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久々に彼の新作を発売日に購入した様な気がする(笑)スティングの「MY SONGS」を今回はチョイス。

結局、ロックに回帰したと言われた前作はまだ未聴なんですが、理由は単純に今更ロックに戻る理由なんてあるの?という疑問がずっと解消されないんですよ。賛否も分かれているみたいだし、彼自身もう音楽自体をやり尽くした感があるので、後は誰かとコラボするとか違うジャンルを突き詰めるとかそういう道しかないのかな?とすら思ってるから、このアルバム自体がもう終活みたいな雰囲気が漂ってるんですよね、言い方悪いけど。
過去の代表曲をセルフリメイクするという、若い頃のクールで尖った彼ならこういう事は絶対にやらないんじゃないか?と思ってたけど、いとも簡単に作っちゃった事実を考えると彼も歳取ったんだなあ...という感想しか出てこない。

私はポリスや彼のソロ作は大好きなんで、それを彼自身がどんなイメージでセルフリメイクするのか?という興味だけでこのアルバムを買ってみたけど、アルバム全曲聴いてみての印象は思ったほど冒険はしていないな...と感じた。
ただ、冒頭3曲(「BRAND NEW DAY」「DESERT ROSE」「IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE」)のプロデューサーが違うので、その後の構成と少し色合いが違う感じがするのが気になった。リズムを強調してるので、ロックというよりはヒップホップみたいなアレンジに近いのかな?モダン化を狙ったのか、どういう意図があってこんな感じにしたんだろうか?...とりあえず「IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE」は原曲の方が全然良いと思う。

ソロの楽曲は当然彼自身が主体で作ったモノだから、原曲をブチ壊す様なモノになるハズもなく、現在の彼の声域で歌われているライブのアレンジに近いモノなんでしょう。特に特出するモノは感じられなかったな。
違和感を感じるのはやはりポリスの楽曲で、アンディ・サマーズとスチュワート・コープランドのプレイが如何に唯一無二の存在だったかを改めて感じた。勿論、この2人はアルバムに参加していないから演奏で彼等の様なプレイが聴ける訳ではないので、スティングが歌ってるだけで彼のアルバムを聴いてると感じるだけかな。そのスティングも加齢と共にハイトーンが出にくくなっていると思うけど、それでも十分聴かせるのはさすがかと。でも、ポリスのファンだった人達にはやっぱポリス聴いた方が...ってなっちゃうかな?

選曲に関しては、まず無難なモノだと思うし大体予想通りだけど、個人的には「DEMOLITION MAN」(邦題:破壊者)が入るとは思わなかった。昔、映画の「ジャッジ・ドレッド」で使われた事があったからその関係かな?とは思うけど、これを入れるなら「DON'T STAND SO CLOSE TO ME」(邦題:高校教師)か「EVERY LITTLE THING SHE DOES IS MAGIC」(邦題:マジック)、「WRAPPED AROUND YOUR FINGER」とかの方が聴きたかったかな。まあ前述の2曲だと、今の彼では歌詞に無理があるから出来ないからなんだろうけど。「KING OF PAIN」や「WE'LL BE TOGETHER」とか他にも聴きたい曲が多いけど、そうなると限度がなくなるし難しいし...まあそれだけ彼のキャリアは長くて楽曲が多いって証拠なんだけど。

このアルバムを引っ提げてツアーを行なうみたいだけど、こういうグレイテストヒッツの集大成なライブなら是非観に行きたいな。今後こういう機会も無いだろうし、多分ロックな彼を観る機会には最後のチャンスだろうし。まだ日本公演の話はないみたいだけどインタビューでは招待されれば喜んで行くという事なんで期待したいけど、ただチケット代は高そうだよなあ...(苦笑)


「IF YOU LOVE SOMEBODY SET THEM FREE」


「MESSAGE IN A BOTTLE」
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地味JAM尊

アルバム全部聞かないと何とも言えないっすが、
「セルフカバーは落目の証拠」と思っちゃうんですよ。

上の2曲もいいんですよ、当然。
けどな~、作った頃の「キレキレ感」の方が圧倒的に好きなんだな~。
前のアルバムみたいに「この年齢になってもまだ別の事やれるのか」って思いたいな~。
(もうキツイのかな?)

2019年06月02日 01:22

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K.A.E.

「セルフカヴァーは落ち目の証拠」というのも理解出来ます。でも、まだセルフカヴァー集はまだ良いんですよ、出来の良い悪いは別として自身の楽曲の再構築みたいなモノでもありますからね。私的にはベスト盤の乱発の方が落ち目っぽいイメージですね。新曲2~3曲付けて、次はライブver付けて...とかそんなに同じ曲何枚もいらないし、それならオリジナルでお好みCD-R作った方がどんなに良いかと思いますしね。

さすがに新たな事への挑戦なら、後はもうブルーズとかR&Bとか、斜め上行ってラップとか(爆)。先日、ポリスの残党2人がELOのジェフ・リンと一緒にブルーズセッション演った映像が公開されてましたが、何気に面白かったです。スティングも一緒に入ってそのままアルバム作っちゃえば良いのに...

https://www.youtube.com/watch?v=HbzyycuoNjA

2019年06月03日 05:11

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地味JAM尊

何ですか?このセッション。
STING入れて「プログレ」ってのは?

2019年06月04日 02:19

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K.A.E.

スチュワート・コープランドのネット番組でのシーンらしいですよ。ダリル・ホールがやってる”ダリルズ・ハウス”みたいなモノかと。
プログレを演るスティング...って何か違う雰囲気があるけど、ちょっと見てみたいかも(笑)。

2019年06月07日 04:00

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某音楽馬鹿

これは買う気満々で最初はSpotifyで一通り聴いたんですが、一番好きな曲の「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」のアレンジがちょっと違和感があってまだ買ってません。
他の曲もわざわざ録り直してまで・・・っていう感じで購入熱が冷めてしまったりもしましたが、もうちょっと待って中古が出たり新品でも価格が下がったら買おうかな〜って思ってます。
確かに終活っぽい雰囲気ではありますが、頭髪以外は(失礼)同年代のミュージシャンと比べてあまり衰えてはないみたいなのでまだまだ頑張って欲しいですね、スティングさんとは違いますがつい最近新作出たウィリー・ネルソンさんとかもう90歳目前なのに創作意欲バリバリだし(笑)、スティングさんの方もちょっと枯れた感じの作品も聴いてみたいかなって思います。

あと、この前の新作(レゲエ作品の前のやつ)凄い良いですよ〜(悪魔の囁き)。

2019年06月23日 16:06

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K.A.E.

これまでの彼のソロ作やポリスのアルバムを持っているのなら、無理に購入するモノではないと思いますよ。お金に余裕がある時で十分かと思います。”現在の彼がこれまでの自身の楽曲を再録して歌ってる”以上でも以下でもないですから。

ただ、思ったより声は出てるし、やっぱ良い曲作ってきたんだなというノスタルジックな気分を感じさせるモノなので、彼のファンなら思うトコはあるとは思いますね。「SO LONELY」でハイトーンが出ないアレンジというのも何か変な気分だけど(苦笑)。

シャギーとのコラボ作は意外と評判良いんですよね。レゲエが苦手な私は敬遠しがちなんですが(苦笑)お金に余裕がある時には是非トライしてみたいですね。

2019年06月27日 04:43

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