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廉価盤BOXセットを買っているのに、何故か余り手が伸びないマドンナ(苦笑)。別に嫌いという訳でもなく、むしろ初期の方はかなりの頻度で聴いてたハズなのに、今の時代は殆ど聴く機会がない。特にここ最近のアルバムに関しては何の曲が入ってるのか分からないという始末で、単に彼女への興味が薄れているだけなんじゃないかと思う。
そんな事を思いながら、今回は彼女の3枚目のアルバム「TRUE BLUE」をチョイス。発表は1986年。

前作の大ヒットで時代の窮児と化し、音楽界のみならずスキャンダラスな言動などで様々な影響を与え続けて一時代を築いた彼女だけど、音楽的には意外にまともなポップシンガーだったと思う。勿論楽曲が良くなくちゃ売れない訳だけど、そういった意味では彼女はちゃんと実力を持っていたという訳だ。勿論、話題性やルックス重視で聴いてた人達もいたんだろうけど、私は何故か彼女のルックスには余りピンと来なかったんだよなあ、どういう訳か(勿論、美人だとは思ってたけど)。

そんな彼女が満を持して発表した、真価を問われる3作目は何と若年層の妊娠をテーマにした「PAPA DON'T PREACH」で幕を開ける。こういう意外性は面白いし、楽曲はダンサブルなチューンというのも如何にも彼女らしい。PVも内容に沿ったモノで単なるポップアイコンとは違う別の顔を見せてきた事で意気込みが感じられた。続く「OPEN YOUR HEART」は、これこそマドンナらしいエロいスタイルで(笑)PVも覗き部屋のダンサーという実に分かりやすい内容。ただ、この曲に関しては余り良い曲だとは思わなかったな、如何にもありがちなスタイルな音だったので。

私がこのアルバムでのハイライトだと思うのは、シングルカットされた「LIVE TO TELL」。当時付き合ってたショーン・ペンが出演してた映画のサントラ提供曲だったけど普通に良い曲で、この曲が無かったらアルバムが引き締まらなかったと思うし後の彼女には興味が持てなかったと思うくらいだ。彼女の楽曲で一番好きな曲ですね。
あと意外だったのが、これまたシングルカットされた「LA ISLA BONITA」。ラテンフレーバーたっぷりの楽曲で、こういう楽曲を持ってくる事自体驚かされたし、シングルカットしてヒットするとも思わなかった。まあ、当時の彼女の勢いからすればどんなモノでウケる要素はあったけど、懐の深さを思い知らされた感じだったな。

という訳で、このアルバムを最高傑作に挙げる人が多いのも分かる完成度が高いアルバムかと。今思うと、このアルバムがあったからこそ後のキャリアに弾みがついたと思うし、派手な言動とスキャンダラスな話題だけではない実力を持ったポップアイコンというモノを確立出来たんじゃないかと。
そんな彼女も既に結構な年齢に差し掛かって、この先どんなスタイルを提示するのか全く分からないけど、個人的にはダンサブルな楽曲よりももうちょっと落ち着いたスタイルの楽曲で勝負してほしいと思うけど、果たして...


「PAPA DON'T PREACH」


「LIVE TO TELL」
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RETROSPECTIVE : THR BEST OF SUZANNE VEGA / SUZANNE VEGA (2004)

18 TIL I DIE / BRYAN ADAMS (1996)

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地味JAM尊

おおっ!80’sの王道っすね。

シングルカットされなかったけどB面の「Where's The Party」とか「ハジケ系」もよろしくて、バラエティ豊富でしたね。当時LPで買って「5150」とか「Heart」「Scarecrow」と一緒に飾ってたな~。そう言えば、サントラでNo.1ヒットの「Crazy For You」は未収録だったにも関わらず、バカ売れ・・・完全に「時代」でしたよね。

2019年04月16日 02:35

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K.A.E.

このジャケットはLPサイズだとホントによく映えますよね!飾りたくなるのもよく分かります。CDサイズだと何かショボい(苦笑)。
私は当時レコード屋で買ったLPジャケットを入れる木の額縁(確か¥300くらいだった)を買って毎日あれこれ入れ替えて飾って悦に入ってましたよ(笑)。

このアルバムはとにかく楽曲が良かったですね。バカ売れした後の作品だったからコケる可能性もあったのに、それ以上の結果を出したんだから大したモンですよ。
「CRAZY FOR YOU」も好きな曲ですが、このアルバムには合わないイメージなんで入らなくて良かったと思います。「WHO'S THAT GIRL」はこの後でしたっけ?あの曲もこのアルバムには合わないかな?それくらい、完成されていると思います。
ラストの「LOVE MAKES THE WORLD GO ROUND」で十分締まるのに、リマスターのボートラで「TRUE BLUE」と「LA ISLA BONITA」のリミックスが入ってるのは何か釈然としないんですよね...

2019年04月20日 05:21

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某音楽馬鹿

この人はもう結構な歳なのに年齢を感じさせない若々しさがあって良いですよね、ついこの間発表になった新曲も普通に今の若い人と一緒に並べても通用するし。

このアルバムは私も大好きで、当時MTVでかかりまくってたLA ISLA BONITAのPVはよく見てましたよ〜。

2019年05月05日 13:58

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K.A.E.

さすがにルックス面では衰えが見えてきた感じですが(お直しもやってるんでしょうけど)今でも麗しい感じでさすが第一線で活躍してるだけの事はありますよね。
ただ、音楽性に関してはもう落ち着いても良いんじゃない?と思いますね。”若さ”だけは若い人には絶対に勝てない訳だし、どーせなら同世代を相手に勝負した方が格の違いを見せ付ける事も出来る訳だし。今回の新作もまたダンサブルなヤツ?!?とちょっと萎え気味になっちゃいましたね、残念ながら。

2019年05月07日 05:18

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