FC2ブログ

テン・サマナーズ・テイルズテン・サマナーズ・テイルズ
(1998/11/26)
スティング

商品詳細を見る


結局私は行かない事にしたけど、遂に復活ポリスのライブが来月に迫り、先日「インサイド・アウト」といううドキュメントDVDを観たばかりもあって、ちょっとポリスを聴いてるのだけど、考えてみりゃ未だにスティングのレビューを1枚もしていないではないか?好きなミュージシャンなのに、忘れてるとは何事だ?

という訳で、ホント久しぶりに引っ張り出して聴いたけど、数あるスティングのアルバムの中でもちょっと異質の部類に入るのではなかろうか?
というのも、このアルバム全体に流れる妙に明るく、そしてポップな楽曲が揃っているトコに、ポリス時代から追ってきたモノとしては違和感を感じてしまうのだ。特に前作「SOUL CAGE」が父親の死を引き摺って製作された内省的な作品だった事もあってか、よりその明るさが強く感じられるのだ。

別に聴き易いのが悪いと言ってる訳ではなく、クオリティはそこらのミュージシャンよりも遥かに高いと思うけど、スティングの新たな面を見た気がして、それを発売当時は素直に受け入れられなかっただけの話だったのだ。勿論、今は好きなアルバムの1枚ではあるけど。

また、これまでの作品と決定的に違う部分は、スティング個人のパーソナルな部分からのアプローチで作られたのではなく、あくまでストーリー仕立てで作られている事。つまり様々なキャラクターを使って、それらを物語形式にして楽曲に仕上げている。それがこの楽曲のキャッチーさに繋がってる様に思える。
「レオン」のエンディングで流れる「SHAPE OF MY HEART」や、「リーサル・ウェポン3」の挿入歌である「IT'S PROBABLE ME」が映画で使われているのも、こうしたストーリー仕立ての楽曲がコンセプトと一致するからなのだろう。

しかし、ポップだからといって従来のスティングらしさが薄いのかという訳ではなく、やはりこの人の作る独特の雰囲気は健在。「SEVEN DAYS」のワルツの様なリズムや「EVERYBODY LAUGHED BUT YOU」のスパニッシュっぽい雰囲気が心地良い。

しかし、ポリスの活動が一段落したらスティングの向かう先は何処に行くのだろう?まず、こういうアルバムは2度と作らないんだろうなあ...
スポンサーサイト



  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

LOVESEXY / PRINCE (1988)

RUNNIN' WILD / AIRBOURNE (2008)

comment iconコメント

コメントの投稿