久々に旧譜中心に聴いてるウチに、これまた最近ご無沙汰だったラッシュに行き着きました。
という訳で、今日はラッシュの通産6作目に当たる「A FAREWELL TO KINGS」をチョイス。リリースは1978年。

このアルバムは昨年末にデラックスエディション盤が発売になって今年でリリース40周年という事らしい。私はデラエディ盤はまだ購入してないのだけど、正直ラッシュのデラエディ盤はイマイチ魅力に乏しいというか水増し感が強くて、リマスターと当時のライブと他ミュージシャンのカヴァー曲が収録されてまた再度購入...となるとちょっと考えてしまう。以前も「2112」のデラエディ盤がリリースされたけど余り触手が伸びないんですよね。
まあ大好きなアルバムなら購入するんだけど、以前も語った通りラッシュが好きな時期は80年代に入ってからのモノなんで、幾ら名盤と言われている「2112」でさえもピンと来ない。このアルバムも勿論悪くはない...というか、70年代のアルバムでは好きな部類になるんだけど、デラエディ盤も買うか?と言われるとう~んとなってしまうのだ。

そんな訳でこのアルバム、ジャケットが廃墟の中に佇む操り人形の王様で、その王様の表情がニヤけてる事から何やら意味深なモノを感じるんだけど、彼等の事だから風刺的なモノなんだろうなあ。デラエディ盤の新しいジャケットは差し替えられてるけど、オリジナルの方がやっぱしっくりくるよなあ。

楽曲は全6曲。まだバンドが大作を作ってた頃なので曲数は少なくても内容はかなり濃い。冒頭のタイトル曲で約6分、続く「XANADU」はこのアルバム最長の11分。ラストの「CYGNUS X-1」は約10分半と集中して聴く事になるので、このアルバムを聴く時はなかなか途中で止める事が出来ない。とはいえ、私が車内で聴くCD-Rにはタイトル曲と「XANADU」は入れてるけど(さすがに「CYGNUS X-1」は入れられないな)。PV集にも入ってた「CLOSER TO THE HEART」は美しい小曲といった趣きで、この曲がこのアルバムの中では一番聴き易いかと。

久しぶりに聴いたら、やっぱこの頃のバンドはプログレの括りに入っていても全く違和感の内スタイルだったと思う。「2112」の延長線上でもあるし、彼等の代名詞でもあるテクニカルで複雑な曲展開をプレイするハードロックはこのアルバムでも十分発揮してるし。
「CYGNUS X-1」は想像力が膨らみ過ぎて、結果曲の最後に「TO BE CONTINUED」と入れる事によって次作「HEMISPHERES」に持ち越されたのは有名な話。それでも10分超えの大作だから作った時は相当悩ませたんじゃないかと。まあ曲を聴く限りでは上手くまとまってるとは思うけど。

間違いなくドリーム・シアターなどの後続バンドに影響を与えたスタイルだけど、ドリーム・シアターみたいにテクニカルに走り過ぎて肝心の楽曲の方に付いていけなくなる訳ではないので、この部分がラッシュが他のバンドと違う部分なんだと思う(勿論ドリーム・シアターの曲構成の方が好きな人がいてもおかしくはないけど)。...しかし、この頃のゲディの声はホントに高いよなあ...


「A FAREWELL TO KINGS」


「XANADU」
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ROBIN ZANDER / ROBIN ZANDER (1993)

THE STORM / THE STORM (1991)

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グラハムボネ太郎

初めて買ったラッシュ

このアルバムを買ったことで、それ以降ラッシュにハマりました。
緩急があり、全く飽きない。いや、引き込まれました。アコースティックの優しさもたまらないし、そこに飛び込むキンキン声

2018年04月13日 06:02

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K.A.E.

ボネ太郎サンはこのアルバムが初ラッシュでしたか!
このバンドは最初にどのアルバムから入るかによって好みが結構変わってくる様な気がしますね。このアルバムからだと「COUNTERPARTS」辺りからキツくなるのも分かる気がします。最初っからゲディの歌は大丈夫でした?(笑)

2018年04月18日 02:25

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某音楽馬鹿

この前出たデラックス盤は欲しいな~って思ってましたがSpotifyで全曲上がってたんでそちらを先に聴いて後回しになってます、もう持ってる作品のオマケで付いてるライヴの為にこの値段は~って思ってしまった訳ですよ・・・。
本編は好きな作品だしオマケのライヴは78年のものでかなり良かったんで、何年か後に安く売られてたら思わず買ってしまうかもしれません。

ちなみに私の初ラッシュはホールド・ユア・ファイヤーなのでシンセ音入ってても全然平気な体質になりました。

2018年04月22日 21:48

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