前回のチャカ・カーンで久々にR&B系も良いなあ...と何かに目覚めてしまったので今回もチョイス(笑)。今回はEW&Fの通産10作目のアルバム「FACES」。リリースは1980年。

この人達のボックスセット買ったお陰で色んな時代のモノが聴けて楽しいのだけど、今のトコ知名度が70年代後半から80年代前半の作品が一番聴き易いと思ってる。
年代順に聴いてると、従来のR&Bスタイルから如何に革新的な事をやってのけたグループだったんだなあ...と今の時代に後追いの私が聴いてもそう感じていて、ネイティヴな人達からすると歌詞の面でも哲学的なモノを歌ってる事からこのグループは他の人達とは何か違うと感じる事も多いと思うし。

そんな彼等がヒットを飛ばしたのは当時のディスコブームで流れていた楽曲の数々だけど、このアルバムにはその前にヒットした「FANTASY」「BOOGIE WONDERLAND」の様な有名曲は入ってないし、アルバム自体も当時の人気からするとそれほど売れなかったという話らしい(それでも全米アルバムチャート10位でゴールドディスクを獲得してるけど)。

だけど、何故かこのアルバムはアルバム全体の流れが良い為か一気に聴けてしまう。しかもリリース当時はアナログ2枚組だったので全17曲(最後のパイプオルガンはオマケの様なモノだけど)という長さでも飽きさせない作りはさすが。
ここでもデヴィッド・フォスターの力を借りて製作された方向性が活かされていて、軽快でリズミカルな楽曲の中にもメロディをしっかり聴かせる楽曲も入っており、TOTOのスティーヴ・ルカサーも参加している点も見逃せない(しかし、当時のルカサーはホントにセッションワークが多かったんだなあと思わせる)。

ダンサブルな「LET ME TALK」や「AND LOVE GOES ON」の様な楽曲も好きだけど、「YOU」や「TAKE IT TO THE SKY」の様なしっとり聴かせる楽曲の方が今の季節にぴったりだし、今の自分の好みにも合ってるかと。しかし、デヴィッド・フォスターが絡んだ楽曲は一聴だけで直ぐに分かる存在感は凄いなと(笑)。「BACK ON THE ROAD」での冒頭のギターは直ぐにルカサーだって分かるのはご愛嬌?(だってEW&Fっぽくないし)

しかし、何で売れなかったのか不思議なくらい完成度の高いアルバムだと思う。タイトルの「FACES」という意味もモーリス・ホワイトがポジティヴなメッセージを込めてるし、何のマイナスの要素がないのに...。これからの季節のドライブにぴったりのBGMなんで、今度のドライブのお供はこのアルバムかな。


「LET ME TALK」


「YOU」
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SOUND ON SOUND / BILL NELSON'S RED NOISE (1979)

I FEEL FOR YOU / CHAKA KHAN (1984)

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