バステッドバステッド
(2003/07/30)
チープ・トリック

商品詳細を見る


昨夜のハートと同じく、80年代で大復活を果たしたバンド、チープ・トリック。
勿論、取っ掛かりは全米No.1を獲得した「THE FLAME」なのだけど、アルバムを初めて聴いたのは次作であるこの「BUSTED」だった。

前作で全米No.1を獲得したので、勢いに乗って良いアルバムを作ってくるのは目に見えていたけど、ココまでやってくれるとは全く予想外だった。私が求めたチープ・トリックの音楽を見事に凝縮したアルバムだと思う。
「THE FLAME」は、外部のライターを使った作品であるにも関わらずロビン・ザンダーの声質にぴったりでバンドの代表曲になったけど、バラードという事もあってかちょっとAOR的で落ち着いた感じなので、ポップで元気な音を求める向きには良い曲だけど物足りなさも感じたものだった。

しかし、このアルバムではオープニングの「BACK 'N BLUE」、続く「CAN'T UNDERSTAND IT」の2曲から前作のもどかしさを払拭してくれた。当時でも良い歳こいたおっさん達なのに(笑)このロックなんだよ、コレ!と、こっちの気持ちを察して作った様で嬉しくなってしまった。
そして、2曲収録されているバラードも素晴らしく、ビデオクリップにはデヴィッド・ボウイの奥さんであるイマンが出演している「WHEREVER WOULD I BE」も良い曲だし、もう一つの「WHEN YOU NEED SOMEONE」も最高だ。
他にもシングルカットされた「CAN'T STOP FALLIN' INTO LOVE」や、タイトル曲である「BUSTED」の如何にもチープ・トリック流ポップさは健在。総体的に前作よりも若返ってる印象を受けたモノだ。

昨夜のハートの欄にも書いたけど、このアルバムと前作に関しては外部ライターの楽曲を多用してヒットに結びつけた感があるが、そんな事は気にならないほどチープ・トリックの楽曲になっている点はさすがベテラン。
残念ながら、最近はアルバムリリースの間隔が長くなってしまっているけど、それでも末長く活動して欲しいと思う。出来れば、この頃の音楽性に戻ってもらって(笑)。
スポンサーサイト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

FEEL /GLENN HUGHES (1995)

BAD ANIMALS / HEART (1987)

comment iconコメント

comment avater

地味JAM尊

「冷たくしないで」のPVでロビンが着てたGジャンが当時原宿で21万円で売ってました

自分もあのアルバムよりこっちの「アルバム全体」を良く聴いてましたね。サントラ「Top Gun」のMighty Wingや「Over The Top」のIn This Countryとか、「永遠の愛の炎バブル?」なのかロビンの声をよく聞いてましたね~(F1見てれば余計にね)。HeartのAnnとのデュエットとかも流行ってたし。だからこそ、このアルバムはもうちょい売れてほしかったな・・・。
このアルバム収録曲は名曲が多くて、自分編集ベスト盤には欠かせないんだけどな。バーニーも「ツアー・メンバー」的な契約らしいけど(体裁だけでも)仲良くなって来日してほしいですね~。

2017年08月07日 22:19

comment avater

K.A.E.

「IN THIS COUNTRY」はよく掛かってましたね~、当時。やっぱF1のイメージでロビンに興味なくとも曲は知ってる人は多かったんじゃないかと思います。私的には「THE FLAME」を聴くと、ベストヒットUSAでのブリジストンのCMを思い出しますし。

このアルバムはジャケットも好きだったし、ホントによく聴きましたね。曲が良いバンドは強いという証明にもなりましたけど、セールスが下降線になってしまったのは理解出来ませんでした。

バーニーは腰痛が悪化して長時間叩けないから...という理由で解雇みたいな話でしたけど、バーニー自身がバンドを相手に裁判まで持っていっちゃったのはマズイですよね。でも、ロックの殿堂式にはちゃんと4人揃ってたんで、それほどでもないのかな?今のリックの息子は上手いんだけど、やっぱバーニーの方がしっくり来るんですよね。

2017年08月08日 07:30

コメントの投稿