Beast from the EastBeast from the East
(1995/04/12)
Dokken

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近、新譜・旧譜の怒涛のCDリリースラッシュに伴い、音楽DVDの方を買う機会がない。欲しいモノは幾らでもあるのだけど、まずは音源から...という気分でなかなか手を出せないのだ。
そんな感じなので、音楽DVDの方は殆どチェックしていなかったのだけど、先日何気に覗いてみたら、久しぶりに懐かしいモノを発見。ドッケンのDVDである。
確か、ビデオで発売された時は買って何度も繰り返し観たなあ...と感慨に耽っていたら、今回のDVD化に伴い何曲か新たにビデオクリップが収録されていて、しかも当時よりも安い。こーいうのってホントにヤバイんだよなあ(笑)。

でも正直な話、クリップ集も良いんだけど、この時期のライブ映像が観たい!このライブ盤を聴いてその思いは更にもっと深くなったモノだ。
確か、一度目の解散する前にヴァン・ヘイレンがトリを勤めたモンスターズ・オブ・ロックにも出演してたハズだけど、この時のライブはドン・ドッケンとジョージ・リンチの確執がかなり表面化した時で、ドンがMCの最中にいきなりジョージがイントロ弾き出したり、ジョージはドンの方へ一度も視線を合わせなかったりと、かなり殺伐としたライブだったらしい。

それが影響してか、このライブ盤には何か殺気みたいなモノを感じてしまう。私が好きなハノイ・ロックスのマーキーライブなんかは、楽しい華やかな雰囲気と同時にロックの狂気的なモノが相乗効果を生んでいる風に感じるけど、それとは対極に位置してるのかな?勢いとかスリリングな感覚を物凄く感じて、各メンバーが「あいつだけには負けない」的な競争心みたいなモノすら感じる。

そんな中、やはり光るのはジョージ・リンチのギターでしょう。「KISS OF DEATH」や「TOOTH AND NAIL」のソロはスタジオ盤よりも数倍激しいし、「MR.SCARY」では「オレこそが主役」的なノリでガンガン弾いて、ドンの存在を完全に消し去っている。余りの激しさに暗黒面にでも落ちたかの様だ(爆)。

それとは対照的に、ドン・ドッケンのヴォーカルはかなり荒いテイクばかりで、辛そうにシャウトしている所がかなりある。元々歌は上手いのだから、もっと良いテイクはあるだろうに...コレもジョージの邪悪なフォースの影響なのだろうか?(笑)でもまあ、ライブ盤だからこういうノリでも私的には許せるけど、ドンのファンは絶対に解せないんだろうな。

アルバムの最後に色んな意味で意味深な美しいバラード「WALK AWAY」が収録されているのだけど、そのタイトル通り、バンドは解散してシーンから去って行ってしまった。
トータル的には色々と問題あるけど、ジャケットもタイトルも内容も、全て当時のバンドの状態を封じ込めたリアルなライブ盤だと思う。
ただ、本当のライブでは1曲目が衝撃度が最も高い「KISS OF DEATH」だったのに、何で地味なミドルテンポの「UNCHAIN THE NIGHT」に変えたのか未だに解せない。そのままだったら物凄くカッコ良かったのに...
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