FC2ブログ




久々のプリンスです。
先日ストリーミングで1995年以降のアルバムが解禁されて、その中には廃盤になってる「CRYSTAL BALL」も含まれているので(但し3枚組)以前から聴きたいと思ってた私は非常に考えてしまうのだけど、そもそも殿下本人が在命中にデジタル配信に対して否定的なコメントを出し続けて(しかし晩年には諦めたのかTIDAL配信を許可する様にはなったけど)アルバムに対しての重要性を説いてたのに、CDを出さないでストリーミングのみというのはホントに他国ではCDというメディアは終わってるんだなあ...とちょっと寂しい気分になった。マジでCD出してくれねーかな?

また殿下亡き後、やっと未発表曲集が発売されるのは良いけど「PURPLE RAIN」デラエディ盤に続き、ピアノ弾き語り集というのは正直言ってこれじゃない感が...(苦笑)。殿下が在命中なら絶対にリリースされない代物だし、まあ後に手に入れるつもりだけど、どーしてこう色々と引っ張るのかね?興味を引く為に小出しにする商法なのかな??

そんな事を思いながら、久々に手に取ったのは2014年発表の「ART OFFICIAL AGE」。当時はもう一つの新作だったサード・アイ・ガールを率いての「PLECTRUMELLECTRUM」が同時リリースで、しかも最大のサプライズはあれだけ揉めに揉めたワーナー・ブラザーズからの復帰作という事。自ら”プリンスは死んだ”と終止符を打ち、改名までやらかした因縁の相手と一体どんな和解をしたのだろうか?
そんな大きな話題で珍しく殿下周辺が騒がしくなってきた時にいきなりの2枚同時リリース、しかも名義がソロとバンドを率いての名義で久々に殿下の本気が感じられたモノだけど、当時の私は金欠真っ只中で(苦笑)最初にサード・アイ・ガールの方を買ってしまったので、このアルバムは後手に回ってしまった経緯がある。

リリース当時、視聴でちょこっと聴いた時にはイマイチ良さが分からない...というかインパクトのある楽曲に感じられなかった。「PLECTRUMELLECTRUM」の方がバンドとしてのアンサンブルが感じられてカッコイイと思ったんで先に手に入れた訳だけど、後に改めてこのアルバムを聴くとインパクトよりもジワジワと染みる様な楽曲が多いと思った。この辺が後期のスタイルの特徴なのかも。
あと、このアルバムの特徴として女性シンガーを多用しているのが他の作品と違うトコで、もう1枚のサード・アイ・ガールの方も3人の女性バンドという事もあって、当時は女性がキーパーソンだったのだろうか?まあ、殿下と女性は切っても切れない関係ではあるけど...

全体的に非常にリラックスした印象を受けるアルバムで、80年代の飛ぶ鳥を落とす勢いのある殿下の姿はここにはいない。ただ、だからといって音楽的に落ち着いたという訳でもなく、相変わらず彼にしか作れない音が十分感じられる様で、新たな自身のスタートなるべく作品を披露した様な印象を受けた。だからインパクト重視というよりももっと自身の内面に向けた作風になったのかと。
歌詞を読むといつもの様な歌詞の他に、何処か達観した様な雰囲気で何かを悟った様な印象を受けるのも過去作との大きな違いだと思う。

お気に入りは「CLOUDS」「BREAKDOWN」「U KNOW」「BREAKFAST CAN WAIT」、サード・アイ・ガールとの「PLECTRUMELLECTRUM」にもver違いが収録されている「FUNKNROLL」、後の「HIT N RUN PHASE ONE」にもver違いが収録される「THIS COULD BE US」、「affirmation Ⅲ」などがベストかな。


「ART OFFICIAL CAGE」


「BREAKDOWN」
スポンサーサイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

RUNWAY TO THE GOD / ZENO (2006)

BRING ON THE NIGHT / STING (1986)

comment iconコメント

comment avater

某音楽馬鹿

なんか海外ではストリーミングの勢いが凄いらしいですね、まだ日本はレコード会社さんが頑張ってるおかげでCDが売れてますけど、去年くらいから輸入盤CDが以前より手に入りにくくなってる気がします。

好きなミュージシャンはやっぱりCDかアナログ盤持っていたい性格なので気持ちは分かりますよ~、でも最近は気を付けておかないと普通に大きなレーベルのやつでも海外盤はCD-Rの時があるので最近はCD買うのが慎重になって来てます、あと、プラケースも外国のやつは安っぽくて柔らかくなってきてる気がします、コストをかけられてないのかもしれません。

2018年10月15日 21:19

comment avater

K.A.E.

先日ネットニュースに出てましたけど、日本ではまだCDが売れているから大丈夫...とタカ括ってるレコード会社が一番ヤバいんじゃないか?と(苦笑)。一時代を築いたミュージシャンがこれから引退していくのに、それを補えるミュージシャンが出てこないのが問題だとも。
音楽だけじゃメシ食っていけない時代で、しかも新しい音を生み出すミュージシャンが今後現れるとは到底思えませんね。だから今の若者は(笑)音楽を聴かない人が増えているのも理解出来ますよ。

今のトコ、輸入盤でCDーRというのは未だにお目に掛かってないです。でもストリーミングが主流の時代だからCDのコストが下がるのも分かります...がっ、やっぱちゃんとCD盤で出せよと言いたいですね(笑)。

プリンスに関しては、本人がストリーミングに乗り気じゃなくCDを売る為に試行錯誤していたのはファンなら知ってる話だし、アルバムという媒体をずっと主張していた御大を尊重する為にもCD盤やアナログ盤などでちゃんとリリースして欲しいと思うんですよね。

2018年10月18日 04:21

コメントの投稿