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暫く体調悪過ぎて更新遅れてしまいました。昔ならこれくらいなら余裕...と思っていても体力が追いつかないのは自分の老いを認めてない証拠なのかも。無理しない様に仕事も休んで静養してましたよ。動物だって具合が悪い時は動かない訳ですしね。

そんな訳で横になっている以外は何も出来ないので、こういう時に映像作品をじっくり観るチャンスだと思い、数ヶ月前に購入したマリリオンの「OUT OF THE BOX」を堪能してましたよ。発表は2017年。

この作品は2015年3月にオランダで行なわれた、彼等特有のイベントであるマリリオン・ウィークエンドの3日間全てを映像に収めたモノで、国内盤ではそのウチの1日分を「MARBLES IN THE PARK」というタイトルでワーズレコードから販売されている。
その国内盤はCD+BD、BD、DVD、CDと様々な形式で売られているのだけど、何せワーズレコードの金額設定が高いのでなかなか手が出せなかったのだけど、それなら3日間全く違う選曲のライブが入ってるBDが観たいぞ...と思い、輸入盤のこのセットがディスクユニオンで未開封品が¥5000くらいで売られていたのでポチったと。

何でこのセットを国内盤でリリースしないのか理解出来ないけど、コアなマリリオンのファンなら国内盤など目もくれずオフィシャルのラケットレコードで直接買うだろうから、3枚組BDを国内盤でリリースすると間違いなく¥10000超える金額になるだろうなあ。だったら売れないから出さないのが賢いのかも知れないけど、そしたら1日分を個別に売るとか色々考えれば良いのに...と思う。まあ、コストに見合ったモノじゃないんだろうなあ...って話なんだろうけど。

まず1枚目の初日は、アルバム「ANORAKNOPHBIA」を全曲プレイ+「THIS STARANGE ENGINE」「GAZA」「THREE MINUTE BOY」という組み合わせ。以前も「ANORAKNOPHBIA」のページで書いたけど、アルバム自体は嫌いじゃないんだけどこのアルバム自体余り手に取る事は少ないので、ライブになると楽曲の印象も変わってくるんじゃないか?と思い、こういうアルバム全曲プレイみたいな打ってつけの内容なら...と興味を持った次第。

確かにライブならではのドライブ感が出ていてスタジオ盤よりも楽曲が活き活きとしている印象だし、あのアルバムの新たな魅力みたいなモノも感じられた。それが顕著なのが「QUARTZ」で、実際にライブ観た時にもプレイされていたけど、アルバムで聴くと地味で淡々と進んでいく印象しかなかったのに、ライブになるとその音の隙間ですらちょっとしたグルーヴを感じられるのが実に面白い。結構好きな曲にもなりましたよ。
ラスト3曲はここ最近のライブでもプレイされているし、実際のライブでも観たけど盛り上がり方がハンパない。特に「GAZA」の緊張感は凄い。エンディングの「THREE MINUTE BOY」もポジティヴな雰囲気で終わる構成も見事。

2枚目の2日目は、アルバム「MARBLES」全曲プレイ+「OUT OF THIS WORLD」「KING」「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」という構成。「MARBLES」全曲というのは、勿論2枚組の事であって編集盤の事ではないので「GENIE」や「OCEAN CLOUD」もプレイされているのが見所なんだけど、まあ「MARBLES」自体素晴らしいアルバムなんで一気に見入ってしまう感じ。コレ1枚をチョイスして販売する理由も分かる内容かと。
また厳粛なムードで淡々と歌い上げる「OUT OF THIS WORLD」から、偶像に祭り上げられたスター達の苦悩が突き刺さる「KING」、そして壮大な雰囲気が心地良い名曲「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」がまた素晴らしい。曲が終わっても観客がサビを歌い続けて、メンバーが余韻を消さない様に即興でプレイして終わるシーンは感動的で一番のハイライトかと。

3枚目の3日目は、デビュー期から「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」までのシングルを時系列で追うシングルス・ナイト。但し、スティーヴ・ホガースが加入して一番の代表曲と言っても過言ではない「EASTER」だけは何故かプレイされていないのが非常に残念。他の日にはプレイされていないし、演奏すれば盛り上がる事必至なのに何故プレイしなかったのか分からないけど、来日公演でもプレイされない日があったくらいだから、もう”お約束”に拘る事はないと考えてるのかな?マリリオンを好きになった切っ掛けの曲だからこそ、何か勿体無い気分が...

でも、やはりシングルスと銘打ってるだけあって、フィッシュ期の楽曲からMr.Hが加入してから現在までの代表曲が出るわ出るわの大判振る舞いで、こうして聴くとホントに長いキャリアを積んできたんだなあ...と改めて思った。そりゃずっと来日公演を待ち続けてきた訳だし。
ラストには、開催のオランダに因んで同郷のバンドであるフォーカスの「HOCUS POCUS」をプレイするサービスも。大盛り上がりで終演となる。

全部観るには結構な時間を要するけど、来日公演を2年連続2回ずつ観られた身としてはそれでもまだこの映像にある様にまだライブで観ていない楽曲も多い事から、こういった映像作品はファンにとってはホントに有り難い。で、また彼等のライブが観たいという欲求に駆られるのも悪くない。さすがに3年連続の来日公演は無さそうだから、また新作を作って来日公演が来たるその日までの繋ぎとして、何度も観返す事になりそうな作品だ。


「予告編」


「SOUNDS THAT CAN'T BE MADE」
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comment avater

某音楽馬鹿

これは発売になった後でこんなの出たのか〜って思って値段見たら某レーベルの高額商品だったので(笑)そっとブラウザ閉じてそのまま記憶の彼方に消えてました。
今アマゾンさんの値段見たら輸入盤でボックスじゃないのは1200円くらいで買えるんですね、でもK.A.E.さまが買った3枚組のとは違ってBDは1枚らしいのでこれ買って他にも出てる別のライヴ映像も・・・って色々と迷ってますが、今回みたいに実際に買った人が詳細に内容書いてくれてるの読むととても参考になります、3枚組探そうかな・・・(まだ迷ってます)。

2019年08月17日 09:54

comment avater

K.A.E.

マリリオン自体、日本ではメジャーじゃないから国内盤BD出してくれるだけでも有り難いんですが、如何せん値段が高いのがネックですよね。で、オフィシャルでこういう3枚組が出ていてしかも国内盤1枚くらいの値段、日本でこのバンド聴いてるのはコアな方達ですから輸入盤に走るのは確実ですよね。ホントに売り方が下手だと思いますよ。
ライトな人達には「MARBLES IN THE PARK」1枚でも十分良いと思いますけど、フィッシュ期の楽曲をMr.hが歌ってる映像が観たいならば輸入盤探した方が良いですね。

2019年08月20日 22:13

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