Double EclipseDouble Eclipse
(1992/04/28)
Hardline

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夏を感じさせるアルバム...というのも当て嵌まるけど、ボーカルの歌唱が暑苦しい(笑)アルバムという意味でも十分通用するバンドとして、今回のハードラインをチョイスしておきたい。私的には、夏の暑い最中のドライブのお供にぴったりのアルバムだと思う。

暑苦しい歌唱...と言って思い出すボーカルというのは結構な人数いると思う。ふと思いついただけでも(あくまで私の感覚ですが)サミー・ヘイガー、トミー・ハート、ロニー・ジェイムズ・ディオ、グラハム・ボネットあたりが出てくるけど、このジョニー・ジョエリも負けてない。だからと言って聴き苦しいのか?という訳ではなく、単に「熱唱」という言葉がぴったりだ。

そもそも、このバンドの売りのポイントが「バッド・イングリッシュ分裂後にニール・ショーンが結成した新バンド」という触れ込みでデビューしたのだけど、結果的にいうと大した話題にもならず、このアルバム1枚で解散してしまう。ジャーニーという大物バンドの一員で、バッド・イングリッシュでも全米NO.1ヒットを放ったニールにしては、バッド・イングリッシュからの盟友ディーン・カストロノヴァを除く無名のミュージシャンと組んだこのバンドは、今思うとかなり地味な活動だったという事になる訳で...このバンドの後にジャーニーを再結成する事を思うと、自分が主導権を持つバンドはニールには合わないという事なのだろう。

しかし、このアルバムの完成度はなかなかのモノで、いわゆる典型的なアメリカンHRなのだけど、適度にへヴィだしメロディも覚え易いので、コレを世に出すのが5年前くらいだったら時代と相成って良い結果が出せたのでは?と思う。
シングルカットされたのがミドルテンポの「HOT SHERIE」だったけど、BURRN!などで当時から騒がれていた、日本盤ボーナストラックの「LOVE LEADS THE WAY」がホントに素晴らしい。何でコレがボーナスなんだ?とホントに耳を疑うくらいの名曲なのに...

しかし、一つ気になったのは歌詞。1曲目の「LIFE'S A BITCH」なんて、いきなり冒頭から「人生なんてくそくらえ」というメッセージは如何なモノかと?パンクじゃないんだから...(苦笑)。案外コレがケチの付け始めだったりして...

このバンド解散後、当時はあれだけジョエリ兄弟をベタ褒めしてた御大も「彼等とはリーグが違かった」という迷言を残したが、そんな事言わなくてもホントに良いアルバムだと思うんだけどなあ...
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DISTURBING THE PEACE / ALCATRAZZ (1985)

MELODIES -THE BEST OF AOR- / V.A.(2003)

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地味JAM尊

ニールはペリ夫だけでなくケイ夫とも仲違い・・・

「ホット・シェリー」で「Oh!シェリー」に対抗…?
当時、聴いてた人は一瞬冷笑したと思う。最近殿堂入りで仲良くなってたけど、この頃はJourneyはやれなかったんだろうな~とシミジミ。「Trial By Fire」も何か曲がレロレロ過ぎて「金に困って再結成」感丸出しだったからな。
食い物でも何でも旬を逃したらイマイチ…でもこのバンドはニール以外は旬だったと思う。ニール、もうちょっと責任感持って2~3枚は作れっての。

2017年06月21日 02:22

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K.A.E.

その発想は無かった(笑)

「OH SHERRY」は結構前の話ですからね、さすがに当て付けじゃないと思いますけど。しかもそのシェリーとは別れちゃったし...でも自分の彼女をPVに出す度胸は凄いと思う(笑)。

スティーヴ・ペリーからは「僕の身体の事(多分喉の事)は考えてくれない」と言われて去られ、ジョナサン・ケインにはベイビーズ再来(バッド・イングリッシュ)のダシに使われて怒って脱退、そーなるとニール・ショーンは自分のバンドを持つしかない...という選択だったんだろうけど、そのバンドが時代にフィットせず余り軌道に乗らなかったお陰でジャーニー再結成...しかし出来たアルバムはやはりギターの比率が少ないと(私はこのアルバム、結構好きです!)。

ここまで踏んだり蹴ったりの状況って同情を飛び越えて笑いすら起こる感じですが(笑)ギタリストとして有能なだけに、もっと良い選択肢はあっただろうと思いますね。このバンドだって2~3枚続けていればもっと良いアルバム作れたと思うけど、本人の”現状に満足しない病”のお陰で短命でしたしね。ジェフ・スコット・ソートとのソウル・サーカスも似た様な経緯だったんじゃないかと。

2017年06月21日 15:56

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