Mr. BigMr. Big
(1994/06/16)
MR.BIG

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このアルバムが発表された1989年、HM/HR系のアルバムがバカ売れした時期が一段落したのを境に「原点回帰」を掲げるバンドが幾つか現れた。
オジー・オズボーンのバンドを脱退したジェイク・E・リーのBADLANDS、デヴィッド・カヴァデールと確執が表面化し解雇されたジョン・サイクス率いるBLUE MURDER、そしてデヴィッド・リー・ロスのソロアルバム2枚に参加し、脱退したビリー・シーン自らメンバーを探して作ったバンド、MR.BIG。

当時、雑誌では「スーパーバンド」の括りでこの3バンドを称していたのだけど、その呼び名に最も相応しいと思ったのがこのバンドだった。残る2バンドは、メンバーが結構地味だったりしてその呼び名はちょっと...と思うフシがあったのだ(各プレイヤーの知名度の話で、決してプレイヤーの技量の話ではない)。
ビリーの知名度・実力については語るまでもなく、そのストリングセクションの相棒に元RACER Xのポール・ギルバート、ドラマーに元IMPELLITTERIのパット・トーピー、そしてVoがソロで活動していたエリック・マーティン。

アルバムを聴く前は楽器隊が実力者ばかりで、エリックだけが知名度が低く何者か知らなかっただけに期待はしてなかったのだけど、JOURNEYのVo候補でもあった実力はこのアルバムを聴いて「なるほど」と唸らせるモノがあった(でも、エリックが仮にJOURNEYに加入していたら...と思うと、ちょっと.../笑)。ホントに巧い!しかも演奏に負けてないで、一番目立ってたりするモノだから尚更驚かされた。

バンドの円熟味が凝縮されているのは次作だけど、この1stアルバムは個々の活動で培われた実力をお互いに叩き付けた結果なのだろう、ちょっとスリリングな緊張感を感じるトコが大好きだ。全曲ハマったくらいだし!ビリー・シーンが自分の車のカーステにこのCDをずっと入れっぱなしだった、というのがホントによく分かる。

...しかし、ホントにこのアルバムの頃はバンドとしても良い時期だっただけに、この後のとんでもない結末には落胆させられたモノだったなぁ....どーして、こーなるのか?と。
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