やっとブラック・カントリー・コミュニオンの新譜をゲット出来たので、今回はこのアルバムをチョイス。

しかし、このバンドがこんなに早く再結成されるとは思わなかった...というよりは、解散した時点で再び復活するとは思わなかったな。解散前に3枚のオリジナルアルバムと1枚のライブ盤をリリースしてたけど、前作のレビューでも書いた通りマンネリ化した感覚が強かったので解散も致し方ないと感じてたし、ジョー・ボナマッサの脱退が引き金となってたのでジョーが自身のソロ活動に専念すると思ってたからもう2度とこのバンドの復活はないだろうと。

ところが、そのジョーの方からグレン・ヒューズに連絡寄こして一緒に食事しながら次のアルバム作ろうぜと持ちかけたという話らしい。どんな心境の変化なんだよと?(苦笑)
まあ、グレンにとってはバンド解散後のカルフォルニア・ブリードは殆ど不発に終わってジェイソン・ボーナムがあっさり脱退したお陰で短命となり、その後久々のソロ作のDVDの中で「今後はソロ活動に重点を置く」と語っておきながらも、ジョーの一言ですんなりバンド復活となった訳だから、本人しては渡りに船の心境だったのではなかろうか。

それでめでたく今作「BCCIV」のリリースとなった訳だけど、この復活作が意外と良い!全3作の中では2ndアルバムが一番好きなんだけど、前作ではマンネリ感を感じてたから今作も同じ様な感じだったら...とちょっと嫌な予感がしてたけど、それを見事に覆してくれましたね。
今作は結構リフ主体の楽曲が多く、楽曲構成も若干ポップ寄りの印象を受けたので、やってる事は過去作と同じ70年代のブルーズロックをベースにしながらも、僅かながらも新鮮な気分が味わえた。

グレンの歌唱力も衰え知らずで脅威的だし、バックの演奏陣も相変わらず良いプレイを披露している。珍しくジョー・ボナマッサがボーカル取ってる楽曲もあってちょっと趣向が変わってて面白かったりするけど、日本人からするとちょっと微妙な問題であるイルカ漁の事について歌った「THE COVE」はどーなんだろうか?私的にはどちらが正しいという事でもないと思うし、映画「ザ・コーヴ」を観て過剰な演出を感じてうんざりしたりしたクチなので、こういう微妙な問題を提示するのはこのバンドには余り似つかわしくないと思った。この辺が残念な部分かも。

でもまあ、復活作としてはかなりの力作である事は間違いない。グレンももう残りの音楽人生が終わりに近付いてる事もあるんで、やれるトコまで活動して欲しいと願うばかりだ。


「WANDERLUST」


「LOVE REMAINS」
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PLAY ME OUT / GLENN HUGHES (1977)

ICON / PARADISE LOST (1993)

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comment avater

某音楽馬鹿

解散~再結成の経緯はよく知らなかったんで、そんな事が!っていう感じです。

ジョーさんはしばらく女性ブルーズ系のVoさんと活動されて大きな会場でライヴするし良い演奏も残してますからお金に困った訳でもなさそうですよね。

これはアマゾンさんでアナログ盤を予約してたら入手不可で何故か一方的にキャンセルされて、現物は持ってませんがストリーミングで聴いてます、かなり気に入った作品でもう一回注文しようかな~って思ってますが・・・。

ジョー・ボナマッサさんはソロ活動の方も良いので是非聞いてみて下さいね。
https://www.youtube.com/watch?v=cVRbajsztig

外人さんのイルカやクジラが~っていうのは、牛や豚が良くて何故クジラやイルカだとダメなん?って思ってるんでそういう考えの面倒くさい人達が居るよね~っていう感じで軽く聞き流してます。

2018年02月18日 16:39

comment avater

K.A.E.

ジョー・ボナマッサが主導で...って凄く意外な感じでしたね。どー考えてもグレン御大が音頭取ってるとしか思いませんでしたから(苦笑)。でも、こうして再活動してくれて満足ですよ。

ジョーのソロ作はいつか聴いてみたいと思いますけど、さすがに最近は色々多いのでお金の余裕がないとキツいですね。ブルーズ系なので歳食った頃にでも聴けば良いかな?ってな具合です。

しかし、アナログ盤がキャンセルって昨年リリースなのに早くないですかね?限定数しかプレスしなかったとか??こういうクラシックロックだからこそアナログで...って人達も多い気がするんですけど。

イルカ漁に関しては私もどちらの言い分がある訳だからお互いに歩み寄りにならないと解決しない問題かと思ってますね。ただ個人的には、今の時代イルカ食べる事が必要なのか?とも思いますし、反対する為に捏造までして追い込むのもどうかと思います。

2018年02月24日 06:31

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