年のパーティーは間に合わないから今ここで開くぜ、世紀末のパーティーを!」という悲観的なんだか楽観的なんだかよく分からないけど(笑)曲調からするとポジティヴなんでしょうなあ。コレをアルバムのタイトルに持ってきて、当時はアナログ2枚組で発表された意欲作だけど、殿下自身このアルバムを作る前にはあの有名なストーンズの前座で観客に強烈なブーイングを喰らった事も影響してか、前作からこのアルバムにかけて曲作りの精度がかなり上がった様に感じられる。

私は「PURPLE RAIN」で殿下を知ったのでこのアルバムは完全に後追いなんだけど、「PURPLE RAIN」がリリースされる前に既にこのアルバムはベストセラーになっていてアルバムチャートにも結構長い期間ランクインしていた記憶がある。当時は誰だろう?くらいしか興味はなかったけど、当時から殿下を知っていたら私の洋楽人生は少し変わっていたのかも。

何と言ってもこのアルバムからのシングルカットされた「LITTLE RED CORVETTE」「1999」「DELIRIOUS」がシングルカットされて「LITTLE RED CORVETTE」が初のベスト10入りをしてる事から、次作「PURPLE RAIN」で大ヒットする予兆は既にあったんだろうなあ。ただ、次作でやたらと性的なヴィジュアルで攻めまくった割りには大ブレイクしたけど、普通に考えればこのアルバムのスタイルの方が一般大衆に受けると思うんだけど...

しかし、今の時代に聴いても何ら違和感がないのはさすが。勿論リアルタイムに散々聴きまくった方々は当時の思い出補正も入ってその時代を思い出すのだろうけど、私にとってそれは「PURPLE RAIN」にあたるのでこのアルバムを全部聴くと未だに新鮮な気持ちで聴く事が出来る。前述の3曲はともかく、アルバム内の楽曲はたまに聴くとちょっとした発見もある感じだし。

そのアルバム制作時に殿下自身は2枚組にする構想は全く無かったみたいで、ただ曲を書き続けてたら結果的にそうなってしまったという感じらしく、それが今回の大量の未発表曲を収録する結果にもなってしまった訳だけど、全65曲のうち35曲が未発表曲という驚異的なマテリアルが今まで眠ってたのはホントに驚く。勿論、これは殿下の逝去後だからこその企画であって、本人が今でも存命していたら絶対に日の目を見ない作品集だったと思う。本人も未発表曲の存在に関しては「いつかは誰かが出すんじゃない?」ってな事を言ってたくらいだし。

1枚目は同アルバムのリマスター盤、2枚目はシングル・エディットverやB面曲、プロモ/エディットverなどを収めたモノ、3枚目と4枚目は未発表曲集、5枚目は82年のデトロイトで行われた未発表ライブ盤、DVDは82年にヒューストンで行われた未発表ライブ映像という内容だけど、やっぱポイントは未発表曲集。確かにアルバムからオミットされたのも分かるモノから、普通に収録してもおかしくない内容のモノまで様々だけど、中には後に別名の曲で使われるマテリアルの様なモノまである事から殿下の才能の一部が垣間見える内容となっている。

ライブ盤も勿論カッコイイ仕上がりで、DVDの方は当時の映像としてはまずまずじゃないかと(ちょっとブートっぽい雰囲気なのであくまでも記録として撮っておいたのかな?)。さすがにこのボリュームではお腹一杯になる内容で十分堪能しましたよ。

しかし、まだまだ未発表曲を隠し持ってるみたいから今後この様なカタチで出てくる事は間違いないだろうけど、逝去後未だに驚きと楽しみを与えてくれるミュージシャンってやっぱ普通じゃないと思うし、今後こういうミュージシャンって出てくる事はまずいないと思わせるトコに殿下の非凡さを感じてしまう。改めて畏敬の念を感じましたよ。


「1999」


「LITTLE RED CORVETTE」
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何と13年振りのニューアルバムだそう。現代ヘヴィロックの筆頭格であるトゥール、キャリアの割りにはまだ通算5作目という「FEAR INOCULUM」を今回チョイス。

最初は8月末にダウンロードで発表されていて、その時点では全10曲収録だったのだけど、今回ようやくCD化にあたって3曲のインストナンバーが削られて全7曲となっている。CDの収録時間の関係で削られたらしいけど、こういうのは2枚組にならないの?と(苦笑)。まあメイナードが「デジタル・ダウンロードとストリーミングがあるから心配するな」と言ってるくらいだからフィジカルには拘ってないんだろうなあ。
で、そのダウンロードの他にも動画再生プレイヤーを付属して完全限定販売したのだけど、これはあっという間に完売。まあ¥10000近くの値段になるのは仕方ないけどコアなファン以外には必要ないだろうし、レアアイテムとしての価値にしかならないから買っても聴けないモノを¥10000出して買うか?となるとちょっと...って感じだし。

で、CD化は「後からリリースする」という情報があったんでCD出るまで待ってたんだけど、まさか年末まで待たされるとは思ってなかったな(笑)。まあちゃんとリリースしてくれたのは良かったけど、特殊パッケージにMVのダウンロードコード付き、5枚のポストカードが付いて¥5000近く。...う~ん、こういうのいらないから普通にリリースしてほしかったよなあ。そもそもトゥールの世界観のポストカードって気色悪くてまともじゃねーだろうって(苦笑)。
たまたまHMVから¥1000オフクーポンが来てたのでそれ使って安く上がったのは良かったけど。

さて、13年経ってどれだけ進化(深化)したのかが今回のポイントだったけど、一通り前情報無しのまっさらな状態で聴いた感想は意外とあっさり風味だなと感じた。このバンド独特の世界観は全く変わってないのだけど、じわじわと響く様な楽曲が多いお陰で最初は地味に感じた。しかもメイナードのボーカルパートがかなり少なく、しかも絶叫パートすらないのは一体どーしたモノかと?
ただ、その分演奏の方がかなり力が入っている感じで、特にドラムの存在感が強烈。現代最高のドラマーの一人と数えられるダニー・ケアリーはこのアルバムでまた自身の評価を上げたのではなかろうか。

ヘヴィロックである事は間違いないのだけど、全7曲のうち6曲が10分超えの大作ばかりなのでプログレ要素がかなり高くなった印象を受けた。以前一緒にツアーした事もあるキング・クリムゾンにかなり影響を受けたのかな?「CHOCOLATE CHIP TRIP」なんか「DISCIPLINE」期の彼等っぽい雰囲気だし。
お気に入りはその「CHOCOLATE CHIP TRIP」「PNEUMA」「DESCENDING」「7EMPEST」かな。

間違いなく今年最高の話題作となった本作。当然の如く全米No.1も獲得し(3作連続との事)相変わらず人気の高さを誇っているし、各メディアの今年のベストアルバムに必ず入ってるのはもはや現象と呼んでも差し支えないかと。実際、私自身も力作だと思うし。
ただ、次作に関してはまた長い間待たされるのだろうか?メイナードにはア・パーフェクト・サークルもあるし、バンド自体が既に高齢と化してる時点でもうそれほど枚数を多くリリース出来ない事を考えると、もっとアルバムを作って欲しいと願うのは酷なのだろうか?


「7EMPEST」


「PNEUMA」




たまたまYOUTUBEにてチェックしたら気に入ってしまい、CD何処かに売ってないかな?と調べてたらディスクユニオンにて注文は可能になってたから先月からずっと頼んでおいたんだけど、結局入荷されずにキャンセル喰らってしまったので、タワレコのポイント使って何とか手に入れた(前振りが長い!)アースサイドのデビュー作「A DREAM IN STATIC」を今回はチョイス。発表は2015年。

このバンド、何の情報も知らずただYOUTUBEのお薦め欄に出てきて「何か変わったイメージのジャケだな...」って事で何も考えずに聴いてみたら、テクニカルなプログレバンドなんだけど更にスケールの大きいスタイルでプレイしてるのが耳を惹いてそのまま全曲聴いてしまったという(苦笑)正に惹き付けられたという感じで、デビュー作でこれだけのモノを作り上げるこの人達は一体何者なんだ?と気になってしまったのだ。

ネットで調べているウチに色々分かってきたんだけど、アメリカ出身の4人組でメンバー全員音楽の学位を持っているという背景からこのアルバムの完成度の高さは納得出来るかと。
MVにもなった「MOB MENTALITY」ではモスクワスタジオ交響楽団が参加していて、このテのシンフォニック系の音によくありがちな既存の楽曲にオーケストラアレンジを加えて完成させるパターンとは全く違う、オーケストラが参加させる事を前提に作られたスタイルなので音の構成が一味違うのがよく分かる。
全体的にはヘヴィなテクニカルプログレ系(最近はジェント/DJENTと呼ぶらしい)にポストロックとシンフォニックをプラスした様な印象を受けた。自らを”シネマティック・ロック”と呼んでいるらしいけど、確かに映画のサントラの様な雰囲気も感じられる。

それと珍しいのは、メンバーにパーソナルなボーカリストを擁しておらず、楽曲に合わせてゲストボーカルを参加させて楽曲に幅を持たせている点。セヴンダストのラーヨン・ウィザースプーン、テッセラクトのダニエル・トンプキンス、ソイルワークのビョーン・ストリッド、フェイス・ザ・キングのエリック・ジルリンガーの4人が参加しているけど、それぞれの声質の良さを活かしきってる割りにはアルバム全体が散漫になっていないのも面白い。

ボーカル抜きのインスト曲が半分を占めているのにも関わらず、全体的に飽きさせない音作りはホントにデビュー作!?と疑ってしまうけど、音楽を作るのがホントに好きなんだろうなあという雰囲気がひしひしと伝わってくるのも良い。聴いてて思ったのは、キーボードと演奏の絡みが上手く練られていて物凄く心地良い雰囲気がある事。正にタイトル通りの”静かな夢”みたいなイメージが感じられる。
とはいえ、ソイルワークのビョーンが参加してる様に激しいパートも存在しているので、そのメリハリが楽曲を際立たせているのも素晴らしい。

このアルバムはレーベル経由で販売されておらず、BANDCAMP経由でCDが販売されているみたいで後は配信だけっぽい感じ。YOUTUBEで聴いた時は既に240万再生されていたのでそれなりに知名度はあるのだろうけど、こんな自主製作みたいなノリでCDが普通に買えないのが非常に惜しまれる(タワレコでは普通に¥4000弱で売られてたし)。
次作も絶対に聴きたいので、何処か小さいレーベルでも良いからCDリリースして欲しいと切に願う!と祈らんばかりだ。


「CRATER」


FULL ALBUM



ちょっと臨時収入があったので調子こいて新作ばっか買ってて、更に欲しいモノが増えてる始末。最近の更新はほぼ新作ばっかというのも近年無かったから凄く珍しい事かと。ここ数年は新作が出たからといって意気揚々と購入する機会が減ったのでこういう状況は嬉しい事ではあるのだけど、ちょっと異常な購買率なんで少し控えなきゃ...と言いつつも、この後トゥールとレヴォリューション・セイントの新作が来るので説得力が全くナッシングですね(苦笑)。

さて今日のお題はちょっと前に購入していたんだけど、怒涛の新作ラッシュのお陰でちょっと埋もれてしまったスウェーデン出身のセヴンス・ワンダーの通算5作目にあたる「TIARA」を今回はチョイス。リリースは昨年2018年。

このバンドは全く知らなかったんだけど、例によってYOU TUBEのお薦め欄に出てきたのを機にちょっと聴いてみようか...とクリックしたのがマズかった(笑)。ドリーム・シアターみたいなテクニカルなプログレッシヴ・メタルバンドであるけど、アルバム全体を聴いてみるとドリムシよりももっと歌中心に来てる印象で、そこに北欧ならではの透明感を感じさせるので物凄く聴き易い印象を受けた。さすがに音の洗練さはドリムシには敵わないけど、このテのバンド群の中ではかなりいい線行ってるんではないでしょうか?

ボーカルがやたら上手いなあ~と思って調べると、キャメロットのトミー・カレヴィックという人物。私はキャメロットというバンド名は知ってたけど音は聴いた事がないのでどんな音楽性なのか知るべくもないんだけど、普通にこのアルバムでは歌声がマッチしていると思う。高音も無理なく出せているみたいな感じだし、バラードでしっとり聴かせる術も心得ているので聴いててストレスを全く感じさせないのは実に素晴らしい。

綺麗なメロディを中心に聴かせるコンセプトアルバムなので、人によってはドリムシよりも好みなのかもしれないけど、時折メタルっぽさを感じさせない展開もあるのでこの辺が評価も分かれるトコなのかも。全体的に高水準な楽曲なんだけど抜きん出た楽曲がないので、あとは2~3曲くらいキラーチューンがあれば今後大いに化ける可能性もあるだけにちょいと勿体ない感じかな。私的には後半にコレはちょっといらないんじゃないか?と思う楽曲があったので、これさえ無ければ高評価付けたかったかなあ。

という訳で、私の好みにはあと一歩!という感じなので、次作でどう変化するのかがちょっと楽しみ。ただ、このアルバムを出すのに前作から8年掛かってるとの事なので、完全にプロジェクトと化してるのが気になるけど、まあ気長に待ち続けますよ。


「TIARA'S SONG」


「VICTORIOUS」




久々にマリリオンです。
今年の夏前くらいに彼等のオフィシャルサイトを見てたら、このオーケストラアレンジ盤の話が出ていて何時発売になるのか?とずっとアンテナを張ってたトコ、ようやく発売されてちょっと待ちわびた感覚となりました。まあ今年中にリリースされて良かったけど。

以前から彼等の楽曲とオーケストラの相性は意外と良いと思ってて、過去に「BRAVE」のリマスター2枚組のボーナストラックに「THE GREAT ESCAPE」のオーケストラver(このverは歌無し)が収録されて楽曲の良さを更に引き出した様な感じだったし、昨年のロイヤル・アルバート・ホール公演の際にも半分4人編成のストリングスやフレンチホルン、フルートなどの管楽器を起用して新鮮な雰囲気を演出してたから、多分この公演で手応えを感じたメンバー達がアルバムも作りたくなったのだろうと思う。
なので、今回は純粋な新作という訳ではなく、過去作からピックアップされた楽曲のみでオーケストラアレンジを施した言わば企画盤的要素の強い作品となっている。

収録された楽曲は「ESTONIA」「A COLLECTION」「FANTASTIC PLACE」「BEYOND YOU」「THIS STRANGE ENGINE」「THE HOLLOW MAN」「THE SKY ABOVE THE RAIN」「SEASONS END」「OCEAN CLOUD」となっており、さすがにフィッシュ期の楽曲は含まれてないけど新旧問わず様々なスタイルの選曲をしたなあ...という印象。私的には「GO!」「EASTER」「GAZA」「BERLIN」「THE KING OF SUNSET TOWN」「THE INVISIBLE MAN」あたりもアレンジしたら面白かったんじゃないかなと思ったけど。

全体的に原曲を崩す事なく効果的にアレンジを施している様な感じで、更に奥行きが増した印象を受けた。オーケストラアレンジだからといって気構える雰囲気もなく、演奏自体特に変化もなくいつものマリリオンなので、すんなり聴ける聴き易さがポイント高いかと。
お気に入りは全曲良いんだけど(苦笑)特に「ESTONIA」「BEYOND YOU」「THE SKY ABOVE THE RAIN」「SEASONS END」「OCEAN CLOUD」が良い。特に「OCEAN CLOUD」は大作なだけにスケールの大きさが際立ってエンディングを飾るに相応しい作りになっていると思う。

今の時期みたいな年末の世話しない雰囲気の中でリラックスするには最適なアルバムかと。私がマリリオンを聴く時って集中力を擁している感覚とリラックスして音に委ねてる様な感覚を同時に感じる時があるんで(意味分からないだろうけど、正直どう表現していいのか分からないのでこういう表現になってしまうのだ/苦笑)疲れ切った心身を休めたい時には打ってつけの作品になりそうだ。改めてホントに良いバンドだよなあ...


「ESTONIA」


「FANTASTIC PLACE」




ドリーム・シアターの来日公演が決まった。今回は有明に出来るガーデンシアターという新しい会場らしいけど、メイデンのぴあアリーナといい、続々と新しい会場出来すぎでしょ。名前だけ聞かされても”何処?”って感じだし。しかも、チケ代はメイデンと同じく¥13000也...う~ん、近年のチケ代高騰は理解出来るんだけど、コレはちょっと高過ぎやしませんか?地方からの参戦はそこに交通費その他諸々の出費が掛かる訳で、そう簡単に行けるレベルじゃないんだよなあ...
「IMAGES AND WORDS」の来日公演の時に観に行って、この時の半券まだ持っていたので確認すると当時はチケ代¥6000ですよ。ちなみにこの時はチケットぴあに知り合いがいて、東京厚生年金会館ホールの4列目。ちょうどケヴィン・ムーアの真ん前でしたね。

これじゃ、今後もうライブはホントに観たいモノだけに絞る事になりそうかな?昨年のマリリオンやスティーヴン・ウィルソンは念願叶って観る事が出来て、しかも予想を上回る素晴らしいモノだっただけに、いつ来ても直ぐに行ける様にするには予め予算を取っておかないといけないし中年のおじさんには正直ツラいトコっすね。

そんな事を思いながら、そういや彼等の新作は後回しになってまだ買ってなかったな...と思い出したのでチェックしてたら通常盤が¥2000弱で売られてたので早速捕獲した。デラックス盤はインストver付属らしいのでそっちは要らないから1枚で十分。早速、今回は通算14作目になる「DISTANCE OVER TIME」をチョイス。

でも考えてみりゃ前作も買ってなかったんだよね...(苦笑)。以前のレビューを読んでもらうと分かるけど、私はマイク・ポートノイ脱退後の音楽性が好きなんで彼等を一躍有名にした2ndアルバムから4thアルバムくらいまでは好きなんだけど、中期のアルバムに関してはアルバムを持っていてもそれほど聴く機会は殆どない。別に嫌いだとか言うんじゃなくて単にドリムシ聴くなら初期や近作を手に取ってしまうという感じになってしまうのだ。

そんな訳で、今回の新作を今更ながら聴いてみると、近作におけるメロディアスな路線は不変で今回は更に楽曲がコンパクトになった印象を受けた。コンパクトになった分、聴きやすさもアップしたので私的には結構好きなタイプなんだけど、コアなファンな方々には相変わらず不評な様だ。未だにマイク・ポートノイに戻ってほしいと思ってるみたいだし。
そんなにマイク・マンジーニはダメですかねえ。確かにポートノイとはタイプは違うけど、普通に上手いドラマーだし彼の後任で間違いないと思うけどなあ。単にドリムシはポートノイ以外は認めん!ってだけでしょ。

これって思うんだけど、初期の大作主義だった頃のラッシュは大好きでも、後期の分かりやすいコンパクトで落ち着いたが楽曲には興味がないという感覚に近いんじゃないかな?と。私は全く逆で後期の方が馴染み深いんだけど、初期のインパクトが強烈過ぎてその方向性をもっと聴きたいから批判してるというのなら、単に初期のアルバムだけ聴いていれば良いだけの事じゃないかと。ドリムシに関しても同じ話でポートノイ復帰を願うよりも最近の音楽性に付いていけないなら、サンズ・オブ・アポロの方を聴けば良いんじゃないかと。

このアルバムも色々と賛否あるみたいだけど、私は普通に気に入りましたよ。所々に”おっ!?”と耳を惹く様なモノも入ってるし、如何にも彼等にしか作れないアルバムだと思う。だからこそ今回は来日公演も気になったんだけどねえ...
そーいや、サンズ・オブ・アポロも後回しになってたのを忘れたんで(しかも2ndアルバム出るし/苦笑)そのウチ購入しますかね。


「PARALYZED」


「FALL INTO THE LIGHT」