FC2ブログ




約4年振りの新作ですか。思ったよりも結構待たされた感のある、ジェイク・E・リー率いるレッド・ドラゴン・カーテルの2ndアルバム「PATINA」がようやく発表されました。

一旦リリース予定日が発表されたのにも関わらず直ぐに延期となって何時リリースされるんだ?と思ったけど、先ずはこうしてリリースされた事を喜ぶべきでしょう。何せジェイクは以前から音楽業界に不信感を持ってる人だし、今のジョン・サイクスみたいに「リリースするぞ」って宣言しても結局リリースしない様な事を平気でやりそうな感じなので(笑)。...余談だけど、ホントにジョン・サイクスはファンを舐めてるとしか言い様がないっすね。昨年中にリリースするとか言ってて、結局今年もリリースされないで終わりそうだし。

それはともかく、ジェイクのこの4年間も色々な事があったみたいで、先ずはこのバンドを立ち上げる切っ掛けになったベーシストのロニー・マンクーソがバンドを離脱した事から始まり、シンガーのダレン・スミスも一時期脱退し、ベースにはバッドランズでの元同僚だったグレッグ・チェイソンも一時期在籍したけど結局続かず、メンバーチェンジが頻繁に続いた事で新作の製作が遅れたのかと。

結局ダレンはまた復帰し、ベースには元リンチ・モブのアンソニー・エスポジートが務める事になったけど、更に驚いたのは1stアルバムの音楽性ではなくまた別のスタイルになったという事。先行で発表された「HAVANA」を聴いた時、直ぐさまバッドランズの路線をイメージしたのでバッドランズ大好きな私はアルバムが非常に楽しみだ...と思いきや、実際に聴いてみるとバッドランズそのままの路線という訳ではなく、また更に別のスタイルを持ってきたのが意外だった。

一聴して思ったのは、ブルーズ路線というよりは何だかオルタナティヴ寄りのストーナーっぽい雰囲気が随分と感じられるアルバムだなと。ジェイクももう還暦を迎えたという事もあって、前作みたいな派手なHRを演るのにキツくなってきたのかな?と勘繰ってしまうけど、全体的に地味な印象でもこういう路線もアリなんじゃないかと思った。ただ、前作みたいな路線を期待すると今回は間違いなく失望されるんじゃないかと...でもジェイクのファンならこういうスタイルも承知してるだろうし、この辺はリスナーの許容範囲に掛かってくるかな。
お気に入りは「HAVANA」「THE LUXURY OF BREATHING」「CHASING GHOSTS」「PUNCHCLOWN」。最後にボーナストラックで「HAVANA B.C.」という「HAVANA」の別ヴァージョンが収録されているけど、タイトルから分かる通りこっちが原型だったのかな?

何だか相変わらずバンドメンバーに恵まれていない人だなあ...と思うけど(苦笑)いわゆるスーパーバンドみたいなモノには興味がないらしく、ビリー・シーンのワイナリー・ドッグやグレン・ヒューズのブラック・カントリー・コミュニオンにも誘われてたみたいで、もし入っていたら凄く面白いモノが出来そうなのに何か勿体無い気が...自身のバンドに拘って活動に行き詰るなら、こういうバンドで活動した方が楽なんだろうけど、そこはジェイク自身の拘りなんでしょうね。


「HAVANA」


「CROOKED MAN」
スポンサーサイト



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

LIVE BONUS TRACKS / CINDERELLA (2018)

HEAVY AS A REALLY HEAVY THING / STRAPPING YOUNG LAD (1995)

comment iconコメント

comment avater

フライヤーズポンタ

いやぁー、本当に勿体ないですね。
過去の個性際立つスーパーギタリストたち。

ジョン・サイクスは自分も首を長くして待ってるんですけど、こういう人たちって、もしかしたら、もう才能が枯渇しちゃって、もがき苦しんでるんじゃないでしょうかね?って思う今日この頃です。

それでも、ジェイクさんは新作発表しちゃうんだから、大したもんです。
マイケルシェンカーフェストの逆パターンで、オズボーンフェストとして過去のギタリストたちとツアー廻ればかなり集金が見込まれるのに...。

2018年10月29日 20:29

comment avater

K.A.E.

才能の枯渇は致し方ないと思うんですけどね。ロックが誕生してから相当な年月が経っているし、その間にもう殆どのモノは出尽くした様な感じですし。もう新しいモノは作るのが難しくなっているから、幾ら自信作と言っても元ネタは...とか粗探しする様なリスナーもいるし、過去の焼き直しといって切り捨てられるなら無理にリリースしなくても...って事になっちゃうのかも。

ジェイクの場合は暫く表舞台から遠ざかってたから、こうしてまた新作出してくれるだけでも嬉しいんですけどね。相変わらずギター弾いてる仕草はカッコイイですし!

オズボーンフェストとは面白そうですね!ランディは無理ですが、ジェイクとザックとジョー・ホルムズ(苦笑)の共演なんて見応えありそうですし。ただ、オジーはガス・G加入前に実際にジェイクに声掛けてたみたいですね。当時ジェイクの準備が出来てないとかで断っちゃったみたいですが観たかったなあ...

2018年10月31日 06:21

comment avater

某音楽馬鹿

これは買おうかどうしようか迷って先にストリーミングで聴いたらいきなりオルタナ風のヘヴィな曲が出てきて驚きました。
でもジェイクさんのギターの音ってホントに良いですよね~、もうちょっと良い曲が書ける人と一緒に組めばいいのに(失礼)・・・って思いつつ聴いてましたが、何度も聴いてると好きになって来て本気で購入を考えてます。

オジーさんとの件は「準備が出来てない」=「やりたくない」っていう感じでやんわりと断ったのでは?って思ってます。

2018年11月11日 10:08

comment avater

K.A.E.

オジー時代に散々嫌な思いをして、バッドランズでもレイ・ギランと仲違いしたお陰で音楽業界に嫌気が差したなんて言われてますが、やっぱミュージシャンとしての才能は持っているんですから割り切って活動して欲しかったですよね。オジーも何でまた声掛けたのかよく分かりませんが。

著名なミュージシャンと組みたがらないという理由は分かりませんが、そのお陰でマイナーな活動しか出来ないのはやはり自分で管理したがるからですかね?他の同世代のミュージシャン達と比べるとジェイクは遠回りばかりしてるイメージがあるんで勿体無いですよ。このアルバムも普通にカッコイイし、黙作でも良いから末永く活動してほしいと願いますね。

2018年11月14日 06:48

コメントの投稿