久しぶりに80s系を聴きまくってる中、このアルバムもホントに長い間聴いてなかったなあ..という事で、今回はフーターズ通産4枚目のオリジナルアルバム「OUT OF BODY」をチョイス。発表は1993年。

以前もちょこっと書いたと思うけど、このアルバムは私にとっては好みの音じゃなかった。曲自体はいつもの彼等なんだけど、何かが足りない感じでイマイチ好きになれなかったのだ。その何かが何なのか久々に聴き直してみてもよく分からないのだけど、全体的に流れる雰囲気がそれまでの過去作とは違う印象を受けたんだろうなあ。

このアルバムは前作から約4年の歳月掛かってリリースされている事で、それまでの経歴を変える為にプロデューサーを替えて、バンドに初の女性メンバーを入れて、作曲の方も外部ライターが絡む事になったのが雰囲気を違う一因なのかも。
私的には、アメリカの田舎の飲み屋なんかで掛かってる様なケイジャン風な音が強調されているのが一番変わった部分だと思う。勿論、過去にもバンドの代名詞でもあるフーターやアコーディオン、リコーダーなど多彩な楽器を使ってきて、しかもそれが良いアクセントになってたのに、それらを逆に強調してしまうとロックバンドらしくない雰囲気になってしまう気がするのだ。

前作では落ち着き過ぎて地味なイメージだったのが、今作ではアップテンポの楽曲が増えたお陰でかなり力強い印象を受けたけど、セールスがイマイチ伸びなかったのは残念。リリースされた時期が悪かったのか、それともバンドが忘れ去られていたのかよく分からないけど、彼等に変化があったのと同様にリスナーの方にもこのバンドに求めるモノに変化があったのかも知れない。

私のお気に入りは、久々の共演となったシンディ・ローパーとの「BOYS WILL BE BOYS」、シンプルで繊細なメロディの「PRIVATE EMOTION」、切ない哀愁が感じられる「SHADOW OF JESUS」辺りかな。

このアルバムがリリースされた翌年にはこのアルバムから加入したミンディ・ジョスティンが脱退し、その後またバンドは長い活動停止期間が続いてしまう訳だけど、やはりタイミングが悪かったとしか言い様がないなあ。このテの音楽はカントリーにも通ずるから根強いファンも多そうだし地道に活動していてもおかしくないと思うけど、結局バンドは暫くの間姿を消して、復活作の「TIME STAND STILL」がリリースされた時は本国ではなくドイツのみでしか発売されなかったというのも意外な話だったし。

久々にこのアルバム聴いて以前ほどの違和感は感じなかったけど、このアルバムがもしセールスも好調だったらバンドもずっと活動してたのかな?と思うと、色んな意味で複雑な心境ではあるなあ...


「BOYS WILL BE BOYS」


「PRIVATE EMOTION」
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THE GOLD EXPERIENCE / THE ARTIST FORMERLY KNOWN AS PRINCE (1995)

PLEASE / PET SHOP BOYS (1986)

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comment avater

某音楽馬鹿

これも懐かしいです・・・と言いたいところですが、実はこのアルバムは今でも結構頻繁に聴いてたりします、これのセールスが伸びなかったというのは知りませんでしたが、内容は凄く良いと思うのにタイミングが悪かったんですかね?。
私もシンディ・ローパーさんがゲスト参加したこの曲は大好きですよ~。

2018年03月14日 21:40

comment avater

K.A.E.

おおっ、某音サンは未だにローテーションがありますか!私は1st=2nd>3rd>4th=5thといったトコでしょうか?ライブ盤はちょこちょこ聴いてるんですけどね。

本編の方でも書きましたけど、このアルバムってケイジャン(民俗音楽)の音が強いイメージなんでそれまでの音と比べると違う印象があって余り聴いてないといった感じなんですが、今回久々に聴いてやっぱこの人達の音だよなあ~と改めて感じましたね。やっぱ良いバンドなのは間違いないですよ。最新のライブ盤もそのうち手に入れなければ!

2018年03月17日 04:14

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