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夏っぽいモノを探して聴いてるウチに久々にHM/HR系に戻ってきた感じで、ちょっと前に購入してたんだけどなかなかまともに聴く機会がなかったんで改めて聴いてみた、今回のお題であるリンチ・モブの(間違ってなかったら)通産6作目にあたる「SUN RED SUN」を取り上げてみようかと。発表は2014年。

リンチ・モブは、正直言ってまさかこんなに長い期間活動するとは思わなかったな。ドッケン解散後、ドン・ドッケンとは全く違うタイプのシンガーを起用して音楽性もHMというよりは少しブルージーなHR路線にシフトして、このスタイルだったら長年やっていけるのかな?と思ったら、3枚目だか4枚目辺りでラップを取り入れた楽曲演ってて「これはちょっと違うんじゃない?」と彼等を追うのは止めてしまったので、そのうちバンドも解散しちゃうんだろうな...と思ってたら、まさか現在まで続けられるとは全く予想外だった。
シンガーもオニー・ローガンやロバート・メイソンといったちゃんと歌える上手いボーカリストがいるのに、何か上手く作用してないイメージもあって、私の中ではいつの間にか忘れた存在にまでなってしまったし。

だけど私の洋楽聴く友人達、しかも自分でバンド持ってるギタリストの方達には絶大な人気を誇るジョージ・リンチは、やはり80年代のドッケンを知ってる人には忘れられないギタリストだと思う。LAメタルの中でも音もテクニックも他のギタリストとは一味違う独特の感覚を持ってる人だけど、自分の書いた曲なのに何故かライブでは原曲無視して違うフレーズを弾く事でも有名で(苦笑)最近のアルバムではどんな事やってるんだ?と思い、このアルバムをチョイスした。
それともう一つ、このアルバムタイトルでピンと来た人はかなり通だと思うけど、このタイトル「SUN RED SUN」は元バッドランズのボーカリストだったレイ・ギランがバッドランズを抜けた後に作った自身のバンド名でもあって、バッドランズの3rdアルバム「DUSK」にも同名の楽曲が収録されているのでレイにとっては思い入れがあるんでしょう。
そのタイトルを持ってきたという事は、ジョージもレイ・ギランに対して特別な思い入れがあったのかな?

さて、このアルバムは全7曲に先に発表されてた4曲入りのミニアルバム「SOUND MOUNTAIN SESSIONS」を追加収録したモノで、全体的にブルージーなHRスタイルという路線は変わらず。バッド・カンパニーの「BURNIN' SKY」のカヴァーも入ってて、思ったよりもハマってる感じ。80年代の様な早弾きで圧倒する様なプレイは鳴りを潜めて、楽曲を活かす為のプレイに徹しているのがまず好感が持てる。冒頭の「BELIEVERS OF THE DAY」はキャッチーで素晴らしい出来だけど、その後が徐々に地味になっていくのがちょっと勿体無い。「SUN RED SUN」のしっとりした雰囲気はドッケン時代には余り感じられなかったモノで、かなり気に入ったけど。妖しくグルーヴィーな雰囲気の「EROTIKA」「SUCKER」辺りも良い。

何か久々に聴いたら結構カッコイイじゃん!というのが私の意見でした。もう手元にない1stや2ndもまた改めて聴いてみたくなったかも。でも、あのラップのヤツだけはいいかな?(笑)
最近はキングスXのメンバーと組んだKXMや、ドン・ドッケン抜きのドッケン+ロバート・メイソンのエンド・マシーンとか他のプロジェクトで色々忙しいけど、あの当時のギタリストでここまで活動的な人も珍しいかも。改めて再評価しても良いギタリストだな。


「BELIEVERS OF THE DAY」


「EROTIKA」
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KING OF CLUBS / PAUL GILBERT (1997)

OPEN UP AND SAY...AHH! / POISON (1988)

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comment avater

某音楽馬鹿

ドンさん抜きの元ドッケンメンバー集結っていうニュース見る度にドンさんが不憫に思えてくるんですが(ドンさん性格悪いから仕方ないかもですが)、もうお互い嫌いなんだから無理にやらない方が幸せだと思うんですけどね〜。
ジョージさんの方はKXMに関しては注目してチェックしてますが、ソロやリンチ・モブの方はもう追いかけなくていいかなぁ〜って正直思ってます。
なんかファンが聴きたいものとジョージさんがやりたい事がどんどん離れていってるような気がするし、CD買わなくてもストリーミングで聴けばいいか、くらいの位置にいる人になってしましました、昔は大好きだったんですけどね。

2019年08月17日 12:34

comment avater

K.A.E.

ジョージ・リンチは才能あるのに色んなモノに手を出してそれが中途半端になってるという印象を受けるんですよね。勿論ギタリストの腕前は素晴らしいのに、時代に沿った音楽性に合わせてプレイスタイルを変えるから、ファンが望むスタイルとギャップが起きるみたいな。
でも、リンチ・モブのブルージーなスタイルは結構好きですね。もうちょっとキャッチーだと尚良いんですけど。

ドン・ドッケンはもう引退でいいでしょ?(苦笑)ドン抜きで別バンド作ってる事だし、本人がもうあの歌声じゃアレに合わせる楽曲作る方が物凄く難しそうだし。それと今はミック・ブラウンがリタイア状態だって話じゃないですか?オリジナルメンバーが揃うのも難しいのかも...

2019年08月21日 00:52

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